無意識な怒りをコントロールしましょう。成功するMAS監査

2007年10月25日

成功するMAS監査5

こんばんは、いただきますコンサルタントのアキバです。


今日は一昨日に引き続き、税務会計業界のお話です。


顧問先企業を「倒産させない」「成長させる」っと本気で『心・気持ち・情熱』を込めてアドバイスするサービスが、MAS監査です。




「えっ?」っと、思わず「何言ってんだコイツ?」と口から出てしまった税理士・会計士の先生方もいらっしゃるのではないでしょうか?

あるいは、「うちを見てくれている税理士は、うちのために『情熱を込めて…』なんて感じの人じゃないよ。」っという方もいらっしゃるでしょう。


まぁ、実際問題、企業における問題点はその企業が自ら発見し、自ら解決出来るに越した事はありませんから、「税務会計だけを安くやってくれればいい」という企業もあるでしょう。


ですが、税理士事務所や会計事務所としての『経営理念』から業務を見たらどうなるでしょうか?

税務会計業界は、主に扱うものが数字であり『お金基準』ですので、『経営理念』や将来のビジョンを明確に持っていらっしゃる割合が、他業界に比べて非常に少ないようです。


特に主に扱っている数字が『お金』であり、それによって『お金』を『いただきます』ので、価値基準も『お金基準』になりがちです。


『お金基準の価値観』で単年度経営計画を立てると、

・いかに効率的に儲け、
・無駄を排除し、

・付加価値としての売上(人件費は通常業務でも発生するため、差し引いて考えれば、ほぼ利益)を上げていくか?

といったものになるでしょう。


確かに財務面では正しいでしょう。

しかし、一番肝心な『お客様』に対する理念とミッションは存在しません。

所員(社員)をまとめる求心力もありません。


《『お客様に対して』どのような商品やサービスを提供し続けていくのか?》

単純明快、それが決まっているのといないのでは、180℃違います。


単純に自社の売上・利益を基準に考えれば、出来るだけコストは下げたいですよね。
そして、パッケージを良くして「××地鶏」なんて書いちゃったりして、高く売る。
人件費ももったいないから、臨時収入は親方のポッポに入れちゃって、従業員には「大変だぁ、大変だぁ」っと資金繰りがきつそうに見せたりして低賃金を貫いて。
挙げ句の果てに、文句のある従業員は辞めてもらって結構なんて。。。

それでも会社が儲かれば経営計画としては「目標達成!バンザーイ!」です。

『お金基準の価値観』で、「企業の一番の目的は利潤の追求です。」っと、どこかで聞いたような事を全面に押し出すと、お客様や従業員と会社の利害関係は相反します。

また、従業員も『お金基準の価値観』であれば、自分の給料が仕事の目的になりますので、《成果主義を導入してモチベーションを上げよう!》なんて事をすると、「暴走」します。

右肩上がりの成長企業であれば、イケイケドンドンで成果主義の効果も上がり会社と社員のベクトルは『お金基準』で統一されます。
しかし、売上が伸び悩んだとき(=給料の原資が増加しなくなったとき)に、こんな意見(愚痴?)が聞こえてきます。


「あいつより俺の方がやってるのに…」


こんな声が聞こえ始めたら、組織崩壊が始まります。

『お金基準の価値観』には組織をまとめる求心力が無いという証拠です。
組織が崩壊してしまえば違う意味で「バンザーイ」でしょう。
お客様の信用を失えば、両手を上げて降参でしょう。


組織の単位を地域社会や、国、世界全体と広げて考えても同じ事が言えますが、これについては長くなりますので、別の機会に改めてさせて『いただきます』


さて、それでは《『お客様に対して』どのような商品やサービスを提供し続けていくのか?》が決まっている組織やチームの場合はどうでしょうか?


毎回同じ事の繰り返しで恐縮ですが、その組織やチームでなければ提供する事が出来ない『付加価値』と、その商品やサービス自体の『存在価値』を総合的に宣言するものが『経営理念』です。

その『経営理念』に『共感・共鳴』する社員やメンバーが集まった組織が理想的な組織です。


その組織やチームでなければ提供する事が出来ない『存在価値+付加価値』の商品やサービスを提供し続けたいと思う『心・気持ち・情熱』が、お客様に伝わったとき、『満足・感動・感激・感謝』の利害関係は一致します。

お客様は『ありがとう』の対価としての『お金』を喜んで払いますし、その『お金』を通じて社員やメンバーはお客様の『ありがとう』という『感謝・感激・感動・満足』を確認する事が出来て、組織やチーム全体としても、その『感情』で『共鳴』しあえるのです。


「あれっ?税理士事務所や会計事務所のお話じゃなかったっけ?」っとおっしゃる方もいらっしゃるかも知れません。

少し業種を捉える枠組みを大きくして見て下さい。

お客様から『お金』を『いただく』というレベルの枠組みでは、業種は関係ありませんね。


まず第一に、《事務所として『誰がお客様』で、『何を』『どれだけ』提供する事により、『お客様』に『どうなって』『いただきたいか?』》をまとめてみましょう。

それが『お客様』が望む事と一致していれば、『お客様』は喜んで『お金』を払うでしょう。


そして、肝心要なのが『お客様が望む事と一致している』っという事です。
すなわち、《お客様の『経営理念』を理解し、お客様が向かっている方向がわからなければ、『お金基準』の数値目標自体が適正か否かの判断が出来ない》という事です。


実は、税務会計業界で一般的に使われる『付加価値』と、私の言うところの『付加価値』は、その意味合いが異なりますので、ご理解いただきにくい方もいらっしゃると思います。


税務会計業界の『付加価値』は、

付加価値=生産売上高ー(材料費+購入部品費+外注加工費)

とか

付加価値=売上高ー商品原価

とか

付加価値=経常利益+人件費+賃借料+租税公課+減価償却費

というように『お金基準』で表します。


私の言うところの『付加価値』は、

商品やサービスそのものの『存在価値』を高める『エモーショナルな価値=それによって感情を動かされる価値』

を指しています。


定量的か定性的かで見れば、やはり定量的な部分が中心の業界ですから、論理性に欠けるように見えるのかも知れません。




それでは、こんなのはどうでしょう?


『最終的に提案したサービスを顧問先が必要だと〇〇ていただけなくて、失敗した』

『最終的に提案したサービスを顧問先が必要だと〇〇ていただけて、上手くいった』

さて、〇〇に入る言葉は何でしょう?


ヒント!

「考え」ではありません。


過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
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昨日アップした際に、最後の問題部分に誤りがありました。
お詫びして訂正させて頂きます。

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ryozy_akkiy at 23:51│Comments(2)TrackBack(0)MAS監査 | 経営理論

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この記事へのコメント

1. Posted by 頭で考えているうちはねえ   2007年10月31日 06:37
頭で考えているうちはねえ・・・

なぜそう思うのか、こんな当たり前のことを、長々と理屈をこねる。

実践していれば、実践はいかに納得してもらうか

この一言だもねえ

2. Posted by アキバ   2007年10月31日 09:16
コメントありがとうございます。

長々と理屈をこねたようなものをお読みいただいた上に、不快感を与えてしまいましたようで、誠に申し訳ございません。

『実践はいかに納得してもらうか』

そうですね。

ブログも納得していただけないものは

『ただの独り言』

となりますからね。

それにしても、貴重なお時間を頂いた上に、不快な思いをさせてしまいました事を、心からお詫び申し上げます。

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