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こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。


今年の3月に《儲けのお話の巻き》でも『儲け』についてお伝えしましたが、今宵は《儲け続けるために必要な事》を考えてみましょう。


まずはおさらいです。


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「人」+「言」=「信」
「人」+「言」⇒「信」+「者」=「儲」


「人の言うことを信じる者は儲かる」


『儲け』とは、

人と人との支え愛

人と人との助け愛


そして、

人と人とが和気あいあい

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本来は、人と人とが信じ合う事から『儲け』は生まれます。

しかし、最近では「人を信じさせれば儲かる!」という専門家の先生方も多く見受けられます。


心理テクニックを使って相手に「No!」と言わせないための応酬話法や、「煽り」を使って相手に不安を与えてから「私が解決してあげましょう!」と安心させる「煽り話法」、最近の情報商材ビジネスに見られるような完全に集客に特化したマーケティング手法などが「人を信じさせて儲ける仕組み」です。


テレビショッピングやネットショッピングで長続きしない商品ってありますよねぇ。


そんな商品を買ってしまった事、ありませんか?

「すっ、凄い!」って思って買ってみたら、「何だか期待はずれ〜」だったり「ぜんぜんちゃうやんけぇ〜!」だったり。


いつも使わせていただいている、感動プロデューサー平野秀典様の『感動の方程式TM』に当てはめると、


「すっ、凄い!」って思って買ってみたら、「何だか期待はずれ〜」だった状態は、

期待>実感=不満


「すっ、凄い!」って思って買ってみたら、「ぜんぜんちゃうやんけぇ〜!」だった状態は、

期待>>実感=怒り


という事になります。

(あっ、この前新しい本、『感動の億万長者 30のルール』がサンマーク出版から出ましたので、是非お読みください)
感動の億万長者30のルール




『お金』は本来、『価値を交換する道具』ですから、提供される商品やサービスに期待する『本来の価値』に対して、お客様は『ありがとう』の対価として先に『お金』を払います。


あなたが『ありがとう』と言って受け取ったものがありがたくなかったら、どんな感情が沸いてきますか?


誰かに言いたくなりませんか?


ブログで「いいと思って買ってみたけど、ぜんぜんダメでしたよ。」とか書きたくなりませんか?

そう、マイナスの口コミにつながるのです。


提供する商品やサービスの『本来の価値』を追求せずに「人を信じさせて儲ける仕組み」を使ってしまうと、一過性のビジネスにしかなりません。

期待して『ありがとう』と『お金』払ったのに本当はありがたくなかったら、信じてくれた人を裏切った事にもなってしまいます。

「裏切った」とは言い過ぎかも知れませんが、信じてくれた人に応えられなかった事にはなります。



儲けるために、いろんなテクニックや戦略をお勉強されている方もいらっしゃいますが、ちゃんとロジカルシンキングしてみてください。


《一過性の儲ける仕組み》を戦略としていながら、リピーターを期待したり、口コミを期待したりするのは支離滅裂でしょう。

(そもそも『戦略』と呼ばれるものは、「どうやって何をするか?」に根拠を付けてまとめたものですし、ビジネスは「戦って略奪する」ものではないので、普段、私は『戦略』という言葉は使わないようにしています。ここではわかりやすいように、一般的な言葉として使っています。)


小さなチャンク(塊や分類)のスキルやテクニック、戦略をいろいろ持ってきて試してみても、《小手先》にしかなりません。


一番大きなチャンクで見たときに、すべてが論理的にまとまっていなければベクトルがバラバラに働いてしまいます。



《一過性の儲ける仕組み》を戦略としてしまうと、コロコロと違う商材を持ってこなければなりません。

そこにつけ込んで《儲かる情報商材》(本当に儲かるかどうかは、買った人次第)を売りつけている人もいるようです。


そもそも『金儲け』だけを目的にしてしまうと、取り扱う商品やサービスは何でもよくなりますし、お客様は誰でもいいからたくさんの人になってしまいます。


例え多少の偽装があったとしてもコストが安くなれば、その分儲かりますから、コンプラやリスクマネジメントなんて無いのも同然になってしまいます。


そんなビジネスが長続きする筈ないですよねぇ。


儲け続けるためには、貢献的な目的をしっかりと持つ事が大切です。


誰のために、何を提供して『ありがたい』と思っていただきたいのか?

『本来の価値観』による『経営理念』として、しっかりまとめ上げましょう。


そして、社内外に宣言しましょう。


お客様に『感動』していただければリピーターになり、『感激』していただければ口コミをしてくれて、『感謝』までしていただければ社外広報にまでなってくれるのですから。


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「人」+「言」=「信」
「人」+「言」⇒「信」+「者」=「儲」


「人の言うことを信じる者は儲かる」


『儲け』とは、

人と人との支え愛

人と人との助け愛


そして、

人と人とが和気あいあい
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末永く儲け続けるために、お客様に信頼し続けていただける仕事を、信頼し続けて行けるお客様に対して提供していきましょう。


信頼し続けて行けるお客様か否かを判断するためにも、お客様に信頼し続けていただける仕事が出来ているか否かを確認するためにも、お客様に不足している商品やサービスか否かを確認するためにも、お客様とのコミュニケーションを大切にしましょう。


競合する誰かと戦って勝つ事を仕事の目的にしないで、しっかりとお客様と正面きって向かい合いましょう。



そして、いっちばん大切なのは『心・気持ち・情熱』込めて、人に仕えるのではなく、やるべき『事』に『仕える』ことです。


それが『仕事』です。




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こんばんは、アキバです。

突然ですが、みなさんの会社や組織は、商品やサービスの価格を経営理念に基づいて設定していらっしゃいますか?


売価はお客様にご提供する価格であり、“売る側から見た”商品やサービスの『本来の価値=存在価値+付加価値』+『利益』を表しています。


“買う側から見た”価格も『お金基準の価値観』で見れば同じ価格ですが、『本来の価値観』で見れば単純に商品やサービスの『存在価値+付加価値』でしかありません。

“買う側”のお客様が『存在価値』を感じない商品やサービスは不要です。

お客様が期待したものと同等以上に『付加価値』を感じていただけた時に、お客様には『満足』していただけます。


お客様が期待したレベルを超えた『付加価値』を感じていただけた時に、お客様には『感動』していただけます。


お客様が期待したレベルを随分超えた『付加価値』を感じていただけた時に、お客様には『感激』していただけます。


お客様が期待したレベルを遥かに超えた『付加価値』を感じていただけた時に、お客様には『感謝』していただけます。


お客様に『感動』していただければ、その商品やサービスの『リピーター』になっていただけます。


お客様に『感激』していただければ、その商品やサービスの『口コミ』をしていただけます。


お客様に『感謝』していただければ、その会社や組織の『サポーター』になっていただけます。『サポーター』にまでなっていただければ、社員やメンバーの代わりに営業活動までしていただいているのと同然です。


『満足』で『ありがとう』、『感動』で『ありがとう』+『リピーター』、『感激』で『ありがとう』+『口コミ』、『感謝』で『ありがとう』+『サポーター』です。


そして、それらの商品やサービスをお客様に提供し続けるために必要な正当な対価が『利益』です。


その会社や組織だからこそ提供する事が出来る商品やサービスの『本来の価値』を提供し続ける事により、お客様にどのようになっていただきたいのかを宣言するのが『経営理念』です。

CSなくしてESなんてありません。

特に、『お金基準の価値観』の会社や組織がES重視の経営理念を掲げていたら要注意です。


あなたの会社の商品やサービスの価格には、理念が反映されてますか?


今夜は最近のお気に入りの本『会社の絞め殺し学〜ダメな組織を救う本』の162ページにあります、「価格や利益に理念を持たないような人間は、やがて会社を絞め殺す。」をアキバ風にお伝えしてみました。


会社の絞め殺し学 ダメな組織を救う本 (祥伝社黄金文庫 ひ 9-1)


絶賛発売中!!


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こんばんは、カリマスコンサルタントのアキバです。

今日は借りません。

前回までお伝えしました通り、21世紀に入り、高度情報化社会が訪れました。
高度情報化社会においては、『お金基準の価値観』『権力基準の価値観』から脱皮して『そのもの自体の価値観=商品やサービス、それを提供する人自身の存在価値+付加価値』にシフトする必要性が出てきたようです。

それでは、扱って商品やサービス自体がお金にまつわるお仕事の場合はどうでしょう。


すぐに思い付きそうな業種では、生命保険、損害保険、証券、銀行、消費者金融といったところでしょうか。
なんだか『不祥事』というキーワードでヒットする業種ばかりのようですね。

その他にも、年金問題に揺れる社会保険庁、財務省や国税庁、監査法人や会計事務所なんかもお金にまつわる仕事ですね。


以前にもお伝えしました通り、お金にまつわる仕事の場合は、『お金基準』の価値観になりやすい傾向があります。

商品やサービスの対象がお金で、それによってお金を頂くからです。


ですから、そもそも《経営理念なんて関係ない》といった雰囲気すら感じられます。


『そのもの自体の価値観=商品やサービス、それを提供する人自身の存在価値+付加価値』

提供する人を、提供する会社と読み替えてみましょう。

『そのもの自体の価値観=商品やサービス、それを提供する会社自体の存在価値+付加価値』


『お金を増やしてあげる』だけであれば、一番利回りの良い商品で運用すれば良いですね。
あっ、ごめんなさい。リスクとか期間とか抜きで、とても大ざっぱに言ってます。

アキバが証券マンだった20世紀は、一般の投資家がいろんな情報を自ら入手して複雑なポートフォリオを組んで、投資環境が変化したらすぐに組み直して‥‥‥なんていう事はほとんど無理でした。

保険にしても、第三分野と呼ばれる医療系保険の単品はほとんど知られていませんし、「♪○生のおばちゃん自転車で、笑顔を運んで来るだろう♪」なんて頃ですから、情報は「たまたま来たおばちゃん」からしかありませんでした。

そんな状況下においては、『相手に気に入られる』ための営業努力が一般的だったように思います。

『お客様に気に入られる』ことはとても良い事です。

でも、そのお客様の気持ちは『お気に入りの営業マン』とつながっているだけです。

会社から商品やサービスがお客様に渡され、お客様から頂く事ができる『ありがとう』という価値は『お気に入りの営業マン』に渡され、お客様から『ありがとう』という価値の替わりであるお金だけが会社に渡され、会社から給料というお金が営業マンに渡されます。

会社とお客様との関係よりも、営業マンとお客様との関係の方が強く結び付いていますから、その営業マンが競合他社に転職したり、独立した場合には、お客様も一緒に付いて行ってしまうのです。

その『お客様が自発的に辞めていった営業マンに付いて行ってしまう』ことに対して会社は、営業マンに一筆書かせて阻止しようとする事もありますね。その一筆は誰のためでしょうね。


さて、今は21世紀です。
(最近は『21世紀です』なんて言うと、笑われるか、『梨ですか?』と返されるかですが。。。)
高度情報化社会においては、『どんな商品やサービスがあって』、『自分に最適なのはどれで』、『わからなければどこで調べて』っと、お客様が自ら様々な情報を手軽に入手出来るようになりました。

あっ、そうそう、ピンとこない方は『お客様』をあなた自身に置き換えてみてくださいね。


お客様が自ら様々な情報を手軽に入手出来るので、比較も出来ますし、おかしな点にも気付きはじめます。


「あんなにいい営業マンだったから信じてたけど、そんなこと教えてくれなかったわよ」

『教えてくれなかった』ならまだいいですが、
『説明してくれなかった』となると問題です。


最近は『コンプライアンスの時代』と呼ばれるほど、重要事項のみならず、説明と承諾が重視されるようになりました。

最近になって重視されるようになったのは、裏を返せば『明るみに出ていなかったものが、一斉に出てきた』っという事でしょう。
この点からも、高度情報化社会になったと言えます。


『説明してくれなかった』という言葉が出たら、それまでいい営業マンとして築き上げた信用までも、簡単に失ってしまう可能性があるのです。


そうなると、『会社もダメ、営業マンもダメ、業界自体がダメ』っと、『お金目当てのマスコミ』に煽られます。

あっ、勘違いしないで下さいね。マスコミすべてが『お金目当て』といっている訳ではありませんから。


『そのもの自体の価値観=商品やサービス、それを提供する会社自体の存在価値+付加価値』、すなわち、『経営理念における社会貢献』が根底に脈々と流れている会社だったらどうでしょう。

はい、いつもお読み頂いている方には簡単でしたね。


そもそも会社が存続している目的が、お客様の為ですから、「コンプライアンスを守りなさい」っと言われる前から、コンプライアンスが重要視されているのです。


会社やチームの存在する理由。

ソフトバンクのCMで、お父さんの犬が、「すべての事には理由がある」っと言ってますが、会社やチームが存続し続けられる事にも理由があります。

もし、あなた自身が『相手=お客様』で、『会社やチーム(公的機関含む)』に仕事を依頼したとすると、『ありがとう』と言えますか?


あなたの会社やチームは、お客様にどんな価値を提供していらっしゃいますか?





直接お金にまつわるお仕事以外にも、価値を提供している事を忘れてしまい、自分が手にすることが出来る『 お金 』の為に働くようになってしまう業種もあります。

それは、公共性の高い業種です。

一般の企業であれば、例えお金の為であってもお客様に対して営業努力をしますよね。

しかし、公共性が高くなればなるほど、営業努力などする必要はなくなりますので、『 誰かに対して価値を提供している 』といった感覚も薄れやすいのでしょう。

場合によっては、初めからそんな感覚は持ち得ない人が多いのかも知れません。

役所、警察官、自衛官、教師、マスコミ etc......
なんだかこちらも『不祥事』というキーワードでヒットする業種ばかりのようですね。




仕事をする目的は、『 価値を交換する道具=お金 』基準の価値観ではなく、
『そのもの自体の価値観=商品やサービス、それを提供する会社自体の存在価値+付加価値』で考えた方が良い事がたくさんあります。

是非、あなたが誰かに提供する事ができる価値にはどんなものがあるのかを考えてみてください。

いまはニートで仕事もろくにしていないとしても、あなたの趣味や好きな事に対する専門的な情報を誰かに伝えるだけでも、価値は提供できるのです。
そして、その価値に対して『ありがとう』が多ければ多いほど、ビジネスチャンスは膨らみます。


そして、成功のきっかけを握っているのが、

『パッション』

情熱です。

どれだけ本気で、心・気持ち・情熱を『価値を提供する事』に込められるか?

見返りを期待してもいいんです。



その見返りは、『ありがとう』という価値ですから。



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