私が再び経営に“戦い”という言葉を使い始めた理由
こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified RiskManager の秋葉です。
それでは早速、おとといの続きから・・・・・
そんなある日。
私が提唱する
《アキバの動物からカリマス(借ります)理論》について改めて考えていると、ある事に氣づきました。
《動物からカリマス理論》は、
1.わからないモノゴトが、不安の原因となる。
2.不安に脅威を感じる。
3.脅威からは逃げようとする。
4.脅威から逃げ切れないと、脅威の対象を攻撃する事により、脅威を自分から遠避けようとする。
という動物と同じような行動を、人間も無意識のうちに取ってしまうというものです。
4つの過程のうち、4番目の攻撃行動に注目してみますと、攻撃の対象として認識できる相手に対して、攻撃を加えます。
認識できる相手に攻撃を加えますから、不安になるような事を指示・命令する上司は、部下から見れば攻撃をする相手となってしまいます。
でも、実際に上司を攻撃してしまうと自分自身の立場が危うくなるために、結果として上司のいないところで“愚痴”を言う(=口撃する)事により、心のバランスを保っているのです。
まぁ、最近では上司が部下の愚痴をこぼす事も増えているようですが‥‥‥
ところで、自分自身を不安にさせる人から逃げたり、自分自身を不安にさせる人を攻撃する事は、本当にその不安材料の解消に繋がるでしょうか?
おそらく答えは、“NO”でしょう。
例えば、来週までに、ひとつの重要な問題を解決する必要があるとしましょう。
不安にさせるのは、
・どうしたら解決する事が出来るのかがわからない状況
・「ダメだったらどうする?」っと不安を煽る(あおる)、他人の声
・「ダメだったらどうしよう?」っと不安を煽る、自分自身の心の声
大まかには、この3つではないでしょうか?
それでは、他人が不安を煽る理由や自分自身の心の声が不安を煽る理由は、わかりますか?
「あの人は何を考えているのか、わからない。」
「あの時なぜそんな事をしてしまったのか、わからない。」
どうしたら解決する事が出来るのかが『わからない』、なぜあの人は他人の不安を煽りたがるのかが『わからない』、なぜ自分自身を「失敗したらどうしよう??」などと行動する前から抑制する心理が働くのかが『わからない』・・・・・・・・・・・・・・・
そう、その『わからないモノゴト』自体こそが、様々な潜在的問題点として障害となってしまうのです。
人の心理のように不明瞭な問題であったり、スキルやノウハウのようにわかってしまえば明確な問題であったり、様々ではありますが、
「“わからないモノゴト”を無くして行く事に対して戦いを挑んでいけば、成功に近づく事が出来る!」
っと、ようやく氣づく事が出来たのです。
〜つづく〜
コメント