「 コンサルタント 」なんて言うと失敗しがちなこと
こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。またまた大変ご無沙汰しておりまして、申し訳ございません。
本日も、ブログスカウト様からお誘いをいただきました、NTT番号情報株式会社様が運営していらっしゃる、士業や専門家の情報をいろいろと検索する事が出来る
iタウンページ『 専門家iタウン 』
の中にございます
専門家ブログ
の企画記事と致しまして、私が「コンサルタント」と名乗り始めた頃にやってしまった失敗談を、お恥ずかしながら披露させていただきます。
私が初めて「 コンサルタント 」を名乗らせていただいたのは、前々職の会社に転職した時からです。
当初は生損保の総合乗合代理店+不動産+投資顧問+相続等の個人資産コンサルティングを行っているだけの会社だったのですが、より崇高なイメージを持っていただくために《 財務のコンサルティング会社 》 という会社案内をさせて頂いておりました。
今考えれば、
「あんた、財務の何がわかるんだっ!」
っとお叱りをいただくような社員でも、《 財務コンサルタント 》 として日々営業活動を行っておりました。
私は証券業界出身で、デリバティブのディーラーも経験させていただいておりますが、その当時は保険も素人に近く、税務の知識も乏しく、当然のことながら財務も会計も素人でした。
そんな状況であってもイメージ戦略として《 財務コンサルタント 》 を名乗るわけですから、当然のことながら次のようなことを仕出かしてしまいます。
・ 知ったかぶり
・ハッタリ
・わざわざ専門用語を並べて難しそうに話す
今考えれば、総て見透かされていたことと思います。
当然のことながら、言葉は精彩を欠き、コンサルタントなんて名ばかりの物売り状態だったと思います。
反論されれば、負けん気たっぷりで反論を仕返し、自分の知識を「これでもか」とばかりに過大に表現してでも、自分を良く魅せたいという気持ちがあったように思います。
これは私自身が
「コンサルタントとは崇高なイメージで、社会的立場も高く、誰からも尊敬されるべき人」
なんて、勝手に想定してしまっていたからでしょう。
その会社に入社した際に会社案内のロープレ等を通じて、そんなイメージを持ってしまったんですねぇ。
まぁ、そんな恥ずかしいことに気づき、私がずっと貫いている個人理念としての
『 困っていらっしゃる誰かのために・・・・ 』
『 力になりたいあなたのために・・・・・ 』
という部分を忘れかけていたことにも気づき、
“ 本物のコンサルタントになろう ”
と志を再確認することが出来たからこそ、今日の私があるんだと思います。
この失敗から学んだことは大きいですねぇ。
思い出して恥ずかしいことは、乗り越えれば大きく強いバネとなります。
自分自身も反面教師に成り得るということですねぇ。
私はこれからも、想定するお客様に対して “ 本氣 ” で 『 心・氣持ち・情熱 』を込め続け、
カウンセリング型のコンサルタント、末永くお付き合い頂けるパートナーとしてのコンサルタントで
あり続けるために、
かつての恥ずかしい思い出を敢えて思い出すことによって、
謙虚に反省と改善を繰り返し、
日々精進して参ります。
ありがとうございます。