2011年02月

2011年02月23日

上司を演じる無意識な自我

こんにちは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


ここのところ何かと忙しく・・・・
(申し訳ございません、単なる言い訳です)

なかなか記事を書けず、申し訳ございません。


本日は「上司を演じる無意識な自我」と題しまして、ビジネス心理学を少々お届けいたしましょう。


あなたは

『 役割演技 』

という言葉を耳にされた事がありますか?


人は役割を与えられると無意識のうちに

「そうしなけらば、ならない」

っと心に決まり事を作り、その決まり事を意思決定の基軸としてしまうというものです。


社会的な役割に対するイメージが、交流分析における“禁止令”のような働きをしてしまうんですねぇ。



問題は、その“イメージ”の部分にあります。


イメージは自らが追及しているか、もしくは経験したモノゴトから生まれます。


ですから、


・社会経験が少ない

・人間的に素晴らしいメンターを持っていない

・経営や行動心理学を学んだ事がない


といった人が、急に上司としての役割(場合によっては経営者としての役割)をイメージしてしまうと、


1.上司とは人の上に立って、指示命令をする者なり

1.上司とは自らが仕事をするのではなく、何でも部下に任せるものなり

1.上司とは部下から常に尊敬されている存在なり


などといった部分だけがイメージ化され、自分自身の人格を磨き上げる事よりも、

「役に徹しなければならない」

といった「役割演技」の法則が強く働き、心理学上の交流分析における「禁止令」のように


「イメージ通りにしなければならない」

っという見えない圧力によって、意思決定を支配されるようになってしまうのです。



勿論、無意識な状態での事ですから、自分自身では意思決定を「役割演技の法則」に支配されているとは思いもしませんので、誤った方向に向った場合には収拾がつかなくなってしまう事もあるようです。


ここで『 役割演技の法則 』の恐ろしさをお知り頂くために、有名な「スタンフォード監獄実験(Stanford Prison Experiment)」をご紹介しましょう。


1971年にアメリカのスタンフォード大学の地下に本物とそっくりの模擬監獄を作って行なわれた実験です。

新聞広告で任意に集めた人達を看守役と囚人役に割り当て、模擬監獄に入れて実験は開始されました。

その結果、看守役の一部から囚人役に対しての虐待や暴力が始まり、次第にほとんどの看守役が囚人役に対して虐待や暴力を振るうようにエスカレートしていったそうです。

約2週間の予定で始められたこの実験は、囚人役の人達が精神的に危機状態に陥ってしまったため、6日間で打ち切られる事となったそうです。

たった6日間で、こんなにも人は変ってしまうんですねぇ。

本当に恐ろしいものです。


ご参考までに、この実験がベースとなった映画もご紹介致します。

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っと、このような非常に興味深い「 法則 」を盛りだくさんでご紹介頂いているのが、こちらの本です。

『 知っているようで知らない「 法則 」のトリセツ 』

知っているようで知らない 法則のトリセツ
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※上記の“「役割演技」の法則”は、こちらの本から引用させて頂きました。


とっても面白く、ためになる逸冊です。


ぜひ、ご覧くださいませ。





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2011年02月16日

絵に描いた餅〜ある賢者と愚者のお話〜

賢者はとてもお腹が空いていた

愚者もとてもお腹が空いていた



賢者は腹持ちの良い餅を食べたくなった

愚者も腹持ちの良い餅を食べたくなった



賢者は「ふっくら、こんがりと焼けた大きなお餅を、だし醤油とほんの少しのお砂糖を混ぜたタレにつけて、はふはふ言いながら食べたい」と口に出して言ってみた

愚者は黙って想像していた



賢者は「ふっくら、こんがりと焼けた大きなお餅を、だし醤油とほんの少しのお砂糖を混ぜたタレにつけて、はふはふ言いながら食べている」絵を描いてみた

愚者は「それこそ、絵に描いた餅。なんの役にも立たない」と言った



賢者は「ふっくら、こんがりと焼けた大きなお餅を、だし醤油とほんの少しのお砂糖を混ぜたタレにつけて、はふはふ言いながら食べている」絵を近くの人々に見せて回った

愚者は「それこそ、絵に描いた餅。なんの役にも立たない」と言った



賢者は「ふっくら、こんがりと焼けた大きなお餅を、だし醤油とほんの少しのお砂糖を混ぜたタレにつけて、はふはふ言いながら食べている」絵を見せながら、お腹が空いているから何か食べたいとジェスチャーをしてみた

愚者は「それこそ、絵に描いた餅。無駄な努力だ」と言った



賢者は「ふっくら、こんがりと焼けた大きなお餅を、だし醤油とほんの少しのお砂糖を混ぜたタレにつけて、はふはふ言いながら食べている」絵とジェスチャーに興味を持った人に囲まれた

愚者は負け惜しみを愚痴った



賢者は意気投合した何人かに連れられて、「ふっくら、こんがりと焼けた大きなお餅」を食べに行った

愚者は負け惜しみを言いながら「ふっくら、こんがりと焼けた大きなお餅を、だし醤油とほんの少しのお砂糖を混ぜたタレにつけて、はふはふ言いながら食べている」絵を描いてみた



賢者はお腹いっぱい「ふっくら、こんがりと焼けた大きなお餅」を食べさせてもらった

愚者が「ふっくら、こんがりと焼けた大きなお餅を、だし醤油とほんの少しのお砂糖を混ぜたタレにつけて、はふはふ言いながら食べている」絵を描き終わると、周りには何人も同じような絵を持っている人がいた



賢者は満腹だった

愚者は空しかった




絵に描いた餅〜ある賢者と愚者のお話〜









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2011年02月12日

三連休の谷間スペシャル〜なぜ ONE PIECE が大人気なのかを知りたい貴方へ〜

こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


2011年も節分を越えて、一気に寒暖の差が激しくなって参りました。

変化を正確に捉えたり、その変化から次なる仮説を導く事は、コンサルタントとして大切な能力の一つでしょう。


まず、現状分析に必要な

“情報収集力”


いろいろな人からお伺いした話し、モノゴトや論点の大小を表す“チャンク”(=塊)と時間軸を踏まえてヒアリングをする

“傾聴力”


その他にも、目に入る様々なモノや景色等、あらゆるものを“情報”として捉えるための

“洞察力”


あらゆる情報や事実および経験から、実現する可能性の高い未来を仮定する

“仮説力(立案・検証)”


すべてのバラバラの情報を矛盾無く結びつけ、矛盾の無い仮説を立案・検証するための

“論理的思考能力”


といった能力が、コンサルタントには必要だと思います。



そんな、

“情報収集力”

“傾聴力”

“洞察力”

“仮説力(立案・検証)”

“論理的思考能力”

といった能力を駆使して、今や子供から大人まで大人気となっている

“ ONE PIECE ”

の世界を、より深く、より広く考察して頂いている本を見つけました。


ワンピース最強考察
ワンピース最強考察
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(※この本は漫画本ではなく、活字による考察本です)

これまでの61巻にもおよぶ単行本のすべてから、ひとつ一つの細かなセリフの言い回し、背景に潜むヒント、それらの様々な情報からの仮説と考察。



・ワンピースがなぜ人気なのか、知りたい方

・漫画は少し読んでみたけど、それまでの背景をもっと知りたい方

・とりあえず全巻読んでみたけど、もっとワンピースを楽しみたい方


ぜひ、おすすめの一冊です。

ワンピース最強考察ワンピース最強考察
著者:ワンピ漫研団
晋遊舎(2010-12-15)
販売元:Amazon.co.jp
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あっ、念のため「はじめにお読み下さい」っという注意書きには、

・『 非公式 』な考察および研究本であること

・考察を読む事により先入観が入ってしまい、漫画本編を読み楽しむ事が損なわれる恐れがあるため、1巻〜61巻を未読の方にはおすすめではないこと

が記載されています。


ご購入の際はご注意くださいませ。

ONE PIECE 61 (ジャンプコミックス)
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ONE PIECE(ワンピース) 51~60巻(ジャンプ・コミックス) [コミックセット]
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ONE PIECE(ワンピース) 1~50巻(ジャンプ・コミックス) [コミックセット]
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目次〜其の六〜

付加価値の値踏み

まず壁まで走る、そして跳ぶ

ES(社員満足度)とCS(顧客満足度)に関する問題です。Part2

ES(社員満足度)とCS(顧客満足度)に関する問題です。

個人理念と経営理念 ~ Vol.2 ~

兎を見て犬を放て

あなたの組織はシニシズムに毒されていませんか?

失客商売

目標が成長を止めてしまう瞬間

仮設日記

自己防衛的な心配り

アメフト組織論 〜 序章 〜

すべてを自分の責任とする事が、本当に成功への近道か?

戦略の範囲を左右する資質

個人理念と経営理念

改めて経営理念

引きこもりながら、街をゆく人々

あなたの謙虚さを推し測ってみましょう

リーダーの持つジリョク

戦術に秘められた個性

目標のブレイクダウン

最大目的はキャッシュか?お客様か?

目的の無い戦略

共依存と『客観性の欠落』〜緊急企画〜改めて【 共依存 】について考えてみましょう〜

共依存のコアな問題点〜緊急企画〜改めて【 共依存 】について考えてみましょう〜

あなたには共依存の傾向があるか?〜緊急企画〜改めて【 共依存 】について考えてみましょう〜

共依存な上司や指導者・其の弐〜緊急企画〜改めて【 共依存 】について考えてみましょう〜

共依存な上司や指導者〜緊急企画〜改めて【 共依存 】について考えてみましょう〜

緊急企画〜改めて【 共依存 】について考えてみましょう〜

“損益分岐日数”って・・・・2nd〜あるカツ丼屋さんの物語〜

ターゲットから決めてモチベーションを高めよう!

【 壁ノート 】 【 杭ノート 】

『お金』は『価値を交換する道具』であり、『ありがとうの対価』です。

余計な事に脳を占領させるな!

“損益分岐日数”って、ご存知?

自信と不安

他人の痛み

敵を作らないという事

グローバリゼーションとデフレ

存在価値と承認欲求とナレッジマネジメントと・・・・・

守破離

実質経済成長率の“実質”を説明してみてください

「もっと戦略的に!」っという人

〜信用と疑念〜

多数決の弊害〜改〜

夏休みスペシャル〜ONE PIECE 五十七巻 からリーダーシップを学んでみましょう・・の巻〜

心のブレーキ

目標と目的の違いを説明してください〜再放送〜

リーダーの資質、ありますか?

再々放送《LOHASなお話〜ホンモノの豊かさを求めて〜》

inception(インセプション) -2nd-

自ら首を絞める大企業のリスク

inception

『断らない力』

アメとムチ

思い込みや決め付けによる遮断

全肯定のすすめ

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ へ 〜

経費削減は、ホントに効果的なの?

組織の自動化 or 組織の児童化

なぜ経営理念は浸透しないのか?

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ ほ 〜

並列化のリスク〜ある一つの仮説〜

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ に 〜

理念の浸透と最小公倍数の価値観

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ は 〜

孤立型相互騙し合い社会のリスク〜他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐の弐  〜

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ ろ 〜

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ い 〜

ババ抜きマネジメントにご注意を

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク〜其の壱〜

ひとぢから〜人力〜

目的

信頼関係が無いほど不安は伝播する

組織力を飛躍的にアップさせるためにやるべき事

〜 裏 〜

再放送:脳幹(爬虫類脳)とアイデンティティと『序列の価値観』〜リバイバル編〜

弱さ故の責任転嫁と他者批判の仕組み

強くなるために〜わからない事ノートをつけましょう〜

男がダメならギャルに聴け!〜自分磨きノートに学ぶ引き寄せの法則〜

価値観とチャンク

組織がレベルダウンする仕組みが解りました!

辞める事も大切な選択肢

あなたは優柔不断ですか?

Googleを自分自身の辞書にする方法

社員満足度を一番大切にして成功する組織

トップが社員満足度を一番に考えたがる理由

水も人も低い方に流れるものです〜其の弐〜

水も人も低い方に流れるものです

儲からなくても強い組織

“目標”によって成長が抑制されるケースをご存知ですか?

〜決起〜交流分析と動物からカリマス理論

旬〜其の参〜

旬〜其の弐〜



〜天敵〜交流分析と動物からカリマス理論

交流分析と動物からカリマス理論〜気づき〜焦点〜

交流分析と動物からカリマス理論〜気づき

変化を恐れる心理〜私が再び経営に“戦い”という言葉を使い始めた理由・7〜

組織やチームの成長過程におけるジレンマ〜私が再び経営に“戦い”という言葉を使い始めた理由・6〜

全肯定問答〜私が再び経営に“戦い”という言葉を使い始めた理由・5〜

HULK〜春休みスペシャル・春だけにハルク〜

サイフォン組織論

強い心と弱い心〜私が再び経営に“戦い”という言葉を使い始めた理由・4〜

サイレント・イノベーション

不安スパイラル〜私が再び経営に“戦い”という言葉を使い始めた理由〜3〜

私が再び経営に“戦い”という言葉を使い始めた理由〜2〜

私が再び経営に“戦い”という言葉を使い始めた理由

形だけ経営理念を導入していると‥(ちょいとつぶやき)

LOHASなお話〜ホンモノの豊かさを求めて〜(再放送)

動物からカリマス理論と経営計画の関係

マラソンに見るリーダーの役目

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ryozy_akkiy at 16:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)目次 

2011年02月06日

遊ばない社員はいらない

こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


今夜は素晴らしい本を1冊ご紹介いたします。



あのFrancfrancを運営する株式会社バルス様の代表取締役社長・高島郁夫様の著書、

『 遊ばない社員はいらない 』

です。

遊ばない社員はいらない
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・コミュニケーションの第一歩である挨拶

・気配りの第一歩であるゴミ拾い

・ルールを守る第一歩である遅刻をしないこと

・プロセスを楽しむために先ず一歩踏み出し、そして走る

・得意不得意よりも、好きか嫌いかの方が将来を左右する

・遊びも仕事も本気になれてこそ、本物に近づける

・大きなイメージは大きな仕事に繋がり、小さなイメージは小さな仕事に繋がる

・TPOを含めたセンスが世の中に通じる

・素晴らしい体験は、素晴らしいアイデアに通じる

・カッコ良く生きる事で内面も洗練される

・誰もが消費者なのに、作り手・売り手になると見えなくなるものがある

・お客様は攻略するのではなく、共に歩み続ける仲間

・作り手の苦労話でお客様を釣ろうとするのはカッコ悪い

・お客様には説明なし、インスピレーションで伝える

・出来る人はブレない。しかも凝り固まっていない。

etc.........




っといった、とってもためになる事を教えて頂けます。


ちょっと間違いやすい部分は、


『 マネジメントを磨く前に、好かれなきゃ始まらない 』

っという部分と

『 叱ろうが罵倒しようが、愛情があれば部下はついてくる 』

っというところ・・・・・。



一見、表面だけを見れば、矛盾しているかに聞こえてしまうかも知れませんが、

人と人ですから、初めから嫌われてしまうような人にマネジメントは出来ないという事をおっしゃっていらっしゃるのであり、好かれるために褒める事に徹するような事を勧めていらっしゃる訳ではございません。

大切なのは、本気でひとり一人と情熱をもってぶつかり合う事だという意味です。(っと、私は思います)



また、185ページには、


“何のために働くのかは

考えなくていい。

必死に働くことによって、

見えてくる。

そして、仕事が楽しくなってくる。”


っというメッセージがありますが、これにつきましても、


「細々といちいち理由や目的を考えて立ち止まるのではなく、お客様の喜ぶ顔を見るために働いてみよう!」

「そうすれば、その先にある楽しさに気がつく筈だ!」


っという事をおっしゃっていらっしゃるのです。(っと、私は思います)





遊ばない社員はいらない
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後半には、もっとためになる事がたくさん書かれていますが、その先は是非、
本を実際にお手に取っていただいた上で、じっくりとお読み頂ければと思います。



おすすめです。





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