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こんばんは、アキバです。

一昨日、近所のサティで700人先着順限定のギフトカードを買いました。

家を出たのが少し遅くなり、開店後の到着となりましたが、何とか553人目と554人目の整理券をGetして、購入する事が出来ました。

なんで日曜日の朝から並んでも“そのギフトカード”がお買い得なのかと言いますと、10,000円で買って11,000円分使えるからです。

最近のプリペイドカードでそんなに“おまけ”が付くのは、都電荒川線にも使えるバス共通カードくらいですからねぇ。

1割もお得なので、思わずポスターを見て買いに行ってしまいました。



でもでも、ちょいと考えてみてください。


一般的な商取引(特にBtoB)において、商品やサービスが売れるのと、実際にお金が入って来るのでは、お金が入って来る方が後でしょう。


特に中小企業の場合には、売掛と現金化のサイトによって、資金繰りが厳しくなったりしますよねぇ。


ところが、プリペイドカードの場合には、先にお金が入って、商品やサービスは後から出る事になります。

そう、資金繰りが逆転するのです。


今回のギフトカードで考えると、

1,000円×700枚=70万円

のコストで

10,000円×700枚=700万円

の売上を先取りで確定させた事になります。

※カード自体の製造コスト等は含んでおりませんは。



70万円のコストと言っても、それは将来発生する可能性が高いだけで、プリペイドカード販売時には700万円の現金収入だけが発生します。


今回のカードには使用期限がありますので、使用期限内に全員が平均して1,000円程度の残高を残してしまったら、単に10,000円を先にいただいただけとなります。


金融商品のように厳密に言うと、実際に商品やサービスをプリペイドカードで購入するまでの期間分の金利相当額は販売サイドに落ちる事となります。


資金繰りが逆転した上に、金利面でもメリットがあるのが、プリペイド式なんですねぇ。


しかも、消費者サイドの心理面から観ると、先にお金を払っているにも関わらず、カードを使って商品やサービスを購入する時には

「財布の中の現金が減らない。」

事から、

「少しだけ無駄遣いしてもいいかなぁ〜」

っという氣持ちも生まれやすいでしょう。



おまけ付きプリペイド式が消費者の購買意欲を活性化させる事がいまひとつ理解出来ないとおっしゃる方々は、ぜひ次の例を想像してみてください。



《例.1》

本日は10,000円お買い上げ毎に、来月末までお使いいただける1,000円分の商品券をプレゼントします。

お買い求めはお早めに!


《例.2》

本日、全品1割引!


《例.3》

本日、全品10%OFF


《例.4》

明日、朝9時より、11,000円分お使いいただける「がんばろう日本!カード」を10,000円で販売します。

お一人様1枚限りで、限定700枚です。

カードの有効期限は即日〜来月末まで有効です。



どうですか?

おまけ付きプリペイドカードが一番お得感がありますよねぇ。


おまけ付きではないですが、資金繰りが逆転するプリペイド式のカードは最近急増しています。


SuicaやPASMO、Edy、nanaco、wAonなど様々なプリペイドカードがありますが、オートチャージ対応のカードに至っては、設定しておけば自動的にお金がチャージされてしまうので、お金を使っている感覚を忘れてしまう方も多いでしょう。



小銭いらずの電子マネーから、キャッシュレス社会へ。


とっても便利な電子マネーを上手く利用すれば、内需の活性化につながるような気がします。





如何でしょう?


政治に携わっていらっしゃる皆様。
でも〜。

パスネットとかテレホンカードの方が儲かってましたよねぇ〜。


限定ものが多かったので、使わないでコレクションにしている方々がいらっしゃいますからねぇ〜。。。。。