おもてなし短編〜経営者とお客様〜

2008年05月12日

短編〜管理職と管理人〜5

こんばんは、アキバです。

今日は《短編〜管理職と管理人〜の巻き》をお送りします。


みなさんの会社や組織では、素晴らしい管理職の方がいらっしゃいますか?

もしくは、自分は素晴らしい管理職者だと胸を張って言える方はいらっしゃいますか?


まぁ、大抵の『デキる上司』と呼ばれる方は、端から見れば素晴らしい管理職者であっても、とても謙遜されて「自分なんてまだまだですよ。」なぁ〜んておっしゃるでしょうけど。。。



さて、20世紀までの管理手法と21世紀からの管理手法において、ドラスティックに変貌した部分といえば、業績管理や顧客管理のIT化ですね。


日々の業績やお客様の情報は、電子化する事により人的な管理がほとんどいらなくなりました。


システムを組んでおけば、結果はほぼ自動的に見ることが出来ますからねぇ。


そこで、『本来の価値観』に基づく『経営理念』に『共感・共鳴』した社員やメンバーだけが集まっていたとすれば、結果を見ることにより、自ら次に打つべき行動計画を考えるようになります。

なぜなら、社員やメンバーひとり一人全員が、『お客様』に対してその会社や組織だからこそ提供する事が出来る商品やサービスの『本来の価値』を『お客様』に提供し続ける事により、『お客様』に喜んでいただきたいと『心』から強く思っているからです。


『経営理念』に『本気』で『共感・共鳴』しているという事は、そういう事です。



さあ、そうなると管理職として大切なのは、社員やメンバーの『意・志』を管理する事になります。


社員やメンバーひとり一人が、ちゃんと『経営理念』に『共感・共鳴』した『意・志』を持ち続けているかを管理していかなければならないのです。


社員やメンバーの『意・志』がしっかりと『経営理念』に沿っていれば、業績情報は〔お客様から《どれだけ》ありがたいと思っていただけたか?〕という情報に変換されますし、顧客情報は〔《どこの》《どんな》《どのくらい》のお客様からありがたいと思っていただけたか?〕という情報に変換されます。


社員やメンバーひとり一人が、この変換を通じて業績や顧客の情報を見ることが出来れば、自ずと次に取るべき対策や行動を考えて、実行するようになります。




一方、社員やメンバーも経営者も『お金基準の価値観』で仕事をしていると、業績情報は「それで、結局いくら売り上げて、いくらの利益になったんだ?」としか見えません。


顧客情報は「よく買ってくれる人は大切にしましょう。」とか「この地域にはよく売れるから、重点的に売り込みましょう。」としか見えません。


管理職者はそれらの情報を得て、「ここの地域はもっと売れる筈なのに、何で売れないんだ!」とか、「このデータを基に、それぞれひとり一人が経営者意識を持って頑張ってくれないと困るんだ!」なぁ〜んて事を『指示・命令』として言い始めたりします。


そうなると、管理職者は上がってきた数字を監視しているだけになり、経営の管理職ではなく数字の管理人としか機能していない事になってしまいます。


予算の数字があって、実績の数字があって、その差異を見つけ、予算を達成していなければ《ダメ出し》、予算を大幅にクリアーしていれば《誉める》だけであれば、必要のは《引き算が出来る事》くらいでしょう。

そんな結果はシステムが出してくれますから、それを見て《ダメ出し》と《誉める》だけであれば、小学生でも出来ます。

システムの管理を他の社員やメンバーが行っていたとすれば、数字の管理人にすらなっていない《ただの評論家》になってしまいます。


良くて管理人、悪ければ評論家です。


社内に数字の管理人や評論家がいても経営状態は良くなりませんね。


大切なのは、過去の数字に対する評価はシステム化して、未来の数字を生み出すための分析と決断に注力する事です。


あなたの会社や組織には、数字管理人や評論家がいませんか?


一度チェックしてみましょう。




あっ、そうそう、「確かに数字だけで管理をしてるが、ちゃんと『訪問回数を増やしなさい!』とか『もっと戦略を考えて行動しなさい!』とか『もっと売れるモノを考えて作りなさい!』って指示・命令してるぞ!」っとおっしゃる方。

お待たせして申し訳ございません。

次回の《短編〜経営者とお客様〜の巻き》にて、考えてみましょう。



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ryozy_akkiy at 23:31│Comments(0)TrackBack(0)自己革新 | 組織論

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