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こんにちは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


穏やかな秋晴れの体育の日でしたねぇ。(ちょっと暑かったですが・・・)

皆さま、お元氣でございますか?



さて、〜緊急企画〜改めて【 共依存 】について考えてみましょう〜の巻き


本日は前回の『共依存のコアな問題点』で触れました、

『客観性の欠落』

から派生する様々な問題点を箇条書きで並べてみます。



あっ、ただですねぇ・・・・

これは、あくまでも私の氣づきレベルのものでございまして、未だ心理学者の先生方が検証された内容ではございませんので、予めご承知おきくださいませ。




【共依存・『客観性の欠落』から派生する問題点】


・自分の抱く不安は、相手も同様に不安だと考える。

・すべてはナチュラルに無意識に考えるため、客観性の欠落に気づかない。

・相手のスケジュールを気にせず、自分本位でスケジュールを組む傾向がある。

・自分自身のスケジュールが忙しい時には、他人が暇そうに見えてイラついたり、文句を言う事がある。

・自分がわかるもの(表現)は他人もわかると無意識に考える癖があるため、表現力が乏しくなり、結果コミュニケーションエラーを引き起こす。

・相手から確認されても、なぜそんな事を確認してくるのか、わかろうとしないため、詳細を伝える事が出来ない。

・自分がわかっている事は、相手もわかっていると無意識に思ってしまうため、作業のマニュアル化などの仕事が苦手。

・自分に出来る事は部下にも出来ると無意識に思ってしまうため、「何で出来ないんだ!?」っという事が多い。

・「自分だったらこうするだろう‥‥」という考えを無意識に相手にも当てはめているので、相手が違う考動に出ると、「何でそうなんだ!?」っとキレやすくなる。

・自分のやり方を、無意識に相手に押し付けがちになる。

・他人の協力や支援をありがたく感じる事が出来ない。

・謙虚さが欠落してくるが、自分では気づかない。

・本当に心から感謝していない事が多い。

・自分が得をすると思わない人に対して、コミュニケーションや挨拶の必要性を感じない。

・自分が自信に満ちていると、相手が高飛車に見える事がある。

・自分と異なるタイミングや考え方がわからない。

・自分と異なるタイミングや考え方がわからないため、日頃から不安を感じる事が多い。

・日頃から不安を感じる事が多いため、不安に追い詰められてキレやすくなる。

・日頃から不安を感じる事が多いため、本音を隠して、建前でその場を切り抜けようとする事が多い。

・周りが自分とは違う考えだとしても、日頃から権力や大勢に合わせるための建前を使っているため、無意識に人格が二重化してくる。

・無意識な人格の二重化により、境界性パーソナリティー障害に陥ってしまう可能性を潜めている。


etc.......................






総てがあてはまる訳ではございませんが、『客観性の欠落』は上記のような様々な問題を引き起こします。

しかも、自分では気づかないところが最も大きな問題点です。



ですから、まず第一に必要なのは、

“自分自身で気づく事”

“自覚する事”

です。



他人から指摘されても、“主観”でリスクに気づくまでは、異質な考え方としか捉えられませんから、このような心理的な側面については、自己診断による気づきが最も効果的なのです。


恐らく、自己診断によって上記のようなケースに自分自身が当てはまっている事に気づく事が出来た瞬間には、『客観的』に自分自身を見る事が出来ている筈です。

(当たり前の事ですが、あてはまっていなければ問題はございません)







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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


一雨ごとに秋の深まりが感じられるようになりました。

皆さま、お元氣でございますか?



さて、〜緊急企画〜改めて【 共依存 】について考えてみましょう〜の巻き



本日は今回の共依存研究において核心となります、

『共依存のコアな問題点』

について、考えてみたいと思います。



実は今回、改めて共依存をテーマと致しましてから、仕事やプライベートを通じて、いろいろな方々とお会いしながら、頭の中に仮説を持ち、その仮説を検証・修正しておりましたところ、

「そうか!これが核心部分だったのか!」

っと確信する事がありました。

(あっ、‘核心’と‘確信’はダジャレじゃないですよ)




それは、

『客観性の欠落』



『客観性の欠落から派生する様々な問題』

です。





それでは早速、順を追ってご説明致しましょう。


まずは『共依存による客観性の欠落』です。


共依存の傾向が強い方々は、自分の問題と他人の問題の境目がわからなくなると言われております。

自分が取り組んでいて解決しなければならない問題があるにも関わらず、他人の取り組んでいる問題に気を取られてしまい、「二兎を追うもの一兎も得ず」という状況に陥りやすいんですねぇ。


私は、

「それでは何故、他人の問題に気を取られ、自分の問題と他人の問題を明確に区別出来なくなるのか?」

っという事を真剣に考え始めました。


そもそも、あらゆる問題を自分の力で解決に導くための唯一の方法は、例え他人に起きている問題でも、他人にすべて任せるのではなく、自分の問題として考え、解決策を見出す必要があります。

しかしながら、最終的にその問題を解決するのは、問題を抱えている当事者です。


当事者の代わりに自分が解決してあげる訳ではありませんから、自分がやるべき事とは、相手が問題を解決するためのアドバイスを中心とした支援という事となります。


相手が問題を解決する訳ですから、その相手に合ったやり方、その相手だからこそ出来る解決方法をアドバイスする必要がありますよね。


そのためには、相手の育った環境や、いま於かれている環境、相手の能力、相手の持っているスキルやノウハウ‥‥‥っといった部分を十分に理解した上で、アドバイスをする必要があります。


ところが、共依存の傾向が強い方々は、自分の問題と他人の問題の境目がわからないため、

“事実を客観的に捉える”

事よりも、

“事実を主観的に捉える”

事を無意識に行ってしまうようです。



しかも、世の中には

「相手の立場に立って考える事が大切である。」
という、とってもポピュラーな教えがあります。


おそらく、その

「相手の立場に立って考える」

という事に対して、

“主観的に捉える”

方が、より「相手の立場に立っている」という考え方が、無意識に染み付いて行くのでしょう。



そうして、共依存の傾向が強い方々は、

・常に相手の立場に立って考える

・常に主観的に考える

・相手の問題も自分の問題も同じように捉える

・あらゆる問題を解決に導くためには、総て自分の問題として考える

・やっぱり、常に主観的に考える

・相手の問題を自分のやり方で解決しようとする

・相手に自分のやり方を押し付ける





というように、『主観』と『客観』という、たったボタンひとつの掛け違いから、コミュニケーションエラーを発生させてしまっているようです。



そして、この『客観性の欠落』は、そこから派生する様々な問題を誘発して行くようになります‥‥‥‥



〜つづく〜





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支援者は、相手の目の前にある障害物を取り除いてあげる人ではありません。

支援者は、痛がっている相手と同じように痛がってあげる人ではありません。



こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。



冒頭の二行は、最近、私が特に気になっている事です。



支援者、コンサルタント、指導者、上司・・・・・・・

このような立場の方々は、

“相手が、相手の主観的な考動によって革新・改善をする”

ための“気づき”を与える事が大切であり、そのためには客観的な捉え方、現状分析をする必要があります。


ですが、最近では【 共依存 】によって、相手の気持ちとシンクロしたまま自分の主観を相手にもシンクロさせようとする支援者、コンサルタント、指導者、上司が目に付くようになって参りました。


今夜も昨晩に引き続きまして、緊急企画〜改めて【 共依存 】について考えてみましょう〜をお送り致します。


第4夜目の今宵は、あたなの中にある共依存の傾向について考えてみましょう。



それでは早速、心理カウンセラーの西尾和美先生の《共依存チェックリスト》にて、あなたの中にある共依存傾向を確認してみましょう。



******************************************************************************************


□ 自らを犠牲にして相手を助けたり、世話をしたりする

□ 相手の行動、感情、考え方、状態、結果を変えようとコントロールする

□ 問題や危機が起こっているような人間関係に巻きこまれている事が多い

□ 依存心が強く一人でやっていけるという自信がなく、見捨てられるかもしれないと不安にかられる

□ ある特定の相手のことで頭がいっぱいで視野が狭い

□ 自分の問題はたいした事はないと思ったり、いやなことは見て見ぬふりをしたり、表面はなんでもないように振舞う

□ 相手とのバウンダリー(境界線)がはっきりせず、相手が落ち込んでいると、自分も気分が落ち込んでしまったりする
  また、他人の問題にのめり込んだり、相手からの精神的、性的、身体的侵入を許してしまったりする

□ 罪の意識に襲われやすく、相手の問題は自分のせいだと思い込んでしまいやすい

□ 過去の人間関係の間違いから学ぶ事が出来ず、同じ間違いを繰り返す傾向がある

□ 被害者意識に囚われ、自分は犠牲者だと思い込み、弱々しくなる

□ 自分の周りに害があるのに、波風を立てぬよう、問題を明らかにしない

□ 相手から離れられないでしがみついている事を愛情と取り違えている

□ 「こうあるべきだ」という社会の通念、または「こうなるはずだ」というファンタジーに囚われやすい

□ 相手の気分を敏感に察して、先へ先へと頭を働かせたり、心配したりする

□ 「No」が言えず、なんでもかんでも引き受けて疲れてしまったり、恨みが積もったりする

□ 責任感が強すぎて、なんでもがむしゃらにやりこなす


******************************************************************************************



如何でしょうか?

あなたは何項目あてはまりましたか?



5項目以上あてはまったという方は、共依存の傾向が強いとの事です。




続きまして上記の中から、私が気になっている【支援者、コンサルタント、指導者、上司】の方々に見受けられる項目をピックアップしてみます。


******************************************************************************************


□ 相手の行動、感情、考え方、状態、結果を変えようとコントロールする

□ 罪の意識に襲われやすく、相手の問題は自分のせいだと思い込んでしまいやすい

□ 過去の人間関係の間違いから学ぶ事が出来ず、同じ間違いを繰り返す傾向がある

□ 自分の周りに害があるのに、波風を立てぬよう、問題を明らかにしない

□ 「こうあるべきだ」という社会の通念、または「こうなるはずだ」というファンタジーに囚われやすい

□ 相手の気分を敏感に察して、先へ先へと頭を働かせたり、心配したりする

□ 責任感が強すぎて、なんでもがむしゃらにやりこなす



******************************************************************************************


私の見解では、共依存の傾向がある【支援者、コンサルタント、指導者、上司】の方々の場合には、ご自身で気づかずに無意識で上記のような状態に陥ってしまうように感じています。


ご自身の事が気になられた方は、「自分には上記のような傾向があるか?ないか?」について、周りのどなたかに聞いてみてください。






〜つづく〜






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支援者は、相手の目の前にある障害物を取り除いてあげる人ではありません。

支援者は、痛がっている相手と同じように痛がってあげる人ではありません。



こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。



冒頭の二行は、最近、私が特に気になっている事です。



支援者、コンサルタント、指導者、上司・・・・・・・

このような立場の方々は、

“相手が、相手の主観的な考動によって革新・改善をする”

ための“気づき”を与える事が大切であり、そのためには客観的な捉え方、現状分析をする必要があります。


ですが、最近では【 共依存 】によって、相手の気持ちとシンクロしたまま自分の主観を相手にもシンクロさせようとする支援者、コンサルタント、指導者、上司が目に付くようになって参りました。


今夜も昨晩に引き続きまして、緊急企画〜改めて【 共依存 】について考えてみましょう〜をお送り致します。


第3夜目の今宵は、共依存な上司や指導者が及ぼす影響について考えてみましょう。



共依存な上司や指導者は、無意識に相手の問題を自分自身の主観によって解釈し、自分自身の主観によって解決しようとします。


本人は

《 相手の立場に立って考えている 》

つもりでも、実際には

《 相手と自分自身とを置き換えて考えている 》

事が、共依存な人の特徴です。


《 相手の立場に立つ 》という事は、相手の育った環境や、現在おかれている状況、相手の性格や長所・短所、そして最も大切な相手の人格といったものを、総て受け入れて考慮した上で、目の前にある問題や課題について解決策を考えたり、解決のためのアドヴァイスを行なうという事です。


《 相手と自分自身とを置き換える 》という事は、育った環境や現在の状況、人格といったものは考えず、相手の目の前にある問題や課題について「自分だったらこうする!」という解決策を考えたり、自分が解決する場合の方法を相手にも実行させようとする(=アドヴァイスする)事です。


言葉の言い回しだけで同じ事を言っているように聞こえてしまうかも知れませんが、

〈 相手を受け入れる 〉 ⇒ 〈 肯定 〉

〈 相手を考慮しない 〉 ⇒ 〈 否定 〉

というとても大きな問題が潜んで(ひそんで)います。



後者の《 相手と自分自身とを置き換えて考える 》タイプの人の場合には、相手が目上であろうが、自分よりも遥かに経験値の高い相手であろうが、自分の能力の範囲内における助言やアドヴァイスが相手のためになると自負する傾向があります。


一方、前者の《 相手の立場に立つ 》タイプの人の場合には、相手の経験値や能力を尊重し、相手に不足している部分をよく観察した上で、自分の能力で出来る範囲の助言やアドヴァイスを行ないます。




相手の能力や経験値などをしっかりと考慮せずに、自分自身の型にはまった助言、アドヴァイス、指導、指示・命令をしていれば、どうなるでしょうか?


「自分だったら、こう考える筈なのに、違う考えを持つのはおかしい・・・・」

「自分だったら、こう行動するのに、そうしないのはおかしい・・・・」

相手を肯定せずに行なわれる助言、アドヴァイス、指導、指示・命令の結果が上手く行かなかった場合には、相手に対して必ず

「何で出来ない?」

「何で言われた通りにやらない?」

「何で・・・・?」

っと、結局は相手を否定しながら失敗の原因を探る事に繋がり(つながり)ます。



相手を肯定せずに行なわれる助言、アドヴァイス、指導、指示・命令の結果が上手く上手く行った場合には、

「俺の言う通りにしたからだ!」

「やっぱり私のアドヴァイスが正しかった!」

「だから、初めから自分の言う事を聞いていればいいんだ!」

っと、結局は自分の手柄に繋がります。



あれれ?

何処かでこんな上司の方、いらっしゃいませんか?

“部下の成果は自分の成果”

“自分の失敗は部下のせい・・”

なぁ〜んていう人、いらっしゃいますよね。



しかも、“共依存”なものですから、自分自身の問題よりも身近な他人の問題がとっても気になりますので、常に監視していなければ気が済まなかったりもします。




〜つづく〜






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冒頭の二行は、最近、私が特に気になっている事です。



支援者、コンサルタント、指導者、上司・・・・・・・

このような立場の方々は、

“相手が、相手の主観的な考動によって革新・改善をする”

ための“気づき”を与える事が大切であり、そのためには客観的な捉え方、現状分析をする必要があります。


ですが、最近では【 共依存 】によって、相手の気持ちとシンクロしたまま自分の主観を相手にもシンクロさせようとする支援者、コンサルタント、指導者、上司が目に付くようになって参りました。


今夜も昨晩に引き続きまして、緊急企画〜改めて【 共依存 】について考えてみましょう〜をお送り致します。


第2夜目の今宵は、共依存な上司や指導者の実態について考えてみましょう。



一般的に共依存の症状は、自分自身の問題よりも身近な他人(家族、恋人、友人、同僚など)の問題ばかり気になってしまい、その他人の問題解決に夢中になってしまうと言われています。

一見、とっても親身になって相談に応じてくれそうな感じを受けるかも知れません。



しかし、問題なのは共依存の方が自分の問題と他人の問題を上手く区別出来なくなってくる事。


この状態が悪化するとどうなるでしょう。




共依存な上司や指導者は、相手の問題を自分自身の主観によって解釈し、自分自身の主観によって解決しようとします。


しかも、無意識に・・・・・・・・




それでは、無意識に自分の主観で相手の問題を解釈すると、どうなるでしょう。


「自分だったら、こう考える筈なのに、違う考えを持つのはおかしい・・・・」

「自分だったら、こう行動するのに、そうしないのはおかしい・・・・」



つまり、


《 相手の立場に立って考える 》


のではなく、


《 相手と自分自身とを置き換えて考える 》


ようになってしまうのです。




勿論、無意識にそうなりますので、自分自身は心から相手のために親身になって考え、行動していると、自負しています。





さてさて、私は、そんな支援者、コンサルタント、指導者、上司が増えてきているように感じておりますが、あなたはどう感じていらっしゃいますか?





〜つづく〜





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支援者は、相手の目の前にある障害物を取り除いてあげる人ではありません。

支援者は、痛がっている相手と同じように痛がってあげる人ではありません。



こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。



冒頭の二行は、最近、私が特に気になっている事です。



支援者、コンサルタント、指導者、上司・・・・・・・

このような立場の方々は、

“相手が、相手の主観的な考動によって革新・改善をする”

ための“気づき”を与える事が大切であり、そのためには客観的な捉え方、現状分析をする必要があります。


ですが、最近では【 共依存 】によって、相手の気持ちとシンクロしたまま自分の主観を相手にもシンクロさせようとする支援者、コンサルタント、指導者、上司が目に付くようになって参りました。


そこで、今夜から緊急企画と致しまして、改めて【 共依存 】について考えてみたいと思います。


まずは、2009年2月にお送り致しました

【信じて頼る信頼と信じないで頼る共依存】

の再放送から、スタートです。


***************************************************************



突然ですが、質問です。



・あなたは、どんな時でも上手に自己紹介をする事が出来ますか?


・あなたは、自分自身の長所やセールスポイント、自分らしさを上手に伝える事が出来ますか?


・あなたは、誰でもひとり一人、その人らしい素晴らしい部分があると思いますか?


・その人らしい素晴らしい部分を、なんの抵抗もなく認めてる事が出来ますか?


・あなたは、部下や後輩、年下の人などに気持ち良く仕事を任せる事が出来ますか?


・あなたは、自分がもし世の中でたった一人になってしまった時に、自分自身の価値をしっかりと見出だす事が出来ますか?



全部「はい」「Yes」「〇」のあなたは、全く問題ありません。

是非、自立型相互支援社会のリーダーになっていただきたい素晴らしい方でしょう。



さてさて、ひとり一人が自立してお互いに支援しあうためには、まず相手の存在を認め、相手の人間性を認める必要があります。

その上で、自分自身の存在を見つめ直し、自分自身の人間性を見つめ直す必要があります。


勿論、人間関係に序列を持ち込まず、フラットな状態でI'm OK. You're OK.であれば、相手の良いところも自分の良いところも自然に認め合う事が出来ます。


しかし、自分自身を過小評価してしまい、自分の存在意義に疑問を感じていると、他人から評価されなければ自分が何のために生きているのかわからなくなって来ます。

特に子供の頃から学校教育や受験戦争を通じて、他人からの評価ばかりを気にしながら大人へと成長していく日本人は、他人から認められる事自体が人生の目的になりやすいのでしょう。


ちなみに、他人に認められる事でしか満足感を得られなくなると、一生懸命に誰かから認められ続けようとするようになります。


誰かから認められ続けようと一生懸命になり過ぎて、その誰かの考え方や行動をコントロールしてでも認められようとし始めます。


勿論、当の本人はそんな事をしようと企んで(たくらんで)いる訳でもなんでもなく、ごく自然に、そのような思考をし、行動をするようになります。


他人をコントロールしようとする思考や行動が増加すると、自己の目的=他人から認められたり、良い評価をされる事のために、余計なおせっかいのような世話を焼いたりするようになります。


その余計なおせっかいのような世話=余計なお世話は、世話をしている自分を認めてもらうための行動ですから、相手の事なんて関係ありません。


つまり、“KY”で“自己中”です。


自分のために相手に何かをしてあげると、相手から感謝されない時には、手の平を反した(かえした)ようにその相手を敵視するようにもなります。


相手が自分を認めてくれるように、身勝手でも相手の感情や思考や行動をコントロールしようとする、つまり相手を自分に依存させようとするのは、『共依存』です。


相手を自分に依存させようとしますので、自分自身もまた、自分を認めてくれる人に依存しているのが『共依存』です。


そして、自分を認めてくれない人を敵視し始めると、境界性パーソナリティ障害に陥ってしまいます。


《誰かに認められなければ、まるで自分自身が空っぽであるかの如く虚しさを感じる》または、《誰かを見返してやるためだけに一生懸命になっている》っという方がいらっしゃいましたら、特にお氣をつけください。

「ちょっと気になるなぁ〜」っという方は、早めにカウンセラーの先生に相談してみましょう。




金八先生が教えて下さったとおり、

《人と人とが支え合って人》

です。



20世紀の過度な資本主義社会によって失われつつある《まごころ=心の豊かさ》をみんなが取り戻し、まごころをもって信じ合い、支え合っていくためには、他人も自分もしっかりと認め合い、依存するのではなく、お互いが自立する事が大切です。



《信じて頼る信頼》と《信じないで頼る共依存》


今宵はここまで。


ありがとうございます。



〜つづく〜





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