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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager の秋葉です。


いよいよ2010年も本格始動いたしました。


世の中のスピードは、高度情報化によりどんどん早くなってきてますね。


ところで、あなたの会社では部下を育てるために、どのような教育を実践していらっしゃいますか?


恐らく小さな会社のほとんどは、「教える」というより「覚えろ」っという職人気質なものになっていらっしゃるのではないでしょうか。


確かに「覚えが良い」=「筋が良い」とも言えますから、実力を診ながら部下を成長させるのに、持って来いかも知れません。


ですが私は、2010年以降、そのスピードでは間に合わなくなると考えております。


職人気質な体質の組織やチームには、マニュアルも無ければコーチも存在しません。


しかし、成功している組織やチームには、マニュアルがあり、コーチも存在しています。



実は今までも、この差は大きなものだったのですが、2010年以降、マニュアルを上手く活用出来るか?否か?で、もっと大きな差が開いてしまうと考えております。


始めから教える必要があるモノゴトを、予めマニュアル化しておく事によって、

1.人がいなくても教えられる

2.教える内容が標準化される

というメリットがあります。



マニュアルが無い事によって、
1.上司が教えたい時にしか、部下は教えてもらえない

2.部下が教えて欲しい時に、上司がいなければ教えてもらえない

3.部下が一人で再確認出来ない

4.人によって教え方がまちまちになる

5.簡単な事は改めて聞きづらい
6.簡単な事は何度も教えたくない

などのデメリットがあります。


実は、こんな小さな事なのですが、仕事のスピードにとても大きな影響があるのです。



あなたは、

《部下がわからないで悩んでいる時間》

って、どのくらいあると思いますか?



「悩んでないで聞けばいい」

それもごもっともです。



しかし、

“わからないモノゴト”っとくれば、《動物からカリマス(借ります)理論》です。


わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃


わからないモノゴトは、無意識レベルで不安となり、業務や作業の手を止めてしまいます。



なぜ手が止まるのか?



それは、“わからない”という事実を埋めようとして考えたり、調べたりするからです。


悪い場合には、“わからない”という事実を“思い込み”や“思いつき”で埋めてしまいます。


確かに「悩んでないで聞けばいい」のですが、デメリットに挙げました通り、タイミングが合わなかったり、聞きづらかったり、何度も教えるのが面倒だったり、教え方が間違っているのに覚えが悪いと決めつけたりする事もあります。

それに、わからないモノゴトは

自分で調べる(=自発的、積極的、能動的)

時の方が、身につきやすいのです。



さらに、やるべきモノゴトを羅列しただけでポイントが掴めないような指示書を“マニュアル”と呼んでいる場合には、もっとタイムロスが発生します。



ポイントがわからない指示書は、改めて誰かが教えなければ伝わりません。

さらに、そんな指示書でも、作成時間を大量に掛けている場合もあります。

せっかく時間を掛けて作成した指示書でも、ポイントがわからなければ、何度も教えたり、逆に何度も聞いたりする必要性があるのです。




常に考えておくべき事は、

『その作業や業務が“目的”に対してどのような効果があるのか?』

っという事。



「あの部下は本当にわかってるのかなぁ?」

とか、

「あの上司には聞きづらいなぁ〜」

といった悩みは、無駄な時間を過ごしているだけではなく、

・わからない部下

・わからない上司

に対する不安となり、無意識な逃避や攻撃によって組織力を失うきっかけにもなってしまいます。




『その作業や業務が“目的”に対してどのような効果があるのか?』

っという事は、マニュアルでは教えられません。


効率的かつ効果的にマニュアルを使いこなせる組織やチームには、それを語り合い、教え合う時間が生まれます。




さぁ、確実にやらなければならない事は、総てマニュアルにまとめて標準化しましょう。


そして、無駄な“悩める時間”を排除し、自己革新と組織力アップのための時間を生み出し、2010年からのスピード感を身につけましょう。





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「2位じゃだめなんですか?」

みなさんのお耳にも新しい言葉だと思います。


民主党による事業仕分におけるスーパーコンピュータ開発にかかる予算を、なんとか削減しようという思いから、つい勢い余って出てしまった言葉なのでしょう。



でも、2位じゃだめなんです。

最先端技術により新しい価値を創造しようと試みるという事は、最先端だからこそ高い価値を提供する事が出来る事業になるのです。


しかも、特許社会の中で、最先端技術における1位と2位以下の差は、思った以上に大きなものといえます。



「日本で一番高い山は何ですか?」

っと聞かれて答えられない日本人はほとんどいらっしゃらないでしょう。

でも

「日本で二番目に高い山は何ですか?」

っと聞かれたら、如何でしょうか?




大きなチャンク、大きなカテゴリーでなくても、ビジネスに必要なのは常にトップを目指す事。



たとえ小さな事業でも、小さなチャンク、小さなカテゴリーで見ればトップに立てる事もありますよね。

ニッチャーとは、そういうものです。




さぁ今日も、自分らしさ、そのチームだからこそ出来る事、その会社だからこそ出来る事を追求し続けましょう。

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こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。


<今夜も、再放送をお送り致します。改めて、お楽しみに〜♪>


今夜は先週に引き続き《序列の価値観と交流分析》〜其の伍・限界突破力〜をお送りいたします。


前回までにご説明させていただきましたように、『序列の価値観』と心理学の交流分析の“2つのタイプ”における、I'm OK. You're Not OK.とI'm Not OK. You're OK.は、知らず知らずのうちに固定観念や既成概念を膨らませ、自らの可能性を狭めてしまいます。


自分を卑下するI'm Not OK.=自分の序列が下の状態は、主に自分の成長阻害要因となります。

他人を卑下するYou're Not OK.=自分の序列が上の状態は、主に他人の成長阻害要因となります。

さらに、自分を卑下するI'm Not OK.=自分の序列が下の状態は、主に自分の成長阻害要因となります。

他人を卑下するYou're Not OK.=自分の序列が上の状態は、同じ組織のメンバーの能力を認めないため、組織力を引き出す事に対しても阻害要因となってしまいます。

普通は一つのポジションに収まっている事は少ないので、自分を卑下するI'm Not OK.=自分の序列が下の状態と、他人を卑下するYou're Not OK.=自分の序列が上の状態が、シチュエーション毎、相手毎に入れ代わるので、さらに可能性を狭めて成長阻害要因になりやすいのです。

能力を過大評価するのも如何なものかと思いますが、相手のスキルやノウハウ、ポテンシャルを理解・確認する前から、過小評価の“決めつけ”をして可能性を潰してしまうのは、とってももったいない事です。


組織において最終的に意志決定をする人が、個人的な経験の範疇(はんちゅう)で“ダメな理由”を探してしまう事により、組織全体の可能性も狭まる、つまり、上司としての意志決定一つで組織力を失わせる事すらあるのです。



組織には単位や規模がいろいろありますが、家族も自治会も自治体も政府も組織ですし、会社もスポーツチームも組織ですし、もっともっと大きな枠組みで捉えれば、国や世界、地球全体も組織として捉える事が出来ます。


可能性の幅を狭めてしまう固定観念や既成概念は、その人の個人的な問題ではなく、大きな枠組みにおける組織にも影響を与えてしまうのですねぇ。




さてさて、そんな固定観念や既成概念による呪縛を解くためには、『序列の価値観』を持たないようにして、自分も他人も認める事が出来るI'm OK. You're OK.の状態にいる必要があります。


『序列の価値観』を持たないようにして、自分も他人も認める事が出来るI'm OK. You're OK.の状態にいると、何が起きると思いますか?


目の前にある問題が自分にとって難しいと感じた時に、誰なら解決する事が出来るか、考えて探し始めるのです。

たとえ自分の周りに、いかにも経験値の少ない若い衆ばかりしかいなくても、目の前の大きな問題を細分化して、「この部分は彼が得意かなぁ?」「あれなら彼女の方が得意かなぁ?」「これは誰か出来そうな人がいるかも知れないなぁ〜」っと、序列なく平等に探して、謙虚にアドバイスを聴き入れ、自らの責任を持って任せる事が出来るようになります。


自分も他人も認めていますから、自然と自分らしい優れた部分を自発的・能動的に提供し、自分に不足しているところは誰かに任せる事が出来るようになります。


まぁ、まごころを持っている前提でのお話ではありますが、自ら貢献的な考動をするようになり、お互いに支援しあう自立型相互支援社会を形成して、ひとり一人では到底成しえない可能性に膨らませる事が出来るでしょう。



私たちは、《今》《ここに》《ある(在・存・或・有)》のです。

次にどうなるのかは、今の考動によって決まるのに、初めから“ダメな理由”を“決めつけ”るような事は、いかなる時でももったいない事です。


全ての固定観念・既成概念を捨て去る事は不可能に近いほど困難な事だと思いますが、まずは知りもしない他人のスキルやノウハウやポテンシャルを否定しない事から始めてみましょう。

すべての人は、それぞれ自分らしい素晴らしい何かを持っているものだと認めてみましょう。

すべての人に自分らしい素晴らしい何かがあるのですから、自分自身にも必ずあると認めてあげましょう。


自分自身の自分らしい素晴らしい部分が発揮された時には、周りにいる人達が笑顔になっているでしょう。


あなたが誰かから、その人らしい素晴らしい部分を発揮したサービスを提供されれば、あなたが笑顔になっているでしょう。
そのあなたの笑顔を見て、サービスを提供してくれた誰かも笑顔になるでしょう。



そしてお互いが『ありがたい』と思い、心から『ありがとう』と言うでしょう。



序列の価値観と交流分析〜其の伍・限界突破力〜




限界突破力は、あなたの一歩から。






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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
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今宵も昨夜に引き続き『経営理念』とビジネスモデルの関係について考えてみましょう。



『お金基準の価値観』ではなく『本来の価値観』による『経営理念』を定める際には、必ず次の要素が入ってきます。


【『本来の価値観』による『経営理念』の三要素】

・どんなお客様に対して

・どんな商品やサービスを提供し続ける事により

・どうなって頂きたいか?



これは【成功のための四要素】を再確認すると、納得できるでしょう。

目的:何のため?⇒経営理念

戦略:やる?やらない?⇒意思決定

目標:いつまで?どれだけ?⇒計画

戦術:どんな方法?⇒やれる事総て




そのビジネスである“理由”も、その組織でなければならない“理由”も、裏を返せば“目的”に総て含まれています。



一番大きなチャンク(=塊)の“目的”が『経営理念』として定められている事により、様々な“戦術”を組み合わせて“戦略”を立てる時の基軸が1本通ります。


逆に言うと、それぞれの“戦略”における“目的”も、まとめて大きく捉えれば、

“同じ目的”

に辿り着くのです。




【『本来の価値観』による『経営理念』の三要素】

・どんなお客様に対して

・どんな商品やサービスを提供し続ける事により

・どうなって頂きたいか?



“どんな”+“お客様”は、市場ですから、

・どの市場に対して

・どんな商品やサービスを投入し続ける事により

・どう儲けるか?


というビジネスモデルと『経営理念』は別物ではなく、むしろ
《『経営理念』からビジネスモデルが生まれ続ける》

といった方が良いでしょう。



勿論、大きな会社ほど多角的な事業領域がありますから、その総ての“事業目的”を包括した『経営理念』が必要になります。


儲かりそうな新規事業にどんどん手を出して、どんどん失敗しているような会社は、ぜひ改めて『経営理念』から見直してみてください。


大きな会社の『経営理念』が総ての“事業目的”を包括している必要があるのと同様に、総ての新規事業の“目的”を包括した『経営理念』が必要です。


そうでなければ、新しい事業に取り掛かるたびに、会社全体の進むべき方向が変わってしまいますので、組織を形成する社員やメンバーの意志もバラバラになりやすいのです。



そこで次回は“目的”とチャンクについて考えてみましょう。


お楽しみに。





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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager の秋葉です。


今宵はゲーム理論と経営のお話を短めにお送りします。


「ビジネスはマネーゲームだ!」

とか

「ゲーム理論で勝ち続ける経営」

なんていう言葉、よく見聞きしますよねぇ。



確かに「市場参加者の中で勝ち残る」事も、「他の市場参加者の出方をみて、戦略的な意思決定をする」事も、とても大切ではあります。



しかしながら、利益は売上が上がらなければ発生しません。

売上は商品をお客様にお買い上げいただかなければ発生しません。

製品はお客様にお買い上げいただかなければ、商品とは言えません。

商品が“お客様”に売れなければ、お金は入って来ません。

でも、在庫製品は税務上のみ利益を生みます。

ライフサイクルが過ぎ去った売れない在庫は、“お金”は入って来ないのに、税金として“お金”が出て行きます。

ライフサイクルが過ぎ去った売れない在庫は、叩き売っても売れなければ“お金”を払って捨てなければなりません。




どうですか?


これでもやっぱり市場における競合他社とのゲームと言えますか?



利益は売上の中にある“お金”です。

売上は“お金”です。

その“お金”は市場に落ちている訳ではありません。

お客様に製品とサービスを合わせた“商品”をお買い上げ頂けるからこそ、“お金”は会社に入って来るのです。



まぁ、最近ではゲーム理論を用いた経営においても、“協業”や“共創”という言葉が登場するようになりましたので、ゲーム理論自体が悪いとは申しません。



ですが、ビジネスや経営を、市場における“金取り合戦”のように考える事は、

《お客様に対して、とっても失礼な事》

です。



お客様をないがしろにして、“金取り合戦ゲーム”だと思っていらっしゃる方は、是非もう一度考えてみてください。



《あなた自身が、そのような会社の商品を喜んで買い続けたいか?》


という事を。






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こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。


今夜は昨日に引き続き《序列の価値観と交流分析》〜其の伍・限界突破力〜をお送りいたします。


前回までにご説明させていただきましたように、『序列の価値観』と心理学の交流分析の“2つのタイプ”における、I'm OK. You're Not OK.とI'm Not OK. You're OK.は、知らず知らずのうちに固定観念や既成概念を膨らませ、自らの可能性を狭めてしまいます。


自分を卑下するI'm Not OK.=自分の序列が下の状態は、主に自分の成長阻害要因となります。

他人を卑下するYou're Not OK.=自分の序列が上の状態は、主に他人の成長阻害要因となります。

さらに、自分を卑下するI'm Not OK.=自分の序列が下の状態は、主に自分の成長阻害要因となります。

他人を卑下するYou're Not OK.=自分の序列が上の状態は、同じ組織のメンバーの能力を認めないため、組織力を引き出す事に対しても阻害要因となってしまいます。

普通は一つのポジションに収まっている事は少ないので、自分を卑下するI'm Not OK.=自分の序列が下の状態と、他人を卑下するYou're Not OK.=自分の序列が上の状態が、シチュエーション毎、相手毎に入れ代わるので、さらに可能性を狭めて成長阻害要因になりやすいのです。

能力を過大評価するのも如何なものかと思いますが、相手のスキルやノウハウ、ポテンシャルを理解・確認する前から、過小評価の“決めつけ”をして可能性を潰してしまうのは、とってももったいない事です。


組織において最終的に意志決定をする人が、個人的な経験の範疇(はんちゅう)で“ダメな理由”を探してしまう事により、組織全体の可能性も狭まる、つまり、上司としての意志決定一つで組織力を失わせる事すらあるのです。



組織には単位や規模がいろいろありますが、家族も自治会も自治体も政府も組織ですし、会社もスポーツチームも組織ですし、もっともっと大きな枠組みで捉えれば、国や世界、地球全体も組織として捉える事が出来ます。


可能性の幅を狭めてしまう固定観念や既成概念は、その人の個人的な問題ではなく、大きな枠組みにおける組織にも影響を与えてしまうのですねぇ。




さてさて、そんな固定観念や既成概念による呪縛を解くためには、『序列の価値観』を持たないようにして、自分も他人も認める事が出来るI'm OK. You're OK.の状態にいる必要があります。


『序列の価値観』を持たないようにして、自分も他人も認める事が出来るI'm OK. You're OK.の状態にいると、何が起きると思いますか?


目の前にある問題が自分にとって難しいと感じた時に、誰なら解決する事が出来るか、考えて探し始めるのです。

たとえ自分の周りに、いかにも経験値の少ない若い衆ばかりしかいなくても、目の前の大きな問題を細分化して、「この部分は彼が得意かなぁ?」「あれなら彼女の方が得意かなぁ?」「これは誰か出来そうな人がいるかも知れないなぁ〜」っと、序列なく平等に探して、謙虚にアドバイスを聴き入れ、自らの責任を持って任せる事が出来るようになります。


自分も他人も認めていますから、自然と自分らしい優れた部分を自発的・能動的に提供し、自分に不足しているところは誰かに任せる事が出来るようになります。


まぁ、まごころを持っている前提でのお話ではありますが、自ら貢献的な考動をするようになり、お互いに支援しあう自立型相互支援社会を形成して、ひとり一人では到底成しえない可能性に膨らませる事が出来るでしょう。



私たちは、《今》《ここに》《ある(在・存・或・有)》のです。

次にどうなるのかは、今の考動によって決まるのに、初めから“ダメな理由”を“決めつけ”るような事は、いかなる時でももったいない事です。


全ての固定観念・既成概念を捨て去る事は不可能に近いほど困難な事だと思いますが、まずは知りもしない他人のスキルやノウハウやポテンシャルを否定しない事から始めてみましょう。

すべての人は、それぞれ自分らしい素晴らしい何かを持っているものだと認めてみましょう。

すべての人に自分らしい素晴らしい何かがあるのですから、自分自身にも必ずあると認めてあげましょう。


自分自身の自分らしい素晴らしい部分が発揮された時には、周りにいる人達が笑顔になっているでしょう。


あなたが誰かから、その人らしい素晴らしい部分を発揮したサービスを提供されれば、あなたが笑顔になっているでしょう。
そのあなたの笑顔を見て、サービスを提供してくれた誰かも笑顔になるでしょう。



そしてお互いが『ありがたい』と思い、心から『ありがとう』と言うでしょう。



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こんにちは、経営理念コンサルタントのアキバです。


2009年のキーワードは、

【人助け】

でしょう。



お金の無い人にお金をあげるのは、人助けではありません。

食べ物に困っている人に食べ物をあげるだけでは、人助けにななりません。



なぜなら、お金の無い人にお金を永遠にあげ続けられれば良いですが、
いずれあげられるお金が無くなった時には、共倒れになってしまいます。

食べ物に困っている人に食べ物を永遠にあげ続けられれば良いですが、
いずれあげられる食べ物が無くなった時には、共倒れになってしまいます。




生きていくために必要な事は、生き続けるために必要な事です。



ここ最近のような非常事態においては、短期的に食事や寝泊りする場所を提供してさしあげる必要がある事も確かでしょう。


しかし、

「景気が悪いからお金をあげます」

とか

「景気刺激策としてお金をあげます」

というその場凌ぎで、場当たり的で、目先の『お金基準の価値観』を満たすだけの対策では、中長期的な生活の安定や、中長期的な景気の安定に繋がらない(つながらない)事は、容易に想像できるでしょう。




食べ物に困っている人を助けてあげるには、食べ物の作り方を教えてあげる事が必要です。

お金に困っている人を助けてあげるには、お金の稼ぎ方を教えてあげる事が必要です。



モノが売れない時代に大切なのは、みんなが困っている事をしっかりと認識し、自己主張を優先させるのではなく、お互いに助け合う“相互支援”の氣持ちを持つ事です。

本当はいつの時代にも大切な事なのですが、高度成長期からバブル期を経て、過度な資本主義社会が形成されてしまった事により、“競争”や“勝ち負け”こそがビジネスにおいて大切なものと考えてしまう人々が増えてしまいました。

今となっては、人生そのものが“競争”や“勝ち負け”だと教えられて育ってしまった人達もいらっしゃるくらいでしょう。

とても残念な事です。



『お金』は“価値を交換する道具”です。

金額の多寡(たか)が価値なのではなく、『お金』によって手に入れる事が出来る商品やサービスそのものの『存在価値』+『付加価値』が『本来の価値』です。



お金を稼ぎたいのであれば、『お金』をお支払いいただけるお客様から『ありがたい』と感じていただける『本来の価値』を追求し、提供し続ける事が大切です。




食べ物もお金も無くて困っている人には、食べ物の作り方を教えてあげましょう。

安心安全な食べ物が無くて困っている人には、安心安全な食べ物を提供し続けてあげましょう。

美味しいものが無くて困っている人には、美味しいものを提供し続けてあげましょう。



動物が好きな人には、動物が安心安全に暮らす事が出来る環境を提供し続けてあげましょう。

安心安全に暮らしていきたい人には、安心安全に暮らし続けられる地球環境を提供し続けてあげましょう。



儲かっている仕事に乗っかって“競争”して“勝つ”ようなビジネスが通用する時代ではなくなりました。

マーケティングにおいてターゲットを絞り込むように、助けてあげたい人を積極的に見つけて、目先ではなく中長期的に助けてあげられるようなお仕事を目指しましょう。

決して共依存的に「かわいそう」だから助けてあげるのではなく、お互いが助け合う事で切り抜けなければならない経済環境であり、この時代を切り抜ける事によって永続的に継続する事が出来るビジネスが見えてくるでしょう。




そこで一句。


******************************************************

売れません

どうしようかと

迷うより

探してみよう

困ってる人

******************************************************


お後がよろしいようで。。。。。



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こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。


今夜は手短に『きょうそう』のお話です。


みなさんは『きょうそう』と聞くと、どんな漢字を思い浮かべますか?


時期的には運動会シーズンでもありますので、

『競走』とか『競争』

っと思われた方が多いでしょう。


AIGの日本国内保険3社の競売もあれば、凱旋門賞に挑戦したメイショウサムソンの競馬もあれば、活気付いてきた次世代太陽光発電パネル製造メーカーの競合も、ニュースとしてはみんな《競う事》ですからねぇ。



世界的金融不安に見まわれて、

鬼の『形相』(点々がついちゃいましたが‥‥)

の方もいらっしゃるかも知れません。



マスコミの煽り方を観て

『狂騒』

だと感じている方もいらっしゃるでしょう。



大勢の人が恐れて慌てる大恐慌時代を生き抜くためにも、

滋養・『強壮』

には気をつけたいものですね。




さてさて。

大恐慌によってぶっ壊れた後に必要な事は、勿論、創り上げる事でしょう。


これまで鬼の『形相』で『競争』してきた人達も、もっともっと地球規模でビジネスを捉えれば、『共創』する事が大切になってきますね。

一人で考えるよりも、みんなで英知を持ち寄れば、次世代のスピード感を持ったビジネスにつながるでしょう。

21世紀に入り、これまでは表面化しなかった様々な不正や不祥事、偽装といった問題が浮き彫りになってきました。

私利私欲のためのビジネスが通用する時代ではなくなっているんですねぇ。


お互いが貢献的に、お互いに支援しあう事によって、地球規模での仕事の“最適化”をしていく時代の入り口に辿り着いたように思います。


未来の子ども達が安心・安全に暮らす事が出来る地球に戻すためには、“自立型相互支援社会”が必要なのです。



自分らしさをフルに発揮しながら『協奏曲』を奏でるが如く、共に創り上げる『共創』のビジネスモデル。

お互いに相手を思いやるまごころがあれば、『狂想曲』もやがて『協奏曲』のように落ち着いて、まとまって行くことでしょう。



そこで一句

********************************************************


競争を

相互支援と

まごころで

共創にする

新時代かな


********************************************************



お後がよろしいようで。




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こんばんは、経営理念コンサルタントのアキバです。


今宵は「勝つための戦略と武器」についてお話しさせ‥‥‥‥あっ、いつもお読みいただいている読者の方々から批判を受けそうですねぇ。

まぁまぁ、屁理屈王子のアキバが考える事ですから大丈夫ですよ。


改めまして、今宵は「勝つための戦略と武器」についてお話しさせていただきます。


ビジネスにおいて、

『戦略』を立てて

『武器』を使って

『勝つ』

事とは、誰に勝つ事でしょうか?


会議などでも格好良く「戦略をもって‥‥」とか、「戦略と戦術は違う」とか、「武器が必要」とかおっしゃる方々がたくさんいらっしゃいますよね。


確か1世紀前の20世紀には、

競合他社と戦うために、

競合他社との戦いに負けない武器を持ち、

競合他社との戦いに勝つための戦略を練り上げ、

競合他社との戦いに勝つための戦術をもって、

業界内で勝ち抜いて、

会社を大きくする事

が流行っていました。


競合他社との勝ち負けは、シェア争いが中心となり、市場が戦場となっていました。


そんな戦いがヒートアップして過度な資本主義社会は生まれました。


シェア争いが過熱すると、

「売上No.1」

という宣伝が効果的であるかのように錯覚してしまいます。



みなさんは「沈没した客船の救命ボート」の小話をご存知ですか?

「沈没した客船の救命ボートで、誰かが犠牲にならないと全員が死んでしまうという極限の状況で、何と言えば海に飛び込むか?」というもので、

英国人は「あなたこそ紳士だ」というと粛然と飛び込み、

米国人に「あなたはヒーローになれる」というとガッツポーズで飛び込み、

ドイツ人は「これはルールだ」と言うと納得して飛び込む。



そして、日本人には

「皆様そうしていますよ」

と言うと慌てて飛び込むというものです。


海外から見ても日本人の国民性と「売上No.1」の心理は一致していたようで、「皆様そうしていますよ」っという事は「皆様から選ばれて、売上No.1!」という事と同じなんですね。

この事から、かつてはシェア争いこそが企業における売上目標達成のための重要成功要因だったのですね。



それでは今、あなたは「売上No.1」だから素晴らしい商品だと素直に思いますか?

まぁ、みんなから選ばれているのですから「売上No.1」は、確かに素晴らしい事でしょう。




それでは「競合他社と戦うために、競合他社との戦いに負けない武器を持ち、競合他社との戦いに勝つための戦略を練り上げ、競合他社との戦いに勝つための戦術をもって、業界内で勝ち抜いて、会社を大きくする事」を目的としている会社に素晴らしい魅力を感じますか?

それとも「あなたが『ありがたい』と思う商品やサービスを常に追求し続けている」会社に素晴らしい魅力を感じますか?



本来のお仕事とは「敵に勝つ」事ではないでしょう。
競合他社を倒せば自社に利益が入るわけではないでしょう。

最近の「偽装問題」を見ていればわかる事です。
結局のところ、「偽装問題」が発覚した業界の商品は買い控えられ、業界全体が冷え込んでしまう結果となってしまっているでしょう?
もう、業界内で売上や利益を競う時代ではないのです。
(本来は、そもそも違うのですが。。。。。。。)


なぜ戦争用語がビジネスに使われるかというと、strategy(ストラテジー)が「戦略」と訳されるからでしょう。
アメリカからの経済用語としてストラテジーは一般的に使われ、その訳が「戦略」ですから仕方ないのでしょう。

そうかも知れませんが、そんな「言葉」が先立ってしまうと、本来の意味よりも「カッコ良さ」が優先してしまうので気をつけましょう。




格好つけずに、素直に表現すれば、

戦略=経営計画(中長期から単年度、半期、四半期、月次、週次など)

戦術=行動計画(日々の行動から、週次、月次、四半期、半期、単年度、中長期など)

武器=その会社だからこそ提供する事が出来る商品やサービス、および付随サービス

勝つ=お客様から選ばれる事

勝ち抜く=お客様から選ばれ続ける事

でしょう。


経営計画や行動計画を策定するのにも、「戦略をもって策定してください!」なんておっしゃる方がいらっしゃいますが、
その場合は「具体的な方法論をもって表現してください!」っという意味です。

『「何をどうすれば、こうなるだろう」っという仮定をもって、それを検証した上で計画立てて下さいね!』っという事です。


売上はお客様からの『ありがとう』の対価としていただいた『お金』の合計です。

利益はお客様に対して『ありがたい』商品やサービスを提供し続けるために必要な対価です。

お客様はその利益分も含めた『お金』を『ありがたい』と思って支払い、支払う際に思っていた『ありがたさ』よりも多くの『ありがたみ』を感じた時に『感動・感激・感謝』してくださるのです。

お客様が『お金』を『ありがたい』と思って支払っても、支払う際に思っていた『ありがたさ』よりも『ありがたみ』を感じられなければ、当然クレームにもなりますし、マイナスの口コミにもつながります。



そろそろ「勝つための戦略と武器」なんて言葉は捨てて、新入社員の方々やパート・アルバイトの方々にもわかりやすい経営をしませんか?

その方が、お客様にもわかりやすい経営になると思いますよ。


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