序列の価値観と思考の枠組み
いつも自分と他人を上下、勝ち負け、優劣、強弱などにより
無意識に比較していませんか?
無意識に他者比較をしてしまうのは、『序列の価値観』によるものです。
『序列の価値観』が強いと、相手の力量・潜在能力・可能性等の大切なものが見えなくなる事があります。
特に、年齢が若くライバル意識が旺盛な時期に、自ら起業したのではなく、上司から大抜擢されたり、事業承継によって重要なポジションを任された場合には注意が必要でしょう。
「組織で上に立つ者」
「上司として、あるべき姿」
といった事を意識したところに『序列の価値観』による無意識な意思が加わると、部下の力量・潜在能力・可能性等をしっかりと分析(観て、知って、活かす)する前に、上司である自分の経験から来る固定観念・既成概念の枠組みに一旦収めてしまうようになります。
一旦自分自身の枠組みに収めてしまうと、その枠組みが限界点となってしまいます。
本当は自分自身の経験してきたスピードよりも何倍も早く成長する(成長させる)方法があるのに、その方法に目を向けられなくなるのです。
まぁ、部下の力量・潜在能力・可能性等を考慮もせずに、難し過ぎる問題をやらせて、責任も部下に取らせるようなケースよりはいいですが‥‥‥‥
〜つづく〜
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