琥珀のひととき〜ちょいとひと休み〜続・指示通り出来ない理由と、指示がなくてもやる理由〜其の壱・理由と目的〜

2009年03月06日

GDPの下落率とあなたの景況感5

こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。


桜の季節を控え、梅雨のようなぐずついたお天気が続いておりましたが、昨日は梅雨の谷間のように穏やかに晴れました。


みなさんは、天気に氣分を左右される事ってありませんか?


どんよりした空を見上げると氣分もどんよりとして、せっかく見上げた頭もうなだれてしまうとか‥‥‥。


スッキリと澄み渡った青空を見上げると、氣分も爽快に澄み渡るとか‥‥‥。


人は自分のまわりの全ての環境があるからこそ存在していて、自分のまわりの全ての環境が“無”であれば、自分も“無”になります。

光がなければ見えませんし、もっと細かい波動がなければ話す事や聴く事は勿論、感じる事も出来ません。


そう考えると、お天気に氣分を左右される事は感受性が高いという事でしょう。


“気”というものは伝わりやすいもので、まわりの様々な環境から影響を受けます。


“やる気”や“景気”も同じように、まわりの人から人へと伝播(でんぱ)します。


そこで今夜は、“景気”と“やる気”に影響を及ぼす《GDP=国内総生産》について考えてみましょう。


国内総生産(Gross Domestic Product)は、一定の期間内に国内で生産された{付加価値}の総額を表したものです。


それでは{付加価値}の総額について、計算式をおさらいしてみましょう。



1.分配面から見た国内総生産

国内総生産=雇用者報酬+(営業余剰・混合所得)+固定資本減耗+(生産・輸入品に課せられる税−補助金)


2.支出面から見た国内総生産

国内総支出(国内総生産)=民間消費+民間投資+政府支出+(財貨・サービスの輸出−輸入)


さぁ、あなたは『本来の価値観』でGDPを見たときに、これらの式から算出される{付加価値}をどんなものだと感じますか?

第一印象、フィーリングで結構です。

どんな{付加価値}だと感じますか?




商品やサービスの『本来の価値観』は、商品やサービスそのものが自分にとって不足しているモノか・必要なモノかを表す『存在価値』と、手に入れて実際に食べたり・使ったり・体験したりした時から発生する感情を表す『付加価値』によって成り立っています。

商品やサービスの『存在価値』+『付加価値』に対して、自分が期待した程度よりも少しだけ良いモノであれば“満足”し、期待した以上にかなり良いモノであれば“感動”し、期待した以上にスッゴク良いモノであれば“感激”し、想定出来ないほどに良いモノでビックリすると“感謝”する程に感情を揺さ振られます。


ですから『本来の価値観』において、例えば「あそこのスーパーのレジ担当者は、スッゴク商品を丁寧に扱ってくれるし、いつもニコニコしてて、本当に氣持ちがいいなぁ〜!」っというような感情は、《あそこのスーパーが提供する『付加価値』》という事が出来ます。



それではもう一度GDPの計算式を見てみましょう。


1.分配面から見た国内総生産

国内総生産=雇用者報酬+(営業余剰・混合所得)+固定資本減耗+(生産・輸入品に課せられる税−補助金)


2.支出面から見た国内総生産

国内総支出(国内総生産)=民間消費+民間投資+政府支出+(財貨・サービスの輸出−輸入)



いかがですか?


昨年10月〜12月期のGDPは、年換算でマイナス12.7%減だそうです。


そんなニュースを見聞きするようになると、マスコミはこぞって煽り(あおり)ますから、“「景気”は悪いし“やる気”もなくなるなぁ〜」っという雰囲気が伝播して広まりやすいのです。



あたは、あなたの生活における景況感が、新聞やテレビ、ネットで報道されている通り、100年に一度の未曾有の落ち込みをしているように感じていらっしゃいますか?

100年に一度ですよ。





少し質問を変えてみましょう。

あなたの生活には10年前よりも便利なモノが多いですか?
急に不便になりましたか?

あなたの生活には10年前よりも美味しいモノが増えましたか?
急にマズいモノばかりになりましたか?

あなたの生活には10年前よりも美しいモノが増えましたか?
急に醜いモノばかりになりましたか?

あなたが手に入れたいモノは30年前と比べて手に入れやすくなっていますか?
手に入れにくくなっていますか?



GDPではイノベーションがわかりません。


GDPには便利なモノがどれだけ増えたか、美味しいモノがどれだけ増えたか、美しいモノがどれだけ増えたかなんて、関係ないのです。


それどころか、美味しくて安いモノが増えて、便利で安いモノが増えて、美しくて安いモノが増えたら、数値を押し下げる一つの要因になってしまいます。



もしあなたが「昔と比べると、随分と便利なモノが増えたし、美味しいモノや美しいモノが手に入りやすくなったなぁ〜」っと感じていらっしゃるとしたら、それは“豊かさを手に入れた”という事でしょう。



「とにかく『お金』を誰よりも多く手に入れて死ぬ事が人生の目的です!」なぁ〜んていう人は別ですが‥‥‥‥(あまりいらっしゃらないと思いますが‥‥‥‥)



21世紀の今、『お金基準の価値観』によるGDPの変化に自らのマインドを左右されるよりも、もっと大切な事があると思います。



『お金』の尺度で全てを計るのではなく、あなた自身の『感受性』『感情』の尺度で全てを計り、それを改めて『お金』に換算し直すのです。


自分自身が「便利だなぁ〜」とか「美味しいなぁ〜」とか「気持ちいいなぁ〜」とか「美しいなぁ〜」といった感情をもっともっと大切にして、あなた自身のビジネスにも、その感情を注ぎ込むのです。



それらの感情がお客様に伝わった時、それは間違いなくあなたが提供する商品やサービスの『付加価値』として換算されます。

何故なら、お客様はただ単にそのモノに値段がついているから仕方がなくて買う訳ではなく、「このくらいの価格なら妥当かなぁ?」っと値踏みをして買っていますよねぇ?


その値踏みの際にお客様の中で働くのが『期待』という感情だからです。


その『期待』という感情を超えた『価値』は、「何人工(なんにんく)で作ったか?」とか「こんなに大変だったんだ」とか「こんなにコストが掛かってるんだ」なぁ〜んていう売る側の気持ちでもなければ、財務会計上の{付加価値}でもありませんし、GDPにおける{付加価値}でもありません。


どんなに人工(にんく)が掛かっても、どんなにコストが掛かっても、どんなに時間が掛かっても、お客様が感じる『付加価値』には関係ない事に等しいのです。


それは、あなたのところに「これは、みんなで頑張って一生懸命、時間もコストも掛けて作ったテレビだから、一台・5,000,000円になります。」っと売り込みに来ても、「それは素晴らしい付加価値のテレビだ!是非、買いたい!」っとはならないでしょう。


ミシュランに載るような高級店だって、「自分の舌には合わないなぁ〜」っと思えば、また食べに行きたいとは思わないでしょう。




ですから『お金基準の価値観』によるGDPなんかにやる氣を左右されずに、是非、感性・感受性を磨く事をお勧めいたします。

経済成長率なんて、そんな『お金基準の価値観』による数値の伸び率ですから、そもそも“真の豊かさ”を表していない数値を、さらに“率”にしてしまっていますから、イノベーションや豊かさとは別モノだといえるでしょう。






そこで一句

******************************************(

GDP

経済指標に

なびくより

自分の感性

磨いてみよう

******************************************(


お後がよろしいようで






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