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2011年04月26日

いじめ発生のメカニズム〜動物からカリマス理論からのアプローチ〜

こんにちは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


本日は私のブログ仲間からちょっとしたご相談がございましたので、

“ いじめ ”

について《 動物からカリマス理論 》を通じて、その発生のメカニズムを探ってみたいと思います。




まずは《 動物からカリマス理論 》のおさらいです。


わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃



人は動物と同じように、わからないモノゴトが身に迫ってくると、不安を感じます。


わからないモノゴトが身の回りに増えれば増えるほど、不安は増大していきます。


そんな不安な状況は、心の中に脅威として入り込み、その脅威を遠避けるための行動として、逃避行動を起こします。


しかし、自分が追い込まれて逃れられない状況下においては、その脅威の原因となる不安、不安の原因となる“わからないモノゴト”を攻撃する事によって、不安を解消しようとします。


よくあるケースは【 窮鼠猫を噛む 】というように、上司からの指示・命令に追い込まれた部下が、上司に逆ギレをするケースや、最近では自らの責任に耐え兼ねた中間管理職者が部下に八つ当たりギレするケースも見受けられるようです。



さてさて、この《 動物からカリマス理論 》から“ いじめ ”を考えてみますと、

『 精神的に弱い人ほど、“ いじめ ”のきっかけを作りやすい 』

っという事が見えてきます。



“ いじめ ”の対象となってしまう人は、例えば転校生や中途採用、目立っていても一人でいる事が多い人といったケースが多く、周囲とのコミュニケーションが元々円滑で仲間の多い人は“ いじめ ”の対象になりにくいですよね。


〈 どんな人か判らない人 〉


あなたは、〈 どんな人だか、何を考えているのか判らない人 〉が街中で急にあなたの近くに近寄ってきたら、どんな感情を抱きますか?

街中であれば実際に逃げる事によって〈 どんな人だか、何を考えているのか判らない人 〉があなたに近づくのを回避する事が出来ますが、学校や会社、同じマンション、同じ自治会といった限定されたコミュニティの中では、見えなくなるまで逃げる事は出来ません。

常に《 不安 》は近くに存在する事となります。

その近くに存在する《 不安 》を《 脅威 》と感じ、《 逃避 》する行動が「無視」につながり、《 攻撃 》する行動が「暴言」や「暴力」につながります。

初期段階での「無視」や「暴言」「暴力」は、《 不安 》を自分から遠避けようとする無意識に発生する、自己防衛的な反応です。

よく街中でもキレやすい人を見かける事がありますが、彼らは様々な《 わからないモノゴト 》に過剰反応してしまい、常にたくさんの《 不安 》を抱えている事から、《 脅威 》に追い詰められた自分を守るために《 攻撃 》的な反応ばかりしているものと考えられます。

⇒【 1.相手のパーソナルな部分がわからない事をきっかけとした“ いじめ ” 】



次に、誰かが「無視」や「暴言」「暴力」を始めてしまった時に起こりうる感情を考えてみましょう。

精神的に強く、善悪がしっかりとわかっている人であれば、「無視」や「暴言」「暴力」をしている人を注意して止めさせる事も出来るでしょう。

しかし、仲間意識が希薄で自分自身も「無視」や「暴言」「暴力」の矛先となってしまうかも知れない状況下であれば如何でしょうか?

〈 触らぬ神に祟りなし 〉

ここで自己防衛本能が働くと、「無視」=《 逃避 》に同調する可能性が高くなります。

さらに、そのような状況を見聞きしているうちに、

自分自身も同じように「暴言」「暴力」の矛先になってしまうのではないか?

という《 不安 》から来る《 脅威 》に追い込まれてしまうと、「暴言」「暴力」=《 攻撃 》に同調する事によって自己防衛をしようとする歪んだ行動を起こす可能性が出てきます。

“ いじめ ”をやってしまった人が、後から「やらなければよかった・・・・」っと後悔するのは、この無意識な自己防衛本能による行動と、道徳心や善悪との矛盾に後から気づくからでしょう。

⇒【 2.“ いじめ ”の発端をきっかけとした自己防衛的な参加 】



こうして徐々にあるコミュニティ内における《 不安 》が伝播して増幅し始めると、自分一人ではなく群集となった人々が、衝動的に興奮性が高まり、判断力や理性的思考が低下して暴徒化してしまう事があります。

後から「やらなければよかった・・・・・」思いつつも、「やめれば自分に矛先が向くかも知れない」という《 不安 》から逃れる事が出来なくなり、“ いじめ ”に参加する人数が増えれば増えるほど冷静な判断力や理性的思考が低下して、“ いじめ ”はエスカレートしていくものと考えられます。

人から人へと《 不安 》が伝播して増幅し、自分一人ではなく群集となった人々が、衝動的に興奮性が高まり、判断力や理性的思考が低下して暴徒化してしまう状態を、

《 群衆の心理 》

っと言います。

《 群衆の心理 》は労働組合や新興国のデモ等でも確認する事が出来ますが、自分一人になって落ち着いて冷静に考えればやらないような行動や言動を、無意識かつ衝動的に行ってしまうという危険な心理です。

⇒【 3.《 不安 》の伝播による《 群衆の心理 》の発動 】




【 1.相手のパーソナルな部分がわからない事をきっかけとした“ いじめ ” 】

【 2.“ いじめ ”の発端をきっかけとした自己防衛的な参加 】

【 3.《 不安 》の伝播による《 群衆の心理 》の発動 】

このような段階を経て、“ いじめ ”はエスカレートしていくものと考えられます。



初めは必ず一人から。

始めた一人だけが悪い訳ではありません。

そのコミュニティの中で最も《 不安 》耐久力が弱い人が、最も《 攻撃 》的になりやすいのです。

もし、喧嘩で勝ちたいのなら喧嘩をすればいいのに、“ いじめ ”をする。

もし、勉強で勝ちたいのなら勉強で競い合えばいいのに、“ いじめ ”をする。

もし、美しさで勝ちたいのなら美しさで競い合えばいいのに、“ いじめ ”をする。

もし、人望の厚さで勝ちたいのなら仲良くすればいいのに、“ いじめ ”をする。

もし、ビジネスで勝ちたいのならビジネスで競い合えばいいのに、“ いじめ ”をする。

それは、「負けるかも知れない・・・」とか「自分に害があるかも知れない・・・」といった自己防衛本能。

つまり、精神的に弱いがために、本来立ち向かうべき問題を解決しようとするのではなく、勝ち負けの相手を攻撃する事によって、解決すべき問題からも逃避しているのです。


これは、『 勝ち組・負け組 』『 競争社会 』といった少し前の日本社会の風潮と、『 世の中平等 』『 誰が上でも下でもない 』といった所謂(いわゆる)“ ゆとり社会 ”が生み出してしまった歪んだ社会問題だと考えております。

特に子供たちは、人格形成の途中にも関わらず、平等だと言われながら比較され、競争し合っている訳ですからねぇ。

ご参考:並列化のリスク〜ある一つの仮説〜



“ いじめ ”は、学校でも、ママ友の公園でも、会社でも、ご近所付き合いでも、本当に残念ながら最近では様々なところで発生している社会問題です。

テレビドラマでも様々な形で取り上げられていますが、私はリアルでも見たくないのにテレビでまでそんな状況を見たくありません。

“ いじめ ”を無くすには、強い大人がまず《 初めの一人 》に気づき、《 不安 》を取り除いてあげる事が大切です。

強い大人が『 思いやり・気遣い・心遣い 』をしっかりと持ち、皆で支えあって世の中の《 不安 》を払拭していく事が大切です。


ぜひ、諦めずに「ひとつになろう日本」「つながろう日本」を本当の意味で実現したいですね。






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【 おまけ 】

よく美人の方は性格が悪いなんて言われますよねぇ。

これを《 動物からカリマス理論 》にあてはめますと、


「美人だなぁ~」っといろんな人からジロジロと見られる

『あの人は何をジロジロと見てるんだろう?』(美人)

わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃

つまり、美人の方はいろんな人からジロジロと見られるたびに、『何ジロジロ見てるんだろう?』っという《 わからないモノゴト 》→《 不安 》→《 脅威 》にさらされ、

《 逃避 》→それでも見てくる→《 攻撃 》→眉間にしわを寄せて恐い表情になる

といったサイクルから、『 恐い表情=性格が悪い 』って言われやすいんですね。

芸能関係の方々にも同じように、街中では『 恐い表情 』になってしまっている方がいらっしゃいますよね。

でも、だからといって性格が悪い訳ではありませんから、見かけた方もあまり《 攻撃 》的に・・・・ならないようにしましょうね。




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ryozy_akkiy at 18:00│Comments(0)TrackBack(0)

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