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JUDGMENT DAY



今日、新しい事が始まりました。



“目的”に対して本氣で『心・氣持ち・情熱』を注ぎ込める仲間って、素晴らしいですね。



まずは、“はじめの一歩”から頑張ります。






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こんばんは、アキバです。


今宵は共依存なお医者さんと、自立型相互支援的なお医者さんのお話をひとつお届けいたします。


町のお医者さんをイメージしてください。


ちょっと風邪をひいたり、子供が熱を出した時によく行くようなかかりつけのお医者さんです。


あなたは最近どうも疲れが取れにくく、肌艶がなくなってきた患者さんだとします。


次の2つのタイプのお医者さんに診てもらったとしましょう。


*********************************


【町のお医者さんA】

「まぁ、それは大変ですねぇ。でも心配ないですよ〜。私がちゃ〜んと治してあげますからねぇ〜。」


【町のお医者さんB】

「まぁ、それは大変ですねぇ。お酒飲み過ぎたり、睡眠時間が短かったりしてませんか?」
「普段のお食事はちゃんと栄養バランスを考えて食べてますか?」
「まずは診察してみましょう。」



【町のお医者さんA】先生も【町のお医者さんB】先生も、そう言って同じように診察してくれました。



診察の結果、どうも気になるところがあり、【町のお医者さんA】先生も【町のお医者さんB】先生も、血液検査をした方が良いとおっしゃいます。


あなたは先生がおっしゃる通り、血液検査を受けて、後日改めて結果を聞きに行きました。




【町のお医者さんA】

「ちょっと気になるところはありますけど、大丈夫ですよ。頑張って食生活を改善したり、運動したり、アルコールを控えたりして改善していけばいいんですからねぇ。」「私が診てますから、大丈夫ですよ。」



【町のお医者さんB】

「ちょっと気になるところがあります。」
「現状では大事には至らないと思うんですが、兆候としては気になりますので、出来れば私の紹介する大学病院で再度精密検査を受けていただけませんか?」
「あなたの身体は、あなた自身でしか守りきれないのですから、いろいろ節制もしていただく必要もあります。」



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さてさて、あなたは【町のお医者さんA】先生と【町のお医者さんB】先生のどちらのタイプが好きですか?

どちらのタイプが安心出来ますか?



人は不安な時に、いち早く不安から解放されたいと思うでしょう。

【町のお医者さんA】先生は、「大丈夫、大丈夫」って言ってくれますから、不安をいち早く取り去ってくれるような気がします。

友達に悩みを相談した時に慰めてくれるのと同じように、「先生が大丈夫って言うんだから、大丈夫だよなぁ。よかった。」って思ったりしませんか?



【町のお医者さんA】先生も、【町のお医者さんB】先生も、『予兆』が現れている事を示しています。


【町のお医者さんA】先生は、「ちょっと気になるところはあります(けど、大丈夫です)よ。頑張って食生活を改善したり、運動したり、アルコールを控えたりして改善していけばいいんですからねぇ。」っと言っています。

大丈夫とは言っていますが、アルコールを控えたり、食事制限をしないとまずい事を示唆しています。


【町のお医者さんB】先生は、明確に精密検査と食事制限を勧めています。



あなたの症状は、どんな症状でしたっけ?


「最近どうも疲れが取れにくく、肌艶がなくなってきた。」っという症状でしたよね。


【疲れが取れにくい】+【肌艶がなくなってきた】≒【肝臓が悪いかも知れない】

っと、私ならば気になります。

そして、「白目が黄ばんでいないか?」「口臭がキツくないか?」「舌の色は?」「爪には変なスジが入っていないか?」等を確認します。


セルフチェックでそこまで出来なくても、【肝臓が悪いかも知れない】という『予兆』に気づいていれば、早く治療や自己管理を始めるに越したことはありませんよね。



実は【町のお医者さんA】先生は共依存なお医者さんです。

【町のお医者さんB】先生は自立型相互支援的なお医者さんです。


【町のお医者さんA】先生は良かれと思って「大丈夫ですよ〜」っと安心してもらおうとしていますが、確実に【町のお医者さんB】先生よりも対処が遅れてしまっています。


【肝臓が悪いかも知れない】患者さんに、「大丈夫ですよ〜、お酒を控えたり、食事制限すれば大丈夫ですからねぇ。」っと言っても、どの程度悪くなっているのかはっきりしていないですし、気持ち的に弱い人ほど「大丈夫!」っていう安心する言葉の方が強く残りますので、患者さんはお酒も控えなければ、食事制限もしないでしょう。


それで症状がもっと悪化してから「専門のお医者さんに手術も含めて相談しに行きましょうか?」なんて事になると、「早く対処していれば手術しなくても良かったのに。。。。。」なんて事になりかねません。



共依存なお医者さんは、相手の立場に立ち入ってしまい、自分も相手も見失ってしまう事があります。

自立型相互支援的なお医者さんは、相手がやるべき事と自分に出来る事、自分には出来なくてもネットワークを介して対処出来る事をキッチリわきまえています。


ですから、言い方は多少キツく感じるかも知れませんが、【町のお医者さんB】先生に診てもらった方がいいんです。





さぁて、経営パワーブロガー アキバがお医者さんのお話をしていても、専門的じゃないからつまらないですよねぇ。


では、【町のA先生】と【町のB先生】を他の『先生』と呼ばれる業種に変えてみましょう!


ついでに【患者さん】は『小さな会社』に変えてみましょう!




町の【小さな会社】が日頃診てもらっている『先生』といえば、税理士の先生や経営コンサルタントの先生ですね。


「ぜ〜んぶ任せてくれれば大丈夫ですよ〜。」という先生と、「会社が強く経営していけるようにアドバイスはします。でも、経営者はあくまでも社長です。貴社が自ら改善の努力をしなければ、決して良くはなりませんよ。」という先生。


ずっと会社の事を診ている筈なのに、経営危機の予兆に気づいている筈なのに、「大丈夫ですよ〜。」っと言っていて、いざヤバくなってから他のコンサルタントに依頼するような先生。




世の中にはいろんな『先生』がいらっしゃいます。




本当に信頼することが出来るのは、お互いの存在を認め合い、自分だからこそ出来る事をわきまえていて、自分に出来ないことを任せられる専門家をネットワークとして持っていらっしゃる方でしょう。


以前にも何度かお伝えいたしましたが、私が教わっている心理学の先生曰わく、共依存的な日本人は最近増えてきているそうです。



「大丈夫、大丈夫」っと言われ目先の確認を任せてしまい、いざという時に「遅かった!!」っと青ざめるよりも、まずは自ら青信号を確認するようにしましょう。


そして、任せるべき部分と自らがやるべき事を、しっかりと見極めましょう。



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