国会

2017年03月29日

新・いじめと悪口の原因

こんにちは、経営理念コンサルタント、認定支援機関、金融内部監査士、リスクマネジメント協会 Certified Risk Manager、企業健康アドバイザー のアキバです。

本日は「新・いじめと悪口の原因」と題しまして、混沌とした今の社会に楔を打ち込みたいと思います。

突然ですが、交流分析をご存知ですか?

交流分析における自分のスタンスとして、自己と他者を肯定するか?はたまた否定するのか?その組み合わせで見る方法がございます。

赤ちゃんに自我が芽生え、それからしばらく続くのが

I'm OK. You're Not OK.

自己肯定+他者否定

の状態です。

「ぼくを見て」「わたしを見て」
「ぼくを認めて」「わたしを認めて」

I’m OK. つまり、弱いながらも自尊心を保つため、自分を保つため、バランスを保つために、自分をよく見せたい(魅せたい)思いが自然と強くなるんですね。

自分の事をわかって欲しい、裏を返せば承認欲求。

負けず嫌いで負けたくないけど強くもない(優れていない)、その劣等感が自尊心のバランスを崩してしまうため、他に勝てる相手を見つけようとする。

初めはそんな小さなバランスの崩れから、他者否定が生まれ、その否定がやがて攻撃となって表れてしまうのです。

実力が伴わないと認めてもらえない。

認めてもらうために他者否定により、他人と自分に序列を作ろうとする。

本来の動物的な意味ではなく、最近人間に使われている『 マウンティング 』という言葉の意味も同様ですね。

序列の価値観により、自分を優位に見せる(魅せる)事により、自らの承認欲求を満たすようになる、実力を身につけ、自分を磨く事よりも承認欲求を満たす事の方が優先されてしまうのは、マズローの五段階の欲求から考えても明らかです。

ですので、他者否定・他者攻撃は精神的に幼い人ほど発生しやすく、精神的に弱いからこそ、もっと弱い相手を否定・攻撃の対象として選んでしまうようになるのですね。

それが、悪口や陰口となり、いじめとなり、ハラスメントと発展してしまいます。

また、コミュニケーションの希薄化もいじめや悪口に繋がります。
以前、いじめ発生のメカニズム〜動物からカリマス理論からのアプローチでも書かせて頂きましたが、人は「わからないモノゴト」に対して不安を抱き、その不安を自分から遠避けたいがために攻撃をし始める事があります。

『 あいつは何を考えているかわからない 』
『 自分の事をどう思われているのかわからない 』

そんな小さな不安がコミュニケーション不足によって増大し、自ら脅威として感じるようになります。

その脅威が自分自身に近づかないように逃げる事が出来れば良いのですが、相手と自分は同じ学校、同じ会社、同じマンション、ご近所さんなど、どうしても同じコミュニティー内に居なければならない場合には逃げる事が出来ません。

となりますと、「 窮鼠猫を噛む 」同様、本能的に相手を攻撃するようになってしまうのです。

この動物からカリマス理論からのアプローチにおいても、普段から大人しい人や口答えしたり反発してこないような人の方が、コミュニケーション不足から「わからない」という不安が発生しやすいため、いじめや悪口の対象になってしまう事が多いのです。

相手を攻撃する事による「不安解消」は、マズローの欲求五段階説にあてはめれば、安定や安全な状態を得ようとする「安全の欲求」に近いもの。

低位の欲求ほど自然に強く表れるのがマズローの欲求五段階説ですから、精神的に幼い人ほどいじめや悪口といった行動に出てしまうのを抑える事は難しいとも言えますね。


交流分析における成長過程では、リスペクト=尊敬する他社が現れ、尊敬する他者が増えて参りますと、You're Not OK. の Not が取れて、You're OK. の状態、他者肯定の状態となります。

このステージにおいて、他者の実力に感心したり尊敬しつつ、自分自身を振り返った時に自分の実力の無さや不甲斐なさに気づきますと、一旦、

I'm Not OK. You're OK.

自己否定+他者肯定

のステージに至ります。

その後、マズローの欲求五段階説でいう最高位の「 自己実現の欲求 」を満たすために切磋琢磨、日々精進、努力と経験を積み重ねる事によって、本物の自信が身につき、交流分析でいうところのトップステージ、

I'm OK. You're OK.

自己肯定+他者肯定

のステージに至ります。

ですから、実力の伴わない他者を認められない人が根拠のない自信を持ってしまいますと、それもまた危険なものと言えます。

極々少ないメンターを崇めてはいるものの、他者を認める事が出来ない状態では、自分と考えの似通った者だけで集団を作ります。

You're Not OK. の意識が強い場合には、極々少ないメンターは尊敬するものの、他の人については序列の価値観で自分の方が上だとマウンティングを仕掛けて来ます。

そんな状態で『 根拠のない自信 』を持ってしまいますと、「 自己実現の欲求 」を満たすための切磋琢磨、日々精進、努力と経験を積み重ねる事を怠ってしまう場合もあります。

「 自己実現の欲求 」を満たすための切磋琢磨、日々精進、努力と経験を積み重ねる事は、自分自身の精神を鍛え、I'm OK. You're OK.=自己肯定+他者肯定のステージに押し上げてくれます。

ところが、I'm OK. You're Not OK.=自己肯定+他者否定、序列の価値観で自分だけを認めて欲しいという幼い承認欲求を持ったまま、『 根拠のない自信 』を持ってしまいますと、結局のところ敵を見つけて悪口やいじめ、ハラスメントによって自分の地位を確立しよう、自尊心を保とうという行動から抜け出せなくなってしまいます。

弱いながらも自尊心を保とうとする無意識の気持は腐ったプライドとなり、自らの成長を阻害します。

そこに群集の心理が加わったサンプルは、国会という場所でも良く見受けられますね。

心技体、切磋琢磨、日々精進、努力と経験を積み重ねる事は、自分自身の精神を鍛え、I'm OK. You're OK.=自己肯定+他者肯定のステージに押し上げてくれます。

悪口やいじめ、ハラスメントの発生原因を理解し、悪口やいじめ、ハラスメントのない社会を実現させたいですね。



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ryozy_akkiy at 21:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2008年02月15日

多数決の弊害5

こんばんは、アキバです。

寒い日が続きましたが、今日は暖かかったですね。

寒暖の差が激しくなると体調を崩しやすくなりますし、乾燥により風邪をひきやすくなっていたり、ノロウィルスも流行っているようですから、自分自身のリスクマネジメントも忘れずに実践しましょうね。



さて、みなさんの会社やマンション管理組合などでは、何かを決める際に《多数決》を用いる事は多いですか?


管理組合や議会ではごくごく普通に用いられる《多数決》ですが、実はよく弊害が発生します。


今夜は、その《多数決》の弊害と弊害を避けるために必要な事を考えてみましょう。


まずは、どんな弊害が発生するかですが、会議での発言は苦手だけれども、センスが良く的確な考えを持っている人の意見を吸い上げる事が出来なかったり、本当は経営理念から考えるとA案の方が望ましくても、派閥などの圧力によりB案が採択されてしまうといった弊害が考えられます。


会社でも、管理組合でも、国会や市議会でもそうですが、会議や議会の参加者がしっかりと共通の理念や意志を持っていない場合には、心理的に《自分自身にメリットがある》意見に賛成しがちです。

『お金基準の価値観』や『序列の価値観』により、長い物に巻かれる形で賛成票を投じたり、出来るだけ自分に責任や実作業が降りかからないような意見を選んだりしてしまいます。


ですから、今の国会のように「我が党のために」とか「政権交代」ばかり言っている議員の先生方が増えてしまうと、「国民のための政治」や「世界平和のための政治」や「地球環境を守り抜くための政治」が疎かになってしまうのです。


組織やチーム、会社においても同じです。

「我が社のために」とか「競合他社に勝つために」という考え方が先に立ってしまうと、「大切なお客様のための仕事」について考えるよりも、競合他社に勝つ事や自社の売上や利益の事ばかりを考えるようになってしまいます。

そこに《自分自身にメリットがある》=昇進や昇給への影響力が強い上司の意見があれば、特に深く考える事もなく賛成するようになってしまいます。

つまり、上司としては部下にも考えさせた上で《多数決》により決定しているつもりでも、実際には一部の社員しか会議に参加して(考えたり意見を述べて)いないも同然な状態になってしまうのです。


そんな状態では、会議の時間分の人件費は無駄になりますし、社員やメンバーも育ちません。



ブレインストーミングやワークアウト(付箋紙に参加者全員でどんどん書き込んで意見をまとめる手法)においても、《多数決》同様、似通ったものが多い意見ばかりが注目されやすく、多くの意見やプランからキラリと光る意見やプランを抽出する事が案外難しかったりします。



そこで大切なのが、『経営理念』や『意志』の浸透と、それを実践する事が出来るリーダーの存在です。


組織やチームにおいて、トップから新人まで全員が同じレベルで『経営理念』に対する思い入れを持っていれば良いのですが、そんな理想的な組織やチームはほぼ存在していないと思っていいでしょう。


トップが一人で『経営理念』を組織やチーム全体に浸透させようとしても限界があります。


ですから、管理職者(リーダー)は社員やメンバーの『意志』が間違った方向に向いていないかを管理し、正しい方向へと導いてあげる必要があるのです。


管理職とは、お金の管理や部下の行動管理をする事が仕事なのではありません。

行動管理なんていうものは、自らが能動的・自発的に行うものです。

管理職者は、部下の『意志』が間違った方向に向いていないかをチェックするために、部下の行動計画と行動実績のズレを確認するのです。


そうして『経営理念』や『意志』が浸透した組織やチームが生まれれば、社員やメンバーひとり一人が同じ《最も大切な事》に『心・気持ち・情熱』を込めて会議に参加するようになり、結果として《多数決》にも、その『心・気持ち・情熱』がこもった一票を投じるようになりますし、ブレインストーミングやワークアウトでもキラリと光る少数意見をピックアップする事が出来るようになります。


せっかくみんなで決める《多数決》ですから、間違いなく良い方向に進めるようにしたいですよね。


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ryozy_akkiy at 22:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)

2007年10月23日

無意識な怒りをコントロールしましょう。5

こんばんは、いただきますコンサルタントのアキバです。


随分前ですが、『デキる上司』(中経出版)でお馴染みのトーマツイノベーション株式会社経営コンサルタント 白潟敏朗 先生のメルマガから紹介させて『いただきます』


最近、私が勤めている会社であった会議中に改めて再確認した出来事がありました。

その会議は管理職クラスの会議で若者が多い訳でもなかったのですが、発言・意見の語尾が、

「‥じゃなきゃダメなんだ」

「‥しなきゃいけない」

っと、否定する言葉になっていたのです。

場の雰囲気は悪くなるし、意見がまとまる訳もありません。


『否定』ですから。



私のチームで会議をする場合には、ネガティブな意見は徹底的に排除する事にしています。



その理由は2つ。

_餤弔鯀瓩終わらせたいから。

『否定』、マイナス、ネガティブな発言のほとんどは建設的な意見ではないので、結論が出ません。



▲錺ワクした会議をしたいから。

『否定』、マイナス、ネガティブな発言をする際に無意識的に『敵対心』が生まれ、自分の意見が否定されるたびに『敵対心』が増長され、怒りや憎しみの念が生まれるようです。



国会でもそうですが、『否定』が攻撃的な言葉となり、結果として長引いたり強行採決に至ってしまうといった光景は、よく目にするでしょう。

せっかく将来の素晴らしい目標にを達成するための会議ですから、達成後のワクワク感を共有するような会議でなければ時間がもったいなくて仕方ありません。

時には反省をしたり謝罪をすべき時もあるでしょうが、《謝罪や反省をしなければならない事を常に抱えている》よりも、早く吐き出してしまった方が気持ちよく仕事が出来ますね。


会議中に『否定』、マイナス、ネガティブな発言により無意識的に生まれた『敵対心』は、会議後に増長され、怒りや憎しみの念が生まれる事もよくあります。


文章で読むと全く大人気ない事のように感じるかも知れませんが、『わからない』事が『不安』を生み、無意識にその『不安』から『逃避』するようになり、『逃避』する事が出来なくなると『不安』の対象を『攻撃』するようになるのは、「動物からカリマス(借ります)の巻き」でお伝えした通りです。


そう、そこには「脳幹(爬虫類脳)とアイデンティティと『序列の価値観』の巻き」でお送りした、脳の反応が関わっているのです。

脳幹が反応すると、敵が味方がで瞬時に区別しますので、その発言をした人自身に敵対心を抱いてしまう事があるのです。


そんな『怒り』を上司と部下との関係で、とても面白く紹介して『いただきました』メルマガを思い出しました。

それではせっかくですから、トーマツ イノベーション株式会社 経営コンサルタント 白潟敏朗 先生のメルマガをそのままお楽しみ『いただきます』

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今回は、とある医科歯科(イカシカ)大学のドロシー(怒六叱)博士をお招き
しました。

博士は、イカをシカに変える“画期的な発明”に成功し、現在各方面で活躍され
ています。

その発明とは、イカの足を切って、乾燥させて・・・・


「ちょっと、ちょっと白潟さん、全然意味がわからないんだけど、いい加減にして
欲しいなぁ。。。」

いつも変わったイントロで、申し訳ありません。


今回は「叱り方のコツ」をお伝えします。


部下を感情のままに、怒ってしまったという経験をお持ちの方が多いと思います。

この問題を解決するしかけが、冒頭の“イカがシカに変身する発明”です。

ここで言うイカとシカを解説すると次のようになります。


【イカ】→“怒り(いかり)”のこと、意味は次のようになります。

 「怒る主体が感情的になり、その場限り(類語新辞典)」


【シカ】→叱り(しかり)”のこと、意味は次のようになります。 

 「相手の非を指摘し、善導しようとする意図が働いている(類語新辞典)」


つまり、部下には“怒る”より“叱る”ことが大切となります。

大脳生理学によれば、人間は怒(イカ)りの感情がわいても、6秒待てば

物事を冷静に考えられるといわれています。

これは、脳のメカニズムによるものです。

従って、“怒る”を”叱る“に変身させるためには6秒待てば良いのです。

冒頭のドロシー(怒六叱)博士のネーミングは、

「怒り→六秒待つ→叱り」の“怒″“六”“叱”からきています。

6秒の間の取り方は、人それぞれ何でも構いません。

「自分もしくは相手をイスに座らせる」「水を飲む」「数字を頭の中で数える」

「深呼吸をする」等、自分が習慣化しやすいものを取り入れて下さい。

私は、よく深呼吸をするようにしています。


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ムカっときたら、6秒待って、“怒る”を“叱る”に変身させましょう!


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最後までお読みいただき、ありがとうございます。

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ちなみに、大脳が外部からの刺激を受けた際、

その刺激はへんとう体と大脳皮質(または大脳新皮質)に伝わります。

へんとう体は、動物脳とも呼ばれ、本能・情動を支配しています。

一方、大脳皮質は理性脳とも呼ばれ、思考や言語など高次の機能を支配しています。

脳内で、刺激がへんとう体に伝わってから、大脳皮質に伝わるまでに、

6秒要すると言われています。

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以上、トーマツイノベーション株式会社 経営コンサルタント 白潟敏朗 先生のメルマガをそのままお楽しみ『いただきました』
http://www.ti.tohmatsu.co.jp/


確かに怒る事もあるでしょうが、『怒り』の発生源を少し考えたり、ゴールを見据えて冷静に感情を抑えたりする事が出来れば、自然とよい結果がついてくるようになるでしょう。


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ryozy_akkiy at 23:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)