お客様

2010年09月16日

ターゲットから決めてモチベーションを高めよう!

こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


関東では二晩続いた夕立(ほとんど夜立ですが‥‥あっ、すみません、表現がおかしいですね)で、めっきり涼しくなって参りました。


ようやく秋葉の秋が訪れそうですねぇ。

ちなみに、私、秋分の日の翌日生まれで、まさに秋男でございます。


まぁ、せいぜい飽きられないように、何事も諦めず、様々なわからないモノゴトを明らかにして参りたいと思っております。


そんな今宵は、オーソドックスなマーケティングのお話をお届けしましょう。



まぁ、表題にも書いてしまいましたので、お伝えするまでもないかも知れませんが、事業を営む上で予めターゲットとするお客様像を明確に心に刻む事は、モチベーションの維持・向上に役立ちます。


例えば、

・大好きなフィアンセのために〇〇〇をする

・大親友のために〇〇〇をする

・頭が上がらないほどお世話になった恩師のために〇〇〇をする

・大好きなおじいちゃん、大好きなおばあちゃんのために〇〇〇をする

・大切な家族のために〇〇〇をする


という具合に、明確に相手を思い浮かべる事が出来れば、俄然やる気も出るでしょう。

相手の喜ぶ姿を想像しながら、相手が想像以上に喜んでくれれば、さらにもっと喜んでもらうための

・アイデア出し

・地道な努力

・綿密な計算

・気の利いた心配り

といった事を、自発的・積極的・能動的に惜しみなく行うでしょう。



ところが、ターゲットが明確になっておらず、とりあえず笊(ざる)や網でザクッとすくってみて、「何か引っ掛かれば儲けもの」といった仕事は、運良く成果が上がっているうちはいいですが、

・同じ事の繰り返しでマンネリ化してくる

・成果が上がらないと、すぐに飽きる

・自分の分け前が少ないと、やる気が出ない


要するに、「見返り」自体が“目的”となるために、「見返り」がなければやる気など起きる筈も無いのです。



つまり、

1.「見返り」を“目的”とするか?

2.相手の喜びの結果として「見返り」を頂くか?


同じようで、大きく違うんですねぇ。





ビジネスに置き換えればおわかりのように、


・「金儲け」を目的として効率化を求めるのか?

・相手に喜んで「お金」を払って頂けるための努力をし続けるのか?




イソップ寓話の“北風と太陽”に近いかも知れません。



相手を思い浮かべれば、

・どんなおもてなしをすれば喜ばれるのか?

・どんなデザインが喜ばれるのか?

・どんな味が?

・どんな香り?

・どんなタイミング?

・どのくらいの量?

etc・・・・・・・・・・・・・・

考動に直結する部分が見えてきます。



しかし、目的が「お金」であれば、社員やメンバー同士でもターゲットとするお客様像がバラバラになりやすく、仮にマーケティングで事前にターゲットとなるお客様像を決めておいたとしても、

『なぜ、そのお客様像をターゲットとしたいのか?』

『なぜ、そのお客様像がターゲットでなければならないのか?』

という理由も、

「儲かりそうだから・・・」

「おそらく儲かるから・・・・」

という「お金」で括られ(くくられ)ますよね。

「儲かりそうな事」が理由であれば、ちょっとチャレンジして成果が上がらなければ、あまり努力もせずにターゲットを変えたくなるでしょう。

そうなると、売るための努力が劣っていたり、売るために必要なコミュニケーションエラーが発生していたり、そもそも商品やサービスに問題があったとしても、そこに気づかずに「ターゲットを変えてみよう!」という改善プランに至るかも知れません。


こうなると、

・ある社員は「もっと儲かりそうな商品を見つけよう!」

・あるメンバーは「もっと買ってくれそうなターゲットに変えよう!」

・また他の社員は「営業努力が足りないんだ!」

・また他のメンバーは「商品説明が足りないんだ!」

などなど、潜在的な問題点がどこにあるのか見えなくなってくる恐れもあります。





“目的”の中に、自分達の商品やサービスを提供したいお客様をイメージする。

“目的”の中に、そのお客様が喜んでいる姿をイメージする。

“目的”の中に、お客様が喜ぶ事によって自分達も喜びを感じる事が出来るように、言葉をデザインする。

お客様が「いつも、ありがとう!」っと喜んで「お金」をお支払い頂けるイメージを“目的”から読み取れるように創り上げる。


これが、アキバが提唱する《 経営理念 》です。


【 成功のための四要素 】

目的 = 何のため? ⇒ 経営理念

戦略 = やる?やらない? ⇒ 意思決定

目標 = いつまで?どれだけ ⇒ 計画

戦術 = 何を? ⇒ やれること総て


【 成功のための四要素 】




先行不透明な時代だからこそ、ターゲットを決めてモチベーションを高めて参りましょう。



にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 23:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年09月17日

改めて、経営理念〜其の伍〜

こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager の秋葉です。


今夜は先週〜昨日に引き続きまして、“ちゃんとお金に結び付く経営理念”のまとめをお送りします。



まずは、考え方として必要なポイントのおさらいです。


・お金は誰から貰える?

・人は何があれば能動的に動く?

・人は何に不安を感じる?



どんなに格好いいビジネスモデルでも、凄く難しい経営理論をもってしても、自社の商品やサービスをお金に変えてくれるのは、お客様です。


お客様から観れば、

《どんな事をしてくれる会社なのか?》

わからない会社であれば、近づかれると不安になります。


会社名も含めて、自分に対してどんな事をしてくれる会社か、わからない状況で提案や売り込みをされれば、

わからない

不安

脅威

逃避

攻撃

っとなり、

「いいからもう帰ってくれ!」
とか、

「二度と顔出すな!」

っという罵声に繋がります。


社員やメンバーから観ても、

《どんな事が出来る会社なのか?》

わからない状態であれば、とりあえずお金を貰えるから仕事をしているだけとなり、受動的・強制的・消極的な“ぶら下がり社員”が生まれやすい企業体質に陥りやすくなります。

しかし、指示・命令待ちの“ぶら下がり社員”は、指示・命令された理由(=何のためにその業務を行うのか?)がわからないため、

わからない

不安

脅威

逃避=やらない→無視する

攻撃=愚痴る→従わない→反抗する


っという悪循環にも陥りやすくなります。




唯一、自社の商品やサービスをお金と交換してくださるお客様が、

《自分に対してどんな事をしてくれる会社なのか?》

が明確になっていて、そこに《期待》をしていただけると、お客様は会社の方を向いてくれます。


社員やメンバーも、

《お客様に対してどんな事をしようとしている会社なのか?》

がはっきりとわかり、

社員やメンバー自身がその会社を通じて《こんな事が出来る!》っと感じたときに、会社と社員やメンバーのヴィジョンが一致します。


ヴィジョンが一致すると、“目的”が一致します。

人が能動的・自発的・積極的に行動するために最も重要な“目的”が一致しますので、会社=組織やチームと社員やメンバーのベクトルも一致してきます。


改めて、経営理念〜其の伍〜の巻き


次回は“ちゃんとお金に結び付く経営理念”の作り方をお送りします。

お楽しみに。





にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 23:32|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年08月22日

今日の仕事は・・・・5

こんばんは、経営理念コンサルタントの秋葉です。

先日、とあるラーメン屋さんに入った時に、こんな言葉に出逢いました。

とあるラーメン屋さんの理念



今日の仕事は
     (岡田徹様・著?)


あなたの今日の仕事は

タッタ一人でよい

この店へ買いにきて よかったと

満足して下さる お客さまを

作ることです


あなたの店があるおかげで

一人のお客さまが

人生は愉しいと

知って下さることです


平成十三年九月十六日  吾聞


とあるラーメン屋さんの理念



各チェーン店にコピペされているとしても、

ためになる言葉ですねぇ〜。



あっ、「序列の価値観と自己革新」の続きは、また後ほど。。。



にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 21:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年08月07日

唯一、お金をくれる人5

こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager の秋葉です。



今宵も『お金』にまつわるお話です。



金利や運用益、助成金等は別として、会社が商取引をする中で、

《唯一、『お金』をくれる人》

って誰ですか?



実は、そんな当たり前の事を平気で忘れてしまう人が、たくさんいらっしゃいます。



「自分達が一番を取りたい!」

とか

「自分達の売上を伸ばしたい!」

とか

「自分達の利益を伸ばしたい!」

とか

「自分達が幸せに暮らしたい!」

なぁ〜んていう事ばかり考えていて、

《唯一、『お金』をくれる人》

の事を平気で呼び捨てにしたり、ややもすると陰口を叩いたりする人さえいらっしゃいます。



《唯一、『お金』をくれる人》

から『お金』を頂く事が出来なければ、会社は給料も払えません。



お取り引き先の、そのまたお取り引き先の、そのまたお取り引き先の最終的な、

《唯一、『お金』をくれる人》

から『お金』を頂く事が出来なければ、みんな『お金』が入って来ません。





さてさて。


あなたは、

《唯一、『お金』をくれる人》

の事を、あなたのまごころに誓って、

大切にしていますか?





「勿論、それはそれで大事だけど、金が無きゃやっていけないんだから‥‥‥」

とか、

「わかります。そう、だから『経営理念』って大事なんですよねぇ。でも、自分の生活とか夢のためには、お給料も大事ですよね。」

なぁ〜んて言っちゃったりしてませんか?






理念を軽んじる者は

理念を語るなかれ


『経営理念』とは意思決定の基軸なり



経営理念コンサルタント

秋葉亮爾 拝




にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 23:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2009年07月09日

投網で何を取る?5

こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager の秋葉です。




《撒き餌を撒いて、投網を投げる》


一見、一網打尽で良さそうですが、何の事だと思いますか?


これは、営業で使われる古典的な手法です。


「投網ではなく、定置網にしましょう!」
っというのが、よく言われる「顧客の囲い込み」です。


撒き餌で見込客を集めて、投網でごっそり。

撒き餌で見込客を集めて、定置網でイケスを作り、リピーターとしてごっそり。



さてさて、確かに売る側の論理としては正しいように見えますが、お客様から見たらどうでしょうか?



何だか気分が悪いですよね。


にわかマーケティングや、根性論の営業、ダークサイドのコールドリーディングによる営業では当たり前に使われている“戦略”には、しばしば売る側のエゴ丸出しで、お客様に対して失礼な言葉や考え方が含まれています。


しかも、そもそもお客様は自分自身の意思決定によって行動しますので、お客様を拘束するようなニュアンスの“囲い込み”という表現はおかしいでしょう。


さらに、どんなお客様をターゲットとして網を張るのかも明確にしないで、「とりあえず撒き餌を撒いて投網を投げれば、何か取れるだろう」的な発想につながりやすいのが、この手法です。


売上が先細り、売る側である自社が追い込まれれば、追い込まれるほど、バンバンと撒き餌=広告宣伝費を投入して、「何でもいいからとにかく売上!」っと網を張るようになります。





・どんなお客様に対して

・どんなサービスを通じて

・そのお客様にどんな感情を抱いて欲しいのか?


お客様自身の意思決定によって選ばれ続けるためには、常にお客様自身の意思決定の原動力を与え続ける事が大切です。


満足<感動<感激<感謝


お客様から選ばれ続けると、逆にお客様から“囲まれる”ようになります。




営業戦略で“網”とか“囲い込み”という発想が生まれたら、すぐに考えてみてください。

《あなた自身が魚=お客様だったら、どんな感情を抱くのか?》




そこで一句

OKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOK


囲うのか?

囲まれるのか?

それだけで


敵と味方の

分かれ目となり


OKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOKOK


お後がよろしいようで






にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ


ビジネスブログ100選

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 01:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年11月28日

お客様の視点とこれまでの常識〜3〜5

こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。

お客様の視点とこれまでの常識〜3〜、3日目の今夜はチェーンストア=スーパーマーケットに対してのご提案(要望?)をお送りします。


みなさまご存知のユニクロでは、寒くなってきたこの時期に暖かいダウンを一押し商品として商品展開をしています。

ユニクロ・オンラインストア



一方、私の地元にある大手スーパーの衣料品売り場では、9月頃から冬物の商品展開を始めて、寒くなってきたこの時期には値下げによる売り切りが始まります。



さてさて、あなたはスーパーにどちらの商品を買いに行っていますか?


A.季節を先取りしたニューアイテムやトレンド商品

B.季節感にマッチした普段使いの商品



ほとんどの方は“A.季節を先取りしたニューアイテムやトレンド商品”を探す時にスーパーへは行かないでしょう。


「寒くなったから鍋でもやろう!」っというのと同じで、スーパーには“B.季節感にマッチした普段使いの商品”を求めて来店して下さるお客様がほとんどでしょう。


それが、百貨店や専門店とわざわざ競争するように、季節を先取りした商品展開を進めてしまい、いざお客様が「そろそろ買おうかなぁ?」っと思った時には既にセール品となり、品揃えが乏しくなってしまっているケースがよく見受けられます。



スーパーこそタイムリーに、季節感を「これでもかぁ〜、これでもか。これでもかぁ〜、これでもか」っと出していくべきではないでしょうか?


クリスマス前にお正月を彷彿させるコーナーを目立たせ過ぎるのは、確かに売れ残りを出さないための対策かも知れませんが、お客様の感情から観れば逆の相乗効果でしょう。

お互いに打ち消し合ってしまい、結果として売れ残らないように“値下げ”するようになるでしょう。


もっともっと、

“いま美味いもの”

“いま着たいもの”

“いま使いたいもの”

にこだわって、季節感と感情を煽るくらいでも、ちょうどいいでしょう。



あっ、そうそう。

地域の商店街の商店なんて、同じように季節感と感情を煽りながら、専門的同様のコンサルティングセールスが出来るんですから、本当は素晴らしいんですよねぇ〜。

例えば、地元の漁師さんから買ってきた季節の珍しい魚を、美味しい食べ方と一緒に(美味しい食べ方を教えて)販売する事が出来るんですからねぇ。

季節限定の珍しい魚は、食べ方がわからないから、一般的なスーパーでは売れないですよねぇ。

だから、仕入れは安いでしょう。

コンサルティングセールスすれば、たちまち利益率の高い商品になりますよね。



勿論、AZさんのように、そこまでやっていらっしゃるスーパーもありますよ。



もっともっと、

“いま美味いもの”

“いま着たいもの”

“いま使いたいもの”

にこだわって、季節感と感情を「これでもかぁ〜、これでもか。これでもかぁ〜、これでもか」高めていきましょう。



にほんブログ村 経営ブログ 経営哲学・経営理念へ

過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 23:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年09月16日

クレームの価値5

こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。


今夜はみなさんが嫌ったり悩んだりする『クレーム』のお話です。


あなたは『クレーム』をどんなものとして受け止めていらっしゃいますか?


中にはムーディー勝山さんのように「右から左へ受け流す」っていう方もいらっしゃるかも知れませんね。(古かったですか?)


『クレーム』を辞書で引くと

1.商取引で売買契約条項に違約があった場合、違約した相手に対して損害賠償請求を行うこと。

2.苦情、異議

と書かれています。


一般的には、この『苦情』が『クレーム』だと思われている方がほとんどでしょう。

辞書にそう書かれていますからねぇ。



それでは『クレーム』って英語はどうでしょう。

『claim』を辞書で引いてみると、要求とか請求とか主張という意味合いが強い事がわかります。

Does anyone claim this handbag ?

このハンドバッグの持ち主はいませんか?


claim respect

尊敬に値する


こんな意味があるのが『claim』『クレーム』です。



抗議とか文句であれば、

《 complain to 誰に about 何の 》

だそうです。



それでは何故『苦情』のイメージが先行しているのでしょう?


『苦情』は辞書で引くと、

他から害や不利益などを被っている事に対する不平・不満。また、それを表した言葉。

っと書かれています。


『異議』を辞書で引くと、

反対または不服であるという意見。

っと書かれています。


『不服』を辞書で引くと、

納得がいかず、不満に思うこと。不満足。

っと書かれています。



このくらいお読みいただくと、いつもお読みいただいている読者の皆様にはおわかりだと思います。

『お金基準の価値観』で「ビジネスとは金儲けであって、お客様第一主義とは金儲けの手段だ」なぁ〜んて思っていると、面倒な苦情や抗議にしか聞こえて来ないんですねぇ。



『不満足』『不利益』『要求』が『クレーム』の根幹です。


提供された商品やサービスに対して支払った『お金』の価値ほど、その商品やサービスの『本来の価値』が『ありがたい』ものではなかった時に、『不満足』になり『不利益』を感じ、『要求』して来るのです。

お客様が期待した、商品やサービスの『本来の価値』よりも、提供されている商品やサービスの『本来の価値』が『ありがたい』ものでなければ、『不満足』になり『不利益』を感じ、『要求』して来るのです。




それでは、何故『要求』して来るのでしょうか?


あなたは期待していない人に対して、しつこく何かを『要求』したりしますか?


お客様は、そもそもその会社やお店が提供している商品やサービスに期待しているからこそ、利用してくださいます。

その会社やお店が提供する商品やサービスに対して『存在価値』を感じ『付加価値』を期待しているからこそ、利用してくださいます。


その期待していただいているお客様から、「おたくのココが不満足なんですけど、どうにかなりませんか?」っという声をダイレクトにいただけるのが『クレーム』です。

わざわざ教えていただけるんですよ。

マーケットリサーチしなくても、お客様からわざわざ教えていただけるのです。


『クレーム』は期待していただいているお客様から「成長してね!」っと貴重なアドバイスをいただいている事と同じなのです。



本当に『ありがたい』お話ですねぇ。



『クレーム』は成長へのアドバイスです。


あなたが期待しない人をわざわざ相手にしないように、お客様も期待しない会社やお店をわざわざ相手にしないですからねぇ。

(あっ、そうそう、『お金』目当てのクレーマーとか、心理的な病でクレーマーになってしまっている方については別です。すみません。)



『お金』はお客様からの『ありがとう』の対価です。


お客様が期待した商品やサービスの『本来の価値』よりも、少し期待以上だった時にお客様は『満足』し、だいぶ期待以上だった時にお客様は『感動』し、凄く期待以上だった時にお客様は『感激』し、とんでもなく期待以上だった時にお客様は『感謝』してくださるのです。

そして、『感動』したからこそ“リピーター”になってくださり、『感激』したからこそ“口コミ”をしてくださり、『感謝』したからこそ“ファン”や“信者”になってくださるのです。



ちょいと若者風に書くと、

“イ言者”

何て読みますか?



そう、“儲”です。


価値基準を『お金基準の価値観』ではなく『本来の価値観』にするだけで、全ては矛盾なくつながります。


そんなアキバの経営哲学は、「やっぱりイマイチわかりにくい!」っとおっしゃる方々。


『徳』のある素晴らしい方が、とってもわかりやすい本を出版してくださいました。



君を幸せにする会社



公認会計士の天野敦之(あまのあつし)さんが執筆してくださいました、

『君を幸せにする会社(日本実業出版社)』です。

君を幸せにする会社ブログ


経営に悩んでいらっしゃる方、部下がついてこない事に悩んでいらっしゃる上司の方、どうしたら儲け続けられるかを本当に知りたい方々にお勧めです。

立ち読みだけでも十分に価値があると思いますよ。



にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ

過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!

続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 22:25|PermalinkComments(2)TrackBack(1)

2008年08月28日

プチコンサルシリーズ・1〜生鮮の棚と購買意欲の関係〜5

こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


アキバのプチコンサルシリーズ、1回目の今日は、スーパーの生鮮売り場における陳列棚と購買意欲の関係について、お伝えいたします。


一般的にスーパーの生鮮売り場における陳列棚にはミラーリング効果が施されていますよねぇ。


棚の奥の壁面や上部に鏡を付けて、商品を映り込ませる効果の事です。


この効果は『棚にある商品が少なくなっても、鏡に映った商品によってたくさんあるように見える』事から、《消費者の購買意欲が増す》と説明される事が一般的です。


しかし、本当に《消費者の購買意欲が増す》のでしょうか?


消費者は《不足しているもの》を買いに来るのが大前提です。

次に購入するのは《あってもいいもの》です。


日々の食料である生鮮食料品は、どちらかというと《不足しているもの》のウェイトが非常に多い商品群でしょう。


生鮮売り場の商品群は、どちらかというと「足りないから買おう」という氣持ちで品定めしている商品群です。


「今日は魚が食べたいなぁ〜」とか「今晩は麻婆豆腐にしよう」とか、予め決めている場合も多いですから、《消費者の購買意欲が増す》という表現よりも《消費者の不安心理が和らぐ》と言った方が近いでしょう。


「鮮度」が品定めの基準の一つとなる生鮮食料品が、少ししか陳列されていなければ「売れ残り」として認識されやすいでしょう。

「売れ残り」だという認識から「鮮度が落ちている」事が連想され、心理的に買い控えてしまうのです。

生鮮売り場において《消費者の購買意欲が増す》のは、凄く簡単に言うと「美味そうな事」と「安い事」です。

そこに、さらに「健康に良い」とか「美容に良い」とか「珍しい」といった付加価値が加わります。

フェイスを広く(棚に並べる量を多く・陳列の幅を広く)取ることは、商品を目立たせる事にはつながりますが、《消費者の購買意欲が増す》と勘違いしてはいけません。

売れない商品のフェイスを広く取ることは、そのまま機会損失につながります。

逆に、売れている商品がミラーリング効果によって、「たくさん並んでいるから大丈夫」っと品出しのアルバイトの子が思ってしまい、追加の品出しをしなければ、それも機会損失につながります。


このように売る側の立場から見て《消費者の購買意欲が増す》と教えられている事の中には、買う側から見れば《消費者の不安心理が和らぐ》という、プラスリスクを求めるのではなくマイナスリスクを回避する行動につながっているものもあるのです。


本当にお客様のためになる仕事をお考えであれば、普段当たり前だと思っている事も、もう一度見直してみましょう。



にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ

過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 20:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年06月13日

安物買いの銭失い〜本編の巻き・其の参〜5

こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。


今夜は《安物買いの銭失い〜本編の巻き・其の参〜》をお送りします。



自分が儲ける事とお客様が喜ぶ事が『矛盾』すると思っていらっしゃる方のほとんどは、『お金基準の価値観』が強くなっている方々です。

この『矛盾』を解消するために【高く見せられるモノを安く作って売る(=利益率が高いから儲かる)】ようになります。

【高く見せられるモノを安く作って売る】時に『本来の価値観』をしっかりと持っているとどうなるでしょう。


々發見せるために質の良い原材料を使って【作る過程、工程を工夫して】安くする。

もしくは、

高い原材料の質と【同じような質感を出すことが出来る安い原材料を探してくるか、作るかして】安くする。

でしょう。



全く質の違う原材料を使って安くしたり、作る過程で手抜きをして安くする事は出来ない筈です。



『本来の価値観』とは、そのもの自体の『存在価値』+『付加価値』を『価値』とする、ごくごく当たり前の『価値観』です。

何も改めて私が言うことでもないのですが、最近は無くしてしまった人が多く見受けられますので、あえて言って回ってます。


あっ、そうそう、「とはいっても『本来の価値観』って今ひとつわかりにくいんやけど‥‥‥」っとおっしゃる方。
日テレのドラマ『おせん』をご覧ください。

あっ、私は特に日テレ系の人ではないですよ。

TBSもフジもテレ朝もテレ東もテレ玉も見ますよ。


すみません、脱線しました。


戻ります。



『本来の価値観』は『存在価値』+『付加価値』なのですが、それって《誰にでも同じもの》じゃないですよねぇ。


「あなたとは『価値観』が違うみたい。さよなら。」

とか、

「あなたの『価値観』を押し付けないでよ!」

なぁ〜んて、言われたことありませんか?

あっ、いや、失礼。

聞いた事はありませんか?


例えば、ここにAというモノがあると仮定しますよねぇ。

ある人にとっては不足しているモノであっても、他の人にとっては満ち足りているモノであったり、またある人にとっては必要ないモノであったり、また別の人にとっては邪魔なモノであったりします。

上記の4人の中に『存在価値』を感じてくれる人は何人いますか?



そうです。

たった2人だけです。
(厳密に言うと『プラスの存在価値』)


不足していると感じてくれた1人と、満ち足りていると感じている1人の合わせて2人です。


それでは、すぐに欲しいと感じてくれるのは?


そう、不足していると感じてくれた1人だけです。


満ち足りていると感じている1人は『存在価値』だけだと不足するまで欲しくなりません。


そこに『付加価値』が付いてくると、「満ち足りているモノとは違うモノ?」っと触手が動き出します。


『付加価値』とは機能であったり、色とか香りとか質感であったりもしますが、商品やサービスを提供する人の性格であったり、想像するシチュエーションであったり、様々な物事が含まれます。(勿論、『マイナスの付加価値』もあります)


だから面白いんです!
ビジネスって!

あっ、ビジネスって言葉が嫌いな方もいらっしゃいますねぇ‥‥‥

だから面白いんです!
お仕事って!



「いっぱい宣伝するだけじゃ売れない」とか「ターゲットセグメンテーション」とか「お客様はより具体的に〔どこの誰のような人〕なのかを想定する事が大事」とか「ペルソナデザイン」という事は、先ほどの『存在価値』の説明をお読みいただけば一目瞭然でしょう。

「感情マーケティング」とか「感動を売る」とか「ジャパネットたかたさんが売れる訳」という事は、『付加価値』についてたくさん興味を持てば持つほどわかってくるでしょう。

『付加価値』はある意味で無限大かも知れませんからねぇ。




『本来の価値観』による『経営理念』とは、お仕事を行う上で一番大きなチャンク(塊・分類・階層といったもの)に位置するものです。


『本来の価値観』による『経営理念』は、『お金基準の価値観』のような『矛盾』が発生しません。


《その組織やチームだからこそ提供する事が出来る商品やサービスの『本来の価値』を、そのお客様に提供し続ける事により、そのお客様にどのように喜んでいただきたい。》

その組織やチームらしい言い回しで、お客様にもお取引先にも社員やメンバーにも“伝わる”ように『経営理念』を策定しましょう。


一般的に経営理念というと、崇高なイメージの言葉に「社会貢献」という決まり文句を加えたものをイメージするでしょう。

でも、伝わらなきゃ意味がないんです。

お客様にもお取引先にも、ましてや社員やメンバーにさえも伝わらない『経営理念』から経営パワーは生まれません。


企業における「社会貢献」とは、しこたま儲けた『お金』で寄付する事ではないでしょう。

寄付するためにある程度儲ける事を、お客様に同意していただいているんだったら良いのですが、もしお客様から同意も得ずに寄付のための『お金』を商品やサービスの価格に転嫁しているのであれば、私設消費税のようなものです。勿論、消費者は知らないうちに搾取されている事になります。

そうなると、搾取された消費者の方々=お客様を一つの社会の単位として捉えた場合、どうなりますか?


そうです。寄付する事に同意をいただいていないお客様の方々にとっては、「貢献」とは逆に「ご協力」いただいている事になってしまいますね。

『矛盾』してます。


もし、利益の一部を環境保護のために寄付したいのであれば、積極的にお客様にアナウンスするべきです。

その方が『共感・共鳴』してくださるお客様が、喜んで買ってくれるでしょう。


お客様の方々を集めて一つの社会。

その社会に貢献する事はすなわち本業、その組織やチームだからこそ提供する事が出来る商品やサービスを提供し続ける事でしょう。

しっかりとお客様に喜んでいただける商品やサービスを提供し続けられれば、すでに社会に貢献しているでしょう。


それに、企業における社会的責任「CSR」だって、そのお客様の社会から見れば《安全なモノを安心して買い続けられる事》を望んでいるんですから、《安心・安全なモノをその市場に提供し続ける事》が社会的責任な筈です。


なぜなら、例えば玩具メーカーが子供達の教育上の問題まで社会的責任だと言われたと仮定しましょう。

教育上悪い影響を与えてしまう恐れがある商品を提供しないようにする事は社会的責任の範囲内ですが、それ以外の教育上の問題は流石に範囲外ですよね。


「社会貢献」も「社会的責任」も『本来の価値観』による『経営理念』の中に含まれています。

『本来の価値観』による『経営理念』をチャンクダウン=細かく噛み砕けば、「社会貢献」にも「社会的責任」にもつながります。


おっと、申し訳ございません。

大切な、『本来の価値観』の下では自分が儲ける事とお客様が喜ぶ事が『矛盾』しないという部分のご説明がまだでした。


『本来の価値』ですから、そのままストレートに

「提供する商品やサービスの品質を落とさずに、お客様に提供し続けたいからこの値段!」


これだけです。


その言葉に偽りがなければ、もっと深く突っ込んで「何で?何で?」って聞かれたとしても説明出来るでしょう。


「お客様。こちらの商品は〇〇という素材をふんだんに使い、職人がひとつ一つ丁寧に仕上げております。近頃では素材価格の高騰により儲けも少なくなってきておりますが、何とか職人の努力でこの値段を維持して参りました。ですが、来月にはまた素材価格が上がってしまいます。これ以上職人の手間賃を下げてしまっては、職人達が仕事を続けられなくなってしまいます。誠に申し訳ございませんが、来月からお値段を少し上げさせていただきます。」


もっとわかりやすいのは「ジャパネットたかた」さんです。

お店で教えてくれなくなってしまった「機能」とか「使い方」を、具体的に見たり聞いたりしているうちに、値段を提示されるまでに頭の中で「このくらいかなぁ?いや、このくらいかなぁ?」と『付加価値』分の金額を乗せていっているのです。

そして最後にお手頃な価格をポンと提示されると、「安い!」「お買い得!」ってなっちゃうんです。

しかも「かゆいところに手が届く」ようなトッピングの数々、「金利分割手数料はジャパネットが負担します。」っときたら、触手が動いてしまうのです。


希少価値のある素材に職人の素晴らしい手間を掛けた商品を『ありがたい』と思っていただけるお客様に提供し続ける。

ただ単に物売りな訳ではなく、あたかも自分自身が使っているイメージを想像してもらい、「あったらいいな!」のトッピングを付けた上に、金利分割手数料という「損しそうなモノ」を排除までして、お客様から『ありがたい』と思っていただく事。


どちらにしても、利益を乗せた販売価格で『ありがたい』と思っていただけるから、『ありがとう』の対価である『お金』をいただけるのです。

お客様に提供し続けたいからこの価格です。

提供し続けるためには、提供し続けられるだけの正当な対価である利益も必要なのです。


なぜなら、例えば経営者も含め、社員やメンバーの生活費がギリギリ出せるくらいの利益しか得ていないとしましょう。


賠償事故が発生したら、一発アウトです。

地震や落雷などの自然災害で生産ラインに大損害が出たら、一発アウトです。

職人さんが倒れてしまっても、他の職人さんを探す余裕もないでしょう。
ギリギリでやってる時点で自転車操業ですから、借入がなくても止まります。


「お客様に提供し続ける」事を守り抜くには、正当な対価である利益をいただかなくてはなりませんし、それが事業継続に掛かるリスクマネジメントの根幹にもなるのです。


勿論、不当に高い利益を得てしこたま儲けようとする事は、「お客様に提供し続ける事により、お客様に喜んでいただきたい。」という事と相反しますから、『本来の価値観』による『経営理念』においては、ありえません。



『本来の価値観』による『経営理念』には、マーケティングも社会貢献も社会的責任もリスクマネジメントも利益計画も組織力も、いろんな経営パワーが込められています。

(あっ、すみません、今回は長くなったので組織力についてはバックナンバーをご覧ください。)


すべて『本来の価値観』による『経営理念』をチャンクダウンしていけば、繋がってしまうのです。


そう、『矛盾』する事なくロジカルに繋がります。

****************************************************

経営の

力を繋ぐ

理念かな

****************************************************


お後がよろしいようで。




にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ


過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!
続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 23:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年06月11日

安物買いの銭失い〜本編の巻き・其の壱〜5

こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。


それでは、いよいよ「安物買いの銭失い」本編に入って参りましょう。



あなたは、自分が儲ける事とお客様が喜ぶ事が『矛盾』すると思っていませんか?



もう一度お聴きします。

あなたは、

自分が儲ける事



お客様が喜ぶ事



『矛盾』すると思っていませんか?



「そんな事、ぜ〜んぜん思っていませんよ。」っという方は大丈夫です。

しっかりとお仕事をされて、たくさん儲けていらっしゃる事でしょう。



「売る側が利益を得れば、当然買う側は不利益を被るでしょ?」

「お金は後からついて来るものだから、初めから儲けようとしないで、貢献的に仕事をするべきでしょ。」

なぁ〜んて思われた方々。

自分が儲ける事とお客様が喜ぶ事が『矛盾』すると思っていらっしゃいますね?


《『矛盾』チェック力を高めよう!の巻き》でもお伝えいたしましたが、『矛盾』している以上、その理論や方法論は腑に落ちません。


腑に落ちないままでも、自分よりも上の存在=世間で【勝ち組】と呼ばれたり、有名人であったり、上場企業に勤めていたり、役職が上の人からレクチャーを受けると、『序列の価値観』によって「信じなければいけない。」ような気持ちになります。


そりゃあ成功者から「こうだ!これで成功者になれるんだ!」って言われれば、普段は『謙虚』でなくても『謙虚』に信じようとしますよねぇ。

みんな成功者になりたいんだから‥‥‥。



ですが『矛盾』を無視し続ける事は出来ません。

『矛盾』を少しでも感じていると、お仕事に大切な『心・気持ち・情熱』が込められなくなります。


『心・気持ち・情熱』が込められないお仕事は、テクニックやノウハウ、スキルに頼るしかなくなります。


『心・気持ち・情熱』が込められないお仕事にはモチベーションが湧き上がってきませんので、他人のテクニックやノウハウ、スキルに頼るしかなくなります。


『心・気持ち・情熱』が込められなくてもモチベーションを高めようとする人々は、『お金基準の価値観』によってモチベーションを高めようとします。


『お金基準の価値観』でモチベーションを高めようとすると、仕事自体の『目的』〔=何のためにその仕事をするか?〕は、自分達=売る側が儲けるために仕事をする事になります。


そうなると、買う側=お客様も『お金基準の価値観』だろうという『決めつけ』が発生しますから、《お客様は安い方が喜ぶ》というロジックに辿り着きます。


はいっ!
『矛盾』に辿り着きましたね。


この『矛盾』を持ったまま

「お金は後からついて来るものだから、初めから儲けようとしないで、貢献的に仕事をするべきだ。」

という言葉を『謙虚』に受け入れたとしましょう。



さあ、どうなりますか?



「安物買いの銭失い」

になります。


とっても怖い事に、売る側も買う側も、どちらも「銭失い」になっちゃいます。



『お金基準の価値観』によって生じるベクトルは、

ー分達が儲かる

△客様は安い方が喜ぶ

の2つのベクトルです。

,鰺ダ茲気擦茲Δ箸垢襪藩益率を上げますから、販売価格は高くなります。

△鰺ダ茲気擦茲Δ箸垢襪犯稜箍然覆楼造しなければなりません。

この『矛盾』を解消するために、コストダウンによって利益率を上げるように努力します。

コストダウンによって利益率を上げると儲かるようになってきます。

初めはね。



儲かるようになってくると、他の『お金基準の価値観』の人たちが市場に参入してきます。

そこで繰り広げられるのは【価格競争】です。

判断基準が『お金基準の価値観』であれば、品質や鮮度はあまり重要ではなくなってしまいます。

なぜなら『目的』が儲ける事だから。


「安いものばかりを求める消費者も悪いんだ!」っと記者会見で言ってのけたのは、食肉卸のMH社の社長でした。

耐震偽装も食材産地偽装も『お金基準の価値観』で儲けを優先した結果です。

謝罪記者会見のカンペでお馴染みの老舗料亭SKも『お金基準の価値観』で儲けを優先した結果です。


偽装の最も悪いところは、お客様に「高級感」とか「安心感」を与えるような【虚偽の信用】を、テクニックとしてのブランドや宣伝、社歴などを駆使して悪用している事です。


偽装がないにしても、安易なコストダウンは“質”の低下を助長しますよね。


『お金基準の価値観』だけの【価格競争】は、結果的に売る側にも買う側にもダメージを与えます。


そんなダメージを与えたり受けたりしないために必要なのが、

『本来の価値観』です。



《安物買いの銭失い〜本編の巻き・其の壱〜》

本日はここまで。



にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ


過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 23:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年06月05日

イライラ時計、持ってますか?5

こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。


突然ですが、あなたは仕事の進捗管理をどのように行っていますか?


少し前であれば「手帳」と答える方が一番多かったでしょう。


最近は社内スケジューラのコピーを持ち歩く人が増えてきています。

スケジューラによっては携帯やPDAやノートPCで利用する事も出来ますから、完全にデジタル化している方も増えてきています。

また、何人かのチームで仕事をされている方々はスケジューラのタスク管理等を利用して、メンバーそれぞれの進捗状況を管理していらっしゃるかも知れません。


デジタル化する事はとても便利で無駄も省けますから良い事なのですが、デジタル化してくると「書く」事が無くなってきますので、頭の中からも無くなりやすくなります。


いつも手書きで何かを書いていらっしゃる方はたくさん覚えていて、パソコンが主体でほとんど手書きが無くなっていらっしゃる方は忘れがちなものに「漢字」があります。


「読み」はまだ良いのですが、「あれっ?漢字が出てこないよ〜…」っていう方が最近増えてきてますよね。

凄く簡単な漢字が出てこないと、「ヘキサゴ〜ン!」って言われそうで、恥ずかしくなります。


やはり、「書いて」覚えて、思い出して「書く」事により、【脳】を刺激してあげる必要があるんですね。


好きな事は忘れないくせに、大切な事を忘れがちなのが、普通の人です。

中には「大切な事は書かなくても絶対に忘れない。」っていう人もいらっしゃるかも知れませんが、普通は忘れちゃうでしょう。


そこで、腹時計のように持っていると便利なのが、《イライラ時計》です。


あなたは、出前を頼んだらどのくらい待てますか?

スーパーやコンビニのレジでどのくらい待てますか?

レストランで注文してからどのくらい待てますか?

電話を掛けて「少々お待ちください。」っと言われてからどのくらい待てますか?


人にはそれぞれお願いしてから結果が出るまで、待つことが出来る時間がおよそ決まっているでしょう。


すべての『依頼』に対して、どのくらい待たされたら『イライラ』するか、様々なシチュエーションで感じるようにしてみてください。

自分の『イライラ』時間に対する感覚が身についてきたら、周りのいろんな人を観察してみましょう。


周りのいろんな人の『イライラ』時間に対する感覚が身についてきたら、それより少し短い時間を案件や仕事に結びつけてみましょう。


『依頼』されたら『イライラ時計』をセットするのです。


気持ちの上で、感覚的に
「このくらいお待たせしたら、イライラするよなぁ〜」

「このくらいお待たせしたら、怒り出すよなぁ〜」

「このくらい早く上げれば、感動してくれるかなぁ?」

「このくらい早く上げると、逆にありがたみが無いかなぁ?」

っと想像してみてください。



案件や仕事、スケジュールに『イライラ時計』をセットしておけば、自分の中で常に案件や仕事を気に掛けている状態を保つ事が出来るようになります。

案件や仕事、スケジュールに『イライラ時計』をセットしておけば、案件や仕事の進捗管理に気持ちが入ります。


つまり、仕事に『心・気持ち・情熱』をなかなか込められない方でも、相手の気持ちを察した『時間的な感覚』が身に付くのです。


よくメモを細かく細かく取っていながら、手帳にも細かく細かくスケジュールを詰め込みながら、忘れてしまう人がいます。


本来は、そこまで徹底してメモっていて『本気』で仕事をしていれば忘れるような事はあり得ないと言いたいところですが、物凄く忙しければ忘れてしまう事もあるでしょう。


デジタル化して気持ちが入りにくくなったスケジュールでも、『イライラ時計』がセットされていれば、スケジューラに入力した案件名やお客様名を見ただけで『気持ち』が動くようになります。

もっと強く『イライラ時計』を感じていれば、案件や仕事の進捗を、移動中などにも思い出して考えるようになってきます。




『依頼』があったら『イライラ時計』


ぜひ、お試しください。



にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ


過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 23:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年05月23日

接客や営業をされている方へ5

こんばんは、アキバです。


たまにはチャンクの小さいお話でもと思いまして、今宵は接客や営業をされている方のための「理念を持った行動について‥‥‥‥」って、あっ、すっすみません。
全然チャンクが小さくなってませんでした。

《接客や営業をされている方のための身だしなみ》について、考えてみましょう。



『身だしなみ』を辞書で引くと、

《人に不快な感じを与えないように、服装・容姿・言動などをととのえること。また、その心がけ。》

っとあります。


「それは人と会う事がすべての始まりである接客や営業のお仕事であれば、当然のことだろ。」っておっしゃる方もいらっしゃるでしょう。



それでは、電車の床に座っている学生さん達に納得してもらえるように、あなたは『身だしなみ』について説明出来ますか?


最近の若者や学生さん達も、やがては御社に面接に来るかも知れません。

新卒を採ってなくても、中途で来るかも知れません。


そんな学生さん達に納得してもらえるように、あなたは『身だしなみ』について説明出来ますか?

納得してもらうには、《その人なりの理由》が必要です。


それでは《その人なりの理由》について、いつもの『経営理念』から考えてみましょう。


接客にしても営業にしてもビジネスである以上、『経営理念』に基づいた行動をとるべきですよねぇ。


『どんな相手=お客様』に対して、『どんな価値=商品やサービスの『本来の価値=存在価値+付加価値』』を提供し続けたいのか?

それは『お客様』にどうなって欲しいからか?

をその会社や組織らしくまとめたものが『経営理念』です。


『経営理念』はビジネスにおいて一番大きいチャンクですから、すべての考え方の大元となります。


《『お客様』にどうなって欲しいからか?》を簡単に大きなチャンクで言うと、「喜んで欲しい」とか「幸せになって欲しい」とか「楽しんでいって欲しい」ってな感じでしょう。


『お客様』に不快な感じを与えてしまったら、逆効果ですよね。


ですから『どんなお客様』を想定するのかによって、どんなファッションにするか、髭はお洒落になるのか失礼になるのか、ジュエリーやアクセサリーはどうか、話し方は堅すぎないか砕けすぎていないか、などなど全て一概には言い切れないのが、『本来の価値観』による『経営理念』に基づいた『身だしなみ』です。


八百屋さんがモーニングを着てスッゴく紳士的に振る舞ってくれたとしたら、話題にはなるかも知れませんが、野菜や果物の価値が伝わって来ないでしょ?


まぁ《臭い=口臭や体臭》《ムダ毛=飛び出した鼻毛や本当に無精な髭など》《衣服の汚れやセンスの無い乱れ、臭い》といった部分はどんなお仕事にも共通して言えますが。。。


あなたが『お客様』だとして、鼻毛が飛び出したコンサルタントや美容師に当たってしまったら、いかがですか?


本当に『心・気持ち・情熱』を持って『お客様』に会おうとすれば、『身だしなみ』を整えるのは当たり前になりますよねっ。


『お金基準の価値観』で『お金』のために仕事をしていたら、『身だしなみ』は関係なくなります。



それじゃあ、学生さん達に納得してもらえるように、『身だしなみ』について説明してみましょう。


学生さん達に《その人なりの理由》を説明するには、『お客様』を『片思いだけどスッゴく憧れている人』に変換してみてください。


「『片思いだけどスッゴく憧れている人』に不快な思いをさせないようにしよう!」って言われたら、「言われなくても、それ以上にするし〜!」って返ってくるでしょう。

そうです。

逆に学生さんに教えられちゃいますね。

要するに、普段から本当に『お客様』の事を『心・気持ち・情熱』を込めて大切に思っていないから、口先ばかりで有言不実行になってしまうのです。


「オッサンやオバサンがメタボな体で何言ってんの?」って言われちゃいますね。



「おぃおぃ、アキバ!失礼な!電車で地べたに座ってるような子だったら、相手も同じようなもんだろ!」って?


あっ、そう来ましたか。

その時点で終わりです。

自分はさておいて、相手を攻め立てるのが人間の悪いところです。


相手を攻撃して『勝ち負け』に持ち込もうとした時点で、自分の成長よりも相手が撃沈する事を望んでいる事になります。

自分の成長よりも相手が撃沈する事を望んでいる人は成功者になれますか?


あなたは、そんな人に憧れますか?



『お客様』の事を本当に大切にしていれば、『身だしなみ』は《人に不快な感じを与えない》だけではなく、《人から「いい感じ!」って思われる》ように心掛けるようになります。

否定ではなく、肯定です。


自発的・能動的に気をつかうようになる筈です。


朝から満員電車で周りの迷惑お構いなしで漫画雑誌を読みふけってるおじさんやお兄さんは、隣に立っていらっしゃる方が明日のお客様かも知れない事を、改めて考えてみましょう。



過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!

にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 22:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年05月16日

短編〜どこに向かってますか?〜5

こんばんは、アキバです。


 
会社で資金繰りが悪くなってくると不足してくるのは?

○○資金





そう〔運転〕資金ですね。






今宵は、その〔運転〕について考えてみましょう。





運転するには行き先を決めなければ、どこに行ったらよいのかわかりません。


地図があっても現在位置がわからなければ読めません。


何km走ればよいかを決めるだけでは、どこに行ってもよい事になってしまいます。




・現在位置と目的地の確認

・目的地の設定

・目的地までの距離の確認と設定

・目的地までの燃料費の調達

・目的地までの燃料の補給

・目的地までのナビゲーション





こんなものが必要になってきます。




さらに、一緒に目的地を目指す仲間がたくさんいればいるほど、

・現在位置と目的地の確認

・目的地の設定

・目的地までのナビゲーション


が重要になってきますよね。



では、経営エッセンスを「ぽちょっ」っとたらしてみましょう。




・現在位置と目的地の確認   『マーケティング』


・目的地の設定   『経営理念』『事業目的』


・目的地までの距離の確認と設定   『事業目標』


・目的地までの燃料費の調達   『資金調達』


・目的地までの燃料の補給   『給料』『報酬』


・目的地までのナビゲーション   『リーダーシップ』






まず《現在位置と目的地の確認》『マーケティング』です。

あなたが提供したい商品やサービスの市場についての現状分析です。

分析といっても、高いお金を払ってマーケティングの専門家にお願いする事ではありません。

あなたが提供したい商品やサービスが、あなたが提供したい将来のお客様達に本当に不足しているのか、それとも他に儲かっている他者がいるから真似をしようとしているのかを「客観的に見ておきましょう!」っという事です。


次に《目的地の設定》『経営理念』『事業目的』です。

『マーケティング』によって本当に行きたい場所が決まったら、その目的地を設定します。

あなたが提供したい商品やサービスを、あなたが提供したい将来のお客様達に提供し続ける事を宣言します。

あなたが提供したい商品やサービスを、あなたが提供したい将来のお客様達に提供し続ける事により、あなたが提供したい将来のお客様達から『ありがたい』と思っていただく事が『目的』です。
『目的地』に近づくと、更なる『目的地』を発見し、永遠に追い求めるかも知れません。

でもそれが『目的』です。





続きまして《目的地までの距離の確認と設定》『事業目標』です。

1年間で何キロ走るのか、半年で何キロ走るのか、四半期で何キロ走るのか、単月で何キロ走るのか、2週間で何キロ走るのか、1週間で何キロ走るのか、1日で何キロ走るのかを設定します。


直訳すると、1年間でいくら儲けるのか、半年でいくら儲けるのか、四半期でいくら儲けるのか、単月でいくら儲けるのか、2週間でいくら儲けるのか、1週間でいくら儲けるのか、1日でいくら儲けるのかを設定します。


この『いくら儲ける』は、お客様から『どれだけありがたいと思っていただけるか』が変換されたものだと考えてください。

あなたが提供したい商品やサービスを、あなたが提供したい将来のお客様達に提供し続ける事により、あなたが提供したい将来のお客様達から『ありがたい』と思っていただくために仕事をするのですから、『ありがたい』と思っていただけなければ『儲け』も生まれませんからね。



そして《目的地までの燃料費の調達》『資金調達』です。


初めは借りてこなければ資金が無いかも知れません。


しかし、事業を営む上では順調に無駄なく走っていれば、資金は入ってきますので、途中で給油するお金にも困らないでしょう。


ただし、綿密に計算された道順と距離(経営計画)通りに順調に進めなかった場合には、資金繰りに悩まされるかも知れません。



続いて《目的地までの燃料の補給》『給料』『報酬』です。


ちょっと無理がある例えかも知れませんが、一台一台の車に定期的に給油してあげなければ、エンストして走れなくなります。


最後に出てくるナビゲーション役の車は、危険な道に差し掛かっても常に先頭を走ってなければなりませんので、それなりのメンテナンス費やオプションパーツを付けてあげなければなりません。


普通に『給料』を払ってあげる人と『役職手当て』等も付けて払ってあげる人の違いは、そんなところから生まれます。



最後に《目的地までのナビゲーション》『リーダーシップ』です。


目的地に向けてみんなで一丸となって走り続けるためには、ナビゲーション役が必要です。

いつも先頭を走り、道が険しくなってきたとか、雨で滑りやすくなってきたとか、あるべき道が途絶えているから迂回しようとか、常に状況判断をしながら進んで行く事こそ『リーダーシップ』でしょう。


時にはみんなの後方に回って励ましながら、時には横に回って道から外れそうな人と話し合い、分かり合いながら、向かうべき『目的地』に向けて組織をまとめて行く。


それが『リーダーシップ』でしょう。




目的は【何のために】、目標は【いつまでに、どれだけ】です。




《現在位置と目的地の確認》

《目的地の設定》

《目的地までのナビゲーション》


は、組織において重要な決定事項です。




《目的地までの距離の確認》と目標通りに走る事は、一台一台、つまり社員やメンバーひとり一人が自発的・能動的に行うものです。


あなた自身のアクセルは、あなた自身にしか踏み込めませんからね。



でも、心のブレーキに気づかせたり、カーブでも無いのにブレーキとアクセルを一緒に踏んでいる事に気づかせたりする事は、これからの『リーダーシップ』に必要なスキルになるでしょう。



過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!




にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ

続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 23:23|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2008年05月10日

おもてなし5

こんにちは、アキバです。


昨日、通勤電車に揺られていると『おもてなし』という言葉が頭をよぎりました。


またもや船場吉兆さんの酷い実態が明らかになりましたが、中国の餃子事件にしても建設業界の偽装問題にしても、《お客様に『おもてなし』をする気持ち》の欠如が引き起こしているように思います。



ネットや辞書で『おもてなし』を引いてみると、あまりピンとくるものがありませんでした。


それでも調べていると、『おもてなしの心』という言葉と共に「千利休」とあります。


興味をそそられて見てみると、『利休七則』というものに辿り着きました。


『利休七則』とは、茶の湯を学ぶ方々の基本的な心得だそうで、出逢いを大切にする『一期一会』の気持ちの上に成り立っているそうです。


************************************************************************


【利休七則】

壱、茶は服のよきように点て

弐、炭は湯の沸くように置き

参、花は野にあるように

四、夏は涼しく冬暖かに

伍、刻限は早めに

六、降らずとも傘の用意

七、相客に心せよ


************************************************************************



壱、茶は服のよきように点て

ここにある「服」とは「内服薬」やタバコを一服の「服」で、「お茶は飲む方がちょうどいいように淹れて差し上げましょう」という事だそうです。

アキバこれを、《提供する側の都合ではなく、お客様に「うん、いいねっ!」って言っていただけるように心掛けましょう!》と読みます。



弐、炭は湯の沸くように置き

単に「炭」で湯を沸かせばいいという事ではなく、お茶の席で常にお湯が沸いていて、しかもお茶を点てるのに良い湯加減に保つことが出来るように「炭」を置く事だそうです。

「炭」の置き方が偏っていたり、「炭」の量が不十分だと、良い湯加減に保つことが出来ません。
お茶会が始まってからいっぱいに水が入った釜を降ろして「炭」を置き直す事なんて出来ませんよね。


アキバはこれを、《簡単に思える事や慣れた事でも手を抜かず、常に準備万端を心掛けましょう!》と読みます。



参、花は野にあるように
花をただ単に生ければ良いのではなく、かと言って花をパーツとして飾り付けるのでもなく、その花が咲いていた場所や空気、雰囲気を感じられるように生けるという事だそうです。


アキバはこれを、《そのものが持つ『本来の価値観』を大切にすれば、表現やプレゼンテーションも簡潔になりますね!》と読みます。



四、夏は涼しく冬暖かに

昔は今のようにクーラーやストーブなんてありませんから、暑い日には「涼」を感じさせるもの、寒い日には「暖」を感じさせるものを駆使するという事だそうです。

寒色系の「色」や「氷」、「水」、「ガラス」、風鈴などの「音」、などは「涼」を感じさせる事が出来ますよね。

暖色系の「色」や「火」、日差しなどの「光」などは「暖」を感じさせる事が出来ます。

お客様にとことんお茶を楽しんでいただくためには、相手を思いやり、気遣う事も大切です。


アキバはこれを、《ただ単に商品やサービスを提供するのではなく、相手を思いやり、気遣う事によって、はじめて『おもてなし』なんですよ!》と読みます。



伍、刻限は早めに


「刻限」とは「時」に対する意識を表しているとの事で、早め早めの対応が自分の心に余裕を生み、焦らないで済むという事だそうです。

焦るとミスが起こりやすくなりますからねぇ。


アキバはこれを、《場当たり的な行動ではなく、リスクマネジメントや経営計画をもって常に先を読んだ行動を心掛けましょう!》と読みます。



六、降らずとも傘の用意

一見、単に「備えあれば憂いなし」という意味に思われがちです。

しかし、ここで用意する「傘」はお茶会に来ていただいたお客様がお帰りの際に「雨」に降られても困らないように準備しるものを表しています。

お茶を楽しんでいただいた後に、「雨」に降られて嫌な思いをしてお帰りいただいたのでは、せっかくの良いお茶会の思い出が水に流されてしまいますからね。


アキバはこれを、《商品やサービスを提供して終わりではなく、良い「思い」を残して差し上げるように心掛けましょう!》と読みます。



七、相客に心せよ


「心せよ」とは「気配り」を表していて、「相客」とは同じ場所でたまたま来あわせたお客様を指しています。


「見ず知らずのお客様同士が同席するお茶会を取り仕切るには、全てのお客様に平等に気配りをしましょう。」という意味と、「お客様同士もお互いに気遣い、思いやりをもって接しましょう。」という意味があるようです。

何かのご縁でそこに居合わせた人と人が、お互いに気遣い、思いやる心。

この「相客に心せよ」というシンプルなひとことにも、相互支援の精神を感じさせます。


アキバはこれを、《人と人との出逢いを本当に大切にしていると『おもてなしの心』も育つでしょう!》と読みます。




***********************************************************************




《提供する側の都合ではなく、お客様に「うん、いいねっ!」って言っていただけるように心掛けましょう!》

《簡単に思える事や慣れた事でも手を抜かず、常に準備万端を心掛けましょう!》

《そのものが持つ『本来の価値観』を大切にすれば、表現やプレゼンテーションも簡潔になりますね!》

《ただ単に商品やサービスを提供するのではなく、相手を思いやり、気遣う事によって、はじめて『おもてなし』なんですよ!》

《場当たり的な行動ではなく、リスクマネジメントや経営計画をもって常に先を読んだ行動を心掛けましょう!》

《商品やサービスを提供して終わりではなく、良い「思い」を残して差し上げるように心掛けましょう!》

《人と人との出逢いを本当に大切にしていると『おもてなしの心』も育つでしょう!》



千利休さま、ありがとうございます。

大変勉強になりました。


『 おもてなしの心 』は、飲食業や販売業に限らず、どんな業種でも大切なものだと思います。

私は仕事に限らず常に『 おもてなしの心 』を持っていたいなぁ〜っと思いました。




〜おもてなしの巻き〜




過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!

にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 17:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年04月29日

〜ゴールデンウィークスペシャル◆ 『 おせん 』 by 日本テレビ5

こんばんは、アキバです。

日本テレビ系列で放送されている『おせん』を見ましょう!!

今日はお休みで久しぶりに家でダラリとしていると、『おせん』というドラマの
再放送をやっていました。


ちょっと気になって見てみると、とっても経営に役立つドラマでした『おせん』


考えてみれば、日本テレビの火曜日夜10時からのドラマは、前回が『貧乏男子(ボンビーメン)』
で今回が『おせん』です。



『貧乏男子(ボンビーメン)』はお金の使い方と人間性を教えてくれる、とってもためになるドラマでした。


『おせん』は、『仕事とは何ぞや?』っという事を教えてくれるドラマのようです。



いやぁ〜、やりますねぇ〜、日本テレビさん。

ありがとうございます!!


格好よく『戦略』なんて考えるより、『おせん』を録画して見た方が勉強になりますよ!!


是非!!



過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!


にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 21:31|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2008年04月24日

値段に理念がありますか?5

こんばんは、アキバです。


突然ですが、あなたが『ありがたい』と思う「水」の値段は、おいくらですか?




すぐに「2リットルで100円!」っと答える方や、「水くらいタダで飲ませてくれよ。」という方は、少し頭が固くなっているかも知れません。


豊富な水源を持っている日本は、蛇口を捻れば水が出てきますし、ほとんどの飲食店やフードコートでは水がタダですから、お金が掛かるイメージが無くなっている方もいらっしゃるでしょう。


ですが、水といっても炭酸水やミネラルウォーター、高酸素水、アルカリイオン水といった飲用水の他にも、工業用の純水や家庭用除菌クリーナーとしての電解水なんてのもありますね。

ある程度お年を召した方は、ソーダ水やレモン水も「水」が付きますよっておっしゃるかも知れません。


飲用水のボトルウォーターに限定してみても、硬水・軟水の違いから、産地、ボトルのデザイン、生産国、もちろん味まで様々です。


一概に「水」といっても、お客様に不足している、あるいはお客様が欲しいと思っている「水」と提供する側が思っている「水」を一致させる事は難しいでしょう。



ですから昨日にお伝えいたしました通り、どんなお客様に対して「水」を提供したいのかを、パーソナルな部分やシチュエーションなどを合わせて想定し、その想定したお客様が心から『ありがたい』と思っていただける「水」を追求し、その想定したお客様が心から『ありがたい』と思っていただける「値段」を決めるのです。


《お客様はこんな「水」をこの「値段」で買えるんだったら『ありがたい』と思う筈だ》っと決め付けてはいけません。


『決め付け』は可能性や思考、発想を停止させてしまいます。



あなたの気持ちが変化するのと同じように、お客様の気持ちも変化します。

むしろお客様の気持ちの方が変化率は高いと思っていてもいいでしょう。

ですからお客様の声は、とっても大切なのです。



さぁてっと。


それでは上記の「水」の部分にあなたがお仕事で扱っている商品やサービスを入れてみましょう。



どうですか?


慣れからくる『決め付け』はありませんか?


「安ければお客様は喜ぶ筈だ。」なぁ〜んて決め付けていませんか?



「値段」にも『理念』を持ちましょう。

お客様に商品やサービスを提供し続けるためには適正な利益を上げ続けなければなりません。


お客様が商品やサービスを選ぶ際に「値段」を最重要視する事なんて、ほとんど無いでしょう。


『本来の価値観』による『経営理念』を基軸にすれば、商品やサービスの「値段」にも、社員やメンバーの「給与」にも、日々発生する「コスト」にも『理念』に基づく『意味』が生じます。


お客様に『ありがたい』と思っていただける「値段」を企業努力により少しでも下げる事が出来れば、『満足』してくれていたお客様が『感動』してくれるかも知れません。


かといって『本来の価値』をないがしろにしてコストカットすれば、たとえ安くなったとしても『不満』につながる事がほとんどでしょう。



外部の税理士やコンサルタントの先生方に

「コストカットを徹底して、利益率を上げましょう!」

なぁ〜んて言われたら、『経営理念』をちゃんと伝えてあげましょう。


簡単に目に見える数字をいじる事が経営ではありませんよね。

数字だけの計画こそ、絵に描いた餅です。


「値段」にも『理念』を持ちましょう。




〜〜〜今日の格言〜〜〜


言葉を知らなくても本質を知っている方がいい


言葉だけ知っていて本質を知らないと危ない




過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!


にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 23:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年04月21日

ESが先か?CSが先か?5

こんばんは、アキバです。


最近ES(社員満足度の向上)を重視した経営をされている会社が増えてきました。


世の中は平成20年不況と言うか、世界恐慌時代と言うか、いずれにしろ『不安』が増えてきています。

(恐慌と言っても、大金持ちには関係ないので、20世紀以前の恐慌とは訳が違います。)



『不安』といえば、アキバの『動物からカリマス理論』です。



人も動物も、

『知らないモノ』や『わからないモノ』

『不安』

『逃避』

『脅威』

『怒り』・『攻撃』



というように、環境の変化や新しい物事を理解出来ないまま自分が追い込まれると、やがて衝動的な『怒り』や『攻撃』といった行動として表れます。





追い込まれた動物が『不安』の対象を襲うように、自分を追い込む《他人》を『不安』の対象にした残虐な事件が急増している事は、事件を起こしてしまった犯人だけの問題ではなく、大きな社会問題だといえるでしょう。


一般大衆にとっては、そんな『不安』な世の中ですから、「一緒に働いてくれるあなた達のおかげで、我が社は成り立ってるんですよ。」「だからこそ、社員とその家族が安心して豊かに暮らせる事が第一なんです。」って言われれば、確かに安心して健やかに仕事に打ち込めるでしょう。


会社という組織ありきであれば、正しいかも知れません。





しかし、《起業》の時点ではいかがでしょうか?


何らかの事業を始めようとする人が「社員のためになる会社を創ろう。」って思いますか?


「社員のためになる会社を創ろうと思います。」っていう事業計画書を見て、その会社に融資しますか?






社員とその家族や親戚の幸せを重視したES型の『経営理念』は、実は組織の運営が難しいのです。


まず、パレートの法則(2・8の法則)で依存型ぶら下がり社員になりがちな2割の社員は、「守ってくれるって言ったじゃないか!」っと言い出すかも知れません。


パレートの法則(2・8の法則)でバリバリに稼いでくれる2割の社員は、「儲かってるんだからいいじゃないか!」っと偽装をするかも知れません。


要するにESを最も重視した場合には、社員やメンバーひとり一人が《お客様のためになるには、どうすればいいか?》という事を、個人的に強く思い続けている必要があるのです。





社員やメンバーひとり一人が《お客様のためになるには、どうすればいいか?》という事を、個人的に強く思い続けていれば、依存型ぶら下がりの抑制にもなりますし、不正や偽装を防止してコンプライアンスを大切にするでしょう。


しかし、社員やメンバーひとり一人全員が《お客様のためになるには、どうすればいいか?》という事を個人的に強く思い続けていると信じきれるでしょうか?


信じきれなければ、仕事は任せきれませんし、守ることも出来ないでしょう。



「社員とその家族が安心して豊かに暮らせる事が第一なんです。」といいながら、トップダウンでビシビシやるのも、何だか矛盾してると感じるでしょう、従業員側としては。





ES型の『経営理念』は、《社員とその家族が安心して豊かに暮らせる》という事は、《社会全体が安心して豊かに暮らせる》ようになる事を意味していて、その実現のためには《お客様に安心して豊かに暮らしていただく》事が大切です。《お客様に安心して豊かに暮らしていただく》ために我が社では‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥
っていう《含み》の部分を社員やメンバー全員が読み取る必要があります。

だからES型の『経営理念』だけでは運営がとっても難しいのです。





そこで、難しいES型の『経営理念』よりも、とっても簡単なCS型の『経営理念』をお勧めします。


あっ、すみません。
ここからは、いつもと一緒です。



その組織やチームだからこそ提供する事が出来る商品やサービスの『本来の価値』(=『存在価値』+『付加価値』)を、どのようにお客様に提供する事によって、お客様にどのように(ex.喜んで、楽しんで、豊かに等)なって欲しいのかを、そのまま『経営理念』にしてしまえばいいんです。


その『経営理念』を読んだお客様と社員やメンバー、社員候補の人、提携業者の方々までが、


「そうだね!」


っと思ってくれる『経営理念』がいいんです。


「そうだね!」っと思ってくれれば、お客様は安心しますし、社員やメンバーは自分に出来る事を模索し始めますし、社員候補の人は「一緒に働いたら、こんなこと出来るかなぁ〜」っと夢を描きますし、提携業者の方々も同じような気持ちの業者さんが集まって来るでしょう。



『経営理念』は経営者の思いでもありますが、経営者固有のものではありません。


経営者として、社員やメンバーを大切にしたいという気持ちはわかります。


ですが、第一にCSを考えて宣言してしまえば、《含み》はありません。



シンプルにいってみませんか?


お客様あってのお仕事ですから。

ねっ。



過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!


にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 23:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年04月17日

時間のご利用も計画的に5

こんばんは、アキバです。


すみません、今日も書籍からお借りします。


以前にもご紹介いたしました非常にためになる本、


『会社の絞め殺し学〜ダメな組織を救う本〜(弘中 勝 様著・祥伝社黄金文庫)』


会社の絞め殺し学 ダメな組織を救う本 (祥伝社黄金文庫 ひ 9-1)



から、「無意識性強奪症候群」について考えてみましょう。





この本の中では「相手の時間を奪う意識がないような人間は、やがて会社をじわじわと絞め殺す。」と題して、「無意識性強奪症候群」について説明されています。


「絞め殺す」だなんて物騒な表現ですが、これは「そんなにあまい事じゃないんだよ。」っと教えていただいているために、こんな表現をされているのでしょう。


本の中では、テレアポ営業や飛び込み営業は、相手の時間を奪っている事になり、さらに洋服屋さんでお客様が手にとって見ているときに「いかがですかぁ〜、春の新作なんですけど、こちらは色違いで云々‥‥‥よかったら試着もできますから云々‥‥‥」っと話しかけたり、ランチのメニューを選んでいるお客様に「ご注文はおきまりでしょうか?」といってテーブルに張り付いたりする事まで、お客様の時間を奪っている事だと言っています。


洋服屋さんのケースは《お客様が自由に服を選んだり、一緒に来ている友達や彼氏と相談しながらショッピングを楽しむ時間》を奪っていて、レストランのケースは《お客様が何を食べるか自由に選んだり、一緒に来ている友達や彼氏と相談しながらメニューを決める時間》を奪っている事になります。


かと言って、お客様が「すみませ〜ん!」っと呼んでもなかなか店員さんが来てくれないのは、やっぱりお客様の時間を奪っている事になります。

レストラン等で特に多いのは、「お下げしてもよろしいでしょうか?」っと、すぐに皿を下げに来てしまうケース。

彼氏が先に食べ終わっちゃって、彼女が焦って食べなきゃいけなくなるような状況は、ちょいとこ洒落た最近のレストランでも頻繁に見かける光景です。



テレアポや飛び込み営業も、絨毯爆撃の如く忙しい相手の時間を奪っています。


よく掛かってきますよねぇ〜、「〇〇〇の代理店の‥‥」なぁ〜んていう回線業者さんとか‥‥。

私の会社なんてグループ会社が一つのビルに入ってますから、同じ人から立て続けに掛かってきますよ。


そんな電話に出ちゃって、大切なお客様の電話をお待たせしたら、私の時間もお客様の時間も奪われた事になりますからね。



会議をダラダラと長引かせる上司も、わかりやすい報告ができない部下も、お互いに相手の時間を奪っているんです。


一生懸命頑張っていても成績が振るわない子に「どうするんだよ!」っと半ギレ状態で聞いたり、何を質問したいのかをまとめずに「あの〜?」っと切り出すのも、相手の時間を奪っている事になります。



だからと言って、電話でアポを取る事や、訪問して話を聞いていただく事、おすすめの逸品をおすすめする事などが悪い事なのではありません。


会議や報告・連絡・相談を密に行う事は、逆に効果的でしょう。


大切なのは、《相手に大切な時間を割いていただいている》事に対する感謝やお詫びの気持ちです。


お待たせしてしまったら、『心』からお詫びしましょう。


大切な時間を割いていただいたら、『心』から感謝しましょう。


大切な時間を割いていただいたことに対して、本当に『心』から感謝していれば、自ずとロジカルに物事を考えるようになり、要点をついたスリムな会議ができるようになり、報告・連絡・相談が的確かつ適時にできるようになり、お客様が《心地いい》と感じるサービスを提供する事ができるようになるでしょう。



そうは言っても、いきなり自分や自分の仕事に置き換えて考える事はなかなか難しいかも知れません。


そんな時には著者の弘中様がおっしゃいます通り、自分が不満に感じた事をノートに書き出してみましょう。


先程の事例のように、洋服屋さんで自由に服を見れなかったとか、レストランでバンバン食器を片付けられたとか、朝礼で長〜くて要点のまとまってないスピーチを聞かされたとか、何でもいいですから書き出してみましょう。




あっ、そうそう、できたら自分がその時に感じた『感情』も一緒に書いておいてください。

後でとっても参考になりますからね。





以前紹介いたしました『超シンプルなさとり方(徳間書店)』にも書いてあります通り、大切なのは『いまここに在る』ことです。


人生が楽になる 超シンプルなさとり方 (5次元文庫 ト 1-1)




デール・カーネギー様も著書『道は開ける(創元社)』の中で「過去と未来を鉄の扉で閉ざせ。今日一日の枠の中で生きよう。」とおっしゃいます通りです。


道は開ける 新装版






『今』何かした事が『未来』を生みます。

『今』何かしない事が『未来』を生みます。

『過去』を振り返っていてる『今』は、何もしない事が生み出す『未来』にしかつながりません。

『過去』を振り返った事から学び、『過去』とは違うやり方を『今』やれば、何かした事が生み出す『未来』につながります。





是非、自分が《大切な『今』という時間を奪われた》っと不満に感じた事を書き出して、読み返してみましょう。


そこには『ブーメラン理論』が働いているかも知れません。


自分がいつも不満に感じていた事は、実は自分自身も同じような事を誰かにしているのかも知れません。


書き出しておけば忘れませんし、時間のある時に見直すことが出来ます。

自分自身の仕事に振り替えてみる時にも、頭の中を整理しながら振り替える事が出来ます。




そこで一句。



書いてみて

振り替えてみて

改善を

すれば自ずと

ひらける『未来』


(五七五七七)





お後がよろしいようで。




過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!


にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 22:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年04月09日

お金が先か?理念が先か?5

こんばんは、アキバです。


昨日は『金勘定』の大切さについてお伝えいたしましたが、ある読者の方からこんなメッセージをいただきました。


「こんにちは、アキバさん。昨日の『金勘定』についてですが、お金基準で仕事をしても大成功してる人って、結構多くないですか?単純に儲けたいという欲望がモチベーションになって、やる気も長続きするのではないかと思います。」


なるほど、先日立ち読みした(お店の方ごめんなさい)SPA!に載っていた破格の安さで大成功した印鑑のネットショップの社長さんも、「金に執着して、とことん儲けにこだわることが成功の鍵です。」みたいな事を言ってましたから、そんな入り口もあるでしょう。




それでは『金儲け』に執着して考えてみましょう。




売買の成立は単純に需要と供給で決まりますよね。


それでは、需要に強弱をつける要因は何でしょう?


自分に置き換えるとわかりやすいですよ。




需要を強くする一番の要因は、不足感です。

自分に足りていないモノを補いたいと思った時に、強い需要が発生します。


次に足りなくならないように蓄えようとする需要がきて、その次にやっと欲しいという需要がきます。


単純に欲しいモノではあるけれども、無くても困らないモノを買う時って、どんな時でしょう。


お金に余裕があるから買うか、おすすめ上手の店員さんや営業マンに乗せられて買っちゃうかのいずれかでしょう。

まぁ、中にはムシャクシャした気持ちをショッピングで晴らすなぁ〜んて方もいらっしゃるでしょうけど。。。




なぜ需要の強弱なんてものから話し始めたかと申しますと、供給側=儲けたい人が「これなら儲かるだろう!」って思ってビジネスを始めても、強い需要に結び付くか否かは需要側=お客様がどう感じるかに掛かっているため、お客様が買ってくれるかどうかはわからないからです。


特に自分の儲けにばかりこだわりすぎると、お客様が欲しくもないものを心理テクニックなどを駆使して売り込むなど、初めからリピートや口コミも望めない販売手法をとってしまうケースもあります。



それではなぜSPA!に載っていた破格の安さで大成功した印鑑のネットショップの社長さんはお金にこだわって成功する事が出来たのでしょうか?


それは『センス』と『運』があったからでしょう。


一生懸命お金を稼ごうといろいろ調べたり、考えたりしているうちに、世の中の市場に不足していて競合がいないか競合がいても少ない市場、つまり《破格の安さ》で《印鑑》を買う事が出来る《ネットショップ》が無いことに気付き、そこにお客様が呼応してくれたという事実は、《気付いたセンス》と《当たった運》でしょう。


人間、一生懸命やっていれば運気も向上するという事もあるでしょうが、普通は自分の儲けを優先して考えていると、足下ばかりを見て、市場もお客様も見えづらくなってしまいます。



普通に考えて、「一儲けしてやろう!」ってな人は儲かってないでしょ?


『お金基準の価値観』で『金儲け』しようとしても、お客様には響きません。

ただでさえ「最近の消費者は賢くなった」なんて言われている昨今です。

商品やサービスの『本来の価値』に『満足→感動→感激→感謝』していただく事を追求していなければ、お客様から選ばれないでしょう。




「《破格の安さの印鑑》で大成功したんだから、やっぱりお金じゃん!」

っという人も中にはいらっしゃるかも知れませんが、大切な実印を素材もわからない500円の印鑑でもOKっていう人がいらっしゃるでしょうか?


エルメスのケリーバッグらしい1万円のバッグを彼女にプレゼントしたら、果たして喜んでくれるでしょうか?


モノの『価値』は『値段』じゃないんです。

そのモノ自体の『本来の価値』が『価値』ですから、あまりにも安い『値段』のモノは逆に怪しく感じてしまう事さえあります。


『お金』は『価値を交換する道具』であり、お客様が期待した以上に『価値』を感じてくれたからこそ、『ありがとうの対価』である『お金』を払ってくれた上に、口コミやブログでの宣伝までしてくるのです。





お客様にどう喜んで欲しいか?

どんなお客様に喜んで欲しいか?

お客様に何を提供してあげたいか?

お客様に喜んでいただければ、その事業活動自体が貢献性の高い事業と言えます。


お客様が喜びもしない事業活動で利益を上げて、利益の一部を社会貢献活動に寄付したとしても、社会から望まれる会社にはなれないでしょう。




『経営理念』を難しく考えるのではなく、自社の社会的な『存在価値』をアピールするだけで、向かうべき方向性が定まります。


やるべき事は『経営理念』のチャンクを細かく砕いていけば、自ずと見つかります。


事業活動を通じて、お客様に不足しているモノが自社の提供しているモノと違っている事に気づいたら、変えてしまえばいいんです。


大切なのは、方向性を決めて、いつまでにどれだけやるかを計画し、計画通りに出来たか否かを見て、上手くいった事を継続し、ダメだった事は止めるか改善する事です。


あなたは、いつも「しこたま儲けたい!」って思っていて、いろんな事業に手を出して失敗している人や会社と、いつも「しこたま儲けたい!」って思っていて、いろんな事業に手を出して大成功した人や会社と、どちらのタイプをより多くご存知ですか?




『金勘定』が先に立つと、いろんな儲け話に飛びついても、何ら悪いことはありません。


『経営理念』が先に立つと、『経営理念』にそぐわない儲け話に飛びつくような事はなくなります。



『金勘定』を計画的に行えるのも『経営理念』の効用です。


ご利用は計画的に。



過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!

にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ続きを読む

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 00:00|PermalinkComments(2)TrackBack(0)

2008年03月03日

「忙しい人に仕事は回ってくるんだよ」という言葉5

こんばんは、アキバです。


突然ですが、
仕事、忙しいですか?



「忙しい人に仕事は回ってくるんだよ。」って言ったり言われたりしますが、この言葉は気をつけて使わなければいけません。


自分や同僚以上の人には、言葉づかいにだけ気をつければ問題ないでしょう。


しかし、マネジメントをする立場の人が部下に対して安易に使ったり、人事のお仕事をされている方が使ってしまうと、自分の仕事は棚に上げて、部下に圧力をかけているのも同然になってしまいます。


「お金は寂しがり屋さんだから、お金がいっぱいあるところに集まるんだよね。」っという言葉と同様に、ついつい忙しそうにしている部下に「忙しい人に仕事は回ってくるんだよ。」っと言ってしまいがちです。


しかし、仕事量を上手く配分して最適化を図りながら、部下の成長を促しながらと業務スピードを保てるようにするのがマネジメントでしょう。



スペックにもよりますが、パソコンにあれもこれも同時にやらせるとフリーズしてしまうのと同じように、人間もあまりに忙しくなり過ぎると動きが鈍くなったり、注意力が散漫になったりします。


「忙しい人に仕事は回ってくるんだよ」なぁ〜んて上司から言われると、一生懸命頑張るタイプの部下ほど上司に期待されていると思って頑張りますが、限界を超えないように少しずつ手を抜くようになるか、過労で倒れるまで頑張るか、いずれにしても無理をしてしまうでしょう。


手を抜けばお客様に提供する商品やサービスの『本来の価値』が低下しますし、過労で倒れてしまったら大切な社員やメンバーが減ってしまう上に、他の社員やメンバーの負担が増えたり、結果としてお客様に提供する商品やサービスの『本来の価値』の低下につながりますね。


頑張った分だけ人が成長するのは確かですが、物理的にこなす事が出来る仕事量には限界がありますし、それをコントロールするのがマネジメントであり、管理職のお仕事です。


部下のモチベーションや意志を高い位置でキープ出来るように、能力的にも成長するように、仕事の量や質をコントロールして最適化するのがマネジメントでしょう。


人事セクションの方も同様に、仕事の量と質を見極めた上で、採用と人員配置をしていかなければなりません。


「忙しい人に仕事は回ってくるんだよ。」っという言葉は、自分自身に言い聞かせる事により自らのモチベーションを上げたり、同僚同士で励まし合う時には効果的ですが、管理職の方や人事セクションの方が使う場合には、必ず仕事の量と質を見極めて仕事量の最適化を実践した上で使いましょう。


もし、きちんとマネジメントをせずに、この言葉を使うと、言ってもいない尾ひれがついてしまうでしょう。



「忙しい人に仕事は回ってくるんだよ。」

「だから、文句を言ってないでやればいいんだよ。」

「やれば限界なんて突破出来るんだからさ。」


ついた尾ひれの言葉を見ても、何ら悪いようには見えないかも知れません。


ですから、深く考えずに使ってしまいがちなのですが、仕事が滞ったり、手抜きが発生して悪影響を受けてしまうのは、他でもない《お客様》です。



たとえ言葉ひとつだとしても、先を見て計画的に使いましょう。


過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!


にほんブログ村 経営ブログ 経営学へ

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 22:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年02月09日

嗚呼、素晴らしきお客様思い5





こんにちは、アキバです。

ネットショップから注文したダイエット茶が届きました。

届いたダンボール箱に貼ってあったのが、上の写真です。

いやぁ〜、感動しました。

まず、商品を運んでくださるドライバーの方にご挨拶。

そして、ドライバーさんへのお願い。

「当店の大切なお客様へのお届け物です。」

「取り扱いは丁寧にお願い致します。」

「日時指定がある場合、時間厳守でお願いします。」

「数度ご不在の場合は本店まで必ずご連絡ください。」

「お客様は商品の到着を楽しみにお待ちです。」

「どうぞよろしくお願い致します。m(__)m」


ちょっとした心遣いなのですが、響きますねぇ〜。

お客様のために出来る事を確実に実践する。

素晴らしい事だと思います。


過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!

テクノラティお気に入りに追加する

人気かな?


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 15:40|PermalinkComments(0)TrackBack(1)

2008年02月07日

自分だけで仕事を抱え込む事が罪になる時代が来ました。5

こんばんは、アキバです。


みなさんの会社では、パソコンやネットワーク専属の担当者はいらっしゃいますか?

多くの中小零細企業では社員数も労働時間も資金的にも不足気味であるために、「社内で一番詳しい社員に任せてま〜す。」っという会社が多いようです。

あっ、そうそう、勿論‘システム担当手当’なんていうものは無しです。
SE呼んだら1回1人工3〜5万円も掛かるような事を、本業と掛け持ちでやってたりするようですが、奉仕活動になっているケースがほとんどのようです。


さてさて、そんな状況を見て上司や経営者がよく使う言葉があります。


「仕事は忙しい人に集まってくるんだよ。」


ある有名な会計事務所の先生からはじめて聞いた言葉ですが、その後、いろんなところで何度も耳にするようになりました。


この「仕事は忙しい人に集まってくるんだよ。」っという言葉。


一見、「君がよくやっている証拠だよ。頑張れ。」と言っているようにも聞こえますが、安易にこの言葉を使った場合には仕事量の適正化を図らない、つまり、マネジメントを放棄しているのと同じ事になってしまいます。


そのマネジメントを放棄した状態の後にやってくるものが、不祥事です。

不祥事で迷惑が掛かるのは、一番大切なお客様です。



忙しい人の仕事量がどんどん増えてしまえば、スピードが失われます。

すなわち、待たなければならないお客様が増えてしまうのです。

お客様をお待たせしないために無理してスピードを上げようとすると、「このくらいでいいか。」っと、質の低下(簡単に言うと手抜き)を招きます。


確かに、一番出来る人に全て任せてしまえば間違いないと思いがちですが、その中でも他の人に任せられる事を見いだし、仕事量の適正化を図り実践していく事がマネジメントであり、管理職の仕事でしょう。


仕事量の適正化ですから、お金で解決するものではありません。


安易な管理職者は、給与を上げることによって社員のモチベーションが上がり、モチベーションが上がった社員は《自らの努力で》仕事を効率化する事により、結果的に膨大な仕事量でもこなせるようになると考えてしまいます。

しかし、そのロジックが正しいのであれば、その管理職者は必要なくなります。

なぜなら、仕事量を数量化して、仕事量に応じた給与を与えるようにして、それを全社員に告知しておけば良いからです。

そうなると、管理職ではなく上がった数字を管理するだけの管理人さんがいれば済むことになります。

管理人さんに高給を支払ってしまうと利回りが悪くなりますので、管理はシステム化してしまった方が良いでしょう。



すみません、脱線してきましたので戻りましょう。


要するに、いろんな仕事を一人で抱え込んだり、抱え込ませてしまう事により、大切なお客様にご迷惑が掛かる危険性が高まってきたという事です。

高度情報化社会の到来により、世の中のスピードは20世紀に比べて飛躍的に早くなりました。
お客様が得る情報量も、飛躍的に多くなっています。


お客様サイドの情報量があまり豊富でなかった時代には求められなかったレベルの品質が、現代ではごく普通に求められるようになってきています。

お客様サイドの情報スピードが早くなかった時代には求められなかったレベルの品質改善が、現代ではごく普通に求められるようになってきています。

お客様サイドの情報量が少なく、情報スピードも遅かった時代には気づかれなかったかも知れない不祥事や偽装が、現代ではごく普通に、かつ素早く気づかれるようになってきています。


営業トークや宣伝で心理的にお客様を引きつけても、いざ提供された商品やサービスの『価値』がお客様の求めているレベルに達していなければ、『ありがとうの対価』である『お金』を支払ったお客様は《ありがたく》ない訳ですから、裏切られた気持ちになります。


お客様はその《裏切られた気持ち》をクレームという形で会社に戻してくれれば良いのですが、最近では悪い情報としてネット上に流されてしまう事が多くなってきました。


いろんな仕事を一人で抱え込んだり、抱え込ませてしまう事により、お客様に商品やサービスを提供するスピードが遅くなったり、お客様に提供する商品やサービスの品質が低下したり、商品やサービスの安全性が失われてしまう事になります。

そうなると、大切なお客様にご迷惑を掛けてしまうばかりでなく、自社の信頼を損なってしまうような情報をネット上に流されてしまったり、最悪の場合には直接信頼を失ってしまう不祥事を起こしかねないのです。


『序列の価値観』や『お金基準の価値観』を持っている人は、さらに注意が必要です。

『序列の価値観』で自分が手柄を上げたいと思い、得意でもない仕事を抱え込んだり、『お金基準の価値観』で自分の給料やボーナスを上げさせるために、得意でもない仕事を抱え込んだりすれば、必ずスピードも低下し、品質も悪化します。

なぜなら、『序列の価値観』や『お金基準の価値観』で仕事をしている状態では、お客様のために仕事をするのではなく自分のために仕事をしているからです。

お客様のために仕事をしていなければ、手抜きをしてスピードを調整したり、偽装をして品質が落ちていないように見せても、本人はあまり罪の意識を持たないでしょう。

しかし、そんな気持ちで仕事をしている人がいるだけで、お客様にも会社にも実害が発生してしまう事もあるのです。



《自分だけで仕事を抱え込む事が罪になる時代が来ました。》とは言い過ぎだと思われるかも知れませんが、決して言い過ぎではありません。


お客様が求めるスピードに対応するには、個人事業主の方も良きネットワークやビジネスパートナーを持っている必要性が出てきたと言えるでしょう。


《自分だけで仕事を抱え込む事が罪になる時代が来ました。》の巻き。

今夜は、ここまで。



過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!

テクノラティお気に入りに追加する

人気かな?

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 22:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年01月23日

クレーム処理5

こんばんは、アキバです。


突然ですが、あなたはお客様から商品やサービスに対するご意見をいただいた時に、「またクレームだよ。」なぁ〜んて思った事がありませんか?

「接客の従業員の態度が悪かった。」とか「もっとわかりやすく説明してくれ!」っというお客様の声を嫌な思いをしながら、クレームとして処理なんかしてませんか?


私には、この『クレーム処理』という言葉がどうしてもしっくりきません。


私の場合は『言いがかり』は『処理』しますが、『クレーム』は『処理』するのではなく、『心して応対する』ようにしています。


そもそも『クレーム』とは売買契約違反に対する買い手から売り手への損害賠償請求であったり、苦情を意味する言葉です。


『本来の価値観』における『経営理念』を機軸とした経営を実践していれば、『クレーム』が『処理』するものではなく、『心して応対する』ものである事はおわかりでしょう。


『お金基準の価値観』で、ただお金を稼ぐため経営をしているような場合には、『クレーム』対応は非効率的な行動と分類されてしまうかも知れません。



一般的な『クレーム』は苦情でしょう。

お客様が、お客様が受けた害悪や迷惑、不満を、わざわざ教えていただけるのが苦情=『クレーム』です。


お客様に『満足→感動→感激→感謝』していただくために提供した商品やサービスに対して、逆に『不満→迷惑→害悪』を受けた事をわざわざ教えに来てくれるのです。


たとえそれが、電話であろうとメールであろうと、お客様の大切な時間を割いてまで教えていただいているのです。


《教えていただいている》と思えない人は、つなげてみて下さい。

《害悪→迷惑→不満→どちらでもない→満足→感動→感激→感謝》


お客様は《将来売れなくなる理由》もしくは《いま売れていない理由》をわざわざ教えてくれるのです。


時には尋常じゃない怒り方のお客様もいらっしゃるでしょう。

でも、人が怒る時にはとっても体力を使うのです。


お客様は、わざわざ自分の大切な時間を使って、体力を使って《成長阻害要因》や《改善すべきポイント》を教えに来てくださるのです。


それを、『クレーム』は面倒くさいし、謝るのは嫌だからといって、『処理』という言葉を当てはめてしまう時点で間違いでしょう。


確かに理不尽な『言いがかり』をつけてくる《クレーマー》も、中にはいるでしょう。


しかし、《クレーマー》なのかお客様の貴重なご忠告であるのかは、『心して応対』していなければ判断出来ないのではないでしょうか。


お客様は家族や友人・知人に悪い噂を流して売れなくなる事を望んでいる訳ではありません。

『クレーム』の段階では、本来であれば社員やメンバーが自ら気づかなければならない事を、教えに来ていただいているのです。



大切なお客様からの声である『クレーム』は、是非『処理』するのではなく『心して応対』し、《成長阻害要因》や《改善すべきポイント》を教えていただいた事に感謝しましょう。



過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!

テクノラティお気に入りに追加する

人気かな?

このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 23:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年11月18日

小さな会社の経営計画書〜其の参〜5

こんばんは、アキバです。


シリーズでお送りします『小さな会社の経営計画書』、今宵は『経営計画の肝』である【経営理念】についてお送りいたします。



《経営計画書において最も大切に策定していただきたい【経営理念】のお話》


【経営理念】というと、比較的多くの人が『社会貢献』という言葉を連想するようです。


【経営理念】を考えるは時、はじめに『社会貢献』という言葉が頭に浮かび、【経営理念】とは世のため人のためになるような崇高なものであるべきだといった枠組みを決めて掛かってしまうようです。


中には『お金基準の価値観』が強く、『右脳的な要素』である【経営理念】が、『左脳的な要素』である数値に対して影響力があるものとは思えない人もいらっしゃるでしょう。


いずれにしても、【経営理念】が会社の方向性を決めるものであり、お客様にどんな会社かを宣言するものであり、社員やメンバーと一緒に向かいたい方向性を示すものであり、提携業者の方々とも一緒に向かいたい方向性を示すものであり、経営者のが迷った時に立ち戻って方向性を確認する事が出来る、とっても大切なものなのです。


そんな【経営理念】を「難しい崇高な表現の言葉」+「社会貢献」で響かないものにしてしまっては意味がなくなってしまいます。


よく「……………社会に貢献できる企業へ。」などといった【経営理念】にそのまま『社会貢献』という言葉が登場するケースが見受けられます。

お客様、提携業者、社員やメンバーは、その「社会に貢献する」という言葉で感情が動くでしょうか?


若い社員やメンバーを想定してみてください。
彼らは「社会に貢献したい」と思って入社してきましたか?


お客様を想定してみてください。
お客様は「社会」とは自分達の事だと思ってくれるでしょうか?


お客様も社員やメンバーも、「社会に貢献する」という言葉から、具体的に何をする会社なのかイメージ出来るでしょうか?


【経営理念】は格好良く考えるのではなく、出来るだけ具体的にイメージをする事が出来て、出来るだけ大きく感情を動かされる言葉でまとめられている事が望ましいですね。


商品やサービスを提供して「ありがとう」や「感動」の対価である『お金』をいただく相手は、お客様です。


最近では、お客様に対する思いが込められておらず、社員に対する気持ちを全面に押し出した【経営理念】を拝見する事も多くなって参りました。

社員に対して「大切にしますよ〜」というのは、経営者の気持ちです。
このような【経営理念】の会社は、強烈なトップダウンの組織を「社員を大切にしているような雰囲気」を作り込む事によって、オブラートに包んでいる可能性があります。

そのような会社の場合には、マニュアル的に決められた全員で一律に行う業務(清掃や朝礼等での行事など)が比較的に多いといった傾向があります。

『依存型』の傾向が強まってきた日本において、会社にぶら下がらせて、行動はマニュアルで厳しく律するといったマネジメント手法です。


しかし、マニュアルに従おうと考えても、『大切なお客様に対する思い』は込められていませんので、結果として《自分の稼ぎのために仕事をする》=『お金基準の価値観』となり、『仮面社員』化が進行する事となります。

トップダウンに従い、マニュアルに従っている振りをして、《自分の稼ぎのために仕事をする》→『仮面社員』化が進行するのです。


【経営理念】は会社の方向性を決めるものであり、お客様にどんな会社かを宣言するものであり、社員やメンバーと一緒に向かいたい方向性を示すものであり、提携業者の方々とも一緒に向かいたい方向性を示すものであり、経営者のが迷った時に立ち戻って方向性を確認する事が出来る、とっても大切なものなのです。


商品やサービスを提供して「ありがとう」や「感動」の対価である『お金』をいただく相手は、お客様です。


【経営理念】は格好良く考えるのではなく、出来るだけ具体的にイメージをする事が出来て、出来るだけ大きく感情を動かされる言葉でまとめられている事が望ましいです。


【経営理念】

その会社出なければ提供する事が出来ない『本来の価値』を提供し続ける事に『心・気持ち・情熱』を込めて、『お客様』にどうなって欲しいか?をわかりやすく《宣言する》事からはじめましょう。


お客様に『感動』していただき、喜んでいただければ、世界規模の社会ではなくても立派な社会貢献なのです。

小さな会社が大きな会社と同じ規模の社会貢献を目指す必要はありませんし、『儲けたお金』で慈善活動や募金活動をする事が社会貢献という事ではないのです。


【経営理念】により、経営者は「お客様にこうなってもらいたい」と思い、社員も「お客様にこうなってもらいたい」と同様に思い、お客様が「本当にこうなった」と『感動』し、喜んでくれた時、三者のの欲求は同時に満たされ、『共感・共鳴』が巻き起こります。


まさに『トリプルH経営=All Happy(オールハッピー)経営』です。


経営者もHappy

お客様もHappy

社員もHappy

HHH


All Happy
(オールハッピー)


過去90日間に書かれた、経営理念を含む日本語のブログ記事
テクノラティ グラフ: キーワード「経営理念」に関するグラフ
このグラフをブログに貼ろう!

テクノラティお気に入りに追加する

人気かな?


このエントリーをはてなブックマークに追加 mixiチェック
ryozy_akkiy at 21:30|PermalinkComments(0)TrackBack(0)