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こんばんは、アキバです。

ずいぶんご無沙汰してしまいまして、申し訳ございませんでした。


お久しぶりな今夜は、『セールスポイント』のお話です。


あなたは突然「あなたのセールスポイントは何ですか?」っとか、「あなたの会社が他の会社よりも優れているところは、どこですか?」っと聞かれたら、すぐにわかりやすく答えられますか?


最近では他人の評価ばかりを得意にしている人が目立つようになってきました。


誰かが「そりゃあ悪い事だ。」と言えば、追随して「悪い!悪い!」と騒ぎ立てるケースもよくあります。


日本人は特に「みんながやっているから」とか「決まり事だから」という事に流されやすいようです。


他人に流されやすい気質が強くなると、映画・ミストや漫画デビルマンデビルマン 全5巻セット 講談社漫画文庫
のように、群集の心理が発生するような状況下におかれた時に、一般の民衆が暴徒化する可能性が非常に高まってしまいます。



おっとっと、ちょっと話がそれてきちゃいましたので、戻りましょう。


セールスポイントを明確にする事は、そのまま『差別化』につながります。


「人を差別するな!」っていう差別ではなく、ビジネス上よく使われる『差別化』です。


難しく考えたり、マーケティングや戦略論の専門用語を並べる必要はありませんよ。


「自分らしくやってみたら他の人とはちょっと違っていた。」とか「他社とはちょっとセンスと品の良さが違っている。」とか、はじめはそんな程度でもいいんです。

『それ』を見つけて追求していくと、『それ』意外の事は他の得意な人や組織にお願いするようになります。

自分が出来る事を自信を持って提供し、思いやりをもってお互いに支援しあう社会、自立型相互支援社会を確立して地球規模、宇宙規模での平和を目指したいものです。



そうは言っても、実は自分の事って案外気が付かないものですよねぇ。


例えば多くの日本人は、イースター島のモアイ像を《不思議なモノ》と思うでしょうが、お地蔵さんは《不思議なモノ》とは思わないでしょう。

日本には石仏やお稲荷さんのお狐様や狛犬がいっぱいあります。

お葬式では敬虔な仏教徒かと思いきや、神社にも神頼みをしますし、クリスマスも楽しみますし、結婚式では宗教の枠組みも国境も飛び越えて和服からドレスにお色直しをしたりもします。


少し前に日本テレビ系のズームインサタデーで放送された、アキバ(秋葉原)に来ている外国の方へのインタビューの中に「日本は何でもありなところが面白い。」っという回答がありました。


建物は伝統的な神社仏閣や茅葺き屋根の古民家から、近未来的な(ひっ、表現が古過ぎますね‥‥)建物までありますし、生活スタイルもファッションも、様々なものを受け入れてしまう国、日本。



そんな日本は外国の方から見れば

《良いものは良いものとして受け入れ、『個』を尊重しながら平和に調和している国》

っとも見えるようです。




ですが、日本人自身はなかなかそんな風に思えないですよね。


お地蔵さんも《不思議なモノ》でなければ、和洋折衷は当たり前ですし、最近は「脂舌」になってしまって繊細な感覚が無い人も増えてしまいましたが、出汁の繊細な『旨味』を味わう事や、味のある器に芸術的に食べ物を盛り付ける感性も、《普通の事》なので、特に人と違うようには思わないでしょう。


ところが視野を広げてみれば、いろんなセールスポイントがある事に気づくでしょう。


自分が普段生活している範囲に止まらず(とどまらず)、いろんな人脈を持つ努力をしたり、異業種交流会に積極的に参加してみたり、プライベートで新しいスポーツに挑戦してみたりする事は、あなた自身やあなたの会社が日々の忙しい業務に流されて見えなくなってしまったセールスポイントに気づかせてくれる事でしょう。



いろんな人とコミュニケーションを取っていれば、周りからあなた自身やあなたの会社のセールスポイントやウィークポイントを教えていただけるようになるでしょう。


初めは「こんな感じでもいいのかなぁ〜?」っと自信がないようなセールスポイントでもいいんです。


自分自身や会社や組織全体として『心・気持ち・情熱』を注ぎ込む事が出来るものを一つ追求してみましょう。

そして、『それ』を自分自身や会社や組織全体としてのセールスポイントとして、いろんな人に言って回りましょう。

広く視野をもって、聴いていただいた人達の反応を深く観察しましょう。

悪い反応があっても、謙虚に受け止めて改善しましょう。

良い反応があれば、どこが良かったのか聴いてみましょう。

そして、良いものを残して伸ばしていきましょう。


連休明けで今一つキレが無く申し訳ありませんでしたが、最後までお付き合いいただきまして、本当にありがとうございます。


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