超基本的なお話でございます。目的と理由

2014年09月03日

ポテンシャルを委縮させる質問

こんにちは、経営理念コンサルタント、認定支援機関、リスクマネジメント協会 Certified Risk Manager、企業健康アドバイザー のアキバです。


相手を試すような質問や「何故だと思う?」といった質問ばかりする経営者や上司、士業の先生方やコンサルタントをよく見かけます。


数式から導き出される答えであれば答えは1つなのですが、考え方や人の意思決定に関わるような質問の場合には、いくつもの正解があっておかしくない筈です。


ところが、社会的地位の高さや権力を利用して、このような質問を繰り返し投げ掛ける事によって、相手をコントロールしようとする人がいらっしゃいます。


千差万別とまでは行かないものの、ある物事についての考え方を質問し、相手の答えを引き出してから否定するかのように、自分の答えで説き伏せる。


このような事を繰り返しているうちに、その人の周りには、その人に従う人ばかりが増えて参ります。


心理学の交流分析における『 I'm not OK. You're OK. 』の状態を質問と答えにより作り上げ、それを刷り込んでいくうちに従う者だけが残るようになって参ります。


明確に自分自身に芯(理念・意志・考え方)を持っている人は、このような質問ばかりする人とは意見や考え方が合わなくなって参りますので、結果として離れていったり、敵対関係になる事が多いでしょう。

ところが、芯をしっかりと持っていない人で、「生活費のためには従うしか仕方ない」などといった権力の上下関係が発生するケースでは、本音を隠す仮面を被り、建前上で同調するといった事が行われます。

常に自らの考え方を基に、相手の意見も聴きながらコミュニケーションを図っていれば共感する人が周りに増えていくものですが、相手の考えを先に引き出して否定で返すこのようなタイプの人達には、共感者は増えず、自分に対して目先のメリットを感じているだけの人が同調しながら引き寄せられて参ります。



もしも自分自身がそのようなタイプではないか?とご不安に思われた場合には、是非、時間を計ってみてください。

面談、会議、打ち合わせ、雑談などの際に、自分自身が話している時間と相手が話している時間です。

もし自分自身が話している時間が大半でしたら、相手に対して「何故だと思う?」ですとか「言ってることわかるよね?」ですとか、相手を試すような質問を投げ掛けていないか注意して確認してみてください。



強い組織を創るためには、トップの考え方に対する共感が必要です。



相手の答えを引き出してから否定するかのように、自分の答えで説き伏せ、『 I'm not OK. You're OK. 』を刷り込み、個々のポテンシャルの委縮を起こさせませんよう、くれぐれもお気を付けくださいませ。

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