お金基準の価値観隙間産業

2008年02月22日

『序列の価値観』が組織に与える影響5

こんばんは、アキバです。


組織力やチーム力を引き出すような本が売れてますねぇ。

中でも、チームハックス「仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術」(日本実業出版社)は、組織力やチーム力を伸ばす仕組みづくりと、その仕組みが上手く機能するための心理学的な見解をわかりやすく説明してくれる、おすすめの1冊です。


チームハックス 仕事のパフォーマンスを3倍に上げる技術



書籍などでは組織を強化させたり活性化させるための内容がほとんどですが、今宵は《『序列の価値観』が組織に与える影響》と題しまして、経営者や幹部社員が頑張って組織をまとめようとしても、ボトムから崩されてしまう可能性がある事をご説明させていただきます。


みなさんの会社や組織では、日々もしくは週一のミーティングをする時に次のどちらを重視していますか?


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△修譴泙任亮太




勿論、両方大切ではありますが、チームハックスにも書かれていますように、普段のミーティングでは不確実で体裁を取り繕うことが出来る予定よりも、実績と実績に結びついた要因を重視した方が、真似てみた方が良いポイントや改善すべきポイントをその場で共有する事が出来るので良いでしょう。


年度始めに目的をしっかりと共有した事業計画が出来ていれば、目標に近づいているか否かの確認とその要因を共有する事により、個人では発揮する事が出来ない力や発想が生まれます。


あっ、そうそう、『経営理念』や『事業目的』が浸透していなければ、目標数値があってもベクトルがバラバラになってしまいますので、とりあえずでも『経営理念』や『事業目的』を社員やメンバーが全員理解している事を前提としてくださいね。



さてさて、『経営理念』や『事業目的』を理解していれば問題ない筈ではないかと言われる方もいらっしゃるかも知れませんが、実は『序列の価値観』が邪魔をして組織力を低下させる事があるのです。


『序列の価値観』には、自分の昇格や昇給に影響力のある上司や社会的に十分認められている地位の人には、長いものに巻かれる形でなびき、そうでない人に対しては何かにつけて上に立とうとする傾向があります。


その感覚が、ミーティングにおける成果の報告時に、「あいつに上に立たれたくない」といった僻み(ひがみ)ややっかみにつながってしまう事があるのです。


本来は同じ目的に向かう仲間同士ですから、成功を共に喜び合い、失敗を共に悔やみ合えば良いのですが、『序列の価値観』が強くなると、同僚が成功して評価される事を妬み、同僚の失敗を喜ぶようになってしまいます。


『序列の価値観』が強くなりやすい人は、『お金基準の価値観』や『承認欲求』が強く、『共依存』の傾向があります。


以前お伝えいたしました『業務上境界性パーソナリティ障害』の傾向がある人は、特に注意が必要です。


他人の成功に対する妬みや、他人の失敗を嘲笑うような事を、いつも陰口として《その時々に味方だと思う社員やメンバー》に吹聴してまわってしまいます。


そんな事がリーダーや幹部社員の目の届かないところで展開されていれば、組織力を発揮するどころか、組織自体を足元から崩されてしまいます。


もっと厄介なケースでは、リーダーや幹部社員にも『序列の価値観』が強い人がいて、派閥を作ったり、上司が有能な部下に超えられないように潰しにかかったり、良い成果を上げられる社員同士が足を引っ張り合ったりしてしまう事もあります。


あれれ?普通の会社でもよくある事ですね。



『序列の価値観』を取り去るには、『本来の価値観』を追求する事です。

人と人として、ひとり一人の個性や能力を認め合い、同じ『理念』に『共感・共鳴』している者同士として『本気』で信じあう事です。

『本気』で信じあう事は、そう簡単に出来る事ではありません。

自分自身が人として強くなければ出来ませんし、とても勇気がいる事です。


ですが、そこを乗り越えた時には凄い事が起きます。

本当に、凄いんです。



ネガティヴに《個の限界を組織の限界にしない》なぁ〜んて言っている場合ではありません。


《組織の成長が個の成長を促し、その個の成長がまた組織の成長を促す》

まさに、成長のインフレスパイラルです。



さぁ、『本来の価値観』で作った『経営理念』を準備して、早速はじめてみましょう。

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