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タグ:人間関係

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仲良し以外の他人との関わりを断ち

煩く忠告する友人知人を捨て

世間から離れ


それでも世の中で生きる


譲り合う事はなく

謙虚に振る舞う事はなく

思いやる事もなく

我先にと行動する



他人とぶつかり合い

他人と蹴落とし合い

それでも表向きは

善人を装う



ほら

いまそこに

誰かの足を踏んでも謝らない人がいたよ


ほら

いまそこに

電車から降りる人を押しのけて乗り込んでいく人がいたよ


ほら

いまそこに

並んでる人を押しのけて割り込んでくる人がいたよ


ほら

いまそこに

道いっぱいに広がって歩いているのに前から歩いて来た人を邪魔者扱いしている人達がいたよ


ほら

いまそこに

自分の事は認めて欲しいけど他人なんて関係ないっていう人がいたよ




それでも本当は

みんな仲良くなりたいんだねぇ

直接他人と向き合うのが怖いから

リアルな他人との関係を

無意識に断捨離してしまうけれど

バーチャルなネット上では

他人と繋がりたくてしょうがない

他人に認められたくてしょうがない

そうなんだねぇ




もし

もしも

そうだとしたら

強くなれとは言わないけれど

その装いの善意とか

その建て前の思いやりとか

その認められたいが故の思いやりを

リアルでもやり続けてみませんか?



きっと

笑顔が増えると思うんだけどなぁ





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仲良し以外の他人との関わりを断ち

煩く忠告する友人知人を捨て

世間から離れ


それでも世の中で生きる


譲り合う事はなく

謙虚に振る舞う事はなく

思いやる事もなく

我先にと行動する



他人とぶつかり合い

他人と蹴落とし合い

それでも表向きは

善人を装う



ほら

いまそこに

誰かの足を踏んでも謝らない人がいたよ


ほら

いまそこに

電車から降りる人を押しのけて乗り込んでいく人がいたよ


ほら

いまそこに

並んでる人を押しのけて割り込んでくる人がいたよ


ほら

いまそこに

道いっぱいに広がって歩いているのに前から歩いて来た人を邪魔者扱いしている人達がいたよ


ほら

いまそこに

自分の事は認めて欲しいけど他人なんて関係ないっていう人がいたよ




それでも本当は

みんな仲良くなりたいんだねぇ

直接他人と向き合うのが怖いから

リアルな他人との関係を

無意識に断捨離してしまうけれど

バーチャルなネット上では

他人と繋がりたくてしょうがない

他人に認められたくてしょうがない

そうなんだねぇ




もし

もしも

そうだとしたら

強くなれとは言わないけれど

その装いの善意とか

その建て前の思いやりとか

その認められたいが故の思いやりを

リアルでもやり続けてみませんか?



きっと

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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


今年も残すところ、あと1日となりました。


思えば、強烈なリーダーシップを発揮した小泉元首相以来、日本国内のマインドは


《 期待をしながらも、「どうせ、変わらないだろう・・・・」 》


といった、クールやドライとは違った冷めた批判や諦め感が蔓延しているように思えます。



それでも、“本氣”で『 心・氣持ち・情熱 』を込めて「日本を元氣にしよう!」っと頑張っていらっしゃる方々がいらっしゃるからこそ、日本全体が冷め切らないで済んでいるんですよねぇ。




ところで、あなたは『 シニシズム 』という言葉を耳にされた事がございますか?


『 シニシズム 』とは、社会風習や道徳・理念などを冷笑、無視する生活態度の事で、『 冷笑主義 』とも言われています。

(語源をもっと遡りますと、古代ギリシアの哲学の一派・ソクラテスの弟子であるアンティステネスを祖とするヘレニズム期のあるキュニコス派の倫理哲学です。学問や芸術、贅沢、快楽を軽蔑して反文化的禁欲的生活を唱えた考え方だそうです。)




私は、“本氣”や“情熱”、“理念”というものに対して、

・恥ずかしいと思う

・理解しない、もしくは理解したくない

・馬鹿にする

と言った態度を取ってしまうのが、現代社会に蔓延る(はびこる)『 シニシズム 』だと考えております。


日本に『 シニシズム 』な人々が増えてしまった背景には、人格を形成する成長期の過程で、自分自身が“本氣”になった時に友人や親、先生等から馬鹿にされた経験がトラウマになっていたり、甘やかされて育ったために反抗期(交流分析で言うところの、I'm OK. You're Not OK.)のまま大人になってしまったという原因があるようです。




そんな『 シニシズム 』な社員やメンバーが組織やチームの多数を占めるようになると、組織やチームはどうなるでしょう。



一見、客観的に分析をしているような他者批判をする『 シニシズム 』な社員やメンバーは、「どうせ何も変わらない」という冷ややかな本音を持ちながら、自分の評価を左右する権力がある人の前では、とてもやる気がありそうな意見〈建前〉を述べるといった特徴があります。


例えば、熱く夢を語る直属の上司がいたとしても、その上の上司の方が自分の評価を左右すると思っている場合には、直属の上司には冷ややかで反抗的な態度を取ってしまうという感じです。

勿論、『 シニシズム 』な人ですから、自分自身の評価に関わる部分のみで人間関係を形成していて、プライバシーに深く関わられる事を嫌います。


最近では上司が飲み会に誘うと翌日に、「昨日の飲み会の分の残業代は出るんでしょうねぇ・・・」なんて事を平然と言ってしまう社員やメンバーがいらっしゃるくらいです。




『 シニシズム 』な社員やメンバーが組織やチームの多数を占めるようになると、一般的に民主主義的に使われる〈 多数決 〉の結果が、思わぬ方向に向いてしまう事も多くなります。

ご参考・多数決の弊害〜改〜




最も危険なのは、“本氣”でその組織やチームの“理念”に対して『心・氣持ち・情熱』を注ぎ込んでいる社員やメンバーの《 熱い想い 》を、〈 大数の法則 〉によって一気に冷めさせてしまう力があるという事です。





一般的に“経営理念”に対して“本氣”で『心・氣持ち・情熱』を注ぎ込む事が出来る社員ヤメンバーは、人数で言えば少数でしょう。


これは、“経営理念”が組織に浸透せずに悩んでいらっしゃる経営者の方々がたくさんいらっしゃる事からも、明らかな事実でしょう。



“理念”に対する“情熱”を冷笑しながら、“欲望”は悪いもの(建前)という美学を通じて、出来る人間を演じる社員やメンバーが増えてしまえば、その組織やチームの行く末は自ずと決まってくるでしょう。



さらに、自分の評価を左右する権力がある人の前では、とてもやる気がありそうな意見〈建前〉を述べるといった特徴がありますから、組織やチームの中での評価は高くなる傾向があります。

『 シニシズム 』な社員やメンバーが増えれば、当然、多数決でも冷笑の対象となる熱い社員やメンバーの意見は面倒臭いため、敵対視されます。



すると、組織やチームはどんどんと冷え切った数字と合理性だけの集団と化して来るのです。






あなたの組織やチームが『 シニシズム 』に毒されないためには・・・・・・・


あなた自身が“理念”に対して“本氣”で『心・氣持ち・情熱』を注ぎ込み続ける事。

そして、共に“理念”に対して“本氣”で『心・氣持ち・情熱』を注ぎ込み続けられる仲間をどんどん増やして行く事です。





経営理論や財務・会計をいくら勉強しても、マインドセットを大切にしなければ人は動かない。

そう、人間は感情の動物であり、意思決定するのはひとり一人の“自分自身”でしかないのです。





来年の事を言うと鬼が笑うとも言いますが、そろそろ良いでしょう。


来年こそは、“本氣”で『心・氣持ち・情熱』を込められる仕事をしたいですね。





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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。



今夜は、あなたの謙虚さを推し測ってみましょう





次のクイズを試してみてください。

これで、あなたの謙虚さが推し測れるかも知れません。




【 問題 】

あなたは暴風雨の中、車を運転しています。

バスの停留所が前の方に見えてきました。

そこには、3人の人がバスを待っているようです。


1人目・・・危篤らしい老婦人

2人目・・・かつてあなたの命を救ってくれた大親友

3人目・・・あなたが夢にまでみた完璧なパートナー



あなたの車はツーシーターで、二人しか乗る事が出来ません。

さてさて、あなたはどうしますか?




一般的には、1人目の「危篤らしい老婦人」を乗せて、病院に直行するという方が多いでしょう。



「自分の倫理観は正しい」っという承認欲求が先行し、三択のうちの「危篤らしい老婦人」を選ぶのは、ごくごく自然な選択と言えます。






ここで、もう一度、別の問題です。


「1人目、2人目、3人目のいずれかを選択する必要はありますか?」





おそらく、お読み頂いている方々の中には、

「ツーシーターなんだから、一人しか乗せられないじゃないか!!!」

っと、ご立腹の方がいらっしゃるかも知れません。




ですが、創造的な選択をしてみれば・・・・・・・・・・・


1.「かつてあなたの命を救ってくれた大親友」に車を貸す

2.「危篤らしい老婦人」を病院に連れて行ってくれるようにお願いする

3.「あなたが夢にまでみた完璧なパートナー」と次のバスを待つ


という選択であれば、総てが上手く行きますよね。





さてさて。。。。。。


この答えをお聴きになられて、あなたはどんな感情を持たれましたか?




「なるほどねぇ〜」

っとおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。




「そんなの屁理屈だ!」

とか、最近では、

「誰も乗せずに走り去る」

っとおっしゃる方もいらっしゃるかも知れません。






はじめは自分自身が運転して、3人のうちの誰かを乗せると考えてみたものの、創造的な選択によって総てが上手く行く方法を知り、素直に「なるほどねぇ〜」っと思われた方々は、謙虚で、自己革新・自己成長のスピードも早い方々です。



逆に、総てが上手く行く創造的な選択自体を否定するような気持ちが、真っ先に思い浮かんでしまった方々は、自分自身の考え方を守り抜きたいプライドが強く、自分の考え方ややり方を変えられない方々と言えます。



自己革新や自己成長のためには、創造的な選択、創造的な意思決定が不可欠なんですねぇ。




そんな「創造的な選択」=「クリエイティブ・チョイス」の他、自己革新や自己成長のための普遍的なスキル・ノウハウをまとめてくださっているのが、


必ず最善の答えが見つかる クリエイティブ・チョイス
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「クリエイティブ・チョイス〜堀田 浩二様著・日本実栄出版社 」


です。



秋の夜長に、本当におすすめする1冊です。

是非、ご覧くださいませ。






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2010年9月9日木曜日


太平洋側に抜けた台風一過のおかげで、秋らしく涼しいスタートの関東地方でしたが、午後になると気温が上がり、久しぶりにスーツでビシッと決めた腕や背中を汗が伝っておりました。

こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


伝わると言えば、「伝える力・伝える言葉」って簡単じゃないですよね。

あなたは職場や学校、地域社会、知人友人、家族まで含めて、人間関係やコミュニケーションの悩みで人生のどれだけの時間を無駄にしていらっしゃいますか?


仮に1日4時間程度頭を悩ましていたとしたら、

1週間で28時間

1ヶ月で120時間

3ヵ月で365時間

半年で730時間

1年で1460時間


1年で何と約2ヶ月分もの時間を無駄にしている事になります。



実は、人間関係やコミュニケーションの問題は、それだけ重要であり、ボラティリティ(変動率、変動性)の高いリスクなんですねぇ。



仮に人間関係やコミュニケーションに、何ら問題もなく、とっても友好的でみんなワクワクしながら相互支援を出来るような組織やチーム、社会だったら、どうでしょう。

おそらく時間が無駄にならないだけでなく、精神的ストレスもなくなり、業務連携もスムーズに捗(はかど)り、新しいアイデアもたくさん湧き出して、何をするのも楽しくなりますよねぇ。

キツい仕事も楽しく乗り越えられるでしょう。



ところが、同じ組織やチーム、社会の中にいながら、本音と建て前で敵になったり、味方になったり、他人ごとを装ったり‥‥‥‥

コソコソと小声で話しやすい人同士でだけ話し、他の人達が同じようにコソコソと話しているのを耳にすると、いらない詮索や思い込みをする‥‥‥‥



そんな無駄な時間をなくし、キツい仕事や環境を乗り越えられる組織やチーム、社会を生み出すための第一歩は、

元氣な挨拶

です。


デッカい声で元氣に挨拶をし続ける事が、人間関係やコミュニケーションの第一歩です。


相手の挨拶を待つのではなく、自らが率先して元氣に挨拶をしてみてください。


初めはなかなか返って来なくても、諦めずに続けてみてください。


挨拶なら、特に上下関係や地位は関係ないですよね。

あっ、勿論、礼儀は不可欠ですが‥‥‥



さぁ、まずは明日目覚めたら、親御さんや奥様、おじいちゃん、おばあちゃんに、元氣に挨拶してみましょう。


ご近所の方にゴミ捨てで会ったら、元氣に挨拶してみましょう。


駅まで自転車で通勤していらっしゃる方は、自転車置き場のおじさんに、元氣に挨拶してみましょう。


いつも朝に立ち寄るコンビニのお兄ちゃんに元氣に挨拶してみましょう。


部下や上司、同僚に、元氣に挨拶してみましょう。



初めは返って来なくても、根気よく、粘り強く続けていれば、必ず変化が現れますよ。


まずは、騙されたと思ってでも、やってみてください。



その効果に驚きますよ。






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肯定とは

存在そのものを認める事である



たとえ相手が自分と異なる意見や考え方だとしても

否定をせずに受け入れる





否定をすれば

相手が

なぜそう思うのか?

なぜそう決めたのか?

なぜそう行動したのか?

という部分に触れる事は無い





肯定をすれば

相手が

なぜそう思うのか?

なぜそう決めたのか?

なぜそう行動したのか?

という部分を深く考え

確認する事が出来る





自分とは異質の相手の“思い”や“意思”の存在を認められなければ

自らの世界は

自らのフレームの中に留まる




自分とは異質の相手の“思い”や“意思”の存在を認めれば

自らの世界は

自らの関わった総ての人のフレームを合わせた大きさに広がる





肯定とは

存在そのものを認める事である




否定とは

遮断と孤独を生むものである





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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


ところで、みなさまは、twitter やってますか?

2chにしても、twitter にしても、見ず知らずの他人を簡単に敵視したり、
馬鹿にしたりする方々が、まだまだいらっしゃるようです。

でも、その時々、その瞬間、瞬間に、他人を敵だと認識してしまったり、見方だと認識してしまったり、無意識のうちに敵味方をコロコロと変えてしまうのは、とっても危険な事なのです。


本名でもなく、相手も見えていないからこそ、簡単に相手を口撃したり、貶したり(けなしたり)、馬鹿にしたりする事は簡単に出来るでしょうが、だんだんと

「それが普通のこと」
「それが当り前のこと」

になってしまうと、リアルの世界でもそのような性格になってきてしまうかも・・・・・・

そんな危険性を感じている今夜も、

【パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本・市橋秀夫先生[監修]・講談社】

から、抜粋させていただきまして、パーソナリティ障害(人格障害)について考えてみたいと思います。



他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ に 〜

〜 〈妄想性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜


周囲の人の言動を常に自分に悪意があるのではないかと疑ってかかり、他人をなかなか信じない。極端な例では、些細な事で訴訟を起こしたりする。

疑り深く、簡単に人を信じない。愛憎が表裏一体で、裏切りを恐れる。


妄想性パーソナリティ障害と診断される方々は、常に他人を疑ってかかり、他人を信じる事が出来ません。

その強い疑りから疑心暗鬼となり、いちいち「相手が自分を騙そうとしているのではないか?」、「裏切ろうとしているのではないか?」と詮索をします。

そんな行動や考え方が他人とのコミュニケーションの障害となり、結果として「信じていたのに、また裏切られた。」という悲劇を繰り返してしまう事もあるようです。

精神的に不安定な幼少期から思春期に掛けて《 他人を信じても、どうせ裏切られる 》という強烈な思い込みが形成されてしまうと、自分を守るために「こいつは信じられるのか?」「裏切りやしないか?」「気安く近づいてくる奴は、絶対に何か企んでいる筈だ!」といった<最悪のケーススタディ>を常に頭の中で展開してしまう心の弱い人々が、〈妄想性パーソナリティ障害〉と分類されてしまうようです。

他人から見れば、猜疑心の塊で、他人を信じられないのは病気だと思われるかも知れませんが、本当にそうでしょうか?

それらの条件を【 アキバの動物からカリマス(借ります)理論 】に当てはめてみると、

***************************************************************************
【 アキバの動物からカリマス理論 】

わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃
***************************************************************************

幼少期から他人と比較されて、競争させられて育ってきた

「他人を蹴落としてでも、良い学校に入るべきだ」っと教えられてきた

「他人を蹴落としてでも、出世を目指さなければ勝ち組になれない」っと教えられてきた

一方で、他人を思いやる気持ちが大切だとも教えられてきた

“他人を思いやる気持ち”と“他人と競争して勝ち組になる”事に相反性が感じられる

そんな中で実際に何度も裏切られるような経験をしてきた


つまり、勝ち組・負け組という観念が強烈に刷り込まれた結果、他人を「 敵 or 味方 」のいずれかとして見るようになり、

自分を守るためには他人を思いやるよりも、他人に負けない事の方が大事だと思うようになる。



自分自身が

『自分を守るためには他人を思いやるよりも、他人に負けない事の方が大事』

だと思ってしまうと、他人も同じように考えているとしか思えなくなる事から、人と人との信頼関係や他人に対する思いやりといったものは総て本音ではなく建前としか受け取る事が出来なくなり、結果として騙し合いのような人間関係しか築けないようになってしまうものと思われます。




最近の若者の中には、実際には〈妄想性パーソナリティ障害〉とまで診断されていない人でも、年長者や上司に尊敬の念を全く持てず、逆に敵視していながら同じ組織やチームに所属するといった、歪んだ人間関係の中にいらっしゃる方々が増えているようです。


どのようにサポートしてあげれば人と人との支え合い、人と人との信頼関係、まごころや思いやりに気づいてもらえるのか?

やはり、周りの強い人達が信じ続けてあげる事。

根気よく支え続けてあげる事。

まごころや思いやりを持って接し続けてあげる事によって、気づかせてあげる事が大切ですね。



最後は結局、自分自身が気づき、自分自身が変わる必要があるのですから。

一番感受性の高い時期にじっくりと形成されてしまった性格のようなものですから、周りの強い人達は諦めず、じっくりと根気よく見守ってあげる必要がありますよね。





次回は、

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ ほ 〜

〜 〈強迫性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜

をお送りいたします。








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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


ところで、みなさまは、twitter やってますか?

2chにしても、twitter にしても、見ず知らずの他人を簡単に敵視したり、
馬鹿にしたりする方々が、まだまだいらっしゃるようです。

でも、その時々、その瞬間、瞬間に、他人を敵だと認識してしまったり、見方だと認識してしまったり、無意識のうちに敵味方をコロコロと変えてしまうのは、とっても危険な事なのです。


本名でもなく、相手も見えていないからこそ、簡単に相手を口撃したり、貶したり(けなしたり)、馬鹿にしたりする事は簡単に出来るでしょうが、だんだんと

「それが普通のこと」
「それが当り前のこと」

になってしまうと、リアルの世界でもそのような性格になってきてしまうかも・・・・・・

そんな危険性を感じている今夜も、

【パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本・市橋秀夫先生[監修]・講談社】


パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
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から、抜粋させていただきまして、パーソナリティ障害(人格障害)について考えてみたいと思います。



他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ は 〜

〜 〈回避性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜


困難が現れると、避ける事で自分を守る。やりたい事があっても、無理だろうと諦めてしまったり、やり始めても、やらない方が良かったのでは?っと思い悩む。

実行する前に諦めて、実行すると後悔する。


親や学校が子供の進むべきレールを総て敷いてしまうと、回避性パーソナリティ障害になりやすようです。

「あれをやりなさい。」
「これをやりなさい。」
「言われた通りにしなさい。」
「何で言われた通りに出来ないの?」
「勝手な事やったって、どうせ出来るわけないんだから。」
「やっぱり失敗したでしょ?」
「どうせダメだと思ったのよ。」
「ほら、やっぱりダメだったでしょ。」
「だから、言われた通りにしてればいいのよ。」
「だから、そんな事やっても無駄なのよ。」
・・・・etc.

《 親や先生から決められた通りにしなければいけない 》という拮抗禁止令が刷り込まれ、自分で考え、自分で意思決定し、自ら行動する事に対して不安を抱いてしまう人々が、〈回避性パーソナリティ障害〉と分類されてしまうようです。

他人から見れば、決断力と実行力が欠落しているように見られてしまいますが、本当にそうでしょうか?

それらの条件を【 アキバの動物からカリマス(借ります)理論 】に当てはめてみると、

***************************************************************************

【 アキバの動物からカリマス理論 】

わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃

***************************************************************************

言われた通りにしなさい

何で言われた通りに出来ないの?

言われた通りにしないから、失敗するのよ

どうせまた、失敗するんでしょ

やっぱり失敗した



つまり、

従えば従うほど自身を喪失し、ようやく成功したと思っても、親や先生が言った通りにしたからという経験を何度も積み重ねながら成長する事によって、失敗して怒られるくらいなら、言われた通りにしていた方が怒られなくて済むといった回避(=逃避)に繋がるのでしょう。

このような方々は、おそらく診断されていなくても、周りにたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

一般的な人よりも決断力と実行力に劣るだけで、「後の責任は俺が持ってやるから、自信を持ってやってみな。」っという親や上司に恵まれて、根気よく失敗を乗り越える事さえ出来れば、『 普通とは異なる 』と〈回避性パーソナリティ障害〉という“分類”をされずに済むようにも思います。


みんなひとり一人、同じように強さを持っている訳ではありません。

失敗すれば怒られる。
でも、やらなければもっと怒られる。
怒られないようにするには、命令に従っていればいい。
命令をされない状況に憤りを感じて、キレてしまう事もある。

自分はどうすれば良いのかわからない

不安

脅威

逃避

っとなってしまっても、おかしくないでしょう。

そんな方々が増えれば増えるほど、社会全体が

自分はどうすれば良いのかわからない

不安

脅威

逃避

攻撃

っとなり、親や上司、リーダー、政治家に対して、

「どうすれば良いのか、ちゃんと決めてくださいよ!!」

っと、詰め寄るようなおかしな社会になってしまいます。


本当は、いくら他人が指し示した方向だとしても、最終的に決断して実行するのは間違いなく自分自身なのですから、周りの強い人達がしっかりと認識した上で、サポートしてあげたいですよね。


明日は、

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ に 〜

〜 〈妄想性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜

をお送りいたします。




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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。

(本日は予定を変更して、<孤立型相互騙し合い社会のリスク>を、お伝えします)


関東地方の今日のお天気は、雨かと思いきや、晴れて蒸し暑さも増し、また雨が降って、きれいな虹まで出ちゃって、梅雨なんだかどうだかわからないお天気でした。


「わからない」と言えば、ネット上におけるハンドルネームのみのお付き合いでは、突然敵になったり、コロッと味方になったり、都合が悪くなれば消えて別名でまた現れたりといった、信頼関係の無いコミュニケーションも存在します。


場合によっては、会社や地域といったリアルなコミュニティーにおいても、他人と心の通った信頼関係を築く事なく、すべて建て前だけで仕方なく付き合っているように見受けられる方々もいらっしゃいます。


例えば、芸能関係の方々の中には、ワイドショー等のゴシップ系の番組で、他の芸能人をコケにするような口撃をペラペラと話しながら、いざ同じ仕事にブッキングされれば、言い訳でごまかして人間関係を修復しようとする方もいらっしゃるでしょう。


本人がいないところでは悪口や陥れるような事を平気で口走り、本人がいるところでは平成を装うどころか、逆に好意的な態度を取っていたり‥‥‥‥


このような行動は、おそらく、本人が精神的に弱いがゆえに、

多数の他人の中の自分を守るために

《 多数の他人が攻撃(口撃)している人を同じように攻撃(口撃)する事によって、仲間だと承認されたい。 》

という無意識な欲求が働いているものと考えられます。


ですから、攻撃(口撃)していた相手が目の前に現れると、コロッと手のひらを返したように平成を装ったり、好意的な態度を取ったりするのでしょう。


このケースのように、他人を思いやる気持ちやまごころが薄れ去り、心の通わない表面(おもてづら)で建て前の人間関係が広がれば、広がるほど、

“孤立型相互騙し合い社会”

のリスクは高まります。


表面上は偽善的で友好的な人間関係を築きながら、

「騙されるかも知れない」

というリスクが頭から離れず、

いつしか

“本音の自分自身”



“建て前の自分自身”

が異なった性格として成長し続けるようになり、

自分自身ではバランスが取れなくなってしまう。


そうです。


“境界性パーソナリティ障害”に発展してしまうリスクが、“孤立型騙し合い社会”には存在しているのです。



明日は、

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ は 〜

〜 〈回避性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜

をお送りいたします。

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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk
Manager の秋葉です。


素晴らしいお天気に恵まれたゴールデンウィークも終わり(‥‥‥あっ、今日・明日を休んで大型連休にしている方々もいらっしゃるかも知れませんが‥‥)、お疲れ気味の木曜日。

本日もお疲れ様でございました。



さてさて、休日の楽しみ方として、

ご主人は「○○○がいい!」

とか

奥様は「◇◇◇に行きたい!」
とか

お子様は「☆☆☆で遊びたい!」

なぁ〜んて意見がまとまらなかったご家庭もあるでしょう。



たとえ家族であっても、人はそれぞれの価値観を基準として、モノゴトを判断します。


人それぞれ、多少の価値観の違いはあるでしょうけれども、

「あの人とは、価値観が合わないの」

っと、価値観の相違が原因で人間関係が大きく左右される事も事実です。



面白いと思うモノゴトが異なったり‥‥‥

美味しいと思うモノゴトが異なったり‥‥‥

美しいと思うモノゴトが異なったり‥‥‥


たとえ価値観がお互いに異なっていたとしても、お互いの異なる価値観を受け入れて行くと、世界は広がります。



ところが、相手の価値観を否定すれば、相手との人間関係は上手く行かず、自分の価値観を否定されても、相手との人間関係は上手く行かないものです。




そんな価値観にも、チャンクがあります。


チャンクとは「塊(かたまり)」の事で、大きなチャンクは大分類、小さなチャンクは小分類といった形で、細分化する事をチャンクダウン、まとめ上げる事をチャンクアップと言います。



私がいつも『本来の価値観』と表現しているのは、十人十色、様々な価値観をまとめ上げ、チャンクアップした大きなチャンク価値観です。


モノゴトには、

『存在価値』と『付加価値』

がありますよね。


あっ、そうそう、“勘定”としての付加価値ではなく、“感情”としての付加価値です。



自分自身にとって不足しているモノゴト、必要なモノゴトが、
『存在価値』

となります。



自分自身の感情を動かすモノゴトが、

『付加価値』

となります。



これを経済的価値のみで切った場合には、

「高いモノゴトは良い」

「良いモノゴトだから、人気がある」

「人気があるから、良いモノゴトである」


という価値観となります。


経済的価値によって、モノゴトの良し悪しを判断する価値観を、私は

『お金基準の価値観』

と読んでいます。



『お金基準の価値観』であれば、自分自身の価値基準よりも、需給バランスやトレンドが優先されますので、自分自身が追い求めるモノゴトがなかなか定まりません。


その定まらない価値観の中で、その時々の気まぐれ的な発言によって、他人と対立してしまう事は、とても勿体ない事です。



『存在価値』+『付加価値』=『本来の価値観』

と表現して参りましたが、

もしかすると、

『存在価値』×『付加価値』=『本来の価値観』

かも知れません。



『存在価値』が無ければ、『付加価値』がいくらあっても、“ゼロ”ですからねぇ。





自分自身の中にホンモノを見出だす事が出来る『本来の価値観』


他人の価値観の中に自分を見出だす『お金基準の価値観』




『本来の価値観』をチャンクダウンすると、それぞれの価値観に繋がりますが、『お金基準の価値観』をチャンクダウンしても価値基準は『お金』ですから、割り切って対立しやすいのですねぇ。




それでは、今宵はこの辺で‥‥


詳細は、また改めてお伝えしましょう。





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あなたは、初対面で相手の事を

「あぁ、この人はこんなタイプだなぁ。」

とか

「コイツは、見るからに〇〇と同じようなタイプだなぁ。」

っと決めて掛かる事、ありませんか?



特に年配の人ほど、見た目や話し方の第一印象を過去の経験に照らし合わせて、

「コイツはおそらく、こんな性格で、このくらいの能力だろう。」

っと決めて掛かる事が多くなるようです。





・はじめから上手くいくか?

・後になって予想外の展開になるか?



それは、初対面の際のコミュニケーションの豊かさによって決まっちゃうんですね。





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こんにちは、カリマス(借ります)コンサルタントのアキバです。


ここのところ、陰湿な事件や、残虐な事件が特に増えてきましたねぇ。
そんなニュースを毎日のように耳にするのは健康にも悪いので、少しずつでも減らすためのお手伝いが出来ればいいなぁ〜っと思います。

そこで今日は、『序列の価値観』と『不安』について考えてみたいと思います。




【序列の価値観】


《無意識に人を上下や勝ち負けで見てしまう感覚》を『序列の価値観』と呼んでいます。
特に日本人は、受験戦争において『他人に勝つ』ための教育を受け続けた事により、少なからず身に染み付いてしまっているように見受けられます。


偏差値の高い学校に入る権利を勝ち取る事で誉められ、通信簿や試験で同級生と比較され、人間的成長よりも《点数》重視の教育を受けて育った結果、『序列の価値観』が染み付いてしまいます。


『序列の価値観』が染み付くと、何でも人の上に立てる事に結びつけて優越感を感じるようになります。


他人より少しでもノウハウを知っている事

他人より少しでもテクニックがある事

他人より少しでもスキルが高い事


勿論、地位や所得については当然の事ながら、優越感を感じます。





【不安】


以前、「動物からお借りしますの巻き」でご説明致しました通り、『不安』には他の感情を引き出す作用があります。


動物は『知らない』環境に連れて行かれたり、『知らない』人に合わせられたり、『知らない』物を近づけられたりすると『不安』になります。

『知らない』という事はリスクコントロールが効かない状態、すなわち、《次にどうすれば良いのかわからない》状態を指します。


『わからない』状況が続くといろいろ考えても結論を出す事が出来ず、感情が不安定になるため、『不安』になるのです。

その『不安』な状態が継続すると、はじめは『脅え』ます。

『脅え』た状態が継続すると、ますます感情が不安定になりますから、その状況から『逃避』しようとします。

『逃避』しても逃げ切れず、追い詰められてしまうと感情はもっと不安定な状態になり、『不安』要素を『攻撃』する事によって目の前から排除しようとします。


『わからない』
 ↓
『不安』
 ↓
『脅威』
 ↓
『逃避』
 ↓
『攻撃』


この一連の感情の変化や行動は、人間でも同じように現れます。






【『序列の価値観』+『不安』】


本来は《無限の可能性を持った》子供達が、他人と《点数》によって比較されて育てられています。
他人よりも《点数》が高ければ誉められますが、他人よりも《点数》が低ければ「《何で》出来ないんだ!!」っと怒られる事も多いようです。

学校教育だけではなく、家庭教育においても、「《何で》言うことを聞けないの!!」っとか、「《何で》出来ないの!!」なぁんて、巷で良く耳にする言葉ですよね。


特に良くないのは、教える立場の人が《何で》を多用する事です。
(勿論、そればかりではありませんが...)


例えば、あなたが一生懸命努力しているにも関わらず、手品が出来なかったと仮定します。

あなたは寝る間も惜しんで練習していましたが、そんなあなたの努力している姿なんて見も聞きもせずに、「《何で》出来ないんだ!!」っと頭ごなしに言われたらどうですか?

ほとんどの人は、その《何で》の部分がわからないために出来ないだけなのです。
《何で》がわかっていても出来ないのは、その《何で》の部分を細分化して1つずつクリアする方法に気づいていないだけなのです。


それを、《何で》?《何で》?っと責め立てても、『わからない』事で追い詰めているのと同じ事ですよね。


かわいそうに、そんな『不安』に追い掛けられるような生活を、まだ人間性の出来上がっていない、人格が出来上がっていない幼少期から送っていれば、子供達はさぞかし『不安』でしょう。


さて、社会ですから大人も同様です。

頑張って、頑張って、働いて来たら、会社は銀行から貸し剥がしを受け、社員はリストラされ、おまけに《勝ち組》《負け組》と個人の私生活にまで『序列』をつけられて、さぞかし大人も『不安』だったでしょう。
(過去形が正しいとは思いませんが...)


『不安』な上に、子供は受験戦争に勝たなければダメ出しを喰らい、大人は地位やスキル、ノウハウ(場合によってはルックスまで)で他人に勝たなければ《負け組》のレッテルを貼られてきました。


その結果、《人の上に立つ事》が出来ない事に対して、強い劣等感を感じるようになります。
強い劣等感を感じつつ、自分の将来に対しての『不安』に追い詰められると、他人を《自分が上に立つ、もしくは自分が上に立ち続ける》ための阻害要因として『脅威』を感じたり、『敵視』するようになります。


この社会的な対人『脅威』と対人『敵視』を明確に感じ取っている方は少ないでしょう。
ですが、ほとんどの場合は無意識に『脅威』か『敵視』を感じて反応しています。


はじめは小さな組織内で《自分が上に立つ、もしくは自分が上に立ち続ける》ために必要な人とそれ以外の人との選別が無意識の内に行われます。

小さな組織とは、学校で言えば友達同士や同じクラス程度の人数の組織です。社会人の場合は、同期入社同士とか、同年代同士といったところです。


そして徐々に、より大きなサイズの組織にまで選別が進むようになります。


学校や会社といったサイズの組織の場合には、《自分が上に立つ、もしくは自分が上に立ち続ける》ために特に必要ではない人に対してでもコミュニケーションを取る必要がある距離にいます。

地域社会や、街中、電車の中といった所では、特にコミュニケーションを取る必要性はない事から、他人は《自分には関係の無い人》と選別するようになります。

《自分には関係の無い人》ですから、電車に乗る時は降りる人なんかお構いなしで「我先に」乗り込みます。
車は道を譲りませんし、電車でお年寄りや妊婦さんに席も譲りませんし、倒れた人も助けません。

「そんなの関係ねぇ〜」なのです。

そんな大人が、最近どれだけ増えた事でしょう。
悲しい現実です。



しかしながら、人の感受性は様々ですから、人によっては地域社会のような大きな組織内においても、『関係ない』とする事が出来ず、対人『脅威』や対人『敵視』を感じてしまう場合があります。


家族というサイズの組織では、対人コミュニケーションを取らざるを得ません。

家族内で対人『脅威』を感じはじめると、自らの部屋に引きこもるか、家出をして『逃避』するしかなくなります。

家族内で対人『敵視』にまで発展すると、家庭内暴力が発生し、場合によっては殺人事件にまで発展してしまいます。


同様に、地域社会のような大きな組織内において対人『脅威』を強く感じるようになると、家の中に引きこもります。

地域社会で対人『敵視』にまで発展すると、通り魔などの事件につながります。通り魔は大袈裟かも知れませんが、地域社会において軽く対人『敵視』を感じ始めている人は、街中で何も関係のない人まで睨んだり、喧嘩っ早くなっていたりします。


地域社会において、軽くでも対人『脅威』を感じている子供が、家族から《何で》?《何で》?っと責め立てられ、追い詰められるような状況が続けば、『攻撃』に変化するのも当然です。
非常に冷たい言い方かも知れませんが、当然です。


『序列の価値観』と『不安』に追い詰められて、精神力や人間力が未発達の人が、言うことを聞かない子供や配偶者に対して『攻撃』してしまう事も、偶然ではありません。


学校や会社において、《いじめ》や暴力行為、パワーハラスメント等が起こってしまう事の原因も、『序列の価値観』と『不安』の関係から説明出来てしまいます。


そんな『序列の価値観』と『不安』ですが、実はまだ今ひとつしっくり来ない部分も感じています。
そんな中、昨日2007年9月22日、心理カウンセラーの東京ビジネスラボラトリー・朝妻秀子先生から、『共感』と『共依存』というものを教えて頂きました。

この『共依存』というもの。
やはりコンサルティングに心理学が必要になってきていることを改めて実感させてくれるものでした。


そこで次回は、心理カウンセラーの東京ビジネスラボラトリー・朝妻秀子先生からお借りして、『共感』と『共依存』に『序列の価値観』や『貢献』といった部分をmixしてお送り致します。


お楽しみに。



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