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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager の秋葉です。


今夜は、私がかつて参加させていただいておりました貯徳問答講での大きな氣づき、《全肯定》についてお話しします。


貯徳問答講とは、かの有名な竹田和平様が主催されていて、メーリングリストを活用したグループディスカッションです。

10名くらいの講生と講師がグループになって、一週間毎のお題に対して自分らしい表現でディスカッションを繰り広げます。
私的な事情により、今は参加しておりませんが、とても勉強になりました。


その問答講に参加するにあたり、はじめに注意するべき事が、

《全肯定》

です。



年齢、性別、生い立ち‥‥etc.いろんな人が参加されます。


いろんな人の意見や考えですから、勿論、自分の意見や考えとは異なっても当然です。


その《自分の意見や考えと異なる意見や考え》を否定して勝ち負けのディスカッションをするのではなく、《肯定》した上で改めて自分の意見や考えを表現します。



他人の意見や考えを否定して自分の意見や考えを述べるのであれば、他人の意見や考えを理解する必要はありません。



他人の意見や考えを《全肯定》するためには、

・相手が何故そのような意見や考えを持ったのか?

・その意見や考えの下に意思決定をしたと仮定すると、どのような結果に結び付くか?

・その想定される結果よりも、より良い結果を導き出す方法はないか?

etc‥‥‥‥

といった事を深く考える必要があります。



つまり、RPDCAサイクルの現状分析から潜在的問題点の抽出、問題解決プランの想定といった部分を自然に行うようになるという事です。



他人の意見や考えを否定して自己主張だけしていれば、自分の限界までで成長は止まります。

他人の意見や考えを《全肯定》した上で自分の意見や考えを表現すると、自分よりもポイントが高い他人の限界まで、自己成長、自己革新を引き上げる事が出来ます。



さらに、相手の事を自発的・積極的・能動的に理解しようとする事で、コミュニケーションが円滑になったり、人脈が広がるといったメリットもあります。




自分の限界を突破し

他人の限界も突破し

お互いに成長しながら

お互いを引き上げてゆく



《全肯定》の習慣を身につけて、自己革新を加速させましょう。




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