いじめ

2017年03月29日

新・いじめと悪口の原因

こんにちは、経営理念コンサルタント、認定支援機関、金融内部監査士、リスクマネジメント協会 Certified Risk Manager、企業健康アドバイザー のアキバです。

本日は「新・いじめと悪口の原因」と題しまして、混沌とした今の社会に楔を打ち込みたいと思います。

突然ですが、交流分析をご存知ですか?

交流分析における自分のスタンスとして、自己と他者を肯定するか?はたまた否定するのか?その組み合わせで見る方法がございます。

赤ちゃんに自我が芽生え、それからしばらく続くのが

I'm OK. You're Not OK.

自己肯定+他者否定

の状態です。

「ぼくを見て」「わたしを見て」
「ぼくを認めて」「わたしを認めて」

I’m OK. つまり、弱いながらも自尊心を保つため、自分を保つため、バランスを保つために、自分をよく見せたい(魅せたい)思いが自然と強くなるんですね。

自分の事をわかって欲しい、裏を返せば承認欲求。

負けず嫌いで負けたくないけど強くもない(優れていない)、その劣等感が自尊心のバランスを崩してしまうため、他に勝てる相手を見つけようとする。

初めはそんな小さなバランスの崩れから、他者否定が生まれ、その否定がやがて攻撃となって表れてしまうのです。

実力が伴わないと認めてもらえない。

認めてもらうために他者否定により、他人と自分に序列を作ろうとする。

本来の動物的な意味ではなく、最近人間に使われている『 マウンティング 』という言葉の意味も同様ですね。

序列の価値観により、自分を優位に見せる(魅せる)事により、自らの承認欲求を満たすようになる、実力を身につけ、自分を磨く事よりも承認欲求を満たす事の方が優先されてしまうのは、マズローの五段階の欲求から考えても明らかです。

ですので、他者否定・他者攻撃は精神的に幼い人ほど発生しやすく、精神的に弱いからこそ、もっと弱い相手を否定・攻撃の対象として選んでしまうようになるのですね。

それが、悪口や陰口となり、いじめとなり、ハラスメントと発展してしまいます。

また、コミュニケーションの希薄化もいじめや悪口に繋がります。
以前、いじめ発生のメカニズム〜動物からカリマス理論からのアプローチでも書かせて頂きましたが、人は「わからないモノゴト」に対して不安を抱き、その不安を自分から遠避けたいがために攻撃をし始める事があります。

『 あいつは何を考えているかわからない 』
『 自分の事をどう思われているのかわからない 』

そんな小さな不安がコミュニケーション不足によって増大し、自ら脅威として感じるようになります。

その脅威が自分自身に近づかないように逃げる事が出来れば良いのですが、相手と自分は同じ学校、同じ会社、同じマンション、ご近所さんなど、どうしても同じコミュニティー内に居なければならない場合には逃げる事が出来ません。

となりますと、「 窮鼠猫を噛む 」同様、本能的に相手を攻撃するようになってしまうのです。

この動物からカリマス理論からのアプローチにおいても、普段から大人しい人や口答えしたり反発してこないような人の方が、コミュニケーション不足から「わからない」という不安が発生しやすいため、いじめや悪口の対象になってしまう事が多いのです。

相手を攻撃する事による「不安解消」は、マズローの欲求五段階説にあてはめれば、安定や安全な状態を得ようとする「安全の欲求」に近いもの。

低位の欲求ほど自然に強く表れるのがマズローの欲求五段階説ですから、精神的に幼い人ほどいじめや悪口といった行動に出てしまうのを抑える事は難しいとも言えますね。


交流分析における成長過程では、リスペクト=尊敬する他社が現れ、尊敬する他者が増えて参りますと、You're Not OK. の Not が取れて、You're OK. の状態、他者肯定の状態となります。

このステージにおいて、他者の実力に感心したり尊敬しつつ、自分自身を振り返った時に自分の実力の無さや不甲斐なさに気づきますと、一旦、

I'm Not OK. You're OK.

自己否定+他者肯定

のステージに至ります。

その後、マズローの欲求五段階説でいう最高位の「 自己実現の欲求 」を満たすために切磋琢磨、日々精進、努力と経験を積み重ねる事によって、本物の自信が身につき、交流分析でいうところのトップステージ、

I'm OK. You're OK.

自己肯定+他者肯定

のステージに至ります。

ですから、実力の伴わない他者を認められない人が根拠のない自信を持ってしまいますと、それもまた危険なものと言えます。

極々少ないメンターを崇めてはいるものの、他者を認める事が出来ない状態では、自分と考えの似通った者だけで集団を作ります。

You're Not OK. の意識が強い場合には、極々少ないメンターは尊敬するものの、他の人については序列の価値観で自分の方が上だとマウンティングを仕掛けて来ます。

そんな状態で『 根拠のない自信 』を持ってしまいますと、「 自己実現の欲求 」を満たすための切磋琢磨、日々精進、努力と経験を積み重ねる事を怠ってしまう場合もあります。

「 自己実現の欲求 」を満たすための切磋琢磨、日々精進、努力と経験を積み重ねる事は、自分自身の精神を鍛え、I'm OK. You're OK.=自己肯定+他者肯定のステージに押し上げてくれます。

ところが、I'm OK. You're Not OK.=自己肯定+他者否定、序列の価値観で自分だけを認めて欲しいという幼い承認欲求を持ったまま、『 根拠のない自信 』を持ってしまいますと、結局のところ敵を見つけて悪口やいじめ、ハラスメントによって自分の地位を確立しよう、自尊心を保とうという行動から抜け出せなくなってしまいます。

弱いながらも自尊心を保とうとする無意識の気持は腐ったプライドとなり、自らの成長を阻害します。

そこに群集の心理が加わったサンプルは、国会という場所でも良く見受けられますね。

心技体、切磋琢磨、日々精進、努力と経験を積み重ねる事は、自分自身の精神を鍛え、I'm OK. You're OK.=自己肯定+他者肯定のステージに押し上げてくれます。

悪口やいじめ、ハラスメントの発生原因を理解し、悪口やいじめ、ハラスメントのない社会を実現させたいですね。



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2011年04月26日

いじめ発生のメカニズム〜動物からカリマス理論からのアプローチ〜

こんにちは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


本日は私のブログ仲間からちょっとしたご相談がございましたので、

“ いじめ ”

について《 動物からカリマス理論 》を通じて、その発生のメカニズムを探ってみたいと思います。




まずは《 動物からカリマス理論 》のおさらいです。


わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃



人は動物と同じように、わからないモノゴトが身に迫ってくると、不安を感じます。


わからないモノゴトが身の回りに増えれば増えるほど、不安は増大していきます。


そんな不安な状況は、心の中に脅威として入り込み、その脅威を遠避けるための行動として、逃避行動を起こします。


しかし、自分が追い込まれて逃れられない状況下においては、その脅威の原因となる不安、不安の原因となる“わからないモノゴト”を攻撃する事によって、不安を解消しようとします。


よくあるケースは【 窮鼠猫を噛む 】というように、上司からの指示・命令に追い込まれた部下が、上司に逆ギレをするケースや、最近では自らの責任に耐え兼ねた中間管理職者が部下に八つ当たりギレするケースも見受けられるようです。



さてさて、この《 動物からカリマス理論 》から“ いじめ ”を考えてみますと、

『 精神的に弱い人ほど、“ いじめ ”のきっかけを作りやすい 』

っという事が見えてきます。



“ いじめ ”の対象となってしまう人は、例えば転校生や中途採用、目立っていても一人でいる事が多い人といったケースが多く、周囲とのコミュニケーションが元々円滑で仲間の多い人は“ いじめ ”の対象になりにくいですよね。


〈 どんな人か判らない人 〉


あなたは、〈 どんな人だか、何を考えているのか判らない人 〉が街中で急にあなたの近くに近寄ってきたら、どんな感情を抱きますか?

街中であれば実際に逃げる事によって〈 どんな人だか、何を考えているのか判らない人 〉があなたに近づくのを回避する事が出来ますが、学校や会社、同じマンション、同じ自治会といった限定されたコミュニティの中では、見えなくなるまで逃げる事は出来ません。

常に《 不安 》は近くに存在する事となります。

その近くに存在する《 不安 》を《 脅威 》と感じ、《 逃避 》する行動が「無視」につながり、《 攻撃 》する行動が「暴言」や「暴力」につながります。

初期段階での「無視」や「暴言」「暴力」は、《 不安 》を自分から遠避けようとする無意識に発生する、自己防衛的な反応です。

よく街中でもキレやすい人を見かける事がありますが、彼らは様々な《 わからないモノゴト 》に過剰反応してしまい、常にたくさんの《 不安 》を抱えている事から、《 脅威 》に追い詰められた自分を守るために《 攻撃 》的な反応ばかりしているものと考えられます。

⇒【 1.相手のパーソナルな部分がわからない事をきっかけとした“ いじめ ” 】



次に、誰かが「無視」や「暴言」「暴力」を始めてしまった時に起こりうる感情を考えてみましょう。

精神的に強く、善悪がしっかりとわかっている人であれば、「無視」や「暴言」「暴力」をしている人を注意して止めさせる事も出来るでしょう。

しかし、仲間意識が希薄で自分自身も「無視」や「暴言」「暴力」の矛先となってしまうかも知れない状況下であれば如何でしょうか?

〈 触らぬ神に祟りなし 〉

ここで自己防衛本能が働くと、「無視」=《 逃避 》に同調する可能性が高くなります。

さらに、そのような状況を見聞きしているうちに、

自分自身も同じように「暴言」「暴力」の矛先になってしまうのではないか?

という《 不安 》から来る《 脅威 》に追い込まれてしまうと、「暴言」「暴力」=《 攻撃 》に同調する事によって自己防衛をしようとする歪んだ行動を起こす可能性が出てきます。

“ いじめ ”をやってしまった人が、後から「やらなければよかった・・・・」っと後悔するのは、この無意識な自己防衛本能による行動と、道徳心や善悪との矛盾に後から気づくからでしょう。

⇒【 2.“ いじめ ”の発端をきっかけとした自己防衛的な参加 】



こうして徐々にあるコミュニティ内における《 不安 》が伝播して増幅し始めると、自分一人ではなく群集となった人々が、衝動的に興奮性が高まり、判断力や理性的思考が低下して暴徒化してしまう事があります。

後から「やらなければよかった・・・・・」思いつつも、「やめれば自分に矛先が向くかも知れない」という《 不安 》から逃れる事が出来なくなり、“ いじめ ”に参加する人数が増えれば増えるほど冷静な判断力や理性的思考が低下して、“ いじめ ”はエスカレートしていくものと考えられます。

人から人へと《 不安 》が伝播して増幅し、自分一人ではなく群集となった人々が、衝動的に興奮性が高まり、判断力や理性的思考が低下して暴徒化してしまう状態を、

《 群衆の心理 》

っと言います。

《 群衆の心理 》は労働組合や新興国のデモ等でも確認する事が出来ますが、自分一人になって落ち着いて冷静に考えればやらないような行動や言動を、無意識かつ衝動的に行ってしまうという危険な心理です。

⇒【 3.《 不安 》の伝播による《 群衆の心理 》の発動 】




【 1.相手のパーソナルな部分がわからない事をきっかけとした“ いじめ ” 】

【 2.“ いじめ ”の発端をきっかけとした自己防衛的な参加 】

【 3.《 不安 》の伝播による《 群衆の心理 》の発動 】

このような段階を経て、“ いじめ ”はエスカレートしていくものと考えられます。



初めは必ず一人から。

始めた一人だけが悪い訳ではありません。

そのコミュニティの中で最も《 不安 》耐久力が弱い人が、最も《 攻撃 》的になりやすいのです。

もし、喧嘩で勝ちたいのなら喧嘩をすればいいのに、“ いじめ ”をする。

もし、勉強で勝ちたいのなら勉強で競い合えばいいのに、“ いじめ ”をする。

もし、美しさで勝ちたいのなら美しさで競い合えばいいのに、“ いじめ ”をする。

もし、人望の厚さで勝ちたいのなら仲良くすればいいのに、“ いじめ ”をする。

もし、ビジネスで勝ちたいのならビジネスで競い合えばいいのに、“ いじめ ”をする。

それは、「負けるかも知れない・・・」とか「自分に害があるかも知れない・・・」といった自己防衛本能。

つまり、精神的に弱いがために、本来立ち向かうべき問題を解決しようとするのではなく、勝ち負けの相手を攻撃する事によって、解決すべき問題からも逃避しているのです。


これは、『 勝ち組・負け組 』『 競争社会 』といった少し前の日本社会の風潮と、『 世の中平等 』『 誰が上でも下でもない 』といった所謂(いわゆる)“ ゆとり社会 ”が生み出してしまった歪んだ社会問題だと考えております。

特に子供たちは、人格形成の途中にも関わらず、平等だと言われながら比較され、競争し合っている訳ですからねぇ。

ご参考:並列化のリスク〜ある一つの仮説〜



“ いじめ ”は、学校でも、ママ友の公園でも、会社でも、ご近所付き合いでも、本当に残念ながら最近では様々なところで発生している社会問題です。

テレビドラマでも様々な形で取り上げられていますが、私はリアルでも見たくないのにテレビでまでそんな状況を見たくありません。

“ いじめ ”を無くすには、強い大人がまず《 初めの一人 》に気づき、《 不安 》を取り除いてあげる事が大切です。

強い大人が『 思いやり・気遣い・心遣い 』をしっかりと持ち、皆で支えあって世の中の《 不安 》を払拭していく事が大切です。


ぜひ、諦めずに「ひとつになろう日本」「つながろう日本」を本当の意味で実現したいですね。






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【 おまけ 】

よく美人の方は性格が悪いなんて言われますよねぇ。

これを《 動物からカリマス理論 》にあてはめますと、


「美人だなぁ~」っといろんな人からジロジロと見られる

『あの人は何をジロジロと見てるんだろう?』(美人)

わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃

つまり、美人の方はいろんな人からジロジロと見られるたびに、『何ジロジロ見てるんだろう?』っという《 わからないモノゴト 》→《 不安 》→《 脅威 》にさらされ、

《 逃避 》→それでも見てくる→《 攻撃 》→眉間にしわを寄せて恐い表情になる

といったサイクルから、『 恐い表情=性格が悪い 』って言われやすいんですね。

芸能関係の方々にも同じように、街中では『 恐い表情 』になってしまっている方がいらっしゃいますよね。

でも、だからといって性格が悪い訳ではありませんから、見かけた方もあまり《 攻撃 》的に・・・・ならないようにしましょうね。




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2007年10月11日

シリーズ『共依存』5

こんばんは、カリマス(借ります)コンサルタントのアキバです。


シリーズ『共依存』△虜L襪蓮◆惷Π預検戮傍ど佞、改善する為のトレーニングをカリマスコンサルタントバージョンにアレンジしてお送りします。


アレンジを加える許可を得ていませんので、お借りします先生のお名前等につきましては、今回は控えさせて頂きます。


それでは早速、カリマスコンサルタントバージョンの『共依存』発見・改善トレーニングです。



下記の 銑瓦諒犬鬚読み下さい。


”下が話を聞いてくれない。

⊂綮覆話を聞いてくれない。

親戚の家に行くため13時には出発しなければならないが、子ども達が帰ってこない。

の戮硫箸濃瑤錣譴討い觚い量弔声がうるさくて眠れない。

グ貔厳命働いているのに給料もボーナスも上がらない。

Δ海鵑覆砲盥イなのに振り向いてくれない。

Щ匐,「学校で怒られた。」と泣いている。

仲間から楽しい飲み会に誘われる日に限って、体調を崩す。

妻(夫もしくは恋人)が、寂しいと泣いている。

部下から「このままでは住宅ローンが払えなくなる。なんとかボーナスを上げて欲しい。」と迫られた。

同僚が「△□部長は俺の話を全く聞いてくれない。」と愚痴っている。

居間で電話をしているのに、妻(夫もしくは恋人)が見ているテレビの音が大きくて聞こえない。

妻(夫もしくは恋人)が、銀行で嫌な事がありイライラしている。

同僚が「子供が学校でいじめられている。」と悩んでいる。

自分が推している政党の政治家が、攻撃的な発言ばかりをして議論が進まない。

姐イなアイドルが結婚の発表をしたので、イライラしている。

嬰甜屬鮃澆蠅茲Δ箸靴燭蕁⊂茲辰討る人にぶつかってしまった。

穏福壁廖砲、子供の夏休みの宿題を業者に依頼していた。

外戯をしていた我が子を近所のおじさんが叱った。

缶気い發里郎遒襪靴ない。



さてさて、あなたは 銑瓦諒乎罎棒在している問題をいくつ見つけられましたか?

そして、その潜在している問題を抱えているのは誰だと感じていますか?
フィーリングで結構ですので、もう一度お考え下さい。





それでは、“屬ら順に解説して参りましょう。


”下が話を聞いてくれない。

問題点は2つ考えられます。
話を聞く事が出来ない部下に問題があるのか?上司の話し方や普段の態度が悪いのか?のいずれかです。

表面上は、部下が話を聞かない事が問題です。

しかし、この文中に潜んでいる問題点は、「相手は話を聞くのが当たり前だ」という上司の固定観念を押し付けてしまっている可能性もあるという事です。

話を聞いてくれないのは、話をしている人自身が普段、他の人の話を聞いていない事が多いそうです。

あなたが部下を抱えた上司の場合、一概に「部下の問題だ!」っと決め付けてしまうようであれば『共依存』の可能性があります。


⊂綮覆話を聞いてくれない。

,離院璽垢汎瑛佑如¬簑蠹世錬欧長佑┐蕕譴泙后

表面上は、上司が話を聞かない事が問題です。

,離院璽垢醗曚覆詆分は、相手が「上司」であるところです。
上司としては、部下に対して報告・連絡・相談をスピーディーかつ的確に行うように指示・命令している筈です。

もしそのような指示・命令をしておきながら部下の話を聞かないとしたら、その上司に問題があると言えます。

勿論、,離院璽稿瑛諭部下としては普段から上司の話を真剣に聞いているか再確認した方が良いでしょう。

あなたが上司に話を聞いてもらえない部下の場合、一概に「上司の問題だ!」っと決め付けてしまうようであれば『共依存』の可能性があります。



親戚の家に行くため13時には出発しなければならないが、約束の時間になっても子ども達が帰ってこない。

一見、13時に出発したい親に降りかかる問題のように受け取れますが、約束の時間を守れない子ども達の問題でもあります。

この時、安易に「子ども達は悪くない」っと決め付けてしまうのは、『共依存』です。

カウンセラーの方は自分(親)の問題であるとおっしゃるかも知れませんが、将来的に困るのは「約束を守れない子ども達」ですから、問題の本質は子ども達にあります。



の戮硫箸濃瑤錣譴討い觚い量弔声がうるさくて眠れない。

これについても、カウンセラーの方は自分の問題と教えてくれました。

確かに「うるさくて眠れない」という問題が降りかかっているのは自分でしょう。

しかし、地域社会的に見れば、「うるさくて眠れない」人は隣近所に複数いる事が想定されます。
っとなると、犬の飼い主が社会的に問題を抱えているものと捉える事が出来ます。


グ貔厳命働いているのに給料もボーナスも上がらない。

会社に問題があると直感で思われた方は『共依存』の可能性があります。
あなたには、起業するチャンスも、もっと高い給与・賞与の会社に転職する権利もあるのですから。


Δ海鵑覆砲盥イなのに振り向いてくれない。

相手が振り向いてくれないのが問題だと思った方は『共依存』です。

自分と相手の境界線が明確でない事から、相手が振り向く筈だと思い込んでしまっています。


Щ匐,「学校で怒られた。」と泣いている。

「かわいそうに、私が学校に文句をつけてやる!」っと、いきなり学校や教師のせいだと思った方は『共依存』です。

なぜ怒られたのかを改めて確認する事により、理不尽な教師が存在するのか、単純に子供が悪いのかを見極める必要があります。


仲間から楽しい飲み会に誘われる日に限って、体調を崩す。

そんな日に限って誘う仲間は悪くありません。

普段から体調管理が出来ていないのが問題です。

妻(夫もしくは恋人)が、寂しいと泣いている。

特に恋人が寂しいと泣いていれば、「自分は何かしたかなぁ?」とか「自分が何かしてあげられなかったからかなぁ?」っと、自分の問題として捉えがちです。

しかし、何度考えても「寂しい」原因は推測しか出来ません。

そう、これは相手の問題です。

自分の問題だと思った方は『共依存』の可能性があります。

ちなみに『共依存』の状態では、問題を解決に導く事は困難です。


部下から「このままでは住宅ローンが払えなくなる。なんとかボーナスを上げて欲しい。」と迫られた。

部下の問題です。

すべて上司である自分の問題だと思った方。

素晴らしい責任感です。
ですが、自分の収入に見合わない借り入れを起こし、返済が困難になったのは、その部下の自己管理能力に問題があります。

相手が会社、自分がコンサルタントに置き換えると、より鮮明に見えるでしょう。


同僚が「△□部長は俺の話を全く聞いてくれない。」と愚痴っている。

ケース△汎瑛佑任垢、「愚痴」なのか「分析した上での相談」なのかを再確認すると良いでしょう。

勿論、「愚痴」であれば同僚の問題です。

「相談」であれば、上司に問題があるかも知れませんが、その上司をあなたが知らない場合、上司に問題があると決め付けるのは『共依存』の可能性があります。


居間で電話をしているのに、妻(夫もしくは恋人)が見ているテレビの音が大きくて聞こえない。

社会的な視点から、相手に問題があると言えます。

電話をしているのに気を使ってボリュームを絞れないからです。

しかし、この場合は前提条件として、「固定電話」である必要があります。

携帯電話なら、自分が他の場所に移動すれば解決しますから、携帯電話なのに相手が悪いと考えるのは、少し自分勝手であり『共依存』の可能性もあります。


妻(夫もしくは恋人)が、銀行で嫌な事がありイライラしている。

ストレートに考えて、相手に問題があります。
イライラしている原因は、この文中からは相手にしかわからないからです。

しかし、もう一歩先を読むと、「銀行」という言葉が気掛かりです。

問題は確かに相手に発生してイライラしていますが、自分の預金に関わる問題が生じている恐れもありますので、確認が必要でしょう。


同僚が「子供が学校でいじめられている。」と悩んでいる。

自分の問題でも、同僚の問題でもなく、同僚の子供の問題です。

同僚に同情するのは『共依存』的な感情です。

確かに「いじめ問題」は悩ましい問題ですから同情もするでしょう。
しかし、問題を解決に導くためには、問題の本質を見極めなくてはなりません。


自分が推している政党の政治家が、攻撃的な発言ばかりをして議論が進まない。

その政治家に問題があります。っと言いたいところですが、そのような政治家がいる政党を推している自分に問題があります。

しかし、政治家は議会で討論して国民が安全に安心して豊かに暮らせるように導くという『本来の価値』を提供して、国民から『ありがとう』の対価としての『お金』をもらっているのです。

それが、税金という形で変化する事により、直接国民から『お金』を頂いているという感覚が無くなっているのでしょう。
それでは納得して納税しようと思わないのも当然ですね。

おっとっと、脱線しました。すみません。

政治は戦いではありませんから、冷静に議論出来る人を推薦するか、立候補するのも一つの解決策だと思います。

私見的には、推薦するに値しない候補者しかいない時には「白票を投じてアピールするのもありかなぁ」っと思っております。


姐イなアイドルが結婚の発表をしたので、イライラしている。

好きなアイドルですから、結婚相手に対する嫉妬心から「こんな奴と結婚するのは問題だ!」っと、そのアイドルの問題と思ってしまったり、「その結婚相手が悪い」なんて思ってしまうのは、『共依存』の可能性があります。

すべての「個」を認める努力が必要でしょう。


嬰甜屬鮃澆蠅茲Δ箸靴燭蕁⊂茲辰討る人にぶつかってしまった。



応用問題です。

カウンセラー的には、「ぶつかって不快な思いをしているのは誰?」っという視点で見て、自分の問題を答えとするかも知れません。

しかし、社会的には「降りる人が先」というルールを守れない相手に問題があると言えます。

最近ではいい年をした大人まで「そんなの関係ねぇ〜」とばかりに、我先に乗り込んできますが、これは『序列の価値観』と『共依存』、『対人不安』が相まって、無意識にその様な行動を取ってしまっているのでしょう。

無意識でも続けていると本当に関係ないと思い始めますので、注意して行動する事をお勧めします。


穏福壁廖砲、子供の夏休みの宿題を業者に依頼していた。

『共依存』の典型です。
自分の子供が歩く道には石ころ一つ落ちていない状態にしてあげたいという考え方です。

そうして育った子供は、自らに降りかかる問題を自ら解決する能力が発達せず、出来なかった事は他人のせいにするようになります。

強烈な『共依存』症状になってしまうのです。

ですから、人にモノを教える立場の人ほど、『共依存症』を理解し、自立した人を育てるように努力する必要があります。



外戯をしていた我が子を近所のおじさんが叱った。

「我が子になんて事するの!」っと、いきなり近所のおじさんに言い寄ってしまうのは、『共依存』の典型です。

昔は善悪や道徳を教えてくれる地域社会がありました。
しかし、最近では他人が注意すると、その注意してくれた人を悪者扱いにするどころか、我が子でさえ注意する事が出来ない親を見掛けるようになりました。

『共依存症状』に早く気付き、改善して頂きたいものです。


缶気い發里郎遒襪靴ない。

さて、最後におまけです。

『共依存』とは関係ありません。

『ない』という言葉が、どれだけ可能性を少なくするかに気付いて頂く為の例題です。


「無いもの」は本当に「作るしかない」でしょうか?



少しお考え下さい。



さて、如何でしょう。

そうです、「無い」という問題に対する解決策としては、買って来ても、もらって来ても、借りてきても良いのです。

それが、自分の会社はメーカーだから「作るしかない!」っと決め付けるのは可能性を限定的なものとします。

何かを決定する際に「〜しかない!」という結論を出せば出すほど、限定的な可能性のみになってしうのです。

固定観念や既成概念に押しつぶされないように、たまには頭の体操をしてみましょう。



 銑瓦領秣蠅鬚読み頂き、《自分の問題》と思ったものが多ければ、『共依存』の可能性が高いと言えます。


そして、 銑瓦領秣蠅魏薪戮お読み頂き、問題の本質が誰にあるかを客観的に判断する練習をする事によって、共依存症の改善にもつながります。

是非、ご活用頂ければ幸いです。


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2007年09月23日

『序列の価値観』と『不安』5

こんにちは、カリマス(借ります)コンサルタントのアキバです。


ここのところ、陰湿な事件や、残虐な事件が特に増えてきましたねぇ。
そんなニュースを毎日のように耳にするのは健康にも悪いので、少しずつでも減らすためのお手伝いが出来ればいいなぁ〜っと思います。

そこで今日は、『序列の価値観』と『不安』について考えてみたいと思います。




【序列の価値観】


《無意識に人を上下や勝ち負けで見てしまう感覚》を『序列の価値観』と呼んでいます。
特に日本人は、受験戦争において『他人に勝つ』ための教育を受け続けた事により、少なからず身に染み付いてしまっているように見受けられます。


偏差値の高い学校に入る権利を勝ち取る事で誉められ、通信簿や試験で同級生と比較され、人間的成長よりも《点数》重視の教育を受けて育った結果、『序列の価値観』が染み付いてしまいます。


『序列の価値観』が染み付くと、何でも人の上に立てる事に結びつけて優越感を感じるようになります。


他人より少しでもノウハウを知っている事

他人より少しでもテクニックがある事

他人より少しでもスキルが高い事


勿論、地位や所得については当然の事ながら、優越感を感じます。





【不安】


以前、「動物からお借りしますの巻き」でご説明致しました通り、『不安』には他の感情を引き出す作用があります。


動物は『知らない』環境に連れて行かれたり、『知らない』人に合わせられたり、『知らない』物を近づけられたりすると『不安』になります。

『知らない』という事はリスクコントロールが効かない状態、すなわち、《次にどうすれば良いのかわからない》状態を指します。


『わからない』状況が続くといろいろ考えても結論を出す事が出来ず、感情が不安定になるため、『不安』になるのです。

その『不安』な状態が継続すると、はじめは『脅え』ます。

『脅え』た状態が継続すると、ますます感情が不安定になりますから、その状況から『逃避』しようとします。

『逃避』しても逃げ切れず、追い詰められてしまうと感情はもっと不安定な状態になり、『不安』要素を『攻撃』する事によって目の前から排除しようとします。


『わからない』
 ↓
『不安』
 ↓
『脅威』
 ↓
『逃避』
 ↓
『攻撃』


この一連の感情の変化や行動は、人間でも同じように現れます。






【『序列の価値観』+『不安』】


本来は《無限の可能性を持った》子供達が、他人と《点数》によって比較されて育てられています。
他人よりも《点数》が高ければ誉められますが、他人よりも《点数》が低ければ「《何で》出来ないんだ!!」っと怒られる事も多いようです。

学校教育だけではなく、家庭教育においても、「《何で》言うことを聞けないの!!」っとか、「《何で》出来ないの!!」なぁんて、巷で良く耳にする言葉ですよね。


特に良くないのは、教える立場の人が《何で》を多用する事です。
(勿論、そればかりではありませんが...)


例えば、あなたが一生懸命努力しているにも関わらず、手品が出来なかったと仮定します。

あなたは寝る間も惜しんで練習していましたが、そんなあなたの努力している姿なんて見も聞きもせずに、「《何で》出来ないんだ!!」っと頭ごなしに言われたらどうですか?

ほとんどの人は、その《何で》の部分がわからないために出来ないだけなのです。
《何で》がわかっていても出来ないのは、その《何で》の部分を細分化して1つずつクリアする方法に気づいていないだけなのです。


それを、《何で》?《何で》?っと責め立てても、『わからない』事で追い詰めているのと同じ事ですよね。


かわいそうに、そんな『不安』に追い掛けられるような生活を、まだ人間性の出来上がっていない、人格が出来上がっていない幼少期から送っていれば、子供達はさぞかし『不安』でしょう。


さて、社会ですから大人も同様です。

頑張って、頑張って、働いて来たら、会社は銀行から貸し剥がしを受け、社員はリストラされ、おまけに《勝ち組》《負け組》と個人の私生活にまで『序列』をつけられて、さぞかし大人も『不安』だったでしょう。
(過去形が正しいとは思いませんが...)


『不安』な上に、子供は受験戦争に勝たなければダメ出しを喰らい、大人は地位やスキル、ノウハウ(場合によってはルックスまで)で他人に勝たなければ《負け組》のレッテルを貼られてきました。


その結果、《人の上に立つ事》が出来ない事に対して、強い劣等感を感じるようになります。
強い劣等感を感じつつ、自分の将来に対しての『不安』に追い詰められると、他人を《自分が上に立つ、もしくは自分が上に立ち続ける》ための阻害要因として『脅威』を感じたり、『敵視』するようになります。


この社会的な対人『脅威』と対人『敵視』を明確に感じ取っている方は少ないでしょう。
ですが、ほとんどの場合は無意識に『脅威』か『敵視』を感じて反応しています。


はじめは小さな組織内で《自分が上に立つ、もしくは自分が上に立ち続ける》ために必要な人とそれ以外の人との選別が無意識の内に行われます。

小さな組織とは、学校で言えば友達同士や同じクラス程度の人数の組織です。社会人の場合は、同期入社同士とか、同年代同士といったところです。


そして徐々に、より大きなサイズの組織にまで選別が進むようになります。


学校や会社といったサイズの組織の場合には、《自分が上に立つ、もしくは自分が上に立ち続ける》ために特に必要ではない人に対してでもコミュニケーションを取る必要がある距離にいます。

地域社会や、街中、電車の中といった所では、特にコミュニケーションを取る必要性はない事から、他人は《自分には関係の無い人》と選別するようになります。

《自分には関係の無い人》ですから、電車に乗る時は降りる人なんかお構いなしで「我先に」乗り込みます。
車は道を譲りませんし、電車でお年寄りや妊婦さんに席も譲りませんし、倒れた人も助けません。

「そんなの関係ねぇ〜」なのです。

そんな大人が、最近どれだけ増えた事でしょう。
悲しい現実です。



しかしながら、人の感受性は様々ですから、人によっては地域社会のような大きな組織内においても、『関係ない』とする事が出来ず、対人『脅威』や対人『敵視』を感じてしまう場合があります。


家族というサイズの組織では、対人コミュニケーションを取らざるを得ません。

家族内で対人『脅威』を感じはじめると、自らの部屋に引きこもるか、家出をして『逃避』するしかなくなります。

家族内で対人『敵視』にまで発展すると、家庭内暴力が発生し、場合によっては殺人事件にまで発展してしまいます。


同様に、地域社会のような大きな組織内において対人『脅威』を強く感じるようになると、家の中に引きこもります。

地域社会で対人『敵視』にまで発展すると、通り魔などの事件につながります。通り魔は大袈裟かも知れませんが、地域社会において軽く対人『敵視』を感じ始めている人は、街中で何も関係のない人まで睨んだり、喧嘩っ早くなっていたりします。


地域社会において、軽くでも対人『脅威』を感じている子供が、家族から《何で》?《何で》?っと責め立てられ、追い詰められるような状況が続けば、『攻撃』に変化するのも当然です。
非常に冷たい言い方かも知れませんが、当然です。


『序列の価値観』と『不安』に追い詰められて、精神力や人間力が未発達の人が、言うことを聞かない子供や配偶者に対して『攻撃』してしまう事も、偶然ではありません。


学校や会社において、《いじめ》や暴力行為、パワーハラスメント等が起こってしまう事の原因も、『序列の価値観』と『不安』の関係から説明出来てしまいます。


そんな『序列の価値観』と『不安』ですが、実はまだ今ひとつしっくり来ない部分も感じています。
そんな中、昨日2007年9月22日、心理カウンセラーの東京ビジネスラボラトリー・朝妻秀子先生から、『共感』と『共依存』というものを教えて頂きました。

この『共依存』というもの。
やはりコンサルティングに心理学が必要になってきていることを改めて実感させてくれるものでした。


そこで次回は、心理カウンセラーの東京ビジネスラボラトリー・朝妻秀子先生からお借りして、『共感』と『共依存』に『序列の価値観』や『貢献』といった部分をmixしてお送り致します。


お楽しみに。



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ryozy_akkiy at 11:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)