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2010年に期待されるモノ〜6〜

とっても小さなリスクですが、どんな組織やチームでも頻繁に発生するのが、

“コミュニケーション・エラー”

を原因とするヒューマンエラー(=ケアレスミスやイージーミス)です。



ちょっと聞いて確認しておけば良かったのに・・・・・

ちょっと気を利かせて事前に伝えておけば良かったのに・・・・



わからないなら自分だけで考えていないで、教えてもらえば良いのに・・・・

はじめから教えておけば間に合ったのに・・・・・



“わからない”状態は《アキバの動物からカリマス(借ります)理論》から、

わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃

というサイクルを生み出します。


コミュニケーション・エラーは、“わからない”状態から逃避するために

“思い込み”や“思い違い”

を“わからないモノゴト”と置き換える事によって発生します。



わからないモノゴトを確認したり、事前にしっかりと伝える事で防ぐ事が出来るリスクはとっても多いのです。


携帯型ゲームに没頭したり、PCを通じたコミュニケーションが多くなってきた現代では、普段は健常な方でも職場においては健常者とアスペルガー症候群のボーダーに近い状態になってしまうケースも見受けられるようです。



そこで、2010年に期待されるモノ第6弾といたしまして、

“コミュニケーション・コンサルタント”

を挙げてみました。



人脈を広げるためのコミュニケーション・スキルや、売上を上げるためのコミュニケーション・スキルではなく、基本的な人と人とのつながりや根本的な人間関係から心理学の裏付けを通じて教えていただく事が出来る“コミュニケーション・コンサルタント”が、今の世の中には必要なようです。


他人を評価したり、上手く人を使うための道具としての心理学ではなく、より多くの人がひとり一人の個性をもった上で自立し、お互いに協力、支援しあうための自己分析・自己改善のための心理学をベースとして、まごころをもったコミュニケーションのあり方を教えていただける“コミュニケーション・コンサルタント”。


勿論、仕事以外にも“婚活”や自治会、管理組合、スポーツチーム、ご家庭まで、どんなサイズの組織やチームにも有効ですから、ビジネスとしての市場はとっても大きいでしょう。


2010年に期待される“コミュニケーション・コンサルタント”。


まったく新しい分野ではございますが、心理学を学ばれていらっしゃる方々。


是非、事業化されてみては如何でしょうか?




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