腸、大切にしてますか?
大変ご無沙汰しておりまして、申し訳ございません。こんにちは、企業健康アドバイザー、経営理念コンサルタント、リスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。
お久しぶりの本日は、企業健康アドバイザー・秋葉亮爾 と致しまして、腸から身体全身を健康にする方法をお伝えしたいと思います。
腸、大切にしてますか?
全身の免疫細胞の約6割が集中するという腸。
ところが両刃の剣で、腸は便が作られる場所。
脂質の多い食事を致しますと、脂質の消化吸収を高めるために胆嚢から胆汁酸が放出されます。
この胆汁酸が腸内に留まりますと、ウェルシュ菌などの悪玉腸内細菌によって酸化し二次胆汁酸という物質に変化します。
これとは別に肉や魚などのタンパク質に含まれる第二級アミンという物質に、主に発色剤として使われる食品添加物・亜硝酸塩やほうれん草・チンゲン菜・ごぼう等に多く含まれる硝酸塩が加わりますと、ニトロソアミンという発がん性物質に変化します。
※その他のニトロソアミン生成については、コチラをご覧ください。
二次胆汁酸は主犯格のニトロソアミンと共犯となり、発癌性作用を引き起こしてしまうそうです。
ちなみに、コレステロールの多い食べ物でも胆汁酸は多く放出されると言われておりますが、コレステロールが多い食べ物として目の敵にされがちなのが、卵(鶏卵)。
実はこの卵は、中性脂肪や悪玉コレステロールを増やしやすい「ミスチリン酸」の含有量が少なく、コレステロールを低下させる「レシチン」が多く含まれているため、実際に卵を毎日3つずつ食べるといった実験でも血中LDLコレステロールを減少させる効果が認められております。
※武田邦彦教授のブログ
※社団法人 日本養鶏協会のサイト
少し脱線してしまいましたので、そろそろ本題に戻りましょう。
腸内環境の悪化や大腸がんの原因は、一般的には『 肉食 』や『 食の欧米化 』が原因とされていますが、一番はさしの入った動物性脂質たっぷりの肉、油を多く使った調理法、それにスナック菓子・・・といった、脂質たっぷりの食事をしている事が腸内環境を悪化させる原因です。
脂身の少ない肉、魚、豆、野菜の食物繊維、キノコ類の食物繊維、海藻類の食物繊維をたくさん食べ、ヨーグルトや納豆等の発酵食品を食べる事によって快便を心掛けていれば、自然と腸から免疫力を高めて行けますね。
そこで今度は、全身の免疫機能の約60%を占めていると言われております「腸」を健康に保つために食べたい『 食物繊維 』について書いてみたいと思います。
※免疫力の約60%が「腸」に集中しています。
食物繊維といえば皆様おそらく、1日350gの野菜を食べましょう!・・・なんて事を思い浮かべることと思います。
ところが、野菜にも食物繊維が多い少ない、様々あるんですよねぇ。
※食べ物に含まれる食物繊維
ちなみに、食物繊維には野菜の他にもキノコ類、海藻類からも摂取する事が出来ます。
キノコ類には免疫力を高める効能があるものが多く、海藻類には必要なミネラルを摂れるものや自然治癒力を高めるとされているフコイダンを含むものが多いんですよね。
それぞれの食物繊維含有量詳細は後ほどWebでお調べ頂ければおわかり頂けると思いますので、取り急ぎ海藻類・キノコ類・野菜のうち、何がおすすめかを下記に載せさせて頂きます。
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海藻類の食物繊維・フコイダン=モズク、メカブ
茸類の食物繊維・エリンギ、松茸、椎茸、舞茸、エノキ、しめじ
野菜の食物繊維・ごぼう、菜の花、たけのこ、モロヘイヤ、オクラ、ブロッコリー、かぼちゃ
【プラスαで「なめこ」】
なめこの効能・粘膜を丈夫にするムチン、代謝を良くするナイアシン、関節をスムーズにするコンドロイチン、+食物繊維
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※フコイダン
※きのこの効能
※なめこの効能
まずはしっかりと食物繊維の含まれている食べ物に、ヌルヌルヌメヌメ食材(モロヘイヤ、オクラ、メカブ、ナメコ、納豆、山芋など)をプラスして食べて頂きますと、腸内洗浄に効果がありますね。
それでもお腹の洗浄がうまくいかない方。
先ほど日本テレビ系列の世界一受けたい授業でもやっておりましたが、「ねじれ腸」「落下腸」なるものがあるらしいですよ。
※久里浜医療センター様のサイト「ねじれ腸について」
※久里浜医療センター様のサイト「落下腸について」
私は「ねじれ腸」や「落下腸」につきましては、あまり詳しくはわかりませんが、腸内環境を改善するための方策と致しまして、『 腸モミ 』がひとつ有効な手段であることを以前FBの知り合いの方から教えて頂きました。
※1日1分もんでほぐすだけ!腸マッサージ
※美と健康ダイエット 【腸もみマッサージ】
※腸マッサージ方法
まず第一に腸内から排出、そしてヨーグルト・納豆・酢・チーズなどの発酵食品によって腸内環境を整えることを目標に、ぜひ皆様もチャレンジしてみて頂ければと思います。
※発酵食品
逆に、脂質と粉ものなどの炭水化物をたっぷり食べ続けますと、腸内には宿便がべっとりと粘り付き、大腸がん発症のリスクは急上昇してしまいます。
近年、大腸がんの罹患率が高まって来ているのは、肉食ではなく脂質と炭水化物によるべっとり宿便だと、私は考えております。
腸を健康にすれば、全身も超健康。
良質なたんぱく質と食物繊維で、超健康な腸を目指しましょう。
※肉を食べても太らない!赤身肉でやせ体質をつくる2つのルール