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2008年11月

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こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。

お客様の視点とこれまでの常識〜3〜、3日目の今夜はチェーンストア=スーパーマーケットに対してのご提案(要望?)をお送りします。


みなさまご存知のユニクロでは、寒くなってきたこの時期に暖かいダウンを一押し商品として商品展開をしています。

ユニクロ・オンラインストア



一方、私の地元にある大手スーパーの衣料品売り場では、9月頃から冬物の商品展開を始めて、寒くなってきたこの時期には値下げによる売り切りが始まります。



さてさて、あなたはスーパーにどちらの商品を買いに行っていますか?


A.季節を先取りしたニューアイテムやトレンド商品

B.季節感にマッチした普段使いの商品



ほとんどの方は“A.季節を先取りしたニューアイテムやトレンド商品”を探す時にスーパーへは行かないでしょう。


「寒くなったから鍋でもやろう!」っというのと同じで、スーパーには“B.季節感にマッチした普段使いの商品”を求めて来店して下さるお客様がほとんどでしょう。


それが、百貨店や専門店とわざわざ競争するように、季節を先取りした商品展開を進めてしまい、いざお客様が「そろそろ買おうかなぁ?」っと思った時には既にセール品となり、品揃えが乏しくなってしまっているケースがよく見受けられます。



スーパーこそタイムリーに、季節感を「これでもかぁ〜、これでもか。これでもかぁ〜、これでもか」っと出していくべきではないでしょうか?


クリスマス前にお正月を彷彿させるコーナーを目立たせ過ぎるのは、確かに売れ残りを出さないための対策かも知れませんが、お客様の感情から観れば逆の相乗効果でしょう。

お互いに打ち消し合ってしまい、結果として売れ残らないように“値下げ”するようになるでしょう。


もっともっと、

“いま美味いもの”

“いま着たいもの”

“いま使いたいもの”

にこだわって、季節感と感情を煽るくらいでも、ちょうどいいでしょう。



あっ、そうそう。

地域の商店街の商店なんて、同じように季節感と感情を煽りながら、専門的同様のコンサルティングセールスが出来るんですから、本当は素晴らしいんですよねぇ〜。

例えば、地元の漁師さんから買ってきた季節の珍しい魚を、美味しい食べ方と一緒に(美味しい食べ方を教えて)販売する事が出来るんですからねぇ。

季節限定の珍しい魚は、食べ方がわからないから、一般的なスーパーでは売れないですよねぇ。

だから、仕入れは安いでしょう。

コンサルティングセールスすれば、たちまち利益率の高い商品になりますよね。



勿論、AZさんのように、そこまでやっていらっしゃるスーパーもありますよ。



もっともっと、

“いま美味いもの”

“いま着たいもの”

“いま使いたいもの”

にこだわって、季節感と感情を「これでもかぁ〜、これでもか。これでもかぁ〜、これでもか」高めていきましょう。



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こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。

お客様の視点とこれまでの常識〜2〜、2日目の今夜はチェーンストア=スーパーマーケットに対しての問題提起です。


ユニクロやH&Mでは、今、どのシーズンの商品を売っているでしょうか?




それでは、大手チェーンストアでは、今、どのシーズンの衣料品、ファッション雑貨をメインとしているでしょうか?





あなたがデパートに求める品揃えとスーパーに求める品揃え、もしくは専門店に求める品揃えと量販店に求める品揃えは、どのように違うでしょうか?




デパートの常識とアメリカのチェーンストアの常識と日本のスーパーの常識と日本の商店街の常識は違うでしょう。


そこに、まず気づく事がスタートラインだと思います。


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こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。


今夜からお送りします『お客様の視点とこれまでの常識』、第一回目の今夜は九州の地域密着型スーパーのお話しです。

たぶん、経営を真剣に考えていらっしゃる方々でしたらご存知の“A-Zスーパーセンター”さんのお話しです。

鹿児島県阿久根市に1997年3月オープンした日本初のスーパーセンターなのですが、完全地域密着型で、社員は勿論、仕入先まで地元にこだわっており、しかも仕入先に対する無理な値下げ交渉は一切しないそうです。

片道100円の送迎バスも自前で完備していて、電話一本で移動手段のないお客様も往復200円で来店していただく事が出来ます。

60歳以上のお客様や身体に障害を持たれているお客様に対しては、消費税分5%のキャッシュバックサービスがあります。

夫婦で働いているご家族も多く、定年制も設けていないため高齢者の社員さんも働きやすい環境が整っています。

鮮魚売場では地元の漁港から水揚げされる魚を、魚の種類に限らず量で仕入れているため、地元の漁師さん達も「これまで売れなかった魚が売れるから、本当に助かっている。」とのコメントです。

テレビで“A-Zスーパーセンター”さんの特集を組んでいた時には、「これまでのスーパーの常識を打ち破ったやり方」と紹介されていましたが、アキバとしては「これこそがスーパーであって、デパートとは違うんです!」っと思ってしまうのです。

そこで、今週は『お客様の視点とこれまでの常識』をテーマとして、《売る側と買う側の視点のズレ》にメスを入れていきたいと思います。

お楽しみに!


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メタボリック・リスクマネジメント〜ホリデースペシャル〜

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こんにちは、元AFAAインストラクター、a2PKメディカルフィットネスインストラクターでリスクマネジメント協会・CRMコンサルタントのアキバです。

今日はダイエットのためにスポーツクラブに通っていらっしゃる方々に、とっておきのトレーニング方法をお伝えします。

このトレーニング方法はアイアンマンというボディビルディング雑誌の2008年7月号に掲載されていました。
アイアンマン2008年 07月号
アイアンマン2008年 07月号


また、この記事は株式会社THINKフィットネス様のホームページから表や記事を引用させていただいておりますので、是非、株式会社THINKフィットネスのページもご覧いただければ幸いです。

株式会社THINKフィットネスのサイト


【 傾斜をつけたトレッドミル(ランニングマシーン)の有用性 】

表1と表2の実験結果から傾斜面での運動には、

・ 心拍数を高めて心肺機能の向上を図る効果
・ 筋肉への刺激を高めて筋発達を促す効果

の2つの効果が期待できます。

また、息を切らして大変な思いをしながら走るのではなく、傾斜面でゆっくりとした運動を行う事によって体脂肪を優先的にエネルギーとして消費するようになるので、体脂肪減少にもとっても高い効果を得る事が出来ます。

【 ATスティル大学での研究 】

ATスティル大学の人類動作学学長であるマシュー・リア博士によって、速度の異なる運動や傾斜面上での運動によって体内でどのような変化が起きるかについて、傾斜をつけたトレッドミル(ランニングマシーン)を使った研究が行なわれました。

この研究では多くの科学的な運動測定器具が用いられ、心拍数・酸素摂取量・カロリー消費量・筋刺激等が運動によってどのように変化するのかについての測定が行なわれました。

その結果、ゆっくりしたスピードでの運動はケガの危険性を抑制するとともに、心肺機能を高める効果も充分に得られたそうです。

この研究で一番驚かされたのは、ランニングよりも傾斜面でのゆっくりした歩行の方が脂肪の燃焼効率を顕著に向上させるという結果を得ている事です。

エネルギーの消費量を多くするために運動のスピードだけを高める事は、筋中に蓄えられているグリコーゲン(炭水化物)の消費量を増加させるだけのようです。
グリコーゲンはエネルギーにしやすい材料であるのに対し、脂肪はエネルギーにするまでに時間が掛かるため、 スピードの速い運動では次から次へとエネルギーが必要とされる事から、身体はグリコーゲンを優先的に消費してしまいます。



しかし、傾斜面を使って時速3.2km〜4.8km程度のスピードで運動を行なうと、身体は即効的なエネルギーを求めない事から、脂肪細胞に溜め込まれている脂肪をエネルギーにする事が出来るそうです。

例えば、傾斜角度16%の斜面上で時速3.2kmの歩行運動を行なうと、1分間に6kcalの“脂肪”が燃焼されます。
これに対し、平面上で時速9.6kmでランニングを行なった場合、消費される“脂肪”はなんと1/3の2kcal以下しか燃焼されません。(表2参照)

痩せると思って辛い思いをして一生懸命走るよりも、ゆったりと音楽でも聴きながら坂道を歩いた方が3倍も脂肪燃焼効果があるんですよ!(あっ、勿論、下りじゃなくて登りですが。。。。。)


この記事を読んで、私も実際にスポーツクラブではあまり走らなくなりました。

傾斜角度18%、時速3.6kmで非常にゆっくりと歩くだけで、本当にお腹まわりの脂肪が落ちてきました。

ちなみにお酒は毎日飲んでいますし、昨日の夕飯はカツ丼です。

低炭水化物ダイエットも効きますが、傾斜面トレッドミル歩行運動は久々の大ヒットです。

是非、是非、お試し下さい!!



表1: 心拍数の変化
zu1


表2: 脂肪の燃焼効率の変化 (単位: Kcal/分)
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こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。


高度情報化時代の到来により、『お金基準の価値観』が強く倫理・道徳が欠落した経営者による偽装や偽造、虚偽、改ざん、隠蔽などのニュースが後を絶たなくなりましたねぇ。


私の周りにも、まだまだたくさんいるようです。

先日も、お客様の店舗とご自宅の大規模リフォームをお願いした業者さんの下請業者が、古い水道管を再利用して、銅の錆が風呂桶に溜まってしまうというトラブルがありました。

正当なリサイクルなら大賛成ですが、多少の利益のためにそんな事をしちゃあ、いけませんよねぇ。

結局、その業者は改めて新品の水道管に交換する手間が発生してますから、利益は減少します。

しかも、悪い評判が口コミで流れますから、将来の売上にまで悪影響が及びます。


たぶん、このくらいの問題は日本全国でみれば、数え切れない程の件数になるでしょう。


偽装や偽造、虚偽、改ざん、隠蔽までいかないにしても、『お金基準の価値観』が強く、“お客様のための仕事”なんて関係なく“自分が稼ぐためだけの仕事”をしているような人が急増してしまったようです。



『自利・利他』ではなく、『ジリジリ(自利・自利)』なんですねぇ。


『お金基準の価値観』が強く倫理・道徳が欠落した経営者による偽装や偽造、虚偽、改ざん、隠蔽などが無くなり、『ジリジリ』と値を下げる事なく、お客様に本当に喜んでいただけるような会社だけが生き残るために、今の不況・恐慌が必然的に訪れたのかも知れません。


なぜなら、お客様に本当に喜んでいただけるような会社ばかりであれば、経済の先行きを悲観的に観ることが難しくなるからです。



「あの会社は、次にどんな製品を出してくれるのかなぁ?」

「この会社は大変そうだけど、無くなってほしくないから、応援しよう!」

「あそこのお店は本当に美味いし、気持ちいいんだよなぁ。」


『お金基準の価値観』だけで観れば、外部環境のせいにして悲観的な予測になるでしょうが、『本来の価値観』で観れば、より使いやすくなったり、美味しくなったり、便利になったり、かわいくなったり、きれいになったり、暖かくなったり……期待感がそそられるような情報の方が多くなるでしょう。


『本来の価値観』によって将来を観れば、わくわくと期待感が湧いて来るでしょう。


わくわくしない経営計画なんて、立ててもやる氣が出ませんよねぇ〜。

あなたは、わくわくする商品やサービスを提供してくれる会社と、利益・売上・No.1の会社のどちらの商品やサービスを買いたいですか?


恐慌を突破するためには、『お金基準の価値観』が強く倫理・道徳が欠落した、偽装や偽造、虚偽、改ざん、隠蔽などを行っている会社の淘汰と、『本来の価値観』によりお客様に本当に喜んでいただけるような会社の増加が必要でしょうねぇ。




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こんばんは、アキバです。

今日は、ぜひ皆様に読んでいただきたい本がありますので、紹介させていただきます。


リーダーになる人の たった1つの習慣
リーダーになる人の たった1つの習慣



「夢」が「現実」に変わる言葉
「夢」が「現実」に変わる言葉



仕事が夢と感動であふれる5つの物語 (講演CD付)
仕事が夢と感動であふれる5つの物語 (講演CD付)



不況で先行きが不安な方も多い事でしょう。

来年の経済見通しも「悪化する」との見方が多いようですが、成り行きに任せて“不況を恐れて慌てる”のではなく、“恐慌を突破する”気づきが盛りだくさんの3冊です。

福島先生の本屋さん〜福島堂〜では、それぞれの本の“予告ムービー”も見られます。

福島堂〜福島先生の本屋さんです〜


おすすめです。



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おはようございます、アキバです。

今朝の第1回緊急首脳会議後の記者会見を見て、ちょっと気になったポイントがありました。


それは

・市場開放

・自由貿易

・グローバル化

・内需拡大

です。


高度情報化社会の到来した21世紀の現在は、ネットを通じて全世界市場が統合されようとしている事に間違いはないでしょう。

政治を抜きにして考えれば、全世界の中で一番欲しいものを作ってくれるメーカーの製品を、一番便利でまごころ溢れる対応をしてくれる販売者から買える仕組みが出来上がりつつあります。

少し前のようにガソリン価格が高騰していれば、諸外国でも日本のハイブリッド車の需要が増加するのは当然の事です。

20世紀までの情報化が未発達であった時代では、“日本に素晴らしいハイブリッド車がある”っという情報が諸外国の一般市民にまで届かなかったかも知れませんが、現在ではそのような情報を何処にいても容易に入手する事が可能になってきています。

高度情報化社会が到来した現代社会では、自分の欲しいものは自分で探して買えるんですよねぇ〜。



そのような状況下において、麻生総理のコメントの中に

「外需に頼っている国はもっと内需を拡大する事に注力して・・・・」

っという言葉がありました。

“需要”を政治で喚起しようとする事自体、如何なものかと思いますが、
「市場開放」「自由貿易」「グローバル化」を目指しているのであれば、
内需も外需も関係ないでしょう。

地球環境を考えれば、“需要”をコントロールしようとするのではなく、
国内供給で対応出来るものは出来る限り国内で供給する、もっと言うと
出来る限り消費される地域で供給するようにして、輸送にかかる排出
CO2の削減と“結果としての内需”を両立させる事を目指して欲しい
と思います。




本当にglobalization(グローバル化)を望んでいるのであれば、地球温暖化の問題も含めて『地球人』としての議論がもっともっと必要になるでしょう。


いずれにしても、まずは20ヵ国もの国が集まって会議をし、意見がまとまったという事自体が、地球規模での大切な一歩となったものと思います。


金融サミットとしては。。。。。。

明日以降、結果が見えてくる事を期待しています。



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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager のアキバです。


今夜はリスクマネジメントと利益の関係〜第2章・利益確保のリスクマネジメント〜をお送りします。


前回は、小さな会社ほど事業継続のために『利益』が大切だという事をお伝えしました。


リスクマネジメントと利益の関係〜第1章・事業継続のための利益〜


そこで今回は、その大切な『利益』を確保するためのリスクマネジメントについて考えてみましょう。


みなさんは株式投資やFX等の資産運用をされていらっしゃいますか?


リターンを確保するため、リターンを確保し続けるためには、いくつかの《取り決め事》が必要ですよねぇ。



例えば………

・過度な資金を投入しない
・ロス(マイナス)が発生した時のロスカットのポイントを予め決めておく
・ロスカットのポイントは必ず守る

etc........



投資スタイルや手法により異なりますが、もっと多くの《取り決め事》をして、その《取り決め事》を必ず守り、その《取り決め事》を検証し、うまくいかなければ《取り決め事》に修正を加えて、《取り決め事》を確実に実行していかなければ、行き当たりばったりの《勘》による投資では、リターンを確保し続ける事はまず無理でしょう。


会社経営において『利益』を確保し続ける事も同じです。


・いつまでに
・どれだけ

『利益』を上げなければならないのか?


『利益』を上げなければならない理由は、事業継続のため、お客様に常に喜んでいただけるように研究・開発をするため、お客様と共に豊かさを追求する社員やメンバーのため、様々な理由があります。


その全ての理由が会社経営の『目的』となる『経営理念』に照らし合わせたときに、矛盾する事なく繋がって(つながって)いる事が大切です。


『目的』に矛盾する事なく繋がっている『目標』を、誰が見てもわかるようにする《取り決め事》が『経営計画』です。


誰が見てもわかるような《取り決め事》ですから、全ての『目標』は数量化されていなければなりません。


『目標売上金額』

『目標利益金額』

『目標売上数量』

『目標売上数量』を達成するための行動方法(何をどのようにするか?)

『目標売上数量』を達成するための『目標行動量』

etc........



マネジメントをするためにも、《数量化》は重要なポイントなんですねぇ。



マイナスのリスク管理がリスクマネジメントだと思われがちですが、それだけではありません。



プラスのリスクである『利益』を確保し続けるためにも、しっかりと『経営計画』と『行動計画』のセットでリスクマネジメントしましょう。




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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager のアキバです。


今夜はリスクマネジメントと利益の関係〜第1章・事業継続のための利益〜をお送りします。


多くの方々、特にリスクマネジメント関連のセクションに所属されている方は《事業継続》と聞くと、BCP(事業継続計画)とかBCM(事業継続マネジメントとかBCMS(事業継続マネジメント・システムを思い浮かべるでしょう。


確かに予期せぬマイナスのリスクに備え、対策を打っておかなければ、復旧に掛かる時間も長くなってしまうでしょう。


時間が掛かれは掛かるほど、復旧に掛かる費用も大きなものになってきます。

復旧するまでは売上も落ち込みますので、経済的損失は現実化したマイナスのリスクに対する損失だけではなく、完全復旧するまでの期間に対する売上の機会損失分も含まれます。




さてさて、それでは一般的にBCPで取り上げられるリスクを挙げてみてください。


一般的には大地震・雷・新型インフルエンザといった、避けようにも避けられないリスクが対象とされています。
(その方がわかりやすいですからねぇ〜)


そんなリスクが本当に発生したら、小さな会社では損失を吸収しきれないところが凄く多いでしょう。


小さな会社の場合には、そんなに大きくないマイナスのリスクに対しても、十分に対策を準備しておく必要があります。


例えば「社員のミスにより納入した商品に大量のロスが発生してしまった。」とか、「人間関係の縺れ(もつれ)で主要な社員が辞めてしまった。」といったリスクでも、小さな会社にとっては大きなダメージとなってしまいますよね。



そのようなリスク・ファイナンス(保険等によるリスク対応)が効かないリスクに対しては、人才教育により発生頻度を低くしていきながら、もし発生してしまった場合の損失補填としての『お金』を準備しておかなければなりません。



その『お金』を生み出すのが『利益』です。



ぼったくってシコタマ『利益』を上げろなんて言いません。


お客様にそのチームや組織だからこそ提供する事が出来る価値を提供し続けていくために必要なものが『利益』なのです。


「お客様のために、利益なんてカツカツで、ほとんど赤字覚悟でやってます!」なぁ〜んて言ってたら、大切なお客様に価値を提供し続ける事が出来なくなるかも知れませんから、ご注意ください。




しっかりとお客様から『ありがたい』と思っていただける価値を提供して、しっかりとお客様から『ありがとうの対価』である『お金』をいただいて、しっかりとお客様に『ありがたい』価値を提供し続ける。


事業継続のための利益。


よぉ〜〜く、考えてみましょう!



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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager のアキバです。


秋も深まり寒暖の差が激しくなって参りました。

経済も株価の動きが激しくなっております。

こんな景気の不安定な時こそ、間違いのないリスクマネジメントが必要ですね。


マイナスのリスク=損害が発生した時に、その損害を補うのが『お金』です。



発生頻度が低い損害で損害額が大きいリスクは、保険でカバーします。

発生頻度が高い損害で損害額が大きいリスクは、外部に委託するか撤退する事を検討します。

発生頻度が高く損害額が小さいリスクは、社員やメンバーの成長によってカバーします。(発生頻度を少なくするための教育や研修など)

発生頻度が低く損害額が小さいリスクは、現金でカバーします。


しかし、発生頻度が高く損害額が小さいリスクでも、発生した損害をリカバリーするためには現金が必要であり、保険でカバーするリスクについても保険料を支払うための『お金』が必要なのです。

リスクマネジメント=保険という固定観念や既成概念は捨てていただいた方がいいですね。


プラスのリスク=投下した資本に対するリターンにおいても、現在のように大きな外部環境の変化の煽りを受けて、想定したリターンが得られない事もあるでしょう。


マイナスのリスクに備えるにも、プラスのリスク減少=リターンの減少に備えるにも必要なのは『お金』です。


お客様に対して価値を提供し続ける=事業を継続していくためには、リスクに備える事が出来る『お金』=利益が必要ですね。


価値に見合った適正な利益をしっかりと上げて、安心・安全な経営を目指しましょう。


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こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。


今宵はダメダメ言ってダメだし系の先生や上司、コンサルタント等について考えてみましょう。



例えば野球のコーチが

「そんなスイングじゃダメだ!」

「何でその球が取れないんだ!」

「もっと早く走れるだろ!」

「もっと考えて投げろ!」

「なんで点が取れないんだ!」


っとダメだしばかりしていたら、どうでしょう?

選手が育つわけないですよねぇ〜。


あっ失礼、その表現は適切ではありませんね。


選手は選手自身が頑張って勉強して練習すれば育ちますから、それを言うなら《そのコーチの存在価値が希薄》と言った方がいいですね。


「喝を入れてもらった方が気が引き締まっていい。」という選手であれば「気が引き締まる」という効果だけはあるでしょうが、「何」を「どうすれば」「どうなるのか」についての氣づきも与えられないのであれば、本当に《存在価値が希薄》ですよね。



さてさて、あなたの周りやあなた自身はいかがでしょうか?


「そんなプレゼンじゃダメだ!」

「何でそのアポが取れないんだ!」

「もっと早く売れるだろ!」

「もっと考えて説明しろ!」

「なんで新規顧客が取れないんだ!」


っとダメだしばかりしていませんか?


そんなダメだし系の先生や上司、コンサルタントは《存在価値が希薄》ですよね。


自ら自発的・能動的に仕事をしようとしていない人にダメだしをしても、反発されるだけです。


スポーツ選手にスパルタが通用するのは、選手自身が『本氣』で『心・氣持ち・情熱』を込めて、そのスポーツをやっているからです。

体力や氣力の限界が来ると引退するでしょう。

『本氣』だからこそ、自ら強い意思決定が出来るのです。



本来は自らが『本氣』になり、『心・氣持ち・情熱』を込めて《やりたい事》に仕えるのが仕事ですが、裏を返せば《やりたい事》が見つからない=夢がない世の中になってしまったのかも知れませんねぇ。


もしそうであれば、やるべき事は明確でしょう。


その仕事が

・『心・氣持ち・情熱』を込めてやり続けられる仕事なのか?

・惰性で続けてはいるものの『心・氣持ち・情熱』を込められていないのか?

について確認し、

・『心・氣持ち・情熱』を込める事に対する障壁となっている物事に気づかせて、

・その障壁を取り除いたり、乗り越えるためのアドバイスをする

事が先生や上司、コンサルタントのやるべき事でしょう。



勿論、自分自身がその仕事に対して

・『心・氣持ち・情熱』を込めてやり続けられる仕事なのか?

・惰性で続けてはいるものの『心・氣持ち・情熱』を込められていないのか?

について確認し、

・『心・氣持ち・情熱』を込める事に対する障壁となっている物事に気づき、

・その障壁を取り除いたり、乗り越える

事を実行していれば、自己革新につながります。



阪神タイガースのピッチャー・下柳選手は、こんな事をおっしゃってました。


「出来ない理由を探すのではなく、続けていく理由を探して欲しい。」



「何でダメなんだ!」っと一喝してダメな理由を聞いたところで、有益な回答なんて得られません。

ダメな理由がわかっているのにも関わらず、ずっとダメなのであれば、本当ダメダメです。

普通はダメな理由がわからないからダメな結果しか残せないのです。

ダメな理由にうまく気づかせて、どうやったら克服する事が出来るのかアドバイスをする方が、よっぽど早く良い結果に結び付くでしょう。


そして「続けていく理由」である『やりたい事』=『目的』の再確認が『経営理念』を基に常日頃から行われている状態が理想的でしょう。



そこで一句

********************************************************

ダメダメと

ダメな理由を

探すより

壁を見つけて

乗り越えましょう


********************************************************

お後がよろしいようで。



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