成功するMAS監査部下を潰す上司の悩み

2007年10月30日

『共依存』が広がっている重要な手掛かり5

こんばんは、いただきますコンサルタントのアキバです。


今日は、まず非常に興味深い《承認欲求》(同志社大学政策学部教授・太田 肇 先生著)をご紹介させて『いただきます』


承認欲求―「認められたい」をどう活かすか?




スキルやノウハウによって成功するプラスのリスクに対する実績を承認する『表の承認』と、失敗せず損失を発生させないマイナスのリスクに対する実績を承認する『裏の承認』、他にも『日常の承認』『キャリアの承認』『負の承認』など面白い切り口で現代日本の社会風土(あっ、すみません。一部の中小企業診断士の先生方は、『風土』は土地や地方に帰属するもので、社会や組織に対しては『文化』という言葉の方が適切だっ!なんてご叱責賜った事がありましたが、一般的には使われている言葉なのでそのまま使わせていただきます。)を切っている、非常に興味深い逸冊(一冊)です。


《承認欲求》の中には、高度情報化した激動の時代には、自立した個が有機体的に支援しあう組織が必要という部分や、『お金基準の価値観』らしきものが存在する事、『序列の価値観』らしきものが存在する事といった、非常に嬉しい事に私と同様の考え方も多く書かれています。

しかし、残念な事に「会社の理念に共感したからといってがんばるともかぎらないのである。」という行(くだり)があります。

組織やチームの理念が関係ないとするならば、その組織やチームが向かうべき方向はどのように決めるのでしょうか?


んっ?

ちょっと待ってくださいよ?


ここで太田先生がおっしゃりたいのは、そんな事よりも《他人から認められたい=承認欲求が強い》人達が増えて、現代の日本社会が形成されているという事でしょう。


だとすると、自立して積極的に貢献しようとする気持ちが自分の腹の底から湧き上がる『自己の理念』とか『信条』といったものが揺らいでいる、もしくは失われている、もしくはそういうものの存在にすら気付いていない人達が増加した事により、日本社会が他人に認められなければ不安で不安で仕方ない人達で溢(あふ)れているという事になります。


そうです。

まさしく『共依存』が広がっているという事です。

より多くの人達を理解して認め合いながらお互いの長所を活かし、短所を補い合おうという『自立型』の人よりも、自分の領域と他人の領域に線引きが出来ない状態で自分の存在を確かめて安心するために《自分を認めて!》っという人が増えてきたのです。


たぶん、太田先生は経済や政策等の分野に特化して研究されていらっしゃるので、《認められたい》という人の気持ちを細かく分析して《承認欲求》という形でまとめられたのでしょう。


そうであれば、「会社の理念に共感したからといってがんばるともかぎらないのである。」という行(くだり)は、《認められないと動けない≒共依存》をまず最初に改善しなければ、もはや『自立型』を目指すのも困難だという事を著しているのかも知れません。

悲しい現実なのでしょうか?


《承認欲求》の本の中には、どうすれば他人から承認を得る事が出来るか?という説明が書かれていますが、それは『依存型』社会を生き抜くためのノウハウです。


『依存型』から『自立型』に変えるためのノウハウとまではいきませんが、《シリーズ『共依存』△隆き》でお伝え致しました『共依存』発見・改善トレーニングをお試し『いただきます』と、必ず何かしらのヒントにお気づきいただけるものと思います。

是非、お試しくださいませ。



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この記事へのコメント

1. Posted by サンディ梅野   2007年10月31日 19:52
アキバさ〜ん(@^▽^@)ゞ
お元気そうですわね(⌒∇⌒)ノ
「共依存」とは…、深いですわ〜。
それも…人間の生きていく上での流れには、
必要なときと、不必要なときがあるような…
* ̄O ̄*考えさせられますわ〜
てじな〜にゃ(ё_ё)ノ
2. Posted by アキバ   2007年11月01日 23:16
5 こんばんは〜、サンディちゃん。

コメントありがとうございます。

そうなんですよねぇ〜。

自立した上で相手の立場に立って一緒に考えてあげるのは『共依存』ではないので、その辺がポイントでしょうねぇ。

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