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タグ:交流分析

こんにちは、経営理念コンサルタント、認定支援機関、リスクマネジメント協会 Certified Risk Manager、企業健康アドバイザー のアキバです。


あなたは、最近、こんな事がありませんでしたか?

・ ついクチが滑って言わなくてもいい事を言ってしまい、仲が悪くなってしまった。

・ ついカッとなって物に八つ当たりしたり、物を投げつけてしまった。


冷静になって後で考えると、やらなければよかったと反省するような事を無意識にやってしまったり、言わなければよかったと反省するような言葉が無意識にクチから飛び出てしまった事、ありませんか?

相手の言動や行動を理解する事が出来ず、「なんで 〇〇 なんだよ!」っと思いますと、そこから無意識の力が働き始めてしまう事があります。

直接行動や言動に出なくても、相手に対して「なんで 〇〇 なんだよ!」「何なんだよ!」「あの人はわからない人だ」と分かり合えない相手と認識している場合には、わからない相手の考え方に対して、『きっとこう考えているはずだ!』ですとか『 〇〇 と思っているに違いない』だなんて、思い込み、決め付け、憶測が頭の中にどんどん生まれて参ります。

思い込みや決め付け、憶測は事実・現実からどんどん遠避かってしまいますね。


これは、たった一つだけ「何で?」や「わからないモノゴト」に対して、必ず確認したり、調べたり、聞いたりする癖をつけていれば防ぐ事が出来るものなのですが、その前に自分の事、自分の意見、自分の考え方を認めてくれない、わかってくれない、理解して歩み寄ってくれない相手に対しても、冷静に落ち着いて確認したり、調べたり、聞いたり出来るようにしておく事が必要です。


結局のところ、とにかく相手がどうこうではなくて自分を認めて欲しいといった承認欲求が強ければ強いほど、「なんで」は一瞬であなたの将来を変えてしまいます。


余計な一言、余計な一行動が無意識に出ないようにするためにも、メンタルを鍛え、冷静沈着に参りましょう。



「なんで」があなたの将来を一瞬で変えてしまう仕組みは、アキバの動物からカリマス理論をご高覧くださいませ。

動物からカリマス理論・2nd


あなたが承認欲求の強いタイプなのか否かは、コチラの記事を合わせましてご高覧くださいませ。

交流分析と動物からカリマス理論〜気づき〜焦点〜

『共依存』が広がっている重要な手掛かり

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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager の秋葉です。


季節の変わり目とはいえ、変わりやすい天候に翻弄(ほんろう)されてしまいますねぇ。



あっ、一昨日のおさらいから入っておりますので、前半は再放送です。



翻弄されるといえば、心理学の交流分析における4つのタイプをご存知でしょうか?


1.I'm Not OK. You're Not OK.
自己否定+他者否定


2.I'm OK. You're Not OK.

自己肯定+他者否定


3.I'm Not OK. You're OK.

自己否定+他者肯定


4.I'm OK. You're OK.

自己肯定+他者肯定



I'm OK. You're Not OK.とI'm Not OK. You're OK.は、知らず知らずのうちに固定観念や既成概念を膨らませ、自らの可能性を狭めてしまいます。


自分を卑下するI'm Not OK.=自分の序列が下の状態は、主に自分の成長阻害要因となります。

他人を卑下するYou're Not OK.=自分の序列が上の状態は、主に他人の成長阻害要因となります。

さらに、他人を卑下するYou're Not OK.=自分の序列が上の状態は、同じ組織のメンバーの能力を認めないため、組織力を引き出す事に対しても阻害要因となってしまいます。



これらの《否定》=ネガティブな感情は無意識のうちに自らの意思決定や行動に作用して、結果を変えてしまいます。

心理学の交流分析でいうところの“ゲーム”や“脚本”に陥ってしまうのも、このネガティブな力が作用しているようです。



ところが、この《無意識のうちに作用するネガティブな力》

私、アキバの動物からカリマス(借ります)理論に当てはめてみると、その発生原因を探り当てる大きなヒントを得る事が出来ました。


“気づき”の素となったのは‥‥‥

“否定”です。



“肯定”をするためには、まず受け入れて、理解する必要がありますよね。


“否定”には2つの種類があって、1つは“肯定”をした上で対案として他の意見や考えを立案するもの。

もう1つは、全く受け入れずに、ただ“否定”をするものがあります。


明確な理由を持った対案を出すためには、必ず一度は「受け入れて、理解する」必要がありますよね。

より良い意見や考えを導き出すためには、どの部分が問題点で、どのように改善すれば良いか、検討するでしょう。

・受け入れる→現状を把握する
・理解する→現状を分析する

・改善案を立案する→計画を立てる

・改善案を実行する→計画を実行する

・予実を検証する→予実を検証する

・改めて改善する→改めて改善する


見事にRPDCIサイクルを形成しています。


以上の事から、「明確な理由のある対案を伴った“否定”」は、広義の“肯定”に含まれる事になります。



そうなると、もう1つの、「全く受け入れずに、ただ“否定”をする“否定”」は、相手の意見や考えから逃げている事にもなりますし、攻撃している事にもなります。



自分が理解する事が出来ない意見や考え

わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃



赤ちゃんから幼児期の意思決定の判断基準は、親(もしくは最も身近な大人)です。

そこから、自我が目覚めるまでに自分自身の中にどのような意思決定の基軸が形成されるかによって、交流分析における4つのタイプに分かれ始めます。




明確な意思決定の基軸が形成されなかった場合には、

1.I'm Not OK. You're Not OK.

自己否定+他者否定

のタイプになります。




過保護に育て上げられ、他人を思いやる心が育たなければ、

2.I'm OK. You're Not OK.

自己肯定+他者否定

のタイプになります。




常に他人と比較され、自分を否定され続けて育て上げられると、

3.I'm Not OK. You're OK.

自己否定+他者肯定

のタイプになります。




素晴らしいものは素晴らしい、醜いものは醜い、自分であろうと他人であろうと、本来の価値観をしっかりと身につけた場合には、

4.I'm OK. You're OK.

自己肯定+他者肯定

のタイプになります。





もっとわかりやすく言うと、





自分自身を認める基準も、他人を認める基準も無い状態が

1.I'm Not OK. You're Not OK.
自己否定+他者否定





自分自身を認める基準だけが育ち、自分自身の基準だけで他人も判断する状態が

2.I'm OK. You're Not OK.

自己肯定+他者否定





自分自身の判断基準に間違いを見つけたり、自分自身の想定する範囲よりも世間は広く、高く、大きな事に気が付き、自信を喪失した状態が、

3.I'm Not OK. You're OK.

自己否定+他者肯定





広く、高く、大きな世間全体の判断基準の中に、自分らしさを見出だし、自分も他人も含めた大いなる判断基準を得た状態が

4.I'm OK. You're OK.

自己肯定+他者肯定



です。





よって、「受け入れて、理解する」ための基軸・基準が育っていなかったり、持ち合わせていない人は、その部分が

“わからないモノゴト”

となってしまうのです。



“わからないモノゴト”ですから、“不安”になり、“脅威”を感じ、そこから“逃避”したり、“攻撃”したりするのです。



1.I'm Not OK. You're Not OK.

自己否定+他者否定

の方々は社会から“逃避”する自閉症状が出たり、少し行き過ぎると“攻撃”として無差別傷害行為や、自殺行為に至る事も考えられます。






2.I'm OK. You're Not OK.

自己肯定+他者否定

の方々は“逃避”として他者を受け入れなかったり、“攻撃”としてパワーハラスメントや、理不尽なクレーマー、モンスターペアレント、常に他人を睨むような目つき、喧嘩腰な態度等に繋がります。





3.I'm Not OK. You're OK.

自己否定+他者肯定

の方々は“逃避”として抑鬱症状が出てしまったり、“攻撃”として自虐行為に至ってしまう事も考えられます。





どれも極端な例として“逃避”“攻撃”のケースを挙げてみましたが、細かい反応としては、もっと多くの反応を挙げる事が出来ます。





今宵は長くなりましたので、続きはまた後日。


今夜も、お付き合いいただきまして、本当にありがとうございました。



〜 つづく 〜

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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager の秋葉です。


季節の変わり目とはいえ、変わりやすい天候に翻弄(ほんろう)されてしまいますねぇ。


翻弄されるといえば、心理学の交流分析における4つのタイプをご存知でしょうか?


1.I'm Not OK. You're Not OK.
自己否定+他者否定


2.I'm OK. You're Not OK.

自己肯定+他者否定


3.I'm Not OK. You're OK.

自己否定+他者肯定


4.I'm OK. You're OK.

自己肯定+他者肯定




序列の価値観と交流分析〜其の壱・『序列の価値観』〜(再)

序列の価値観と交流分析〜其の弐・交流分析〜(再)

序列の価値観と交流分析〜其の参・成長阻害要因〜(再)

序列の価値観と交流分析〜其の四・相関関係〜(再)

序列の価値観と交流分析〜其の伍・限界突破力〜(再)



I'm OK. You're Not OK.とI'm Not OK. You're OK.は、知らず知らずのうちに固定観念や既成概念を膨らませ、自らの可能性を狭めてしまいます。


自分を卑下するI'm Not OK.=自分の序列が下の状態は、主に自分の成長阻害要因となります。

他人を卑下するYou're Not OK.=自分の序列が上の状態は、主に他人の成長阻害要因となります。

さらに、他人を卑下するYou're Not OK.=自分の序列が上の状態は、同じ組織のメンバーの能力を認めないため、組織力を引き出す事に対しても阻害要因となってしまいます。



これらの《否定》=ネガティブな感情は無意識のうちに自らの意思決定や行動に作用して、結果を変えてしまいます。

心理学の交流分析でいうところの“ゲーム”や“脚本”に陥ってしまうのも、このネガティブな力が作用しているようです。



ところが、この《無意識のうちに作用するネガティブな力》

私、アキバの動物からカリマス(借ります)理論に当てはめてみると、その発生原因を探り当てる大きなヒントを得る事が出来ました。


“気づき”の素となったのは‥‥‥

“否定”です。




〜つづく〜






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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager の秋葉です。



世の中にはスカウトを職業としていらっしゃる方々から、社内で人事のお仕事をされている方々、上司として面接をしたり、部下を直接育てていらっしゃる方々まで、

《 他人の能力を見極めたり、育てたりする仕事 》

についている方々が、たくさんいらっしゃいます。


勿論、学校の先生もそうですし、誰よりも身近な存在として親御さんがいらっしゃいます。


おそらく、ひとり一人の素晴らしい部分を見つけて、伸ばし、開花させる使命を持った人々って、案外たくさんいらっしゃるものですよねぇ。



親御さんや先生は別として、自分自身が抱えている業績を左右する部下を採用したり、育てたりする上司、もしくは人事セクションは、

《 なぜ無名の逸材を発掘出来ないのか? 》



無名の逸材と呼ばれる人々が開花するまでに、たくさんの上司や人事セクションが見逃しているケースは、決して珍しい事ではなく、ごくごく当たり前のように繰り返されています。



《 人の能力を見極める 》

《 無名の逸材を発掘する 》

《 人を育てる 》

そのために必要なのは、

自分自身を認めると同時に、他人も認める事。


世間的な地位が高いとか、有名だとか、そういった序列に惑わされずに、しっかりと本質を見抜く眼と感覚を持っている事。

そして、謙虚な心を持っている事。




有名だから凄いとか、地位が高いから間違いないとか、本質をねじ曲げる可能性のある価値観を『序列の価値観』と言います。


世間と戦って、他人と戦って、世の中をのし上がろうとしていると、他人の能力を謙虚に認められなくなります。


中立に、公平に、本質を見抜く眼と感覚を狂わせるもの。



『序列の価値観』と『I'm OK. You're Not OK.』


詳しくは、下記をご覧くださいませ。



序列の価値観と交流分析〜其の壱・『序列の価値観』〜(再)

序列の価値観と交流分析〜其の弐・交流分析〜(再)

序列の価値観と交流分析〜其の参・成長阻害要因〜(再)

序列の価値観と交流分析〜其の四・相関関係〜(再)

序列の価値観と交流分析〜其の伍・限界突破力〜(再)




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こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。

<今夜から、しばらく再放送をお送り致します。改めて、お楽しみに〜♪>


今夜はコミュニケーションや自己革新、相互支援、協業、気づき等々、様々な成功のための阻害要因となる『序列の価値観』について、心理学における交流分析を通じて分析してみようと思います。


あっ、そうそう。
長〜くなりそうなので、何回かに分けてお送りしますね。



それでは参りましょう。



『序列の価値観』とは、自分と他人とを常に比較してしまい、かつ自分が相手より上の立場に立っていたいという潜在的な欲求や願望を指します。


口では「人の上に人をつくらず」的な平等を装った発言をしていても、具体的なコミュニケーションの中では謙虚さを失ってしまい、素晴らしい意見でも素直に聴き入れる事が出来なくなってしまいます。


よく合コン等で「俺が、俺が、」とか、「俺なんか‥‥」とか、「俺の方が‥‥‥」っとすぐに自分の自慢話に繋げて(つなげ)しまう人は、特に『序列の価値観』が強いと言えるでしょう。


組織やチームにおいては、長いものに巻かれながら、上司にはおべっかを使い、同僚や部下には偉そうな態度を取るようなタイプです。



日本人が『序列の価値観』を強く持ってしまう要因としては、子供の頃からの受験戦争を勝ち抜くための教育や、《勝ち組》《負け組》を強く意識させられた20世紀末期の社会文化が挙げられます。


自分と他人とを一定の基準で常に比較して、“勝ち負け”“優劣”を付けられて育ってきた日本人は、ランキングが大好きです。


幼少期から他人に勝てば誉められ、負ければけなされてしまうような社会で育ってきた訳ですから、ランキングは気になりますし、他人より自分が上に立ちたいという欲求や願望が潜在的に増幅しやすいのです。



この他人より自分が上に立ちたいという潜在的な欲求や願望が、《自分を認めて欲しい》という形で現れたものが、最近流行りの【承認欲求】だと言えるでしょう。





『序列の価値観』と交流分析〜其の壱・『序列の価値観』〜、本日はここまで。



つづく



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こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。

今夜はコミュニケーションや自己革新、相互支援、協業、気づき等々、様々な成功のための阻害要因となる『序列の価値観』について、心理学における交流分析を通じて分析してみようと思います。


あっ、そうそう。
長〜くなりそうなので、何回かに分けてお送りしますね。



それでは参りましょう。



『序列の価値観』とは、自分と他人とを常に比較してしまい、かつ自分が相手より上の立場に立っていたいという潜在的な欲求や願望を指します。


口では「人の上に人をつくらず」的な平等を装った発言をしていても、具体的なコミュニケーションの中では謙虚さを失ってしまい、素晴らしい意見でも素直に聴き入れる事が出来なくなってしまいます。


よく合コン等で「俺が、俺が、」とか、「俺なんか‥‥」とか、「俺の方が‥‥‥」っとすぐに自分の自慢話に繋げて(つなげ)しまう人は、特に『序列の価値観』が強いと言えるでしょう。


組織やチームにおいては、長いものに巻かれながら、上司にはおべっかを使い、同僚や部下には偉そうな態度を取るようなタイプです。



日本人が『序列の価値観』を強く持ってしまう要因としては、子供の頃からの受験戦争を勝ち抜くための教育や、《勝ち組》《負け組》を強く意識させられた20世紀末期の社会文化が挙げられます。


自分と他人とを一定の基準で常に比較して、“勝ち負け”“優劣”を付けられて育ってきた日本人は、ランキングが大好きです。


幼少期から他人に勝てば誉められ、負ければけなされてしまうような社会で育ってきた訳ですから、ランキングは気になりますし、他人より自分が上に立ちたいという欲求や願望が潜在的に増幅しやすいのです。



この他人より自分が上に立ちたいという潜在的な欲求や願望が、《自分を認めて欲しい》という形で現れたものが、最近流行りの【承認欲求】だと言えるでしょう。





『序列の価値観』と交流分析〜其の壱・『序列の価値観』〜、本日はここまで。



つづく



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こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。


今夜は《安物買いの銭失い〜本編の巻き・其の四〜》をお送りします。



自分が儲ける事とお客様が喜ぶ事が『矛盾』すると思っていらっしゃる方のほとんどは、『お金基準の価値観』が強くなっている方々です。


そんなこと言ったって、
「やっぱり手っ取り早く儲けたいでしょ?誰でもさぁ〜。」

っとおっしゃる方々のために、今日は本を紹介させていただきます。


神田昌典先生の「非常識な成功法則・フォレスト出版」です。

非常識な成功法則―お金と自由をもたらす8つの習慣



人間はそもそも、悪いことは勉強しなくても出来ますし、怠けることも努力しなくても出来ます。

理不尽だと感じる事に怒りが込み上げてくる事に、勉強も努力も必要ありません。

そんなマイナスのパワーもあえて使ってしまいましょう!(って始まる割にはとても真っ当な事が書いてあります。やっぱり神田先生ですね。)っという本です。


どうしても「『本来の価値観』とか面倒くせぇよ。」っておっしゃる方は、ぜひ神田先生の「非常識な成功法則・フォレスト出版」をお読みください。



でも、やっぱり一番早い方法は、自分自身が交流分析における「OK牧場」の《どこにいるのか?》を自分自身で分析し、出来るだけ長い時間
《 I'm OK‐You're OK 》
の位置にいられるようになる事でしょう。

“ご参考”組織の花を咲かせましょう!

カウンセリング―交流分析を中心に




自分の周りのバリアが外れて、人脈が広がるスピードも新しい事が頭に入るスピードも飛躍的にアップするでしょう。

『序列の価値観』もなくなり、自立型総合支援社会に近づくきっかけになるでしょう。

そうなれば『謙虚』とか『ありがとう』の対価である『お金』という意味は、あたかも初めからそうわかっていたかのように思えるでしょう。




《安物買いの銭失い〜本編の巻き》


これにておしまいです。


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こんばんは、アキバです。


どなたとは申しませんが、最近、議論をして組織全体を導いていく事を仕事として、その仕事に対する『ありがとう』の対価である『お金』をいただいているにも関わらず、議論を放棄している人達が目立ちますね。


組織のサイズはいろいろありますが、結論を導き出そうとするのではなく、敵対する相手を見つけてTA(心理学でいう交流分析)上のゲームを仕掛け、『序列の価値観』により自分が優位に立つ事ばかりを優先する、つまり、問題解決よりも相手に勝つ事ばかりを優先する人が増えてきました。


議論を放棄するのも『序列の価値観』により、「自分達の方が上だから、話し合う必要はない!」なぁ〜んて、無意識レベルでも思ってしまっているのでしょう。


TA(心理学でいう交流分析)上のゲームは、クレーマーも頻繁に使う言葉のキャッチボールや行動パターンです。

ゲームの中にもいくつか種類がありますが、今回のように議論を放棄して『序列の価値観』で自分達が勝つ事を優先する人には、


人のあら探しばかりをする【ヒステリー糾弾】

何でも人のせいにする【責任転嫁】

いつも自分のことを棚に上げる【思い込み】


のゲームを仕掛ける傾向があります。


〈詳しくは《あなたが演じるゲームと脚本(交流分析で探る心のうら・おもて)・杉田峰康先生著・(株)チーム医療発行・1,680円》をご覧ください〉

あなたが演じるゲームと脚本―交流分析で探る心のうら・おもて




ダラダラと長引く会議や、何故か発言が少ない会議の参加者をよ〜く観察してみると、かなりの確率でゲームを仕掛ける人が見つかります。


以前お伝えいたしました《業務上境界性パーソナリティ障害》(※学術的に認められた呼称ではありません)の人が会議に参加していれば、必ず敵と味方に分けて、敵を口撃(攻撃)するような発言に変換してきますから、すぐに見つける事が出来ます。


しかし、会議や議会においてもっと気をつけなければならないのは、細かいチャンクに陥りやすく、かつ「はい」「でも」っとゲームとして水掛け論ばかりしてしまう人です。


ゲームは本来、無意識レベルで行なってしまうので、自分としては一生懸命、問題を解決しようと努力しているつもりでいます。


ですが、無意識レベルで細かいチャンクにはまって行きながら、水掛け論に突入してしまうため、結論が出ません。


たまに見かけますが、コンサルタント的なお仕事をされている方でも、このような傾向をお持ちの方がいらっしゃいますので注意しましょう。



いずれにしても、『序列の価値観』によって結論を導き出すよりも自分達が勝つ事を優先したり、ゲームに突入して会議や議会が長引いてしまうと、その時間分の逸失利益が生じます。


他人の大切な時間と、自らの給料に対する仕事の両方を勝手に捨てている事になるのです。


逆に言うと、やるべき仕事をせずに給料をもらいながら、他人の大切な時間まで奪っている事になってしまうのです。



自分がそうならないためには、まず『対案』です。

必ず問題解決の先にあるゴールを見極め、そこに到達するためのプランを提案する事です。


心理学的に『気づき』を得る事は、そうそう簡単ではありません。
(関東近郊の方にはご紹介する事が出来ますが。。。)




「いまこの瞬間(とき)」を大切に。


議論を放棄するなら、その仕事に向いていないのでしょう。

それでもその仕事をし続けたいのであれば、ちゃんとゴールを見据えて、プランにはプランで競い合ってくださいね。


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