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こんにちは、経営理念コンサルタント、認定支援機関、リスクマネジメント協会 Certified Risk Manager、企業健康アドバイザー のアキバです。


今日は問題解決に掛かる時間が劇的に早くなる方法につきまして、たった3つのポイントにまとめてお伝えしたいと思います。



1《 二者択一脳にならない 》

2《 解決のための優先順位を意識する 》

3《 知らない人同士で時間を潰さない 》




1《 二者択一脳にならない 》

二者択一脳とは、常に〇かX 、AかB、右か左で判断してしまう「 癖 」を持った考え方の事です。

二者択一脳化が進みますと、深く考察する前に軽い気持ちでAかBを選ぶようになります。

あなたはSNS等を通じて、知らず知らずのうちに二者択一脳を育てられていませんか?

最も危険なのは、より面倒な問題ほど、面倒を避けたいあまりに、たとえ適当な選択となっても、とりあえずでAかBのどちらかを選択するようになってしまう事。

とりあえずで決めてしまった事は、後々覚えていない事が多いもの。

面倒な問題とは、多くの場合、重要な問題でもあります。

安易な選択は、後になってまた問題が再燃、ぶり返す事にもなりかねません。

しかも問題が再燃した際に、はじめの選択理由を思い出す事が出来ませんと、次にどのような選択をすれば良いのかの判断材料にもなりません。

また、ビジネスにおきましても、人生におきましても、選択肢がAかBの2つしかない事は少ないですよね。

もっと多くの選択肢、例えばAもBもCもDも選択するべきものであれば、当然4つの中から、優先順位をつけ、出来るだけ多くの可能性を実現する事が出来るよう、知恵を絞ったり、計画立てて取り組んだりしますよね。

また、選択肢として与えられていない、新たなる方法を見出す事だって出来ます。

二者択一脳に陥りませんよう、くれぐれも気をつけて参りましょう。




2《 解決のための優先順位を意識する 》

既に前述致しましたが、二者択一にせず、より多くの選択肢・可能性を実現しようとすれば、当然の事ながら優先順位を意識する必要が出て参ります。

同時には1つしか出来ない事でも、優先順位をつければすべて出来る可能性はありますし、逆に言いますと、例えばA〈法令を遵守しながら〉、B〈お客様にご納得頂けるよう丁寧に説明し〉、C〈売上を伸ばし〉、D〈利益を上げる〉という4つは、必ず総て実行すべき事ですよね。

それを、企業の最大目的は利潤の最大化だと言って、D〈利益を上げる〉事だけを選択するのも良くありませんし、D〈利益を上げる〉事を最優先順位としてしまいますと、この4つの選択肢の中で利益相反が起こってしまいます。

D〈利益を上げる〉事を最優先致しますと、その次に来るのはC〈売上を伸ばす〉事となります。
C〈売上を伸ばす〉ためには、お客様に買って頂かないといけませんから、その次はB〈お客様にご納得頂けるよう丁寧に説明する〉事となります。

この時、B〈お客様にご納得頂けるよう丁寧に説明する〉理由は、D〈利益を上げる〉事がC〈売上を伸ばす〉事よりも優先されていますので、当然の事ながら『 出来るだけ安いものを高く売る 』『 出来るだけコストを掛けずに高く売る 』事が戦略の背景に流れ始めます。

そうなれば、優先順位が低いコンプライアンスを軽視(もしくは無視)した利益追求型の経営体質に蝕まれる可能性が高くなり、やがて食品偽装問題や衛生管理不行届きによる食中毒事故、耐震偽装問題、偽ブランド品問題等に発展してしまうのです。

お客様への想いを込めた経営理念があり、お客様のために事業を継続し続けていく志があれば、優先順位はA→B→C→Dとなる筈です。

お金を回すための売上UPと、お金を残すための利益率の追求でさえも、その目的は『お客様のために事業を継続し続けていく事』ですから、大儲けしたからといって何も後ろめたい事はありませんし、残ったお金を自然と未来への投資へ活かすようになりますね。




3《 知らない人同士で時間を潰さない 》

問題が発生した際に、よく目にするのが井戸端会議です。

近くの中の良い人に聞いたり、相談したりするのですが、その内容はほとんどYahoo知恵袋のように、

『 問題解決方法を知らない人同士 』

『 専門的な知識のない人同士 』

『 気を付けるべき注意点を知らない人同士 』

『 ろくなアイデアも思いつかない人同士 』

の場合が多いようです。

もちろん、仕事が早く優秀な方ほど、こんな事に時間を割いていませんね。

スピーディーに問題解決を行うためには、悩んでいる時間をいかに短くするかがポイントとなります。

知らない人同士で悩みを打ち明ける事で、悩んでいる自分を解放するのではなく、問題解決にフォーカスして時間をコントロールしましょう。

知らない人同士で相談して時間を潰したり、結局正しいのか否かわからないまま事を進めて後でやり直す事になったり、場合によっては後から取り返しのつかない状況に陥ったりしないためにも、出来るだけ早く『 確実に知っている人 』『 一番知っていそうな人 』に相談するように心掛けましょう。

ただし、まず自分自身で調べてみる癖だけはつけておいた方が賢明です。




1《 二者択一脳にならない 》

2《 解決のための優先順位を意識する 》

3《 知らない人同士で時間を潰さない 》


スピード感をもって仕事を熟すためにも、是非、この3つのポイントを意識して頂ければと思います。
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こんばんは、リスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


今夜は言葉のリスクマネジメントです。


誰かに打ち負かされたり、恋愛が上手くいかなくて悩んでる人に

「見返してやんなさいよ」

っと言った事はありませんか?


例えば、何かの競技で誰かに打ち負かされた人は、その競技で勝つための努力をしなければ、ず〜っと打ち負かされっぱなしになり、やがて気持ちが閉じてしまうかも知れません。

恋愛が上手くいかない人は、自分が本当に魅力的な人間になろうと努力しなければ、ず〜っと上手くいかず、やがて気持ちが閉じてしまうかも知れません。


「見返してやる」という言葉は、

負かされた相手を憎んだり、自分の恋愛感情を受け入れてくれなかった相手を怨んだりしてしまう、

憎悪怨念を生み出してしまう事もある言葉です。



普段何気なく使ってしまう言葉ですが、『心』に棘が刺さって悩んでいる相手に対して安易に、

「見返してやんなさいよ」

っと言ってしまうと、別の方法で「仕返し」をしてしまうかも知れません。



最近の悍ましい(おぞましい)残虐な事件を見ていても、コミュニケーション障害やコミュニケーション不足による逆怨みの感情の暴走がトリガーとなっている事件がほとんどでしょう。



例えば、何かの競技で誰かに打ち負かされた人は、勝った相手を見返す努力ではなく、その競技で勝つための努力をするべきなのです。

恋愛が上手くいかない人は、自分の恋愛感情を受け入れてくれなかった相手を見返す努力ではなく、自分が本当に魅力的な人間になろうと努力をするべきなのです。


たぶん

「見返してやんなさいよ」

っと言っている人は、「勝って見返してやんなさいよ」とか「魅力的な人間になって見返してやんなさいよ」っと言っているものと思いますが、言われた人の感情としては「見返す」=「仕返す」=「敵対心」が生まれてしまう事もあるのです。


仮に打ち負かされた競技が総合格闘技だとしても、「敵対心」をもって感情的で怒り心頭の選手よりも、冷静沈着なヒョードル選手やノゲイラ選手、ヒクソン・グレイシー様の方が結局は強いでしょ。



ですから、『心』が弱っている相手に対して、

「見返してやんなさいよ」

っと安易に言わずに、

「見返してやんなさいよ→みかえしてやんなさいよ→みかえしてやんなさいよみかえしてやんなさいよみかえしてやんなさい→よみかえしてやんなさい……」

「読み返してやんなさい」

「読み返して」、「やりましょう!」

をお勧めします。



『心』が弱っている相手は冷静さを欠いてしまっているでしょうから、

「何故負けたのか?」

「何故上手くいかなかったのか?」

を冷静かつ的確に、相手と一緒になって見つけてあげましょう。

そして、その「何故?」を明確にして書き出して見ましょう。

「何故?」を書き出せば、何度も「読み返す」事が出来るようになります。

何度も「読み返す」事が出来れば忘れないでしょう。

「何故?」は「潜在的な問題点」です。

「潜在的な問題点」に気づけば、それは改善するための「課題」となります。

改善するための「課題」が明確になっていれば、いろんな対策が考えられます。

いろんな対策の中から良さそうなものを、計画を立てて「やりましょう!」という事です。



「何故?」をわからないままにしていると、いつもの『アキバの動物からカリマス理論』にはまってしまいます。

「何故?」か「わからない」状態は「不安」を呼び、その「不安」から「逃避」しようとしたり、その「不安」の対象を「攻撃」する事により、「不安」を解消しようとしてしまいます。

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『心』が弱っている相手には『私はそばにいるよ』ってそばにいてあげる。

でも「潜在的な問題」を解決しなければならないのは、その問題を抱えている本人でしかない。

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問題を解決する事が出来るのは、あくまでも本人でしかありません。
相手の問題と自分の問題の区別がつかなくなってしまうと、『共依存』になってしまいますからねぇ。

そばにいると言っても、ず〜っと横に座っている必要はありません。
「見放さずに支援し続ける」という事が、「そばにいてあげる」という事です。

「見放さず支援し続ける」事により『心』のケアをしながら、「不安」と「改善」の種である「潜在的な問題点」を書き出して、忘れないように「読み返せる」ようにしてあげましょう。

何度も「読み返せる」「潜在的な問題点」をクリアーするために、具体的な対策を計画性をもって「やりましょう!」っと支援してあげましょう。

「潜在的な問題点」をクリアーすれば、「見返す」必要も無いくらい成長している筈ですし、「見返す」事が目的や目標ではない事に気づくでしょう。




「見返してやんなさいよ」っと言いたくなったら、「よ」を前に出しましょう!

「よみかえしてやんなさい」⇒「読み返して」「やりなさい」

「読み返して」、「やりましょう!」です。



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