共感と共鳴
こんばんは、アキバです。日頃から社員やメンバー全員が『経営理念』に『共感・共鳴』する事で、組織が一体化するなんて言っておりましたが、先日、違う感覚に気づきました。
すごく当たり前かも知れませんが、『共感』している状態と『共鳴』している状態では、雲泥の差があったのですね。
『共感』している状態は、他人のある考え方や思想に対して、《自分》が同じ考え方や思想だと、《一方的に》感じている状態です。
『共鳴』している状態は、そこにいる全ての人がお互いに考え方や思想が同じだと、《双方向で》感じている状態です。
私は、相手が自分と同じような考え方や思想を持っているから、《会ってしまえば『共鳴』するだろう》という思い込みをしていました。
それが、見事に外れていました。
お互いに考え方や思想を《発信》していても、お互いに《受信》しているとは限らないんですよねぇ。
特にビジネスの場においては、確実にお互いが《受信》しているか否かによって、結果が顕著に異なってきます。
根底にある価値観のちょっとしたズレは、距離が遠ければ遠いほど大きな乖離となって現れます。
本当の組織力を発揮する事が出来るのは『共鳴』している状態、つまりお互いの音色によってお互いが響き合っている状態です。
自分の能力が『共感』によって引き上げられても、組織全体が『共鳴』した状態の能力を発揮する事が出来る訳ではありません。
場合によっては、きちんと《受信》して頂けていない事によって、大切な時間をお互いに無駄にしてしまう事もあるんですね。
改めて、コミュニケーションとマーケティングの感性の大切さと『氣』と『気』の違いについて考えさせて頂きました。
コミュニケーションにもマーケティングにも、『思いやり』と『まごころ』の感性が大切ですね。
それだけで、自分も相手も、大切な時間を無駄にする事がなくなります。
つまり、大切な時間を大切に使う事が出来るのです。
『お金基準の価値観』の強い方々には特に有効な手段でしょう。
《時は金なり》《Time is money》《効率性重視》ですからね。
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