BSCシリーズ『共依存』

2007年10月09日

シリーズ『共依存』5

こんばんは、カリマスコンサルタントのアキバです。


今日からシリーズ『共依存』題しまして、ビジネスにおける共依存症の影響を考えてみたいと思います。


第1回目の今日は、『共依存症』が良くないとされるポイントについて、おさらいとアキバの考えをお伝えします。


共依存症が良くない状態とされる一番のポイントは、無意識レベルにおいて自分と他人の境界線が見えなくなるという部分でしょう。

意識的には、「私とあの人は別々の人間なんだから、一緒だなんて考えてないですよ。」っと言っていても、他人の問題をあたかも自分の問題のように捉えてしまう事があれば、それは『共依存』です。


但し、以前にもお伝え致しました通り、『共依存』になりやすい環境で育ってきた日本人の場合、ほとんどの人が少しは『共依存』的な部分を持っているそうですから、少しでも『共依存』的な部分があるからと言って、その人の個性を否定するようなものではありません。


他人の問題を自分の問題のように捉えてしまうと、《自分では解決する事が出来ない問題》も自分の問題として《感覚的に》受信してしまいます。

《自分では解決する事が出来ない問題》とは、相手もしくはその他の第三者にが解決するべき問題を指します。


《自分では解決する事が出来ない》訳ですから、目の前の問題に気付いていたとしても、直接解決する事が出来ずにいつまでも悩む事になります。

悩んでいる状態は、心に棘が刺さって《凶》=不吉な状態ですから、非常に不安になってきます。

不安は《動物からお借りしますの巻き》でもお伝え致しました通り、不安⇒脅え⇒逃避⇒攻撃といった感情と行動を誘発します。


さてさて、『共依存症』が進行すると、その不安材料はどうなるでしょうか?


そうです、社会に蔓延する様々な問題が、全て自分の問題のように《感覚的に》受信されるようになってしまうのです。


そんな状態なのにも関わらず、悪戯な言葉が投げかけられてしまう場合があります。


《相手の身になって考えなさい》

《相手の立場を考えて行動しなさい》


そもそも自分と他人の境界線を線引き出来なくなり、相手の問題も自分の問題のように捉えてしまう上に、責任だけは相手に転嫁してしまうのが『共依存』です。

そんな状態で《相手の身になって考えなさい》と言われれば、ますます症状が悪化する筈です。


しかし残念ながら、この『共依存症』というもの自体が心理カウンセリング業界では一般的であっても、世間では一般的ではない為に誰も警鐘を鳴らしていないようなのです。


私が尊敬する師匠(すみません、勝手に師匠なんて呼んでしまってますが…)である株式会社 アントレプレナーセンターの福島社長様の著書、

《メンタリングマネジメント》

メンタリング・マネジメント―共感と信頼の人材育成術


や、

私が尊敬する和尚様(その節はお世話になりました)の竹内日祥様の著書、

《企業再構築の仕掛け バリュー・マネジメント》

企業再構築の仕掛け バリュー・マネージメント―激動の乱世、変革への挑戦


にもありますように、最終的には相手の問題をも解決に『導く』事=支援する事が大切です。

しかし、福島先生がおっしゃる通り、『自立型』でなければ『相互支援』は出来ないのです。


その『自立型』の反対にある『共依存』が依存症として心理カウンセリング業界で一般的なのであれば、カウンセラーの皆様、どうかお願いですから世に広めて下さい。

そして、『共依存症』に気付かせてあげて下さい。

そして、『共依存症』を改善する方法を世に広めて下さい。



そんな訳で次回は『共依存』に気付き、改善する為のトレーニングを、カリマスコンサルタントバージョンにアレンジしてお送りします。

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