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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。



危機的な状況からなかなか脱する事が出来ない福島原発問題。



これまで、

「問題ありません」

「問題が生じました」

「安全です」

「危険です」

「でも大丈夫です」

「やっぱり危険です」

を繰り返してきてしまったおかげで、マスコミでも不安に駆られて“悪者探し”状態になってしまったり、他人のダメ出しばかりして改善策に辿り着けないような討論を見聞きするようになりました。



いまの東日本は、

1.発災中:福島原発

2.復旧途上:津波の被害に遭ってしまった地域

3.復旧中:震災の影響により、通常の生活および業務の復旧が遅れている地域

4.復興途上:上記の地域および計画停電等の影響により、通常の生活および業務の一部に支障をきたしている地域

といったように、地域によって対処すべき課題が異なっているのが現状です。



このような状況下においては、

・それぞれの顕在化した問題の整理

・潜在的な問題の顕在化と整理

・それぞれの問題をスケジュール立てて対策を練る問題の課題化

・優先順位を十分に考慮した対策の実行

・実行した対策の効果測定と改善

  etc....っといった事が必要になりますね。



そうなると、いまやるべき事は1つではなく、中長期も見据えた上で“やれる事”“やるべき事”を整理し、計画立てて実行していく必要があります。


ところが、

・“悪者探し”ばかりで対策がおざなり(いいかげん)になったり、なおざり(やらなく)なったり

・他人のダメ出しばかりして対策に辿り着けなかったり

・自分の承認欲求を満たすために、他人のアイデアに聞き耳を持たなかったり

・“A”か“B”かどっちにするのか?っと二者択一的な発想に偏ったり

してしまう事が多く見受けられます。





そこで、次のクイズを試してみてください。




【 問題 】

あなたは暴風雨の中、車を運転しています。

バスの停留所が前の方に見えてきました。

そこには、3人の人がバスを待っているようです。


1人目・・・危篤らしい老婦人

2人目・・・かつてあなたの命を救ってくれた大親友

3人目・・・あなたが夢にまでみた完璧なパートナー



あなたの車はツーシーターで、二人しか乗る事が出来ません。

さてさて、あなたはどうしますか?





一般的には、1人目の「危篤らしい老婦人」を乗せて、病院に直行するという方が多いでしょう。



「自分の倫理観は正しい」っという承認欲求が先行し、三択のうちの「危篤らしい老婦人」を選ぶのは、ごくごく自然な選択と言えます。






ここで、もう一度、別の問題です。


「1人目、2人目、3人目のいずれかを選択する必要はありますか?」





おそらく、お読み頂いている方々の中には、

「ツーシーターなんだから、一人しか乗せられないじゃないか!!!」

っと、ご立腹の方がいらっしゃるかも知れません。




ですが、創造的な選択をしてみれば・・・・・・・・・・・


1.「かつてあなたの命を救ってくれた大親友」に車を貸す

2.「危篤らしい老婦人」を病院に連れて行ってくれるようにお願いする

3.「あなたが夢にまでみた完璧なパートナー」と次のバスを待つ


という選択であれば、総てが上手く行きますよね。





さてさて。。。。。。


この答えをお聴きになられて、あなたはどんな感情を持たれましたか?




「なるほどねぇ〜」

っとおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。




「そんなの屁理屈だ!」とか、最近では、「誰も乗せずに走り去る」っとおっしゃる方もいらっしゃるかも知れません。






はじめは自分自身が運転して、3人のうちの誰かを乗せると考えてみたものの、創造的な選択によって総てが上手く行く方法を知り、素直に「なるほどねぇ〜」っと思われた方々は、謙虚で、自己革新・自己成長のスピードも早い方々です。



逆に、総てが上手く行く創造的な選択自体を否定するような気持ちが、真っ先に思い浮かんでしまった方々は、自分自身の考え方を守り抜きたいプライドが強く、自分の考え方ややり方を変えられない方々と言えます。



会社経営も国の経営も、執る事が出来る対策は二者択一的な考え方に陥らないように、創造的な選択をした方がいいですよね。


特に有事の際には、目先の対策ばかりに目が行ってしまい、中長期的な対策がおざなり(いいかげん)になったり、なおざり(やらなく)なったりしがちです。


しっかりと

Research・現状分析、調査

Plan・計画

Do・実行

Check・検証

Improvement・改善

に則って、創造的な選択の上で対策を着実に実行して行きたいですね。


そんな「創造的な選択」=「クリエイティブ・チョイス」の他、自己革新や自己成長のための普遍的なスキル・ノウハウをまとめてくださっているのが、


必ず最善の答えが見つかる クリエイティブ・チョイス
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「クリエイティブ・チョイス〜堀田 浩二様著・日本実栄出版社 」


です。



ぜひ政治家の方々にもお読みいただきたい一冊です。


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今こそ

本当の意味で衆知を集め


“ 日本を守ろう ”

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“経”=筋道を通した

“営”=営み

“経営”とは、筋道を通した営み



人生も経営も、根本を突き詰めると共通している事ばかりなんですねぇ。


こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


本日のニュースを読みまして、少しコメントさせて頂きます。



まずは、海江田万里経済産業相の《 緊急 》記者会見。

2011年3月17日木曜日の夕方から夜にかけて「予測不能な大規模停電が発生する恐れがある」と警告しました。


《 緊急 》記者会見での事です。



続きまして、笹森清内閣特別顧問の昨晩の発言。


マスコミに対して、『菅首相が「最悪の事態になったときは東日本がつぶれることも想定しなければならない。」っと語った。』というコメントを公開しました。



今は、東日本に住む多くの国民が、不安に追い詰められ、精神的に非常に不安定な状態にあるのが現状でしょう。


そこに、マスコミだけでなく、国の行く末を左右する日本政府からさえも不安心理を煽るような発言。



とても残念です。



不安に追い込まれて非常に緊迫した状態にありながら、

「本当に危険な状態に陥るから・・・・」っと注意喚起され、

実際のところは、明日18日の鉄道各社運行予定が増えていたり、

決死の思いで福島第一原子力発電所の沈静化に着手している方々がいらしゃったり・・・・・・・・・・・・・・



このような状況を一般の会社経営に喩えれば、

「どいつも、こいつも、どうすんだよ!このままじゃ、潰れちまうじゃねぇか!」

っと言いながら、一方では

「大丈夫ですから、協力してください。」

っと言っているのと同じようなものです。



お願いですから、もっと国民の力を使ってください。


政府だけで解決する事が出来るような事態ではないでしょう。


このような状況において、不安を煽るような注意喚起をしても暴動が起きないのは、日本人の国民性の賜物です。



これだけの大惨事を切り抜ける必要があるのですから、

本当に不安でしかたない事でしょう。



ですが、

『 事実 』『 真実 』ではなく、

最悪のシナリオを想定した注意喚起を、

不安で居た堪れない人々に対して繰り返してしまうと、

イソップ寓話の“狼と羊飼い”“オオカミ少年”のように、

「また言ってるよ・・・・・」

っと、あらゆる発言が信じてもらえなくなってしまう恐れがあります。




『 真実 』『 事実 』から外れた最悪のシナリオばかりを想定してしまうのは、

“ わからないモノゴト ⇒ 不安 ⇒ 脅威 ”

の状況から抜け出したいがために、

“わからないモノゴト”を埋めようとする

無意識な思考です。



このような無意識な思考は、

「デマ」ツィートや、

「デマ」チェーンメールの発生にも、

起因しています。




〜 つづく 〜





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〜引きこもりながら、街をゆく人々〜

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逃避

遮断



生きるための仕事

金のための仕事



本当は関わりたくないのに

社会に出なければ

生きてゆけない



だから

外界と関わりを持たないように

伏し目がちに

街を彷徨う



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最近、駅のホームや街中を行き交う人々を観ていると、斜め下を向きながら、平気で他人にぶつかってしまう人をよく見かけるようになりました。

車の事故も、そんなケースが増えている事でしょう。


携帯に集中して他人にぶつかる人や、携帯用ゲーム機に集中して他人にぶつかる人も増えています。




このような傾向の人々は、他人を全く気にしない

「モンスター〇〇〇」

というように変人扱いされがちですが、動物からカリマス(借ります)理論に当てはめますと・・・・・・・


わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃



どんな人だかわからない、理解できないような他人に囲まれている不安から“逃避”するために、他人を見ないようにしているのかも知れません。


ちなみに、すぐに喧嘩を吹っ掛けて来るような人の場合には、“逃避”の先の“攻撃”まで一気にヒートアップしてしまう、精神的に弱い方々だと言う事が出来ます。




総ての国民が安心して暮らす事が出来る日本を創るためには、

引きこもりながら街をゆく人々に

安心を与えられるような思いやりが

社会全体に

必要なのかも知れませんね。




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排出CO2削減のために

製造業がまたまた海外に流出し始めているようです

なんてったって25%も削減しなきゃいけないんですから

海外生産にシフトしなければ無理との事



自動車や家電といったエンドユーザーが使う道具だけではなく

工場で使われる機械自体の省エネ化が進まないと

またまた“ニッポンのチカラ”である製造業が空洞化しちゃいますよねぇ



あれっ?

製造機械自体の省エネ化に挑戦している会社って

ありましたっけ?



工場から排出されるCO2を削減するのに

「海外だからいいじゃない!」

って海外シフトするのは

地球のためじゃなくて自社のためですよね



地球のためには

全世界の工場自体のクリーンエネルギー化が必要です



って事は

製造機械の省エネ化やクリーンエネルギー化が出来れば

市場は地球規模っていう事ですよねぇ



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今は立ち止まって考えている余裕がないかも知れません



走りながら考えるためには意思決定のための基準が必要です



走りながら考えるためには見ればわかる記録が必要です



走りながら考えるためには出来ない理由を考えるのではなく出来る要因見つける事が必要です



走りながら考えるためには諦めずに走り続ける事が必要です



今は立ち止まって考えている余裕がないかも知れません




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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


今年の夏は太平洋側の低気圧から大陸の高気圧との間に出来た前線に向けて湿った空気が流れ込み、とても攻撃的なゲリラ豪雨と雷が日本列島を襲いました。


攻撃的と言えば、国会議員の先生方の発言が、日増しに攻撃的な内容になってきているようです。

『戦う』事や『勝つ』事ばかりを全面に押し出している方が未だに見受けられますよねぇ。


国民は政党間の争いや派閥間のドロドロとした駆け引きを見たい訳ではありませんし、そんな事のために税金を払っている訳ではございませんからねぇ。


『「政権交代」でもなんていいから、ちゃんとした方向性を打ち出して、しっかり政治活動を全うして下さいよ〜』っという方々が増えているのに、「ダメ出し」と「政権交代」と「戦い」と「勝ち負け」ばかりが伝わってくるのはとても残念な事ですね。


政治にしても経営にしても、普段の人間関係にしてもそうですが、政策や意見に対して「対案」を示して検討するからこそ前進する事が出来ます。


それが、自分の政策や意見があまり認められず、立場として劣勢に立たされると、『序列の価値観』と『アキバの動物からカリマス理論』等の影響と思われる症状が現れます。


今夜は、そんな対人交流上の攻撃性について考えてみましょう。



自分の政策や意見があまり認められず、立場として劣勢に立たされると現れる症状を『序列の価値観』と『アキバの動物からカリマス理論』で説明すると、次のようになります。


『序列の価値観』により、自分の意見や政策が認められなければ、自分の立場が無くなる、つまり、その社会(組織)における自分の『存在価値』が無くなると思ってしまう。



自分の『存在価値』が無くなるのは『不安』だ。



『不安』に『脅威』を感じるが、『逃避』する訳にはいかない。



『不安』の対象を『攻撃』する事により、『不安』な状態を打ち消そうとする。



政策に対して対案の政策で返せば、より良い政策が生まれる可能性があります。

提案に対して対案の提案で返せば、より良いプランがまとまる可能性があります。

意見に対して、対案の意見で返せば、より良い方向に進むことが出来る可能性が広がります。


しかし、『不安』の対象を、その政策を掲げた人やその提案をした人、その意見を述べた人に向けると、人を攻撃(口撃)するようになってしまいます。


相手を攻撃(口撃)するという事は、その相手を支持している人も攻撃(口撃)されたように感じますし、その相手の家族や友人も攻撃(口撃)されたように感じてしまうのにもかかわらず、まったく損をしてる事に気づかない攻撃的なあなた。


『罪を憎んで人を憎まず』という言葉の意味を深〜く考えてみましょう。


最近では経営に心理学が導入されるようになって参りました。


心理学では、このような攻撃性を『序列の価値観』や『アキバの動物からカリマス理論』なぁ〜んてものは使わずに、交流分析によって潜在的に攻撃性があるか否かを知ることが出来ます。

(あっ、当たり前でしたね。すみません。)



交流分析の詳細な内容までは、長くなりますので今回お伝えする事が出来ませんが、非常にわかりやすく精度も高い分析手法に、『エゴグラム』があります。


『エゴグラム』を使った人生の成長ステージは、4つの立場に分類されます。



第4の立場=自己否定・他者否定



第3の立場=自己肯定・他者否定



第2の立場=自己否定・他者肯定



第1の立場=自己肯定・他者肯定



ある意味『悟り』にも近いものがありますが、『序列の価値観』を無くすために必要な《相手を本気で信じる事》は、本当は第1の立場でなければ出来ません。



第4の立場=自己否定・他者否定の状態では、すべてを悲観的に捉えてしまい、自分が考える事もやる事も、他人の考えや行動も否定してしまいます。

責任を転嫁する対象がなく、何でもあきらめてしまいます。

世の中のすべての事は運命で決められた事だから、どうしょうもないとあきらめてしまうため、抑うつ状態になってしまったり、自分を傷つけるといった自虐行動を起こしてしまう危険性もあります。



第3の立場=自己肯定・他者否定の状態が、《攻撃的なあなた》です。
自分が上手くいかないのは、他人や相手、社会のせいだと思ってしまうタイプです。

自分の考えや行動は否定しませんので、例えばスポーツが上手くならない時には、道具のせいにもします。

責任はすべて相手や他人、モノに転嫁しますし、自分が追い込まれると必ず相手や他人に対して攻撃的な行動や言動を起こします。



第2の立場=自己否定・他者肯定の状態になると、他人の行動や言動は正しいのに、どうして自分はすべて上手くいかないんだという悩みを抱えます。

自分の失敗を恐れて消極的になってしまう事もあります。

常に劣等感を感じているため、他人と自分を比較したがります。



第1の立場=自己肯定・他者肯定の状態が、楽観的で健全な状態です。

自分も相手も肯定的に受け入れる事が出来ますので、物事の善悪も本質を見極めて判断する事が出来ます。

自分も相手も信頼する事が出来ますので、自立した相互支援的な活動をする事が出来ます。




実はこの4つのステージですが、常に1ヶ所に止まっている訳ではなく、ある程度、右往左往と移動します。


第1の立場まで成長していれば、第4の立場まで落ち込む事はほとんど無いと思いますが、第4と第3の立場、第3と第2の立場の間では特にうろうろと動きます。


この第2の立場と第3の立場の状態において、他人と自分を必要以上に比較して、かつ自分が上に立ちたいといった『序列の価値観』が芽生えます。

人と人とを『勝ち負け』の判断基準で見てしまうのも同様です。


そして、第3の立場の状態にあるときに、相手自身を攻撃(口撃)する問題行動は発生します。


実は、『エゴグラム』を使った交流分析では自分が基本的にはどのステージにいる傾向が強いのか、明確にズバリとわかります。


しかし、その結果を持って「あなたはこうだ!」っと決め付けるものではありません。


自分の潜在意識を確認して、自分自身ができるだけ第1の立場で安定していられるために使います。


そうは言っても、「そんなに頻繁に心理カウンセラーの先生にお願いも出来ないよ〜。」っとおっしゃる方は、『序列の価値観』と『アキバの動物からカリマス理論』を思い出してみてください。


なぜなら、第1の立場の人であっても、『アキバの動物からカリマス理論』は適用されるからです。


【アキバの動物からカリマス理論】

動物は知らないモノが近づいてくると『不安』になります。



『不安』な状態に『脅威』を感じます。



『脅威』を感じるため、『不安』から『逃避』しようとします。



『不安』から『逃避』しても逃げ切れず、追い詰められると、『不安』の対象を『攻撃』する事により『不安』を打ち消そうとします。



人間も大きなチャンクでは動物ですから、同様の反応をしてしまうのです。


もし、自分が相手の行動や言動ではなく、相手自身を攻撃(口撃)しているなぁ〜っと感じた時は、『不安』要素を探してみてください。

その瞬間には怒りの方が上回ってしまっているかも知れませんが、何が自分を追い詰めているのかを探ってみてください。


そして『序列』は関係なくひとり一人の人間同士として相手を見直してみれば、問題となる行動や言動を本質的に見抜いた上で、お互いを認め合い、相互に支援しあう事が出来るようになるでしょう。


お互いを認め合い、相互に支援しあう事が出来るようになれば、第1の立場(=自己肯定・他者肯定)にまで成長しているといえますね。




そこで一句

********************************************

革新の

核心を突く

人となり

相互支援で

豊かな未来


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お後がよろしいようで。



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こんばんは、アキバです。


どなたとは申しませんが、最近、議論をして組織全体を導いていく事を仕事として、その仕事に対する『ありがとう』の対価である『お金』をいただいているにも関わらず、議論を放棄している人達が目立ちますね。


組織のサイズはいろいろありますが、結論を導き出そうとするのではなく、敵対する相手を見つけてTA(心理学でいう交流分析)上のゲームを仕掛け、『序列の価値観』により自分が優位に立つ事ばかりを優先する、つまり、問題解決よりも相手に勝つ事ばかりを優先する人が増えてきました。


議論を放棄するのも『序列の価値観』により、「自分達の方が上だから、話し合う必要はない!」なぁ〜んて、無意識レベルでも思ってしまっているのでしょう。


TA(心理学でいう交流分析)上のゲームは、クレーマーも頻繁に使う言葉のキャッチボールや行動パターンです。

ゲームの中にもいくつか種類がありますが、今回のように議論を放棄して『序列の価値観』で自分達が勝つ事を優先する人には、


人のあら探しばかりをする【ヒステリー糾弾】

何でも人のせいにする【責任転嫁】

いつも自分のことを棚に上げる【思い込み】


のゲームを仕掛ける傾向があります。


〈詳しくは《あなたが演じるゲームと脚本(交流分析で探る心のうら・おもて)・杉田峰康先生著・(株)チーム医療発行・1,680円》をご覧ください〉

あなたが演じるゲームと脚本―交流分析で探る心のうら・おもて




ダラダラと長引く会議や、何故か発言が少ない会議の参加者をよ〜く観察してみると、かなりの確率でゲームを仕掛ける人が見つかります。


以前お伝えいたしました《業務上境界性パーソナリティ障害》(※学術的に認められた呼称ではありません)の人が会議に参加していれば、必ず敵と味方に分けて、敵を口撃(攻撃)するような発言に変換してきますから、すぐに見つける事が出来ます。


しかし、会議や議会においてもっと気をつけなければならないのは、細かいチャンクに陥りやすく、かつ「はい」「でも」っとゲームとして水掛け論ばかりしてしまう人です。


ゲームは本来、無意識レベルで行なってしまうので、自分としては一生懸命、問題を解決しようと努力しているつもりでいます。


ですが、無意識レベルで細かいチャンクにはまって行きながら、水掛け論に突入してしまうため、結論が出ません。


たまに見かけますが、コンサルタント的なお仕事をされている方でも、このような傾向をお持ちの方がいらっしゃいますので注意しましょう。



いずれにしても、『序列の価値観』によって結論を導き出すよりも自分達が勝つ事を優先したり、ゲームに突入して会議や議会が長引いてしまうと、その時間分の逸失利益が生じます。


他人の大切な時間と、自らの給料に対する仕事の両方を勝手に捨てている事になるのです。


逆に言うと、やるべき仕事をせずに給料をもらいながら、他人の大切な時間まで奪っている事になってしまうのです。



自分がそうならないためには、まず『対案』です。

必ず問題解決の先にあるゴールを見極め、そこに到達するためのプランを提案する事です。


心理学的に『気づき』を得る事は、そうそう簡単ではありません。
(関東近郊の方にはご紹介する事が出来ますが。。。)




「いまこの瞬間(とき)」を大切に。


議論を放棄するなら、その仕事に向いていないのでしょう。

それでもその仕事をし続けたいのであれば、ちゃんとゴールを見据えて、プランにはプランで競い合ってくださいね。


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こんばんは、いただきますコンサルタントのアキバです。


今日は予定を変更して時事ネタでお楽しみいただきます。


実は私のブログは、長〜い通勤時間を利用して、携帯で打ち込んでいます。

今日は何にしようかな?っと考えていたところ、私の携帯に日経新聞号外ニュースが飛び込んで参りました。


……日経ニュース………………………………………………………………………………

福田首相、小沢氏に連立参加を呼びかけ

福田康夫首相は2日、民主党の小沢一郎代表との2回目の党首会談で、民主党の連立政権参加を呼びかけた。小沢代表は回答を保留し、党内に持ち帰った。

……日経ニュース………………………………………………………………………………

やりますねぇ!福田首相!


以前からこのブログでは、政治家は話し合いをして国民や世界に『安心・安全、豊かな暮らしを提供』する事により、国民からの『ありがとうの対価としてのお金』をいただく仕事だと申し上げて参りました。


政治と言えば、与野党の戦いや勝ち負けばかりが目立ちますが、他の政党を打ち負かす事が目的ならば、その負かされる政党を支持している国民も同様に負ければ良いと言う事になってしまいます。


ですから、『戦って勝つ』事を目的としないで、ちゃんと政治家として『提供すべき本来の価値』を追求して欲しいなぁ〜っと申し上げておりました。



そしたらですよ。

何日か前から連立の噂が聞こえて来て、いよいよ対話路線の確立に向けて貴重な第一歩が踏み出されたじゃないですか!

議会=会議で結果を出すのがお仕事ですからね。


ロハスなコンサルタントとしては、嬉しい限りです。



自立型相互支援社会に向けて。。。


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