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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager の秋葉です。



この週末は初夏のような暑さがやって来ましたねぇ。

満開の桜に賞賛された桜花賞馬・ブエナビスタも熱いレースを観せてくれました。



さてさて“熱い”といえば、『経営理念』に対して最も熱い思いを持っている(筈な。。。)のが、経営者・社長です。

現在のような不況下においては、「社長業」が一番適しているなんて事をおっしゃる方もいらっしゃるようです。

しかし、一方では『社長道』といわれるように、武道や茶道と同様に礼節を重んじ、高い人間力を養う事、もしくは礼節を重んじ、高い人間力がなければ務まらないとも言われます。


そこで今夜は『社長道』について考えてみましょう。




社長は会社の中で「一番難しい問題に挑戦する権利」を持っています。


社長は会社の中で「一番社員やメンバー全員の意見をすべて聴いた上で、最後に意思決定する事が出来る権利」を持っています。


社長は会社の中で「社員やメンバー全員のお手本になる事が出来る権利」を持っています。


社長は会社の中で「社員やメンバー全員の将来を左右する重大な意思決定をする権利」を持っています。



その他にもチャンクダウン(=考え方の塊や階層を小さく分けていく事)すれば、《会社の中で唯一の様々な権利を持っている》のが“社長”です。




しかし、これを暗病反(あんびょうたん)な言葉でネガティブに受け止めるとどうなると思いますか?




社長は会社の中で「一番難しい問題を解決しなければ」ならない。


社長は会社の中で「一番社員やメンバー全員の意見をすべて聴いた上で、最後に意思決定しなければ」ならない。


社長は会社の中で「社員やメンバー全員のお手本にならなければ」ならない。


社長は会社の中で「社員やメンバー全員の将来を左右する重大な意思決定しなければ」ならない。


しかも会社の中で唯一、ひとりきりなので、相談相手もいない。

それでも、Time is money だから的確かつ迅速な意思決定を要求される。

さらに社員やメンバーの生活を守る責任までのしかかってくる。

結局、全部自分ひとりきりで全責任を負わなければならない。
etc‥‥‥‥‥‥‥‥‥



このように、たった一つのちょっとしたネガティブな感情からでも、心理的に追い込まれてしまうのが“社長”です。


私の知っている小さな会社の社長さんの中にも、実際に精神的な病を持たれてしまった方がいらっしゃいます。


中小企業経営者の一番の相談相手である税理士・会計士の先生方からも、「最近、抑鬱症状のある社長が増えてきた」と聴いています。



それだけ“社長”とは《強い精神力》と《高い人間力》、そして《あたたかいまごころ》が必要なのですね。


勿論、明元素(めいげんそ)な言葉でポジティブに考える事は、社長でなくても大切な事ですから、経営者ではない方もお忘れなく。



そこで一句


winwinwinwinwinwinwinwinwinwinwinwinwinwinwin


極めれば

社長道とは

人間を

強く優しく

育てるものよ


winwinwinwinwinwinwinwinwinwinwinwinwinwinwin


お後がよろしいようで



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