アーカイブ

2010年06月

社員やメンバーひとり一人が

自立し

同じ基軸の下に自ら意思決定し

お互いに支援し合う事が出来れば

組織は自動化する




トップひとりが

自立し

トップの下した意思決定の下に

社員やメンバー全員を従わせ

社員やメンバーがお互いに依存し合うようになれば

組織は児童化する




児童のように

抜群の発想力や表現力

純粋さを発揮する訳ではなく

何をするにも

保護責任者が必要になるだけである






にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

カテゴリ:
こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


今宵は短めに。


「経営理念を浸透させるって、結構難しいよね。」

よく耳にするご意見です。

それでは、なぜ経営理念は浸透しないのでしょうか?


経営理念を壁に掲げても、毎朝みんなで唱和しても、クレドとして肌身離さず携帯させても、一向に上手く浸透しない会社や組織は、山ほどあるでしょう。



経営理念とは、そもそも“目的”であり、組織やチームにおける《意思決定の基軸》です。


実は、理念の中に含まれる《意思決定の要素》をひとつ一つ丁寧に教えるという事が、経営理念を浸透させるという事に繋がるのです。


社員やメンバーひとり一人が何かを思考し、意思決定をする際に、理念に含まれる《意思決定の要素》を理由として決められるように、リーダーは理念を噛み砕いて根気よく教え続ける必要があります。


経営理念を壁に掲げたり、毎朝みんなで唱和したり、クレドとして肌身離さず携帯させても、いざひとり一人が意思決定をするシチュエーションでバラバラの解釈であれば、努力が無駄になってしまいます。



大きなチャンクの理念だからこそ、しっかり噛み砕いて、根気よく伝えていきましょう。

カテゴリ:
こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


ところで、みなさまは、twitter やってますか?

2chにしても、twitter にしても、見ず知らずの他人を簡単に敵視したり、
馬鹿にしたりする方々が、まだまだいらっしゃるようです。

でも、その時々、その瞬間、瞬間に、他人を敵だと認識してしまったり、見方だと認識してしまったり、無意識のうちに敵味方をコロコロと変えてしまうのは、とっても危険な事なのです。


本名でもなく、相手も見えていないからこそ、簡単に相手を口撃したり、貶したり(けなしたり)、馬鹿にしたりする事は簡単に出来るでしょうが、だんだんと

「それが普通のこと」
「それが当り前のこと」

になってしまうと、リアルの世界でもそのような性格になってきてしまうかも・・・・・・

そんな危険性を感じている今夜も、

【パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本・市橋秀夫先生[監修]・講談社】


パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
クチコミを見る



から、抜粋させていただきまして、パーソナリティ障害(人格障害)について考えてみたいと思います。



他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ ほ 〜

〜 〈強迫性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜



自分で決めたルールや型通りのやり方にこだわり、完璧に出来ないと気がすまない。ルールが無いところや、急な変化を嫌う。

自分のルールにこだわり、いい加減さやミスは許せない。


強迫性パーソナリティ障害は、自分で決めた事に囚われて柔軟な意思決定が出来なくなっている状態を『 障害 』として診断されるものです。

最悪のケースを常に想定してしまい、血がにじむくらい手洗いを続けてしまったり、ガスの元栓を締めたか?鍵を締めたか?何度も、何度も気になってしまうような〈 強迫性障害 〉とは違います。

しかし、〈強迫性パーソナリティ障害〉は「自分の決めた事」から外れてしまった場合に起こるかもしれないリスクを過剰に恐れていると考えられます。

〈強迫性障害〉はもっと広い意味で、例えば「手にバイ菌が残っていたらどうしよう?」とか、「他人から臭いを思われたらどうしよう?」とか、「ガスの元栓を締め忘れて火事になったらどうしよう?」とか、「家の鍵を締め忘れて泥棒に入られたらどうしよう?」っというリスクを過剰に恐れていると考えられます。


〈強迫性パーソナリティ障害〉も〈強迫性障害〉も共に、仮定も含めて自分の中に決まり事を作り上げ、《 そうしなかった場合に、どうなるのか、わからない 》という事が原因となっているようです。

これを【 アキバの動物からカリマス(借ります)理論 】に当てはめてみると、

***************************************************************************
【 アキバの動物からカリマス理論 】

わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃
***************************************************************************

幼少期から他人と比較されて、競争させられて育ってきた

「他人を蹴落としてでも、良い学校に入るべきだ」っと教えられてきた

「他人を蹴落としてでも、出世を目指さなければ勝ち組になれない」っと教えられてきた

一方で、他人を思いやる気持ちが大切だとも教えられてきた

“他人を思いやる気持ち”と“他人と競争して勝ち組になる”事に相反性が感じられる

そんな中で実際に何度も裏切られるような経験をしてきた


つまり、勝ち組・負け組という観念が強烈に刷り込まれた結果、他人を「 敵 or 味方 」のいずれかとして見るようになり、
自分を守るために、自分自身が信じられる方法を決めて、それに従い続ける事によって『 わからない未来 』が訪れないようにしているものと考えられます。

とても生真面目で自分の決めた方法をやり抜く事においては、とても大きな力を発揮する事が出来ますが、他のやり方を考えると、

他のやり方をしたらどうなってしまうかわからない

不安

脅威

逃避

攻撃

という無意識の反応が出てしまい、自分のやり方を他人に押し付けたり、応用をして短い効率化を図ろうとしなかったり、他人のアドヴァイスを聞かずに自分のやり方を頑なに続けたりします。


〈強迫性障害〉は、おそらく〈強迫性パーソナリティ障害〉よりも強い無意識反応が出てしまい、例えば手洗いの症状で考えると、「手を洗わなければ、バイ菌が入って病気になるかも知れない(わからない)」「どんなバイ菌があるかわからない」「どんなバイ菌で、どんな病気になってしまうかわからない」・・・・などの、“わからないモノゴト”を次から次へと考えてしまい、

わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

という無意識の反応に至るものと考えられます。


〈強迫性パーソナリティ障害〉にも〈強迫性障害〉にも共に言える事は、“わからないモノゴト”から発生する“不安”に対する“脅威”を、自分の思いつきや思い込みに入れ替えてしまう事によって回避している点です。

〈強迫性パーソナリティ障害〉において、自分の決めたやり方に固執し過ぎるという事は、裏を返せば「改革」「改善」「イノベーション」といった活動によって「わからない未来」が訪れないように、わかりきったやり方を続けているといえます。

〈強迫性障害〉の場合には、「病気になるかもわからない」「火事になるかもわからない」「嫌われてしまうかもわからない」「他人を傷つけてしまうかわからない」「自分は汚れているかもわからない」・・・・・など、様々な「わからない」事に対して過剰に反応するようになってしまい、「手を洗い続ける」「除菌スプレーや除菌シートを使い続ける」「鋭利な刃物を異常に遠差避ける」「何度も確認を繰り返す」といった行動をしてしまうといえます。


どちらも“不安”に対する感受性がとても強い事がトリガーとなり、過剰な逃避行動を取ってしまっているだけではないでしょうか?


確かに過剰ですから、普通ではないでしょう。

ですが、根本的な原因は“わからないモノゴト”にあるという事ですから、まずはその部分に気づかせてあげる事が重要であると、私は考えます。

〈強迫性パーソナリティ障害〉の場合には、他人は敵ではなく本当に心の通じ合った仲間になる事が出来る事、わからない将来だとしても仲間と協力し合えば恐れる事はないという事が「わかれば」、その症状が緩和され、改善に向かうものと思います。

〈強迫性障害〉の場合には、おそらく、たくさんの「わからないモノゴト」に対して不安感を抱いてしまい、逃げ場のない、追い込まれた状態になっている事が考えられるため、まずは、「わからないモノゴト」が「不安」となり、「脅威」を感じ、「逃避」行動を無意識に起こすという事を知っていただく事が必要だと思います。


〈強迫性パーソナリティ障害〉も〈強迫性障害〉も共に、安心して他人を信じる事が出来ない社会不安の影響が強いものと考えられますから、周りの強い人達が信じ続けてあげる事、根気よく支え続けてあげる事、まごころや思いやりを持って接し続けてあげる事によって、気づかせてあげる事が大切ですね。

そして、“不安”の原因を突き詰めて探ってみれば、“わからないモノゴト”に到達する事、“わからないモノゴト”を“わかる”事によって“不安“は解消されるため、多くの人々が「後から考えれば大した事じゃなかった・・・」っと思うといった事実を知る事が大切です。

一番感受性の高い時期にじっくりと形成されてしまった性格のようなものですから、周りの強い人達は諦めず、じっくりと根気よく見守ってあげる必要がありますよね。


来週は、

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ へ 〜

〜 〈反社会性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜

をお送りいたします。




にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

カテゴリ:
こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


今夜は予定を変更して、「並列化のリスク」と題しまして、現代社会における一つの仮説を考えてみたいと思います。

※あくまでも、私の個人的な仮説です。



今更ではございますが、21世紀に入り、高度情報化社会が到来すると、ひとり一人の人間が処理すべき情報量も飛躍的に増大いたしました。


その結果、膨大な情報量を処理するためには、スピードと効率を重視する必要性が出てきました。

昭和のアナログな時代を生きてきた人々は、あえて自分に入って来る情報量を少なくしたり、自分自身の価値基準に合った情報だけを選ぶ等、情報の洪水に飲まれない方法を選択する事が出来ているように思います。

(情報をフル活用している方は少ないですが‥‥)



一方、アナログな時代を長く生きていないせいか、自分自身の価値基準がしっかりと確立する前に情報の洪水の中に身を置く事となった若い世代の人々は、膨大な情報量の中から有益な情報を(場合によっては自分自身の価値基準を)見出すために、Parallel Computingのように、情報を並列化して処理する事が必要になりました。


まぁ、逆に言うと“価値基準”が定まっていないがために、情報に対して優先順位を付けたり、大中小分類に分けて整理する事が出来ない、もしくは苦手なのでしょう。



そこへきて、「世の中平等」「誰が上でも、誰が下でもない」といった並列化を促進するようなキーワードと、「勝ち組・負け組」「競争社会」「勝って見返してやんなさいよ」といった序列化を促進するようなキーワードがパラレルに入って来ます。



すると、しっかりと価値基準が出来上がっていない若者達は、「平等な社会だからこそ、パーソナルを強化して勝ち上がればいい」「かつてのような年功序列ではなく、実力社会だ」っという一つの基準が成立し始めます。



年功序列ではなく実力で勝ち上がった“ITバブル”の頃のヒルズ族を目の当たりにした若者達は、こぞって《 成功者 》と崇め始めました。


そして、より一層、「平等な社会だからこそ、パーソナルを強化して勝ち上がればいい」「かつてのような年功序列ではなく、実力社会だ」っという価値基準が一般化していきました。



そして、今。


多くの若者達の間では、年長者や上司、先生、場合によっては親にまでも、尊敬の念を全く抱かない人々が増えているようです。


自分自身が無の状態から、様々な教えを頂いて成長しているにも関わらず、その恩恵は総て“情報”であり、人ではないと‥‥‥‥


人々は総て並列化。


並列の中で勝ち上がれば価値があり、勝ち上がれなければ存在価値すら薄れる社会。



どうか「並列化のリスク」が社会を覆いませんように願いつつ、先ずは私自身が思いやりとまごころを持って、人と接しようと思う次第であります。



あっ、あくまでも「並列化のリスク」は私の仮説ですけどね。





にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

カテゴリ:
こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


ところで、みなさまは、twitter やってますか?

2chにしても、twitter にしても、見ず知らずの他人を簡単に敵視したり、
馬鹿にしたりする方々が、まだまだいらっしゃるようです。

でも、その時々、その瞬間、瞬間に、他人を敵だと認識してしまったり、見方だと認識してしまったり、無意識のうちに敵味方をコロコロと変えてしまうのは、とっても危険な事なのです。


本名でもなく、相手も見えていないからこそ、簡単に相手を口撃したり、貶したり(けなしたり)、馬鹿にしたりする事は簡単に出来るでしょうが、だんだんと

「それが普通のこと」
「それが当り前のこと」

になってしまうと、リアルの世界でもそのような性格になってきてしまうかも・・・・・・

そんな危険性を感じている今夜も、

【パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本・市橋秀夫先生[監修]・講談社】

から、抜粋させていただきまして、パーソナリティ障害(人格障害)について考えてみたいと思います。



他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ に 〜

〜 〈妄想性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜


周囲の人の言動を常に自分に悪意があるのではないかと疑ってかかり、他人をなかなか信じない。極端な例では、些細な事で訴訟を起こしたりする。

疑り深く、簡単に人を信じない。愛憎が表裏一体で、裏切りを恐れる。


妄想性パーソナリティ障害と診断される方々は、常に他人を疑ってかかり、他人を信じる事が出来ません。

その強い疑りから疑心暗鬼となり、いちいち「相手が自分を騙そうとしているのではないか?」、「裏切ろうとしているのではないか?」と詮索をします。

そんな行動や考え方が他人とのコミュニケーションの障害となり、結果として「信じていたのに、また裏切られた。」という悲劇を繰り返してしまう事もあるようです。

精神的に不安定な幼少期から思春期に掛けて《 他人を信じても、どうせ裏切られる 》という強烈な思い込みが形成されてしまうと、自分を守るために「こいつは信じられるのか?」「裏切りやしないか?」「気安く近づいてくる奴は、絶対に何か企んでいる筈だ!」といった<最悪のケーススタディ>を常に頭の中で展開してしまう心の弱い人々が、〈妄想性パーソナリティ障害〉と分類されてしまうようです。

他人から見れば、猜疑心の塊で、他人を信じられないのは病気だと思われるかも知れませんが、本当にそうでしょうか?

それらの条件を【 アキバの動物からカリマス(借ります)理論 】に当てはめてみると、

***************************************************************************
【 アキバの動物からカリマス理論 】

わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃
***************************************************************************

幼少期から他人と比較されて、競争させられて育ってきた

「他人を蹴落としてでも、良い学校に入るべきだ」っと教えられてきた

「他人を蹴落としてでも、出世を目指さなければ勝ち組になれない」っと教えられてきた

一方で、他人を思いやる気持ちが大切だとも教えられてきた

“他人を思いやる気持ち”と“他人と競争して勝ち組になる”事に相反性が感じられる

そんな中で実際に何度も裏切られるような経験をしてきた


つまり、勝ち組・負け組という観念が強烈に刷り込まれた結果、他人を「 敵 or 味方 」のいずれかとして見るようになり、

自分を守るためには他人を思いやるよりも、他人に負けない事の方が大事だと思うようになる。



自分自身が

『自分を守るためには他人を思いやるよりも、他人に負けない事の方が大事』

だと思ってしまうと、他人も同じように考えているとしか思えなくなる事から、人と人との信頼関係や他人に対する思いやりといったものは総て本音ではなく建前としか受け取る事が出来なくなり、結果として騙し合いのような人間関係しか築けないようになってしまうものと思われます。




最近の若者の中には、実際には〈妄想性パーソナリティ障害〉とまで診断されていない人でも、年長者や上司に尊敬の念を全く持てず、逆に敵視していながら同じ組織やチームに所属するといった、歪んだ人間関係の中にいらっしゃる方々が増えているようです。


どのようにサポートしてあげれば人と人との支え合い、人と人との信頼関係、まごころや思いやりに気づいてもらえるのか?

やはり、周りの強い人達が信じ続けてあげる事。

根気よく支え続けてあげる事。

まごころや思いやりを持って接し続けてあげる事によって、気づかせてあげる事が大切ですね。



最後は結局、自分自身が気づき、自分自身が変わる必要があるのですから。

一番感受性の高い時期にじっくりと形成されてしまった性格のようなものですから、周りの強い人達は諦めず、じっくりと根気よく見守ってあげる必要がありますよね。





次回は、

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ ほ 〜

〜 〈強迫性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜

をお送りいたします。








にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

カテゴリ:
理念を浸透させる事とは

価値観を共有する事



ただし


大きなチャンクの価値観を共有する事



自分の趣味嗜好レベルの価値観を共有させようとする事は

すなわち

価値観の強要となる





物の価値を『お金基準の価値観』で測るのか?

その物自体の『存在価値+付加価値』で測るのか?

はたまた、人気の有る無しで測るのか?


そんな根本的な部分であれば

価値観を共有する事となり



「そんな物は良くない」とか

「これにしなさい」と

物自体を特定するような部分に至ると

価値観を強要する事にもなる




社員やメンバーひとり一人の個性を活かしながら

その組織やチームの特色を思う存分に発揮する

最小公倍数の価値観




小さくても強い会社を創るには

夢を持ったリーダーの個性溢れる価値観に『共感・共鳴』する事が出来る社員やメンバーを

はじめから集める事



後付けの経営理念が浸透しにくいのは

価値観の強要になりやすいからなんだねぇ





にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


ところで、みなさまは、twitter やってますか?

2chにしても、twitter にしても、見ず知らずの他人を簡単に敵視したり、
馬鹿にしたりする方々が、まだまだいらっしゃるようです。

でも、その時々、その瞬間、瞬間に、他人を敵だと認識してしまったり、見方だと認識してしまったり、無意識のうちに敵味方をコロコロと変えてしまうのは、とっても危険な事なのです。


本名でもなく、相手も見えていないからこそ、簡単に相手を口撃したり、貶したり(けなしたり)、馬鹿にしたりする事は簡単に出来るでしょうが、だんだんと

「それが普通のこと」
「それが当り前のこと」

になってしまうと、リアルの世界でもそのような性格になってきてしまうかも・・・・・・

そんな危険性を感じている今夜も、

【パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本・市橋秀夫先生[監修]・講談社】


パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
クチコミを見る



から、抜粋させていただきまして、パーソナリティ障害(人格障害)について考えてみたいと思います。



他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ は 〜

〜 〈回避性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜


困難が現れると、避ける事で自分を守る。やりたい事があっても、無理だろうと諦めてしまったり、やり始めても、やらない方が良かったのでは?っと思い悩む。

実行する前に諦めて、実行すると後悔する。


親や学校が子供の進むべきレールを総て敷いてしまうと、回避性パーソナリティ障害になりやすようです。

「あれをやりなさい。」
「これをやりなさい。」
「言われた通りにしなさい。」
「何で言われた通りに出来ないの?」
「勝手な事やったって、どうせ出来るわけないんだから。」
「やっぱり失敗したでしょ?」
「どうせダメだと思ったのよ。」
「ほら、やっぱりダメだったでしょ。」
「だから、言われた通りにしてればいいのよ。」
「だから、そんな事やっても無駄なのよ。」
・・・・etc.

《 親や先生から決められた通りにしなければいけない 》という拮抗禁止令が刷り込まれ、自分で考え、自分で意思決定し、自ら行動する事に対して不安を抱いてしまう人々が、〈回避性パーソナリティ障害〉と分類されてしまうようです。

他人から見れば、決断力と実行力が欠落しているように見られてしまいますが、本当にそうでしょうか?

それらの条件を【 アキバの動物からカリマス(借ります)理論 】に当てはめてみると、

***************************************************************************

【 アキバの動物からカリマス理論 】

わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃

***************************************************************************

言われた通りにしなさい

何で言われた通りに出来ないの?

言われた通りにしないから、失敗するのよ

どうせまた、失敗するんでしょ

やっぱり失敗した



つまり、

従えば従うほど自身を喪失し、ようやく成功したと思っても、親や先生が言った通りにしたからという経験を何度も積み重ねながら成長する事によって、失敗して怒られるくらいなら、言われた通りにしていた方が怒られなくて済むといった回避(=逃避)に繋がるのでしょう。

このような方々は、おそらく診断されていなくても、周りにたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

一般的な人よりも決断力と実行力に劣るだけで、「後の責任は俺が持ってやるから、自信を持ってやってみな。」っという親や上司に恵まれて、根気よく失敗を乗り越える事さえ出来れば、『 普通とは異なる 』と〈回避性パーソナリティ障害〉という“分類”をされずに済むようにも思います。


みんなひとり一人、同じように強さを持っている訳ではありません。

失敗すれば怒られる。
でも、やらなければもっと怒られる。
怒られないようにするには、命令に従っていればいい。
命令をされない状況に憤りを感じて、キレてしまう事もある。

自分はどうすれば良いのかわからない

不安

脅威

逃避

っとなってしまっても、おかしくないでしょう。

そんな方々が増えれば増えるほど、社会全体が

自分はどうすれば良いのかわからない

不安

脅威

逃避

攻撃

っとなり、親や上司、リーダー、政治家に対して、

「どうすれば良いのか、ちゃんと決めてくださいよ!!」

っと、詰め寄るようなおかしな社会になってしまいます。


本当は、いくら他人が指し示した方向だとしても、最終的に決断して実行するのは間違いなく自分自身なのですから、周りの強い人達がしっかりと認識した上で、サポートしてあげたいですよね。


明日は、

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ に 〜

〜 〈妄想性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜

をお送りいたします。




にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

カテゴリ:
こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。

(本日は予定を変更して、<孤立型相互騙し合い社会のリスク>を、お伝えします)


関東地方の今日のお天気は、雨かと思いきや、晴れて蒸し暑さも増し、また雨が降って、きれいな虹まで出ちゃって、梅雨なんだかどうだかわからないお天気でした。


「わからない」と言えば、ネット上におけるハンドルネームのみのお付き合いでは、突然敵になったり、コロッと味方になったり、都合が悪くなれば消えて別名でまた現れたりといった、信頼関係の無いコミュニケーションも存在します。


場合によっては、会社や地域といったリアルなコミュニティーにおいても、他人と心の通った信頼関係を築く事なく、すべて建て前だけで仕方なく付き合っているように見受けられる方々もいらっしゃいます。


例えば、芸能関係の方々の中には、ワイドショー等のゴシップ系の番組で、他の芸能人をコケにするような口撃をペラペラと話しながら、いざ同じ仕事にブッキングされれば、言い訳でごまかして人間関係を修復しようとする方もいらっしゃるでしょう。


本人がいないところでは悪口や陥れるような事を平気で口走り、本人がいるところでは平成を装うどころか、逆に好意的な態度を取っていたり‥‥‥‥


このような行動は、おそらく、本人が精神的に弱いがゆえに、

多数の他人の中の自分を守るために

《 多数の他人が攻撃(口撃)している人を同じように攻撃(口撃)する事によって、仲間だと承認されたい。 》

という無意識な欲求が働いているものと考えられます。


ですから、攻撃(口撃)していた相手が目の前に現れると、コロッと手のひらを返したように平成を装ったり、好意的な態度を取ったりするのでしょう。


このケースのように、他人を思いやる気持ちやまごころが薄れ去り、心の通わない表面(おもてづら)で建て前の人間関係が広がれば、広がるほど、

“孤立型相互騙し合い社会”

のリスクは高まります。


表面上は偽善的で友好的な人間関係を築きながら、

「騙されるかも知れない」

というリスクが頭から離れず、

いつしか

“本音の自分自身”



“建て前の自分自身”

が異なった性格として成長し続けるようになり、

自分自身ではバランスが取れなくなってしまう。


そうです。


“境界性パーソナリティ障害”に発展してしまうリスクが、“孤立型騙し合い社会”には存在しているのです。



明日は、

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ は 〜

〜 〈回避性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜

をお送りいたします。

カテゴリ:
こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


ところで、みなさまは、twitter やってますか?

2chにしても、twitter にしても、見ず知らずの他人を簡単に敵視したり、
馬鹿にしたりする方々が、まだまだいらっしゃるようです。

でも、その時々、その瞬間、瞬間に、他人を敵だと認識してしまったり、見方だと認識してしまったり、無意識のうちに敵味方をコロコロと変えてしまうのは、とっても危険な事なのです。


本名でもなく、相手も見えていないからこそ、簡単に相手を口撃したり、貶したり(けなしたり)、馬鹿にしたりする事は簡単に出来るでしょうが、だんだんと

「それが普通のこと」
「それが当り前のこと」

になってしまうと、リアルの世界でもそのような性格になってきてしまうかも・・・・・・

そんな危険性を感じている今夜も、

【パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本・市橋秀夫先生[監修]・講談社】

から、抜粋させていただきまして、パーソナリティ障害(人格障害)について考えてみたいと思います。



他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ ろ 〜

〜 〈シゾイド・パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜


社会関係、対人関係から離れ、時には家族とさえも親密な関係を作ろうとしない。

人と接触しない。感情の幅が狭く、よそよそしさを感じさせる。

一貫して孤立した行動を好み、他人から見ると感情の表現力が極端に少なく、よそよそしく見えてしまう点では、統合失調型パーソナリティ障害と似ています。

シゾイド・パーソナリティー障害の方々も統合失調型パーソナリティ障害の方々と同じように《 他人と親しい関係を築く事が苦手=コミュニケーション能力が低い 》ゆえに、考え方や発想、行動パターンが普通じゃない、つまり、「奇妙だ」と表現されてしまうようです。

他人から見れば、人とペースを合わせるだけでなく、人と接する事すら苦手に見えますので、「孤独を好み、外の世界に関心が無い」と言われてしまいますが、本当にそうでしょうか?

シゾイド・パーソナリティ障害は、幼児期に必要な愛情を受けられなかった事を起因として、他人の愛情や思いやりを真正面から受け止める事が出来ずなくなってし待った結果、発症するとも言われています。

それらの条件を【 アキバの動物からカリマス(借ります)理論 】に当てはめてみると、


***************************************************************************

【 アキバの動物からカリマス理論 】

わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃

***************************************************************************

一番弱い幼児期に心から頼れる者がいなかった

自分を守る事が出来るのは、自分だけだ

それでも一人で頑張らなくてはならない

外の世界との関わりを最低限にして、自分を守る事に集中するようになった



つまり、

幼児期に他人の優しさや思いやりを受けるよりも先に、自分を守る事で精一杯だなんて状況であれば、誰でも、不安→脅威を感じ、外の世界との関わりを最低限に(=逃避)して、自分を守る事に集中してしまうのではないでしょうか?

そうして何とか強く生き抜いて来たにも関わらず、周りからは『 普通とは異なる 』と診断され、結果として〈シゾイド・パーソナリティ障害〉という“分類”をされてしまっているようにも感じます。


みんなひとり一人、同じように強さを持っている訳ではありません。

親や親戚からの愛情すら受けられずに育った人が、いきなり「もっと他人を信じなさい」とか、「もっと他人に頼りなさい」とか言われても、出来る訳が無いですよね。

他人は何を考えているのかわからない

不安

脅威

逃避

っとなってしまっても、おかしくないでしょう。



それに、精神的な脆さを持った方々が増えれば増えるほど、社会全体が

他人は何を考えているのかわからない

不安

脅威

逃避

攻撃

っと、お互いにコミュニケーションを図りにくい社会、お互いを攻撃しやすい社会になりやすいのです。


明日は、

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ は 〜

〜 〈回避性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜

をお送りいたします。





にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

カテゴリ:
こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


ところで、みなさまは、twitter やってますか?

2chにしても、twitter にしても、見ず知らずの他人を簡単に敵視したり、
馬鹿にしたりする方々が、まだまだいらっしゃるようです。

でも、その時々、その瞬間、瞬間に、他人を敵だと認識してしまったり、見方だと認識してしまったり、無意識のうちに敵味方をコロコロと変えてしまうのは、とっても危険な事なのです。


本名でもなく、相手も見えていないからこそ、簡単に相手を口撃したり、貶したり(けなしたり)、馬鹿にしたりする事は簡単に出来るでしょうが、だんだんと

「それが普通のこと」
「それが当り前のこと」

になってしまうと、リアルの世界でもそのような性格になってきてしまうかも・・・・・・

そんな危険性を感じている今夜も、

パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
クチコミを見る


【パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本・市橋秀夫先生[監修]・講談社】


から、抜粋させていただきまして、パーソナリティ障害(人格障害)について考えてみたいと思います。




他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ い 〜

〜 〈統合失調型パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜




親しい関係を築く事が苦手で、考え方や発想、行動パターンが他人と異なる。

人とペースを合わせるのが苦手。外の世界にあまり関心がない。

一貫して孤立した行動を好み、他人から見ると感情の表現力が極端に少なく見えてしまう統合失調型パーソナリティ障害と診断される方々。

《 他人と親しい関係を築く事が苦手=コミュニケーション能力が低い 》ゆえに、考え方や発想、行動パターンが普通じゃない、つまり、「奇妙だ」と表現されてしまうようです。

他人から見れば、人とペースを合わせるのが苦手で、「外の世界にあまり関心が無い」と言われてしまいますが、本当にそうでしょうか?

統合失調型パーソナリティ障害は、田舎から都会に出てきたばかりの人に発症しやすいと言われています。

それらの条件を【 アキバの動物からカリマス(借ります)理論 】に当てはめてみると、

***************************************************************************

【 アキバの動物からカリマス理論 】

わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃

***************************************************************************

人情味のある暖かい田舎から都会に出てきた

田舎で暮らしていた時と同様に、純粋な自分自身で他人と接してみた

挨拶もろくにせず、満員電車では譲り合いも無く、常に競争し、足を引っ張り合うような社会との大きなギャップを感じた

それでも都会で頑張らなくては示しがつかないと思った

外の世界との関わりを最低限にして、自分のやり方に集中するようになった

つまり、

優しくて思いやりがある性格にも関わらず、都会の冷たさを受け入れてなお自分らしくいられるほどの強さを持ち合わせていないがゆえに、不安→脅威を感じ、外の世界との関わりを最低限に(=逃避)して、自分のやり方に集中しているのではないでしょうか?

本当は、周りに信じて頼れる人が多ければ、本来持っている優しくて思いやりのある自分らしい性格をフルに発揮する事が出来るかもしれないのに、周りからは『 普通とは異なる 』と診断され、結果として〈統合失調型パーソナリティ障害〉という“分類”をされてしまっているようにも感じます。


みんなひとり一人、同じように強さを持っている訳ではありません。

暖かい人情溢れる社会で育った人が、他人は関係なく、挨拶もろくにせず、競争しあう社会にポンっと入ってくれば、

この人達は何を考えているのかわからない

不安

脅威

逃避

っとなってしまっても、おかしくないでしょう。

それに、精神的な脆さを持った方々が増えれば増えるほど、社会全体が

この人達は何を考えているのかわからない

不安

脅威

逃避

攻撃

っと、お互いにコミュニケーションを図りにくい社会、お互いを攻撃しやすい社会になりやすいのです。


明日は、

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ ろ 〜

〜 〈シゾイド・パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜

をお送りいたします。




にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

カテゴリ:
こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


前回の続きはちょっとお休みさせて頂いて、今宵はマネジメント系のお話をさせて頂きます。



私は仕事柄、いろんな組織を拝見させて頂いておりますが、そんな中で、仕事の内容詳細や道理、ノウハウなどを教えられず、スキルチェックも無しに、新しい仕事の指示・命令がなされている組織がありました。



指示・命令の仕方はこうです。

上司:『〇〇〇〇をやっておいてくれ。』

部下:「どうやって、やるんですか?」

上司:『あっ、“誰か”に聞いてやってみて。』

部下:「あっいや〜‥‥‥」

上司:『大丈夫だよ!』

部下:「あっ、はい。やってみます。」



しっかりと内容詳細や道理、ノウハウなどを教えられる“誰か”がいれば、まだ良いのですが、


・“誰か”を探す時間

・やり方を学ぶ時間

・発生するミス

・ミスをリカバリーする時間

‥‥‥etc.


は、総てお客様に対して降りかかってきます。


その仕事に対して求められるスピードにもよりますが、だんだん期限が近づいてくると、指示・命令した上司にも焦りが出て来るのでしょう。



上司:『大丈夫?』

部下:「あっ、はい。あっ、いやぁ‥‥‥。」

上司:『大丈夫?』

上司:『間に合わなかったら、どうすんの?』

部下:「頑張ります!」

上司:『いやいや、頑張って間に合うんだったら、始めから頑張れよ。』



ジョブローテーションや、配置転換によって、担当セクションや、担当するお客様が頻繁に変わるような組織では、案外ありがちなやり取りかも知れません。


問題も残したままジョブローテーションが行われ、問題が発生した時の担当者がババを引く。


しかも、大切な事柄や業務自体の引き継ぎが、ろくに行われず、結果として問題が発生するか?問題が発生しないか?が、評価の分かれ道。


こんな組織の場合には、上司ではない他のメンバーやスタッフ同士も同様に、

『すべてではないにしても、担当者の責任だ。』

っという認識になりがちです。




大きな組織や理念の浸透していない組織にありがちな、

《ババ抜きマネジメント》



本当は、

〈スキルアップ及びスキルチェックの仕組み〉

〈引き継ぎの仕組み〉

等を、組織における仕組みとして整備すれば、そんなギスギスした組織にならないで済むんですけどねぇ。




そこで一句

************************************************

ババ抜きで

負けたスタッフ

辞めていく

************************************************


お後がよろしいようで‥‥‥






にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

カテゴリ:
こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


ところで、みなさまは、twitter やってますか?

2chにしても、twitter にしても、見ず知らずの他人を簡単に敵視したり、
馬鹿にしたりする方々が、まだまだいらっしゃるようです。

でも、その時々、その瞬間、瞬間に、他人を敵だと認識してしまったり、見方だと認識してしまったり、無意識のうちに敵味方をコロコロと変えてしまうのは、とっても危険な事なのです。


本名でもなく、相手も見えていないからこそ、簡単に相手を口撃したり、貶したり(けなしたり)、馬鹿にしたりする事は簡単に出来るでしょうが、だんだんと

「それが普通のこと」
「それが当り前のこと」

になってしまうと、リアルの世界でもそのような性格になってきてしまうかも・・・・・・



そんな危険性を感じている今夜は、

【パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本・市橋秀夫先生[監修]・講談社】

から、抜粋させていただきまして、パーソナリティ障害(人格障害)について考えてみたいと思います。





【自分の世界に引きこもるタイプ】

〈統合失調型パーソナリティ障害〉

親しい関係を築く事が苦手で、考え方や発想、行動パターンが他人と異なる。

人とペースを合わせるのが苦手。外の世界にあまり関心がない。


〈シゾイド・パーソナリティ障害〉

社会関係、対人関係から離れ、時には家族とさえも親密な関係を作ろうとしない。

人と接触しない。感情の幅が狭く、よそよそしさを感じさせる。


〈回避性パーソナリティ障害〉

困難が現れると、避ける事で自分を守る。やりたい事があっても、無理だろうと諦めてしまったり、やり始めても、やらない方が良かったのでは?っと思い悩む。

実行する前に諦めて、実行すると後悔する。





【中間のタイプ】


〈妄想性パーソナリティ障害〉

周囲の人の言動を常に自分に悪意があるのではないかと疑ってかかり、他人をなかなか信じない。極端な例では、些細な事で訴訟を起こしたりする。

疑り深く、簡単に人を信じない。愛憎が表裏一体で、裏切りを恐れる。


〈強迫性パーソナリティ障害〉

自分で決めたルールや型通りのやり方にこだわり、完璧に出来ないと気がすまない。ルールが無いところや、急な変化を嫌う。

自分のルールにこだわる。いい加減さ、ミスが許せない。


〈反社会性パーソナリティ障害〉

子供の頃から無断欠席や家出をしたり、喧嘩が絶えなかったり、ルールを守らない傾向がある。

嘘をつく、自己中心的で誇大表現をする、人を信じない、責任感が希薄、他人への愛情に乏しい。

(育児放棄や虐待を受けるような環境で育った事が原因の一つとして考えられる)






【周囲の人を巻き込んでいくタイプ】

〈演技性パーソナリティ障害〉

自分を認めてもらいたい挙げ句、自己主張のための嘘や身体症状を訴える等をして、周囲の人の気を引こうと「演技」する。

相手に合わせたり、流行に乗ろうとする気持ちが強く、自分自身がどのような人間か?イメージ出来ていない。暗示に掛かりやすい。


〈依存性パーソナリティ障害〉

誰かの助言なしには自分で物事を決められない。相手が間違っていると思っても、それを口に出せない。

自分で答えを出せない。誰かといないと不安になる。



そして、



《境界性パーソナリティ障害》

強い不安感や寄る辺なさを感じ、様々な問題行動を引き起こす。

境界性パーソナリティ障害において問題行動を引き起こす原因として「見捨てられ不安」がある。


【出典:パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本・市橋秀夫先生[監修]・講談社】




他人(時には同僚や友人、身内までも)の事を、敵と見立てたり、見方と見立てたり、コロコロと変わってしまうのが、《 境界性パーソナリティ障害 》です。


しかし、その他のパーソナリティ障害と言われる症状や特徴を、もう一度振り返って読んでみてください。


どうですか?


確かに度が過ぎれば病的な感じを受けるかも知れませんが、どれもその人、その人の個性とも取ることが出来る内容ではないでしょうか?



本当に病的な《 境界性パーソナリティ障害 》のような症状が出てきてしまっても、性格や個性とあまり変わらないような症状を「病的」と指摘されてしまっても、ともにはじめはちょっとした無意識な反応から起こっているのかも知れません。



今夜から、そんな“パーソナリティ障害”を私なりの視点から紐解いていきたいと思います。

おたのしみに。



〜つづく〜




にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

カテゴリ:
わからない物事を

思い込みや決め付けで

埋めていると

運気も

人間力も

弱くなる




わからない物事から

いつも逃げているばかりでは

強くなる事が出来ない




わからない物事を

わからない物事と

真っ正面から認識し

解明しようと

努力し続けると

運気も

人間力も

強くなる




なんだか単純

なんだか簡単

そんな程度で

人は強くなれないと

思うかも知れない




けれど

単純だからこそ

深く

深く

考える




やっぱり

わからない物事を

わからない物事として

真っ正面から認識し

解明しようと

努力し続けると

運気も

人間力も

強くなる




わからない物事を

思い込みや決め付けで

埋めていると

運気も

人間力も

弱くなる




秋葉 拝







にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

このページのトップヘ

見出し画像
×