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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。


ところで、みなさまは、twitter やってますか?

2chにしても、twitter にしても、見ず知らずの他人を簡単に敵視したり、
馬鹿にしたりする方々が、まだまだいらっしゃるようです。

でも、その時々、その瞬間、瞬間に、他人を敵だと認識してしまったり、見方だと認識してしまったり、無意識のうちに敵味方をコロコロと変えてしまうのは、とっても危険な事なのです。


本名でもなく、相手も見えていないからこそ、簡単に相手を口撃したり、貶したり(けなしたり)、馬鹿にしたりする事は簡単に出来るでしょうが、だんだんと

「それが普通のこと」
「それが当り前のこと」

になってしまうと、リアルの世界でもそのような性格になってきてしまうかも・・・・・・

そんな危険性を感じている今夜も、

【パーソナリティ障害(人格障害)のことがよくわかる本・市橋秀夫先生[監修]・講談社】


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から、抜粋させていただきまして、パーソナリティ障害(人格障害)について考えてみたいと思います。



他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ は 〜

〜 〈回避性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜


困難が現れると、避ける事で自分を守る。やりたい事があっても、無理だろうと諦めてしまったり、やり始めても、やらない方が良かったのでは?っと思い悩む。

実行する前に諦めて、実行すると後悔する。


親や学校が子供の進むべきレールを総て敷いてしまうと、回避性パーソナリティ障害になりやすようです。

「あれをやりなさい。」
「これをやりなさい。」
「言われた通りにしなさい。」
「何で言われた通りに出来ないの?」
「勝手な事やったって、どうせ出来るわけないんだから。」
「やっぱり失敗したでしょ?」
「どうせダメだと思ったのよ。」
「ほら、やっぱりダメだったでしょ。」
「だから、言われた通りにしてればいいのよ。」
「だから、そんな事やっても無駄なのよ。」
・・・・etc.

《 親や先生から決められた通りにしなければいけない 》という拮抗禁止令が刷り込まれ、自分で考え、自分で意思決定し、自ら行動する事に対して不安を抱いてしまう人々が、〈回避性パーソナリティ障害〉と分類されてしまうようです。

他人から見れば、決断力と実行力が欠落しているように見られてしまいますが、本当にそうでしょうか?

それらの条件を【 アキバの動物からカリマス(借ります)理論 】に当てはめてみると、

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【 アキバの動物からカリマス理論 】

わからないモノゴト

不安

脅威

逃避

攻撃

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言われた通りにしなさい

何で言われた通りに出来ないの?

言われた通りにしないから、失敗するのよ

どうせまた、失敗するんでしょ

やっぱり失敗した



つまり、

従えば従うほど自身を喪失し、ようやく成功したと思っても、親や先生が言った通りにしたからという経験を何度も積み重ねながら成長する事によって、失敗して怒られるくらいなら、言われた通りにしていた方が怒られなくて済むといった回避(=逃避)に繋がるのでしょう。

このような方々は、おそらく診断されていなくても、周りにたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?

一般的な人よりも決断力と実行力に劣るだけで、「後の責任は俺が持ってやるから、自信を持ってやってみな。」っという親や上司に恵まれて、根気よく失敗を乗り越える事さえ出来れば、『 普通とは異なる 』と〈回避性パーソナリティ障害〉という“分類”をされずに済むようにも思います。


みんなひとり一人、同じように強さを持っている訳ではありません。

失敗すれば怒られる。
でも、やらなければもっと怒られる。
怒られないようにするには、命令に従っていればいい。
命令をされない状況に憤りを感じて、キレてしまう事もある。

自分はどうすれば良いのかわからない

不安

脅威

逃避

っとなってしまっても、おかしくないでしょう。

そんな方々が増えれば増えるほど、社会全体が

自分はどうすれば良いのかわからない

不安

脅威

逃避

攻撃

っとなり、親や上司、リーダー、政治家に対して、

「どうすれば良いのか、ちゃんと決めてくださいよ!!」

っと、詰め寄るようなおかしな社会になってしまいます。


本当は、いくら他人が指し示した方向だとしても、最終的に決断して実行するのは間違いなく自分自身なのですから、周りの強い人達がしっかりと認識した上で、サポートしてあげたいですよね。


明日は、

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ に 〜

〜 〈妄想性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜

をお送りいたします。




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こんばんは、経営理念コンサルタントでリスクマネジメント協会 Certified Risk Manager のアキバです。

(本日は予定を変更して、<孤立型相互騙し合い社会のリスク>を、お伝えします)


関東地方の今日のお天気は、雨かと思いきや、晴れて蒸し暑さも増し、また雨が降って、きれいな虹まで出ちゃって、梅雨なんだかどうだかわからないお天気でした。


「わからない」と言えば、ネット上におけるハンドルネームのみのお付き合いでは、突然敵になったり、コロッと味方になったり、都合が悪くなれば消えて別名でまた現れたりといった、信頼関係の無いコミュニケーションも存在します。


場合によっては、会社や地域といったリアルなコミュニティーにおいても、他人と心の通った信頼関係を築く事なく、すべて建て前だけで仕方なく付き合っているように見受けられる方々もいらっしゃいます。


例えば、芸能関係の方々の中には、ワイドショー等のゴシップ系の番組で、他の芸能人をコケにするような口撃をペラペラと話しながら、いざ同じ仕事にブッキングされれば、言い訳でごまかして人間関係を修復しようとする方もいらっしゃるでしょう。


本人がいないところでは悪口や陥れるような事を平気で口走り、本人がいるところでは平成を装うどころか、逆に好意的な態度を取っていたり‥‥‥‥


このような行動は、おそらく、本人が精神的に弱いがゆえに、

多数の他人の中の自分を守るために

《 多数の他人が攻撃(口撃)している人を同じように攻撃(口撃)する事によって、仲間だと承認されたい。 》

という無意識な欲求が働いているものと考えられます。


ですから、攻撃(口撃)していた相手が目の前に現れると、コロッと手のひらを返したように平成を装ったり、好意的な態度を取ったりするのでしょう。


このケースのように、他人を思いやる気持ちやまごころが薄れ去り、心の通わない表面(おもてづら)で建て前の人間関係が広がれば、広がるほど、

“孤立型相互騙し合い社会”

のリスクは高まります。


表面上は偽善的で友好的な人間関係を築きながら、

「騙されるかも知れない」

というリスクが頭から離れず、

いつしか

“本音の自分自身”



“建て前の自分自身”

が異なった性格として成長し続けるようになり、

自分自身ではバランスが取れなくなってしまう。


そうです。


“境界性パーソナリティ障害”に発展してしまうリスクが、“孤立型騙し合い社会”には存在しているのです。



明日は、

他人を簡単に敵視したり馬鹿にする心理のリスク 〜 其の弐 ・ は 〜

〜 〈回避性パーソナリティ障害〉について、考えてみましょう 〜

をお送りいたします。

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