自信と不安余計な事に脳を占領させるな!

2010年09月07日

“損益分岐日数”って、ご存知?

こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


暦の上ではもう秋ですが、まだまだ暑い日が続いてますねぇ。


決算書の上では同じ損益ですが、損益分岐点って事業によって時間軸を加えないと、ちゃんと見えない事をご存知ですか?


今夜は、


「800円のカツ丼」



「250,000円のセミナー」

で比較してみましょう。



あっ、それぞれの経営者(供給する人)は、毎月50万円の報酬を得ていると仮定します。


カツ丼の原価は300円で、売れた数量に比例するご飯や肉、卵、玉ねぎ等のみで、水道光熱費はとりあえず含めない事にしましょう。


セミナー会場費は自社開催にて無料という事にしましょう。




セミナー1回あたりの原価は0円ですから、1回に1人参加すれば、25万円の粗利です‥‥‥‥


おやおや、

「アキバ、またやらかしてるよ。人件費が入ってないじゃん!」

っという声が聞こえてきますねぇ。



まぁ、焦らないでちょっとお聞きくださいませ。


お金が無ければ勿論払えませんが、基本的に案件毎の派遣やアルバイトでない限り、売れても売れなくても、社員や役員の給与・報酬は発生しますよね。



ですから、制度会計上は「間違ってる!」っと言われるかも知れませんが、人件費は“固定費”に入れさせてくださいね。



セミナー事業では、

固定費=人件費=50万円

25万円×2人=50万円=粗利

ですから、2人参加者がいれば、ちょうど損益分岐点ですね。




それでは、次にカツ丼屋さんです。


1杯あたり原価=300円

1杯あたり売上=800円

1杯あたり粗利=500円


固定費=人件費=50万円

500円×1000杯=50万円=粗利

ですから、1000杯売れれば、ちょうど損益分岐点ですね。



セミナー事業は1日でも利益が出ますが、カツ丼屋さんは1日で損益分岐点を超えて粗利を稼ぎ出すのは難しいですよね。


そもそも、カツ丼屋さんのビジネスモデルでは、
50杯×20日

とか、

20杯×50日

という時間が必要なんですねぇ。

(まぁ、実際にカツ丼だけしか扱っていないお店はないでしょうけど‥‥‥)


これを

《 損益分岐日数 》

と言います。
(勝手に言ってるだけですが‥‥‥)



えぇ〜っと、お待たせいたしました。


人件費を原価に加えたい方々のために、カツ丼屋さんの店主の人件費を加えてみましょう。


あっ、損益分岐日数は20日間と仮定します。


20日間の原価と売価を見て、今後の経営戦略を考えてみてくださいね。


損益分岐日数が20日ですから、20日で
1000杯売れる計算です。

計算をしやすくするために、1ヶ月の営業日数も20日間としましょう。


原価=人件費+材料費

50万円×1ヶ月+300円×1000杯

50万円+30万円

原価=80万円


売上=800円×1000杯

売上=80万円



人件費を原価に加えたら、粗利も無くなっちゃいました。


1ヶ月間、一生懸命働いて儲け無しです。


儲かってないお店になってしまいました。


月の売上が80万円ですから、年間960万円、消費税は免税です。




さぁ、あなたならどうしますか?



店主のお給料を下げますか?

それとも、初めから儲からないビジネスモデルだから、止めさせますか?

材料費を削減しますか?

それとも・・・・



〜 つづく 〜




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ryozy_akkiy at 22:22│Comments(0)TrackBack(0)MAS監査 | 経営計画

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