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管理職者を評価する


プロセスは部下の行動に表れる

結果は数字に表れる



Research・現状分析、調査(含むマーケティング)

Plan・計画

Do・実行

Check・検証

Improvement・改善

のRPDCIサイクルを回していれば

部下の行動における変化とそのスピード

目標設定した期間における数字が変わってくる




具体的かつ効果的な教育・指導・指示・命令が出来ていれば

良い結果が訪れる



抽象的かつ精神論や高圧的な言葉しか口から出ていなければ

変化がないか

悪い結果が訪れる




管理職者も正当に評価するべきである

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こんにちは、経営理念コンサルタント、認定支援機関、金融内部監査士、リスクマネジメント協会 Certified Risk Manager、健康予防管理専門士のアキバです。

成功のための四要素において、最も大切なものは 『 目的 』 = 『 何のため 』 ですが、人のやる気、突き動かされるモノ、動機の根源は 『 愛 』です。

日本ではしばしば 「 やる気 」 の事を 「 モチベーション=Motivation 」 と表現されますが、モチベーションはどちらかというと気のポジションを表す言葉。

モチベーションが高い時にはやる気も出ますが、モチベーションが低くなるとやる気は出ませんので、やる気や突き動かされるモノ、動機に直結しません。

やる気や突き動かされるモノ、動機に直結する言葉としましては、「 Driven=ドリブン 」 の方が適切ですね。

そのドリブンが何かを追求致しますと 『 愛 』 に辿り着きます。



『 愛 』 を辞書で調べてみますと、

そのものの価値を認め、強く惹きつけられる気持

大事なものとして慕う心

あるものを好み、大切に思う気持ち

などという意味があります。

『 好きこそものの上手なれ 』、どんな事であっても、人は好きなものに対しては熱心に努力するため、上達するのも早いという事です。



仕事における 『 愛 』 とは、その仕事自体が好きな人、仕事の結果として生み出されるものが好きな人、そして価値観を共有して集まってくる人々が好きな人がそれぞれいらっしゃいますね。

音楽や美術のように芸術を愛する人は、その仕事自体が好きになるでしょう。

製造業の方々は、その仕事の結果として生み出されるものが好きな方が多いですね。

接客を含むサービス業の方々は、直接お客様と接する機会がありますので、価値観を共有して集まって来てくれる人々が好きになるケースが、より一層多くなるものと思います。

お客様のみならず、一緒に働く仲間に対して、同じ価値観、似通った価値観をもってお互いに支え合って仕事をする事に愛着を覚える方もいらっしゃるでしょう。

そう、仕事におけるドリブンとなる 『 愛 』 は、必ずその事業に関連する何かに向けられます。

それがビジネスにおいて唯一お金をくれる相手であるお客様に向けられている時、最も強いドリブンになります。



一方で仕事はドライに割り切って、『 金 』 のために建前本位で取り組む方々もいらっしゃいます。

『 金 』 がドリブンとなっている場合には、仕事自体にもお客様に対しても 『 愛 』 はありません。

ですので、仕事に価値を見出す事が出来ず、惹きつけられもしません。

『 金 』 のために本音を押し殺して、本音を腹の中に抑え込んで、建前で仕事に取り組みますので、会社における人間関係も個人的な好き嫌いが腹の内、表向きは建前となります。

『 金 』 をくれるのは会社ですので、会社に対しては良い顔をしますが、ビジネスにおいて本来唯一お金を貰える相手であるお客様に対しても、個人的な好き嫌いが腹の内、表向きは建前です。

ですから、アルバイトの方々が 『 金 』 をドリブンとして働きますと、責任感は欠如し、接客応対が横柄になったり、ろくに挨拶もしないなどの弊害が生まれます。

営業マンには 『 金 』 がドリブンになっている人が多く見受けられますが、お客様との対話を大切にするのではなく、応酬話法を考えたり、応酬話法の練習ばかりしている方々は、まさに 『 金 』 をドリブンとしている典型例ですね。




『 愛 』 の意味をもう一度書きます。

そのものの価値を認め、強く惹きつけられる気持

大事なものとして慕う心

あるものを好み、大切に思う気持ち




お客様に対する 『 愛 』 ですが、これは「そのものの価値を認め、強く引き付けられる気持」を持った人同士が対象となりますので、誰しもがお客様になれる訳ではない事がわかります。

よく「金払ってんだから客だろ!」ですとか、「お客様は神様だろ!」などと理不尽な事を口にされる方もいらっしゃいますが、そもそもその商品やサービスの価値を認めている訳ではなく、お金基準の価値観で寄ってくる人々は、本物のクレーマーになりやすいものです。

商品やサービスの価値を認めているファンの方のクレームは、不具合の改善や修正、接遇の改善や修正、新たな機能やデザインの開発などに繋がります。

お客様を選ぶという事は、そもそもマーケティングにおけるターゲットセグメンテーションの一部なのですね。



また、これまでの内容から 『 愛 』 はドリブン、動機にはなるものの、それに対する目的は必要ない事がわかります。

何かのために無理に 『 愛 』 を込めるのではなく、自然とこみ上げてくるもの、湧き上がってくるものが 『 愛 』 です。

ですので、例えが変わりますが、夫婦間での愛情が薄れないように何かを目的としようという考え方は、既に愛情が薄れている事の裏返しでもあると言えますね。




『 愛する何かのため 』 という目的はその目的を持つこと自体がドリブンにもなります。

『 金の為 』という目的は酷い言い方をすれば不正をしてでも、偽造や偽装をしてでも、その事業でなくても 『 金 』 が手に入れば良い訳ですから、仕事に対するやる気・動機・ドリブン、モチベーションを上げるものとしては適切であるとは言い切れません。


勿論、儲かるから頑張るという 『 達成感 』 を得たいという目的には繋がります。

その 『 達成感 』 を得るための尺度の一つは 『 金 』 でもありますが、それはそう、尺度ですから目的ではなく目標ですね。

金をいつまでにどれだけ稼ぐという目標を目的化してしまいますと、お客様を含むステークホルダーとの利益相反にも繋がりかねません。



『 愛 』 はドリブン。
『 愛 』 する事に目的はいらない。
『 金 』 は目標。
『 金 』 を稼ぐには目的がいる。


そして、『 金 』 は価値を交換する道具であり、『 ありがとうの対価 』として目標設定し、経営理念の下、胸を張って金儲けをするべきものなのです。

『 愛 』はドリブン、本日はここまで。

いつもお読み頂きまして、ありがとうございます。

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こんにちは、経営理念コンサルタント、認定支援機関、金融内部監査士、リスクマネジメント協会 Certified Risk Manager、企業健康アドバイザー のアキバです。

突然ですが、あなたのお店は大丈夫ですか!?

何が大丈夫かと申しますと、店員さんのレベル。

平均点、平均レベルが低下しているお店が、ここ最近急増中なのです。

せっかく集客のできるエクステリア、インテリア、メニューや品揃えとしていても、肝心なお客様との接点である店員さんのレベル低下によって、残念なことになっているお店、増えていますね。

みなさまがすぐにお気づきのお店といえばコンビニでしょうけど、それ以外にもいろんなお店でレベルの低下した店員さんが目撃されています。

今日はそんな残念な店員さんを通じて、すぐにでも着手したいお店の改善策を考えてみたいと思います。



まずは顔つき。

面倒臭そうな顔つきで仕事をしていらっしゃる方、多くなりましたね。

特にアルバイトやパートの多いお店では目につきます。

自分が仕事をしている時には気づかない事が多いでしょうから、接遇のコンサルタントの方々は鏡を見て自分自身の表情を確認させたりしますよね。

表情とは見られていないようでも 『 目は口程に物を言う 』 と申します。
金のためにいやいや仕事をしている人が多くなれば多くなるほど、そのお店の魅力はグングン下がって参ります。


お次は、店の通路で自分優先で移動する店員さん。

こちらも多くなりました。

スーパー、コンビニ、ドラッグストア等の品出し担当の店員さんや、大手家電量販店の店員さんなど、お客様の導線を優先せず、前からお客様が歩いて来ても我が物顔で歩いていたり、道を譲らなかったり。

棚の商品がキレイに前出しされている事も、想定したお客様の目線に合わせた棚割りも基本中の基本なのですが、それ以前にお客様の邪魔になったり、お客様が歩くのを邪魔したりしてしまっている店員さんが、本当に増えました。



続きまして、商品の取扱いが雑なレジ担当者。

マニュアルではある程度教えていらっしゃるのでしょうけど、壊れやすいものや柔らかいものを下に置かないのはもちろん、商品の置き方が荒っぽかったり、トイレ用品等と食品を平気で混ぜこぜに入れてしまうなど、エチケットやデリカシー、常識の欠けている店員さんが増えました。



飲食店でも残念な店員さん、いらっしゃいますね。

お店の規模によってマチマチなところはございますが、愛想の良い店員さんでも案外平気でやってしまっているのが、カップルやご家族でのお食事中の片づけ。

回転の早いお店ならともかく、雰囲気がある高級な(もしくは高級そうな)お店でも、一人が食べ終わりますと、「 お下げしてもよろしいですか?」 とサッサと片づけてしまうお店、ありますよね。

考えてみて下さい。
早食いの彼氏とおっとりゆっくりな彼女が食事をしています。
あるいは、小さなお子様がゆっくりと味わって食べています。
あるいは、食の細いお年寄りがお店の雰囲気も味わいながら嬉しそうに食べています。

それが、一緒に来た彼氏や家族のお皿がサッサと片づけられて、一人だけポツンと残されたように食べる姿に変わってしまいます。

どうでしょうねぇ。
お客様のせっかくの思い出を、片づけるというたった一行動だけでプラスからマイナスへと変化させてしまう事もあるんですね。



他にも勿論、当たり前の事ですが、ろくに挨拶すら出来なかったり、平気で舌打ちしたり、口が臭かったり、鼻毛が出ていたり、身だしなみが乱れていたりする店員さんは論外ですが、新規のお客様を偏見の眼で見るような妙なプライドのあるお店があったり、店員さんの数が多過ぎて圧力がありお店に入りづらいなんて事もありますね。

その他、上から目線の営業マンは嫌われる典型ですが、そんな店員さんもいらっしゃいますし、お客様の意向を聴かずにベラベラと話し続ける店員さんや、知識レベルが低いのに売り込みの話が長い店員さん、逆に専門用語が多過ぎてコミュニケーションが取れていない店員さん、親しみの無いタメ口で敬語が使えない店員さんも増えてきているようです。



さて、こうして文章に落とし込みますと、「なんだよ、そんなもん当たり前の事じゃないか!?」と思われるような事ばかりでしょうけど、本当に増えて来てしまっているんですね、こういった店員さん。


という事は、裏を返せば当たり前の事を当たり前にやるだけでも、今では良いお店に見えてしまう事だってありますし、逆にこんな当たり前の事で足元を掬われてしまう事だってあるんですね。

もしかすると、この当たり前と思っている事が当たり前ではなくなっているお店があるかも知れません。
もしあなたのお店がそんなお店でしたら、ぜひ、今回の事例をご参考にして頂きまして、簡単なマニュアルを作成してみてください。
特に難しく作る必要はありません。



事業において、唯一お金をくれるのはお客様。

そのお客様に気持ちよくお金をお支払頂ける事こそが、儲かるポイントです。

そのお客様が喜んでお金をお支払頂けるからこそ、プラスのクチコミは広がります。

嫌な気分は嫌な思い出となり、マイナスのクチコミに繋がります。


ぜひ、お金を掛けて販促活動を行う前に、お金もかけずに気づきさえすれば誰でも出来る改善策、お試しくださいませ。

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突然ですが、あなたの会社の営業マンは「 何を 」「 どこに 」「 どれだけ 」売りたいか、すぐに答えられますか?

結論から申し上げますと、営業マンとは「 何を 」「 どこに(どこで) 」「 どれだけ 」売るのかが仕事の実行動ですよね。

残念ながら、これを即答できない営業マンの方々が結構いらっしゃいます。



『 「 何が 」「 どこで 」「 どれだけ 」売れるのかはわからないけど、一生懸命頑張ってます! 』って如何でしょうかね。



実行動にブレイクダウンしない目標設定は、年間予算(目標金額)を対前年比〇〇%増といった金額ベースで決められます。

その年間予算(目標金額)の実現可能性は、どうやって証明されますか?

当然、マーケティングに裏付けされた「 何を 」「 どこに(どこで) 」「 どれだけ 」売るのかという行動計画がなければ、努力と根性「頑張ります!!!」でしかありません。



新規で事業を立ち上げて融資を受ける際にも、『 「 何が 」「 どこで 」「 どれだけ 」売れるのかはわからないけど、一生懸命頑張ります! 』では通用しませんよね。

数年事業を営んでいらっしゃれば、当然、それまで「 どこに 」「 何が 」「 どれだけ 」売れたのかはわかる筈ですから、その数値をベンチマークとして想定数値を出せば良いだけの事です。

そのベンチマークした想定数値に努力値をプラスすれば、目標値として設定する事が出来るでしょう。



ですが、過去に『「 どこに 」「 何が 」「 どれだけ 」売れたのか、細かくはわからない 』とおっしゃる営業マンもいらっしゃいます。

普通に商取引をしていれば、伝票は残っている筈ですし、在庫チェックや棚卸も行っていますよね。

調べればわからない事はありません。

面倒臭がっているだけでしょう。



もうひとつのパターンは『 買ってくれるかどうかはお客様の都合なので、どれだけ売れるかなんてわからない 』とおっしゃる営業マン。

このケースは特にメーカー系の営業マンの方が多いようです。

店舗における売場スペースは限られていて、そこに補充するイメージが強いようですね。

もし仮にその店舗での売上が対前年比100%±5%程度を見込むとすれば、新規の取引先を増やすための行動計画が必要になりますよね。

既存の店舗にて売上増を見込むのであれば、店舗におけるプロモーションやパッケージの変更やPOP等による説明・ニーズ喚起の他、カスタマーコミュニケーションをより高めていく等の施策が必要になります。

もちろん、営業であればその両方を行うべきですが、組織の規模が大きければ新規開拓チームと店内プロモーションチーム、ITもフル活用したカスタマーコミュニケーションチームに分ける事も可能ですね。



《 金額は要素分解して行動に繋げる 》

売上目標1,000万円は、単価が100円であれば10万個、1,000円であれば1万個、1万円であれば1,000個、10万円であれば100個、100万円であれば10個を売ることです。

1回に1,000個売れる先に売るのか、1個ずつ売るのかでも取るべき行動は変わります。

物凄くあたり前かつ単純な事ですが、年間計画の策定から行動スケジュールに至るまで、その物凄くあたり前かつ単純な事が蔑ろにされがちなんですね。




さらに、営業マンの裁量で値引きが行われているケース。

最終的に「 何を 」「 どこに(どこで) 」「 どれだけ 」売るのか、それによっていくらの売上を達成し、いくらの利益を残すのかが見えていない営業マンが、自らの裁量で値引きをしてしまうと、どうなるでしょう?

一般的な営業マンは粗利程度しか考えていらっしゃいませんから、自分の給与・社会保険の会社負担分、他間接コスト等まで見えていないことがほとんどでしょう。

売上あって利益なし。

利益あってもキャッシュなし。

P/L上で利益が出ていたとしても、今後増税が迫っている消費税もありますし、借入があれば返済によるキャッシュアウトもあります。

行動計画に基づいた実現可能性の高い利益計画、キャッシュフロー計画(もしくは資金繰り表)、大切ですね。

安全な経営、安心できる経営は、具体的な行動計画から。




ぜひご確認くださいませ。

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