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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


なんだか今月もほとんど更新できずに申し訳ございません。



今朝も関東は緊急地震速報が鳴り響きました。

震源地の福島では原発問題も解決しない中、地震と大雨による被害が立て続いており、心よりお見舞い申し上げます。



さて、地震発生等のリスクに対しまして、経営者としても様々な準備をしておく必要がありますよね。

BCP(事業継続計画)からERM(全社的リスクマネジメント)まで、その範囲は幅広くありますが、人命と安全を最優先する事には変わりありません。


人命と安全を最優先すると考えれば、飲料水の確保は欠かせません。


そこで、こんな考え方は如何でしょうか?


《 日常に飲む事が出来る美味しい上に安全・安心な飲料水を確保しながら、万が一の際には新鮮かつ安全・安心な飲料水も同時に確保しておく事が出来る 》

《 それが福利厚生にもなる 》


緊急用のミネラルウォーターを備蓄しておいても、古くなって保存期限(賞味期限よりも長い、消費期限)が過ぎてしまう事を考えると、一定期間で新しいものに入れ替えてもらえる事のメリットは大きいですよね。



そう、最近では大型ショッピングモール等でも営業をされている、ウォーターサーバの導入です。





【 アクアセレクト 】
安全な天然のミネラルウォーター







【 クリクラ 】
サーバーレンタル料、宅配料無料。トリクロロエチレンやダイオキシン、Oー157まで除去する事が出来る0.0001ミクロンのROフィルター(逆浸透膜ろ過)で安心・安全を追求した有名な宅配ウォーター







【 エフィールウォーター 】

北海道は知床・羅臼の海洋深層水をお届け













【 神秘の銘水 日田天寿の水 】

有機ゲルマニウム・天然亜鉛を含有する神秘の銘水「九州日田天寿の水」、天然バナジウムを含有する富士の恵み富士の銘水「凛(rin)」、絶妙のミネラルバランス奥の良水・奥京都三岳山麓「京の湧水」。
専用ウォーターサーバーは3色から選べます。







【 Frecious(フレシャス) 】

スタイリッシュなウォーターサーバーは6種類。
おしゃれなオフィスやご自宅にもしっくりフィットするブラックもあります。
スタイルだけじゃない、希少な非加熱処理の天然水は富士山の恵みです。





《 日常に飲む事が出来る美味しい上に安全・安心な飲料水を確保しながら、万が一の際には新鮮かつ安全・安心な飲料水も同時に確保しておく事が出来る 》

《 それが福利厚生にもなる 》


緊急用のミネラルウォーターを備蓄しておいても、古くなって保存期限(賞味期限よりも長い、消費期限)が過ぎてしまう事を考えると、一定期間で新しいものに入れ替えてもらえる事のメリットは大きいですよね。




是非一度、貴社のリスクマネジメントセクションでご検討してみてくださいませ。








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ビジネスブログ100選

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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager のアキバです。


いやぁ〜悪い知らせが来れば、良い知らせも来るものですねぇ〜。



昨日は中国における高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)の猛威についてお伝えいたしましたが、本日、素晴らしいニュースが飛び込んできました。


国立感染症研究所、北海道大、埼玉医科大、化学メーカーの日油による厚生労働省の研究班が、インフルエンザに対する万能ワクチンの開発に成功したそうです。


インフルエンザ、万能ワクチン開発…厚労省研究班


『実験では、新型インフルエンザウイルスに変異する可能性が高い高病原性鳥インフルエンザウイルスH5N1、Aソ連型、A香港型の3種共通の内部たんぱく質を調べ、ワクチンを作製。免疫に関与する人間の遺伝子を組み入れたマウスに接種した後、ウイルス3種をマウスに感染させても症状が表れず、増殖も抑えた。』

との事です。


いやぁ〜、化学や科学って、素晴らしいですねぇ。


早く臨床実験が終わり、認可がおりてくれることを期待しています。

まずは、万能ワクチンの開発に成功してくださって、ありがとうございます。

今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。




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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager のアキバです。


中国衛生省によると、広西(Guangxi)チワン族自治区玉林(Yulin)市の病院で2009年1月26日、高病原性鳥インフルエンザA(H5N1)に感染した18歳の男性が死亡したと発表しました。

中国での鳥インフルエンザによる死者は、この男性で今年に入って5人目となり、大規模感染の懸念が高まっています。



中国でのH5N1ウイルスによる死者は、昨年1年間で3人だったのに対し、今年に入って二週間あまりで5人に急増しています。



1年間に3人を

3人÷365日=0.008219



約2週間に5人を

5人÷(52週÷2週間)=0.192307



っと計算すると、


0.192307÷0.008219=23.6569


っという事で、昨年に比べて約23倍ものスピードで感染が広がっているという事も出来ます。



これは、単に23倍という事実ではなく、



「人間に対する感染力が強くなっている」


「ウィルス自体が広範囲に散らばり始めている」


っという事が想定されます。



あなたの会社で感染列島が現実化してしまったら、どうなってしまうと思いますか?




BCP(事業継続計画)、BCM(事業継続マネジメント)、BCMS(事業継続マネジメントシステム)は、いよいよ本当の必要性が目の前に迫ってきているようです。


完全トップダウン型の組織で経営をされている会社においては、特にBCP・BCMを早急に策定する必要があります。

なぜなら、そのような会社は組織が自動化されていないため、マネジメントに係わる社員やメンバーが病に倒れてしまった場合、とても大きなダメージを受けてしまうからです。


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ERM2008に行って来ました

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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


本日から3日間、東京ビッグサイトにて、ERM2008が開催されています。

リスクマネージャーとしては、参加して最新の情報収集をしてこなければなりませんので、ちょいと会社によってからビッグサイトに向かいました。

表参道から銀座線で新橋に出て、ゆりかもめの駅に上がって唖然( ̄○ ̄;)


そっ、そうなんです、今はまだ夏休み中で、お台場冒険王も大人気のようですし、青海でジャニーズのイベントらしきものもあったようで、ゆりかもめ新橋駅はごった返しておりました。


満員のゆりかもめで東京ビッグサイトに向かい、ネットで事前登録したバーコードを受付のお姉様に提出。

東京ビッグサイト


ERM&セキュリティーソリューション2008看板


ほっ!早いですねぇ〜!すぐにセミナー会場や展示会場への入場のパスとなるICタグカードを発行して頂きました。

入場



お隣ではSecurity Solution 2008を同時開催してるだけあって、とっても先進的な感じなのでございます。

あっ、すみません、セキュリティーの関係で会場内の撮影が禁止でしたので、写真はありません。

早速、頂いたICタグカードにて「ピピッ」っと展示会場に入場すると、「エンタープライズリスクマネジメントとBCP策定のポイント」のセミナーを会場内の特別ルームでやってましたので、資料だけでも頂戴したいなぁ〜っと思って近づくと、受付のお姉様が「立ち見になりますが、よろしければどうぞ〜」っと優しく声をかけて下さいました。

ありがとうございます。

早速、ICタグカードで「ピピッ」っと入場。

ERMとBCP


途中からでしたが随分気合いの入った素晴らしいセミナーで、BCM・BCPを熱く語っていらっしゃいます。

どうやら社内のリスクマネジメント担当者向けに「煽り系」でお話しされているようで、クライアントの不安を発見して解消する事がリスクマネージャーの仕事だと思っている私としては、不安を煽り始めた時点でアウトでした。

「リスクマネジメントを経営者が軽く見ているので社内のリスクマネジメントが上手くいかないというが、あなた方がもっともっと経営者にリスクマネジメントは経営上、非常に重要なものだとわかるように説明出来ないのがいけないのです!!」

その言葉を聴いて、気分が悪くなりセミナー会場をアウトしました。(残念!)



さてさて、午後のセミナーがあるので、昼食でもと思ってポクポク歩いていると、工事現場の方?内装関係の方でしょうか?かならたくさんいらっしゃるんですねぇ〜。

設営もひっきりなしなんでしょうねぇ〜。


そんなこんなでポクポク歩いていると、とっても変なドリンクが入った自販機を発見!

コミックウォーター


なっ?なんじゃろかぁ?
近づいて見ると、

COMIC WATER(コミックウォーター)

って書いてあります。

コミックウォーター2


水?



それで思い出しましたぁ〜。

先日のフィギュアの展示会(?でしたよねぇ?)で、上りエスカレーターが重量オーバーで逆回転してしまって怪我人が出てしまった事件。

そう、ここ東京ビッグサイトです。

いつの間にやら、ビッグサイトはオタクの聖地になったのかしらん?



今日はきちんとリスクマネジメントされていて、各エスカレーター前には
「危険防止のため一段開けてお乗り下さい」

という看板が立てられていました。




さてさて、午後はビッグサイト会議棟の1階のセミナー会場にて

『ERMの観点から見たBCP/BCMの現状と今後の動向』

ERMの観点から見たBCP


『内部統制(J−SOX)の効率的な運用管理〜ERM戦略実行のための第一歩として』

内部統制の効率的な運用管理


『ERMへの道しるべ−ERM構築の狙いと勘所−』

ERMへの道しるべ


『企業を標的とするウェブ攻撃がもたらす経営危機、対処法を伝授いたします』

ウェブ攻撃がもたらす経営危機


『カード情報セキュリティとPCIDSS』

カード情報セキュリティ


のセミナーを「ピピッ」っと拝聴して参りました。


あっ、すみません、一部のセミナーは資料だけ頂いて、ざっと資料に目を通してドロンしました。



まぁ、総合的には《リスクマネジメントを経営に活かしましょう!》的な内容が多くなってきたようで、なかなかいい感じです。
(って、ERMだから当たり前ですね)


でも、本当はスキルセット(技能)から入って、分離した『経営』と『リスクマネジメント』を統合させようと試みるよりも、マインドセット(概念や思想など)から入って、統合した『経営』全体の中の『リスクマネジメント』に意識を落とし込んで行く方が早いんですけどねぇ〜。

そもそも『リスクマネジメント』に特化してビジネスをしようと思うと、スキルセットのコンサルテーションが中心になるでしょうから、致し方ないのでしょうねぇ〜。

でも、出来上がったリスクマネジメント計画を実際に運営するのは人間ですから、マインドセットは大切なんですよ!

いや、本当に。

先日全社的リスクマネジメントにはアレが必要です!でお伝え致しました通り、経済産業省の「産業事故調査結果の中間取りまとめ(平成15年12月)」によりますと、産業事故のうち実に76%もの原因がヒューマンエラー(人的要因)によるものとなっていますからねぇ〜。




セミナーもひと通り拝聴させて頂いて、再び展示会場に戻り「ピピッ」っと入場。


リスクマネジメント協会のブースでビジネスリスク経営研究所の椿さんにご挨拶をしてから、各社のブースをぷら〜っと散策。



なんだかERMじゃなくて、BCP&BCMとJ−SOXの展示会の様相です。

なかなか隙間のある業界ですねぇ〜、リスクマネジメント業界は。

ERMでわざわざリスコンから分離したのに、蓋を開けてみればそんな感じです。


少しばかりガッカリしながら、ポクポクと歩いていると日経BPさんのブースに到着。

SEとかIT関連の本ばっかり並んでいて、「ERMなんて関係ないやんけーー!!!!」って思った、次の瞬間!!



過ぎり(よぎり)ました!

過ぎりよぅ〜♪今夜も〜♪あり〜が〜と〜おぅ〜♪



最近ではSEとかIT系の方々が経営コンサルをされるケースが多く、いつも不思議に思っていたのです。

そんな私の目の前に現れし、一冊の本!


今日の収穫はこの本です。

仕事を速くする9の基礎力と7つのエクササイズ



ITエンジニアのための仕事を速くする9の基礎力と7のエクササイズ(ITproBOOKS) (ITpro BOOKs)



それでは、また明日以降、分析の上「SEは何故、経営コンサルが得意なのか?」なんて事を纏めまして、お伝えしたいと思います。


あっ、そうそう、日経BPのブースのお姉様、くじ引きでペンのセットを頂きまして、ありがとうございました。


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こんばんは、リスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


8月20日から東京ビッグサイトにて、ERM2008が開催されます。

そこで今夜は《ERM(全社的リスクマネジメント)にはアレが必要です!の巻き》をお送りいたします。


ERM(Enterprise Risk Management)とは、全社的リスクマネジメントとか、組織全体のリスクマネジメントと言われるもので、最近のリスクマネジメント業界では当たり前の考え方になってきました。


専門特化したリスクマネジメントを部分的に行っていると、全体適正が保てなくなる危険性がありますから、当然の流れだと思います。

小さなチャンクにこだわりすぎて、経営全体としては活かしきれない事って、実は大企業よりも中小企業の方が多いですよねぇ。


例えばBSC(バランスト・スコア・カード)を取り入れて経営計画を立てようとしても、社員数が少ない上に自由になる時間も少ない小さな会社では、日常業務の時間を相当削らなければならないかも知れません。

(勿論、ニデコビジネスソフト株式会社さんのようにあまり日常業務の時間を削らなくてもBSCを導入出来る術を持っていらっしゃる会社もありますので、導入をお考えの方はご連絡くださいね)


ERMは、BCM(事業継続マネジメント)も内部統制もコンプライアンス遵守も、その他の業務上のリスクも全て包括してポートフォリオ化し、全体適正を図るものです。

リスクマップ上に全てのあらゆるリスクを書き出し、そのリスクを全て評価して、回避や軽減〈リスクコントロール〉をするのか、移転や保有〈リスクファイナンシング〉するのかを全体適正を図りながら決定し、各リスクに対してBCM等の具体的対策につなげて行きます。


ERMからBCMに移行するメリットは、一般的な自然災害リスク以外のリスクにも目を向けられるところです。


実は小さな会社ほどリスク許容度は低くなりやすいので、より綿密なリスクの洗い出しと、計量化、リスク評価、リスクマッピング、BCM等のリスク対策が必要になってきます。

小さい会社の場合、一般的にはマイナスのリスクが発生した時に吸収しきれる財務上のキャパシティが小さいですからねぇ。


しかし、逆に小さな会社ほど、そんな事をしている時間は無いでしょう。

小さな会社では、大企業のように時間的に多少余裕のある社員を抱えていませんし、大企業のように高いコンサルティングフィーを払って外部の専門家にお願いする余裕も無いでしょう。



そんな小さな会社でもERMを導入し、かつ上手くERMが運用出来ているような効果を発揮するのが、いつものアレです。


そう、『本来の価値観』による『経営理念』を基軸とした『経営計画』です。


『本来の価値観』による『経営理念』は《その組織やチームだからこそ提供する事が出来る商品やサービスの『存在価値』+『付加価値』を、どんなお客様に対して提供する事により、そのお客様にどのように喜んでいただきたいか?》をお客様や取引先、社員やメンバー全員がわかりやすくまとめたものです。


その『経営理念』に『共感・共鳴』した人達が、その『経営理念』通りの仕事をしたいと強く思って社員やメンバーとなります。

常に『経営理念』を最重要視していれば、社員やメンバーの構成はいずれそうなります。


簡単に言うと《お客様のために、その組織やチームだからこそ提供する事が出来る商品やサービスを提供し続けたい人》で組織やチームが構成されるのです。

社員やメンバーひとり一人が《お客様のために、その組織やチームだからこそ提供する事が出来る商品やサービスを提供し続ける事》に『心・氣持ち・情熱』を込めて仕事をしますので、パレートの法則(2‐8の法則とか2‐6‐2の法則も同じです)から脱却する事も可能です。


まぁ、そんなにいい事ばっかり言ってると「言葉でそんな事言うだけなら簡単だけど、実際にはそんな簡単に行かないだろう!」なぁ〜んていう声も聞こえて来ます。


確かに簡単ではありません。

『本来の価値観』による『経営理念』を最重要視した人事考課をどのように組み上げるか、採用の段階でどのように組み込むかといった事がとっても大切であり、導入直後には社員やメンバーの出入りが激しくなる事もありますからねぇ。


しかし、たとえ能力的に優秀な社員やメンバーが辞めていくような事になったとしても、中長期的に見ればERMに有効だという事がわかります。

何故ならば、リスクコントロール〈回避や軽減〉を実際に現場で行うのは社員やメンバーですし、リスクファイナンシング〈移転や保有〉をすべきリスクに関しても社員やメンバーが関与しないリスクはほとんどないからです。


経済産業省の「産業事故調査結果の中間取りまとめ(平成15年12月)」によりますと、産業事故のうち実に76%もの原因がヒューマンエラー(人的要因)によるものとなっています。

素晴らしいBCP(事業継続計画)が出来上がったとしても、それを運用していく社員やメンバーひとり一人が《お客様のために、その組織やチームだからこそ提供する事が出来る商品やサービスを提供し続ける事》なんて事は二の次で、本当は《自分の給料を如何に高くするかという事》ばかり考えていれば、素晴らしい計画が全く機能しない事もあるのです。

《自分の給料を如何に高くするかという事》がモチベーションの根幹であれば、その組織やチームである必要性は薄くなりますし、他の社員やメンバーは高い給料を勝ち取る上で敵対する関係となりますし、お金を払ってくれない人はお客様とも思わないでしょう。

そうなってしまうと、組織全体のリスクなんて関心が無くなってしまうのです。

勿論、《自分の給料を如何に高くするかという事》を重視していますから、上司からの指示・命令には従いますが、『心・氣持ち・情熱』は込められていません。

『心・氣持ち・情熱』が込められていない仕事には、ミスがつきものです。

そして、そんなミスの後に来るのが《言い訳》です。


最近では『金儲け』のためにミスどころか偽装までして、挙げ句の果てに社員やメンバーに責任を押し付けるような《言い訳》をする経営者も現れているくらいです。


そんな事から考えてみても、如何にマイナスのリスクにおける人的要因を減らす事が大切なのか、おわかりいただけるでしょう。


社員やメンバーひとり一人が《お客様のために、その組織やチームだからこそ提供する事が出来る商品やサービスを提供し続ける事》に『心・氣持ち・情熱』を込めていれば、自発的・能動的に組織を守るでしょう。

組織を守らなければ、《お客様のために商品やサービスを提供し続ける事》が出来なくなりますからねぇ。

《お客様のために、その組織やチームだからこそ提供する事が出来る商品やサービスを提供し続ける》ために、自立したひとり一人の社員やメンバーがお互いに支援しあいながら成長していく組織であれば、組織の自動化が図れているとも言えるでしょう。



小さな会社でもERMを導入し、かつ上手くERMが運用出来ているような効果を期待するならば、いつものアレです。

そう、『本来の価値観』による『経営理念』を基軸とした『経営計画』です。

産業事故の原因の76%がヒューマンエラー(人的要因)であり、BCMにしてもERMにしても内部統制にしても、実際に管理運営するのは人間です。

上司が給与や賞与を飴や人参としてぶら下げて、権力によって統治型の管理をしようとしても、必ず歪みが生まれます。

何故なら、単純に嫌なものは嫌ですし、面倒くさいものは面倒くさいからです。

権力はあっても人として尊敬出来ないような人の指示・命令に、いやいや面倒くさいと思いながらもしっかりと従うような人間はいないでしょう。

勿論、素晴らしい人間性を持ったカリスマ性のある人ばかりで構成されている組織やチームであれば別ですが‥‥。


そうであれば、いやいやとか面倒くさいと思わないようにする事が近道でしょう。


ですから、組織全体の目的である『経営理念』と社員やメンバーひとり一人の仕事の目的を一致させていく事が、一番のリスクマネジメントになるのです。

組織全体の目的と社員やメンバーひとり一人の目的を一致させる事は、プラスのリスクもマイナスのリスクも、どちらにも有効に働きます。



『金』や『権力』といった力による組織統治の時代は終わりました。

『本来の価値観』による『経営理念』により、組織全体の目的と社員やメンバーひとり一人の目的を統一化を図る事が、安全かつ自動化された強い組織造りにつながるのですね。



そこで、一句。

*****************************************************

安全に

利益も上げて

行きたけりゃ

大事にしよう

『経営理念』

*****************************************************

お後がよろしいようで。



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