計画を立てる本当の理由
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今年も残すところ、あとわずか2週間となりました。営業日ベースで納会まで考えると、8日しかありません。
さて、今宵はそんな大切な日々、時間を無駄遣いしないための『計画』について、先日ご紹介いたしました本『超シンプルなさとり方』を通して考えてみましょう。
人生が楽になる 超シンプルなさとり方 (5次元文庫 ト 1-1)
自分という実体が存在しうる時間と場所は、『いまここ』です。
『いまここ』で自分の頭の中にある未来は、過去の経験値や様々な情報を『思考』により組み合わせて作り上げられたものです。
人は『いまここ』から過去へは戻ることが出来ません。
未来は『いまここ』で《何が起きるか》《何をするか》《あるいは何かをしないか》により、変幻自在に変化します。
そうです、未来を予想しても、ほとんどの場所それは『変幻自在の幻』に過ぎません。
それは、未来を予想した人の私的な理想や恐れが反映されたものになる事と、『いまここ』で自分は予想通りに動いたとしても、自然界や宇宙も含めて全てが予想通りになる事はあり得ないからです。
それでは、なぜ『計画』を立てる必要があるのでしょうか?
確かに一寸の狂いもなく『計画』通りに上手くいった事なんてないし、『計画』立てるのにも時間がかかるんだから、この際『計画』なんて立てない方がいいのでは‥‥‥っと思ってしまった方、まぁ、そう焦らずにもう少し一緒に考えましょう。
日々の仕事の上で、いろんな決断の場面がありますよね。
その決断の時に、あなたはこれまで、迷わずスパッスパッと決断をする事が出来ていましたか?
実は『計画』とは、大切な『いまここ』を無駄にしないためのリスクマネジメントなのです。
人は過去の経験から自らの『思考』の枠組みを決めてしまいます。
そして、決められた『思考』の枠組みから自分の置かれている立場や環境を受け入れたくない事もあります。
しかし、『いまここ』において自分自身がその立場や環境に置かれているのは、紛れもない事実です。
フラストレーションが溜まろうと、ネガティブな発想になろうと、それは過去の経験や様々な情報を組み合わせて『思考』しているからであり、『いまここ』での経験や立場から逃れる事は出来ません。
自分という実体が存在しうる時間と場所は、『いまここ』だけなのです。
未来は『いまここ』で《何が起きるか》《何をするか》《あるいは何かをしないか》により、変幻自在に変化するものなのです。
待っていても、頭で『思考』していても、明るい未来を引き寄せられる訳ではありません。
『願い』も同様に、頭の中の『思考』のみであれば、本当は叶わないのです。
未来に《こうなっていたい》とか《〇〇が欲しい》と『心・気持ち・情熱』を込めて、本気で強く思い続ける事により、自らの内から湯水のように湧き出るパワーこそが、未来を引き寄せるのです。
そのためには、『いまここ』を全て受け入れる必要があります。
人のせいにしたり、環境のせいにしたり、運命のせいにする事なく、『いまここ』は全て『すでにそうあるもの』として一度受け入れるのです。
そうすると、自分が『いまここ』でやるべき事が浮かび上がってきます。
そうは言っても、決断を迫られた時に人は迷うものです。
『心・気持ち・情熱』を込めて、本気で強く思い続ける事により、自らの内から湯水のように湧き出るパワーこそが、『心の錬金術』であるとわかっても、100%迷いを無くす事は難しいでしょう。
ですから、予め『計画』を立ててリスク計算をし、想定される結果に備えておくのです。
(注:この場合のリスクとはマイナスの純粋リスクではなく、ビジネスリスクです)
想定される結果に備える事により迷いを減少させ、『いまここ』を大切にするのです。
迷い悩んで行動が遅れるたびに、理想的な未来は遠ざかります。
理想的な未来に繋がらない余計な物事に捕らわれていても、理想的な未来は遠ざかります。
《引き寄せたい》と頭で考えているうちは、大切な『いまここ』を無駄に消費しているに過ぎないのです。
いま、地球環境は危機的な状況に追い込まれています。
あなたのお子さんや、お孫さんが安心・安全に暮らす事が出来ない地球環境を望みますか?
誰しも、そんなものは望まないと思います。
まず、自分の身近なところから。
そして、実践する組織の単位を少しずつ大きくしていきましょう。
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