おとなのお子様ランチ〜長崎珍道中Vol.3〜目次〜其の四〜

2009年02月21日

思考と行動の算数化5

こんにちは、経営理念コンサルタントのアキバです。


新規ビジネスのための長崎一週間研修が終わり、昨日の深夜、ようやく我が家に戻って参りました。


さてさて、本日は研修を通じて私の頭に浮かんで参りました《思考と行動の算数化》について、お伝えいたします。



《 思考と行動の算数化 》

まずは、思考と行動に不可欠な4要素のご説明です。


・目的=何のために?

・戦略=やる?やらない?

・目標=いつまでに?どれだけ?

・戦術=どんな方法で?


この4要素を足し算する事によって、意思決定のパターンが見えてきちゃいます。

おもしろいですよぉ〜。





それでは、参ります。





【 目的+戦略+目標+戦術=企業家思考、自立思考、統合思考、全体最適 】

〔 何のために+やる+いつまでに+どれだけ+どんな方法で 〕という要素をすべて大切にしている人、特に明確な目的(=何のために)をしっかりと持っている人は、常に自らの意思決定により思考や行動をする事が出来ます。

また、目的が一致する他人とは、たとえ戦術や目標値が異なっていても同一の方向性を見出すことが出来ますので、自分と他人がお互いに自立していながらも統合の思考を持つ事が出来ます。




【 戦略+目標+戦術=依存思考、奴隷思考、分離思考、部分最適 】

〔 何のために 〕という事が決められていない事から、最適な指示・命令に従っているうちは良い結果をもたらす事が出来ますが、指示・命令が上手く伝わらなかったり、自分の中に「やりたくない」「面倒臭い」という気持ちがあると、たちまち良い結果を出せなくなってしまいます。

他人からの指示・命令に依存しているにも拘らず(かかわらず)、自分の気分次第では「やらない」(=戦略)という意思決定をしますので、しばしば“罰”を与えなければ動かない事から奴隷思考とも言います。

奴隷思考に陥ってしまうのは、“罰”から『逃避』するための手段として「やる」(=戦略)という意思決定をするようになるからであり、これが習慣化するとさらに奴隷思考から抜けられなくなってしまいます。




【 目標+戦術=使えない行動計画、使えない経営計画 】

〔 いつまでに+どれだけ+どんな方法で 〕を羅列しただけの行動計画や経営計画には、目的がないために戦略が決まらない計画、つまり『やるのか?やらないのか?』もわからない計画となってしまいます。




【 目的+目標+戦術=机上論思考、評論家思考 】

〔 何のために+いつまでに+どれだけ+どんな方法で 〕という事は明確なのに、具体的な最初の一歩を踏み出すことが出来ない思考パターンです。

しばしば自己啓発型のセミナーにいつも参加しているような人に見受けられます。

素晴らしい事をたくさん学んではいるものの、“目的”が自らの“理念”と一致しない事により、戦略が抜け落ちてしまいます。




【 目的+戦略+目標=ダメ上司思考、お金基準の価値観 】

〔 何のために 〕=『お金』のためという『お金基準の価値観』を持っていると“お客様の視点”が分離されてしまいます。

“お客様の視点”が無くなると、具体的な戦術(=どんな方法)なんてどうでも良くなってしまいます。

お客様を度外視して金稼ぎだけに集中するのであれば、出来るだけ低い価値のものを如何に高く売りつけるか?出来るだけ低い価値のものを如何に大量に売りつけるか?という、虚偽・偽装商売の原因となってしまいます。

「とにかく稼いでくれば文句言わないんだから、言われた事くらいやってくれよ!」っというダメ上司的な思考です。




どうですかぁ?




さらに、“目的”が有るのか無いのか「わからない」状態にしておくと、結果として【 目的+戦略+目標=ダメ上司思考、お金基準の価値観 】になってしまいますので、注意が必要です。


“目的”が「わからない」状態は、『アキバの動物からカリマス理論』によって「わからない」⇒「不安」⇒「脅威」⇒「逃避」となります。


“目的”が「わからない」状態から「逃避」する場合には、その他の見て確認する事が出来るものにすり替えようとしますので、見て確認することが出来る目先の“目標”を“目的”とすり替えてしまう事になります。

そうなると、『お金』が目的となってしまいますので、結果として【 目的+戦略+目標=ダメ上司思考、お金基準の価値観 】になってしまうのです。



結果として“目的”が共有化されていれば、たとえ組織を形成するひとり一人の戦略・目標・戦術がバラバラであったとしても、向かうべき方向性は“統合”されるため自立型相互支援組織を形成する事が可能になります。

“目的”が共有化されていなければ、ひとり一人の思考や意思決定もバラバラになりますので、トップのカリスマ性や支配力によって組織を統治するしかなくなってしまいます。

そのようなトップの統治下における部下は【 戦略+目標+戦術=依存思考、奴隷思考、分離思考、部分最適 】となりがちですので、自己革新スピードが極端に低下してしまうのです。




どうですか?

“目的=何のために”って、大切ですよねぇ〜。


勿論、会社における最大目的を表わすものが『経営理念』です。


『経営理念』に“お客様の視点”が入っていない場合には、結果として“目的”=“お金”に繋がり(つながり)やすいので、ご注意を。




そこで一句。

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目的が

皆をまとめる

理念なり

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お後がよろしいようで。


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ryozy_akkiy at 16:24│Comments(0)TrackBack(0)組織論 | 経営理論

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