リスクマネジメントと利益の関係〜第2章・利益確保のリスクマネジメント〜
こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified RiskManager のアキバです。
今夜はリスクマネジメントと利益の関係〜第2章・利益確保のリスクマネジメント〜をお送りします。
前回は、小さな会社ほど事業継続のために『利益』が大切だという事をお伝えしました。
リスクマネジメントと利益の関係〜第1章・事業継続のための利益〜
そこで今回は、その大切な『利益』を確保するためのリスクマネジメントについて考えてみましょう。
みなさんは株式投資やFX等の資産運用をされていらっしゃいますか?
リターンを確保するため、リターンを確保し続けるためには、いくつかの《取り決め事》が必要ですよねぇ。
例えば………
・過度な資金を投入しない
・ロス(マイナス)が発生した時のロスカットのポイントを予め決めておく
・ロスカットのポイントは必ず守る
etc........
投資スタイルや手法により異なりますが、もっと多くの《取り決め事》をして、その《取り決め事》を必ず守り、その《取り決め事》を検証し、うまくいかなければ《取り決め事》に修正を加えて、《取り決め事》を確実に実行していかなければ、行き当たりばったりの《勘》による投資では、リターンを確保し続ける事はまず無理でしょう。
会社経営において『利益』を確保し続ける事も同じです。
・いつまでに
・どれだけ
『利益』を上げなければならないのか?
『利益』を上げなければならない理由は、事業継続のため、お客様に常に喜んでいただけるように研究・開発をするため、お客様と共に豊かさを追求する社員やメンバーのため、様々な理由があります。
その全ての理由が会社経営の『目的』となる『経営理念』に照らし合わせたときに、矛盾する事なく繋がって(つながって)いる事が大切です。
『目的』に矛盾する事なく繋がっている『目標』を、誰が見てもわかるようにする《取り決め事》が『経営計画』です。
誰が見てもわかるような《取り決め事》ですから、全ての『目標』は数量化されていなければなりません。
『目標売上金額』
『目標利益金額』
『目標売上数量』
『目標売上数量』を達成するための行動方法(何をどのようにするか?)
『目標売上数量』を達成するための『目標行動量』
etc........
マネジメントをするためにも、《数量化》は重要なポイントなんですねぇ。
マイナスのリスク管理がリスクマネジメントだと思われがちですが、それだけではありません。
プラスのリスクである『利益』を確保し続けるためにも、しっかりと『経営計画』と『行動計画』のセットでリスクマネジメントしましょう。
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