権限委譲〜其の弐〜意思決定の基準と意志管理〜其の壱〜

2008年10月22日

『お金』の意味5

こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。


今宵は、より多く儲け続けるための『お金』の位置づけについて考えてみましょう。



お仕事・ビジネスというものは、

,△訖佑ビジネスモデルを考えて

△修離咼献優好皀妊襪鮗汰するために起業し

事業規模に応じて、一緒に働いてくれる別の人を集めたり、減らしたりしながら

い金を稼ぐ


っというものです。


お金・通貨という道具が無ければ、い

《事業を続けるために必要なモノと交換する》という事になります。

事業を続けるために必要なモノには、メーカーなら材料や電気、水、ガスなども入りますし、働いている人が生活していくために必要な住居や食料や衣服なども含まれます。



さてさて。

現代社会には『お金』という価値を交換するための便利な道具がありますので、ビジネスモデルにおいて稼ぎ出すべきものは『お金』ですね。


でも、“起業したある人”と“一緒に働いてくれる別の人”と“お金を払ってくれるお客様”における『お金』の意味まで考えていらっしゃる“起業したある人”は少ないようです。



“起業したある人”は、大豪邸とフェラーリを手に入れるための『お金』と考え、

“一緒に働いてくれる別の人”は将来起業するための資金づくりのための『お金』と考え、

“お金を払ってくれるお客様”は『ありがたい』ものを手に入れるための『お金』と考えているかも知れません。


あっそうそう、わかりづらいでしょうから言い換えましょう。“起業したある人”は経営者、“一緒に働いてくれる別の人”は社員やメンバー、“お金を払ってくれるお客様”はそのままお客様です。


それでは、より多く儲け続けるためには、どの『お金』だという認識に統一すればいいでしょうか?



経営者が大豪邸とフェラーリを手に入れるための『お金』と社員やメンバーが将来起業するための資金づくりのための『お金』では、経営者と社員やメンバーの能力に大きな差がなければ、『お金』の取り合いになるでしょう。

経営者は「これしかやれん!」っと言い、社員やメンバーは「もっと出せ!」っと言うでしょう。
それが労使抗争です。



“お金を払ってくれるお客様”は『ありがたい』ものを手に入れるために『お金』を払ってくれているのに、経営者と社員やメンバーが自分自身の生活のためだけを思って『お金』を稼ごうとしていれば、お客様は蔑ろ(ないがしろ)にされちゃいますよね。


蔑ろにされた上に、競合他社に勝つために品質を落としてまで低価格戦略を採られたり、コストを下げて利益率を上げるために偽装をされたりしたのでは、お客様としてはたまったもんじゃぁ、ありません。



そう、より多く儲け続けるためには、“お金を払ってくれるお客様”に『お金』を払い続けていただく事が大切ですよね。

お客様が『ありがたい』ものを手に入れるための『お金』とか、必要なものを手に入れるための『お金』とか、不足しているものを手に入れるための『お金』と考えていらっしゃるのであれば、供給する側の経営者、社員やメンバーも同じように考える事が大切でしょう。


さらに必要なものを手に入れるにしろ、不足しているものを手に入れるにしろ、『お金』をお支払いいただいた後で、お客様の感情として『ありがたい』っと思っていただいたのか、「金払ってんだから当たり前だろ。」程度に思われてしまうのかでは、結果としては雲泥の差となってしまいます。

もっと酷いケースとしては、「せっかく高い金払って手に入れたのに、まったく期待はずれにもほどがあるよ!」っと憤慨されてしまう事が挙げられます。

お客様の感情は『お金』を払った後からもじわじわと湧いてきますので、湧き出した感情は外に出したくなります。

期待はずれの度合いが大きければ大きいほど、たくさんの人に文句を聞いて欲しくなります。

期待よりも素晴らしければ素晴らしいほど、たくさんの人に言ってまわりたくなります。

実はこの“聞いて欲しい”と“言ってまわりたい”にも大きな意味があります。

“聞いて欲しい”という事は、相手がしっかりと問題点を認識して、共感もしくは同調してしてくれるまで話したいという事です。

“言ってまわりたい”には、そこまで強い意思はありません。


つまり、プラスの口コミよりもマイナスの口コミの方が強烈だという事です。


よく、信頼を築き上げるには時間がかかっても失う時は一瞬だと言われますが、まさにその通りですね。


難しい経営理論や戦略で武装して戦い抜くのがビジネスの世界だとおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。


でも、それによってお客様に喜んでいただけなければ、『ありがたい』と思っていただけなければ、結果としては儲け続ける事は出来ないでしょう。



さてさて、先ほどの「それが労使抗争です。」という部分で違和感を感じた方がいらっしゃるかも知れませんね。

経営者と社員やメンバーの能力に大きな差がなければ、『お金』の取り合いになると申し上げましたが、普通は経営者と社員やメンバーには大きな能力差がありますからねぇ。

しかし、私がここで言いたかったのは《お客様に『ありがとう!』と言っていただける能力》《お客様から『ありがたい』と感謝していただける能力》の事です。


お客様に対してベクトルが統一されていなければ、ちょっとした細かいたった一つのスキルやノウハウが上回っているだけでも、「俺の方が上だ!」とか何だとか始めてしまう人が現れます。


しっかりとお客様に対してベクトルが統一されていれば、自ずと組織全体の目的に対する意思決定能力が高い人が上席の役職に就きますので、『お金』の取り合いにはなりませんし、『お金』に対する認識も統一されるでしょう。



その

・ベクトルを統一するもの

・組織全体の目的を定めるもの

・意思決定の基準となるもの

・『お金』の認識を統一するもの

が、

『経営理念』です。



そこで一句。

*******************************************************


お金にも

意味を与える

理念なり


*******************************************************


お後がよろしいようで。



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