なぜ経営理念は浸透しないのか?
こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。今宵は短めに。
「経営理念を浸透させるって、結構難しいよね。」
よく耳にするご意見です。
それでは、なぜ経営理念は浸透しないのでしょうか?
経営理念を壁に掲げても、毎朝みんなで唱和しても、クレドとして肌身離さず携帯させても、一向に上手く浸透しない会社や組織は、山ほどあるでしょう。
経営理念とは、そもそも“目的”であり、組織やチームにおける《意思決定の基軸》です。
実は、理念の中に含まれる《意思決定の要素》をひとつ一つ丁寧に教えるという事が、経営理念を浸透させるという事に繋がるのです。
社員やメンバーひとり一人が何かを思考し、意思決定をする際に、理念に含まれる《意思決定の要素》を理由として決められるように、リーダーは理念を噛み砕いて根気よく教え続ける必要があります。
経営理念を壁に掲げたり、毎朝みんなで唱和したり、クレドとして肌身離さず携帯させても、いざひとり一人が意思決定をするシチュエーションでバラバラの解釈であれば、努力が無駄になってしまいます。
大きなチャンクの理念だからこそ、しっかり噛み砕いて、根気よく伝えていきましょう。
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