小さな会社の方が有利な理由自分だけで仕事を抱え込む事が罪になる時代が来ました。

2008年02月05日

勝ち負け5

こんばんは、アキバです。


昨日の朝は路面が凍結していて、「カッチカチやぞ、カッチカチやぞ」の氷に足元をすくわれ、手をついたのですが「カッチカチ」の氷はつるりと滑り、久しぶりに顎で着地しました。



切れてます。。。



顎が。。。


完全に負けました。


さて、今夜は「カッチカチ」や『価値』のお話ではなく、《勝ち負け》と《良し悪し》のお話です。


いつも申し上げておりますとおり、ビジネスにおいて《勝ち負け》や《戦い》という言葉を用いる事によって、仕事に取り組む際の目線がお客様ではなく、競争相手=競合他社や同じ会社の社員に向いてしまいます。


お客様から売上を勝ち取ったり、利益を勝ち取ろうなんて会社も中にはありますが、もってのほかです。


お客様から会社が勝ち取れば、お客様は負けた上に搾取されてしまいます。


同僚・先輩・後輩から給料や地位を勝ち取るという事は、同僚や先輩、後輩は負けた上に給料や地位を取られてしています。


競合他社からお客様を勝ち取るという事は、競合他社は負けた上にお客様を取られるという事です。



あれれ?

お客様から勝ち取るのはおかしいけど、「同僚から勝ち取るのはどうかなぁ?」とか、「競合他社から勝ち取るのは当たり前だろ!」っと思われた方も多いのではないでしょうか。


学校でもビジネス本でも、そのようにライバルから勝ち取る事こそがビジネスの基本であるかのように教えている(ケースが多い)ので、そんな風に思ってしまっても仕方ないと思います。


ですが、結局のところ、売れなくなってから「業界を挙げて業界全体を盛り上げて行こう!」っという事になったり、給料が思うようにもらえなくなった人が団結して会社に要求を突き付けたりもしますね。



スポーツで勝敗を左右するのは《天性のセンスと努力による実力》に《運》が重なったものです。

それをビジネスに置き換えても、《天性のセンスと努力による実力》に《運》が重なったものという事は大きなチャンクで見れば変わらないでしょう。



問題は『実力』の部分です。



『実力』を認めてくれるのは誰で、『実力』を認めてもらうには何をすべきか?っという事です。

ビジネスの場合には、ライバル社員に勝とうとしても、競合他社に勝とうとしても、最終的には無駄な努力になってしまう事が頻繁にあります。


それは、『実力』を認めてくれるのはお客様だからです。

お客様が満足し、感動し、感激し、感謝してくれてこそ『実力』を認めてもらえたと言えるのです。


ですから、競合他社に勝とうとするのではなく、初めから業界を挙げて、より良い『価値』を提供する事が出来るように切磋琢磨し、組織やチームの社員やメンバーもそれぞれの個性を活かしながら、より良い『価値』を提供する事が出来るように切磋琢磨する方が、結果的にみんな勝ち組、All Winになるのです。

でも、私風に言うと《勝ち負け》ではないので、All Happyです。


格闘技や戦争をイメージして《勝ち負け》をビジネスに持ち込んでしまうと、《戦う》事にも力を注がなければなりません。

ですが、ビジネスにおいて《戦う》ことが『実力』を上げる事に本当につながっているのかを、事前に考えてみて下さい。


本来は、《良し悪し》で判断すべきです。
ただし、一般的にはお客様のために提供する商品やサービスの『価値』が《悪し》である筈はないので(最近は偽装により《悪し》のケースもありますが)、《良い》か《良くない》かで判断します。


競合他社の商品やサービスのどこが良くて、どこが良くないのか?

良いものを謙虚に認めなければ、自分・自社の成長を阻害します。

社員やメンバー間においても同様です。



それでも、どうしても《勝ち負け》にこだわりたい方は、マラソンをイメージして下さい。

短期的には100m走で、長期計画をマラソンに置き換えても良いかも知れません。


マラソンで相手の研究ばかりしていても、走り方の研究ばかりしていても勝てませんね。

相手に直接攻撃を加えて倒しても、マラソンという競技では勝てません。

必要なのは実際に長く走れるようになる事と、実際に早く走れるようになる事でしょう。


実際に長く早く走れるようになって、はじめて『実力』がついた事になります。


そしてはじめから飛ばしていく逃げ・先行型の選手や、後半に伸びてくる差し・追い込み型の選手、並ばれてからしぶとい選手、走り方にしてもラドクリフ選手のように力強い走りの選手がいたり、逆にしなやかな走りの選手がいたりと、長く早く走るにしても実に個性豊かなのです。


このそれぞれの選手を会社(もしくは自分)に置き換え、その選手に付くスポンサーをお客様(選手が自分の場合には会社)に置き換えてみて下さい。


スポンサーは負けることがない選手ばかりに付くのではなく、見た目が美人だったり、イケメンだったり、走り方が独特だったり、勝てなくても必ず最後に強烈な追い込みを見せてくれる選手など、応援したくなるような選手にも付きますよね。


それは、その選手だからこそ提供する事が出来る『価値』にスポンサーが満足・感動・感激・感謝しているからでしょう。

組織やチームが提供する『価値』にも、その組織やチームだからこその『付加価値』がある筈です。

自分が提供する『価値』にも、自分だからこその『付加価値』がある筈です。


ですから、競合他社に勝つ事ばかり考えているよりは、自分らしさや自分達らしさを追求する方が成果につながりやすいのです。


ただし、だからといって、奇抜なアイデアばかりに走ってしまうと、昨日の私のように足元をすくわれてしまいますよ。
(あっ、私は凍結した道路にすくわれたのでした。。)


マラソンですから、長く早く走れなければ競技として面白くありません。

ある程度、力が拮抗した中でいろんな個性の選手が競い合う事により、競技全体が盛り上がります。


ビジネスも同様に、ある程度、力が拮抗した中でいろんな個性の会社が競い合う事により、業界全体が盛り上がるのです。


まず『実力』がなければ競技(=業界)に参加出来ませんし、出来たとしても目立ちません。

ある程度以上の『実力』があって、はじめてスポンサー(=お客様)に見つけてもらえるのです。

ですから、本業に対する努力を惜しまず、個性を活かしていく事が大切であり、それが差別化につながるのです。




《勝ち負け》ではなく、提供する商品やサービスの『本来の価値観』を追求するには《良し悪し》です。


《悪し》は徹底的に排除し、自分達らしい《良し》を伸ばすように、業界を挙げて切磋琢磨していきましょう。


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